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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・2部第2節レポート

2017/05/04
 『JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ第2節は4月29日(土・祝)に6試合が行われた。



◯前節は1点差で惜敗を喫し、今節こそは勝利を掴みたい青山学院大学(8位・勝点0)と、開幕スタートに成功し、このまま好調の波に乗りたい拓殖大学(5位・勝点3)の一戦。

 試合は序盤から青学大が主導権を握る展開となる。青学大はエースストライカーの9番・窪園大地にボールを集めて果敢に攻め立てる。守備の時間を強いられる拓大だったが、自陣に強固なブロックを形成し青学大にチャンスを作らせない。一方攻撃面では、奪った後に縦に素早く攻めるカウンターサッカーでゴールを狙う。互いに激しい攻防を繰り広げる両チームだったが、スコアは動かず試合を折り返した。
 後半は交代選手が流れを変えた。青学大は61分に16番・尾ノ上幸生、76分に13番・森孝輔を投入、持ち前のテクニックで攻撃を活性化させる。試合が動いたのは試合終盤の86分だった。交代出場青学大の16番・尾ノ上がコーナーキックからクロスをあげる。このボールは一度はクリアされたものの、こぼれ球に素早く反応した7番・山田武典が右足でシュートを放つ。これが拓大ゴールに決まり、青学大が先制に成功。その後は、拓大が反撃を試みたが得点には至らず試合終了。青学大が1点を守りきり、勝利を収めた。
 青学大は積極的に攻めた姿勢が功を奏し、今季初勝利を掴んだ。次節は東京農業大学と対戦。一方、負けた拓大は試合を通じて総シュートが2本とチャンスメイクがうまくいかなかった印象だ。次節は強豪の中央大学と対戦する。


◯前節から大幅にメンバーを入れ替え、今季初勝利を狙う東京農業大学(勝点0・7位)と、前節は国士舘大学に惜敗し、今節こそは勝点3がほしい東海大学(勝点0・11位)の一戦。

 前半は東農大がロングボールを駆使してピッチを広く使い、東海大を攻攻撃。一方の東海大はボールを奪取してからのカウンターとロングスロー、さらには16番・半沢拓也の184センチの長身を活かした攻撃を展開する。しかし、前半は両チームともにチャンスを作るものの得点を決められず、試合が動いたのは後半の68分だった。東農大の7番・神沼拓海のパスを左サイドで受けた26番・土屋守がクロスを上げると、10番・牧寛史がそれに合わせて東農大が均衡を破る。「まず前半は無失点でいこうと話していた。後半は足元を狙って、自分たちのゲームができていたと思う」とアシストの7番・上沼。先制点で勢いに乗った東農大は76分、ゴール前で10番・牧のパスを受けた33番・渡部公平がシュートを放ち追加点。途中出場のルーキー、33番・渡部のゴールで、東農大が東海大とのリードを2点差に広げる。反撃に出たい東海大だったが、全体的に運動量が落ち、攻撃に勢いを取り戻せないまま2-0で試合終了。
 三浦佑介新監督のもと今季初勝利を掴んだ東農大は、次節、同じく今季初白星を挙げた青山学院大学と対戦。「去年は攻撃の選手がメインだった。今年は去年のいいところを継続しつつ、前から守備をするといった部分も出せていると思う」(7番・神沼)。一方、敗れた東海大は開幕2連敗と厳しい状況に。次節の立正大学戦に向けて、2失点の課題を修正したいところだ。


〇開幕戦勝利の勢いをゴールデンウィーク3連戦につなげたい神奈川大学(勝点3・1位)と、関東リーグ復帰後のかつ勝利を狙う立正大学(勝点0・9位)の一戦。

 昨季3位の神大と、都リーグから関東に昇格した立正大の一戦は、前半から立正大が優位に試合を進める。立正大のゴール前には強靭なDFの壁が立ちはだかり、勢いのあるFWが神大ゴールに襲い掛かる。立正大は9番・関岡亮太にボールを集めるが、対する神大も両センターバックの5番・寺前光太と4番・白井達也がゴールを割らせず、スコアレスで試合を折り返す。
 しかし後半開始直後の49分、立正大が右サイドから神大の守備を崩す。最後は3番・鈴木順也がヘディングシュートを放ち先制。続く59分に6番・長谷川歓大がゴールを決めて2-0とリードを広げる。後がない神大は2枚の攻撃的な選手を投入して勝負に出る。次第に攻めに転じた神大は79分、ゴール前の混戦からのこぼれ球に、7番・河村英侑が右足を振り抜いてゴール。1点差とするが、その後は立正大が守りきって関東リーグ復帰初勝利を収めた。
立正大は昨季、最終節で1部昇格を逃した1部昇格候補の一角である神大相手に貴重な勝点3をゲット。次節は2連敗中で最下位に沈む東海大学と対戦となるだけに、このまま勢いに乗って連勝を狙いたいところ。一方の神大はあと1点まで迫るも敗戦。次戦までは中3日と短いが修正して、東京学芸大学との一戦に備える。


〇開幕戦ともに勝利し、勢いに乗りたい早稲田大学(勝点3・3位)と中央大学(勝点3・1位)の一戦。

 ともに1部昇格候補の筆頭と目される両チームの上位対決は、立ち上がりから激しい攻防を繰り広げられた。しかし昨季1部の早大が徐々にペースを握り、試合を優位に運ぶ。前半10分、コーナーキックの混戦の中、中大GKのクリアミスが早大19番・武颯の体に当たってそのままゴール。早大がラッキーな形で先制点を得る。さらに43分、ハーフウェーラインからパスを受けた早大19番・武がゴール前まで独創。勢いよくシュートを突き刺して追加点を挙げ、早大が2-0とリードして前半を終了する。
後半は雷雨の影響で30分キックオフが遅れたが、両チームともに集中力を切らさず後半が開始。すると前半とは一転、中大がボールを繋いでペースをつかむ。後半の72分には、左サイドからのクロスに17番・大橋祐紀が頭で合わせてゴール。対する早大は2枚目の警告を受けた8番・今来俊介が退場となり、中大が更なる猛攻を仕掛ける。83分にはまたしても17番・大橋がサイドからのクロスを頭で合わせ貴重な同点ゴールをマーク。逆転ゴールを狙う中大は、その後も果敢に早大ゴールへ迫るが、早大も守りきって試合は2-2のまま終了。注目の上位対決は、ドローで勝点を分け合う結果となった。
後半から失速し、連勝を逃した早大。次節、朝鮮大学校との一戦で巻き返しなるか。一方の中大は、退場者が出て数的優位にたったとはいえ後半から怒涛の追い上げで強豪・早大との一戦を終えた。勝利こそならなかったものの、手応えのある内容だったことは違いない。次節は拓殖大学との"八王子ダービー"。勝点を落とさず、上位をキープしたいところだ。


○開幕戦で白星スタートを飾った東京学芸大学(勝点3・6位)と、対照的に黒星スタートとなり、勝利がほしい日本大学(勝点0・12位)との対戦。

 試合の立ち上がりは、両チームともにチャンスをつくるも、互いにゴールネットを揺らせない展開が続いた。そのまま0-0で前半を折り返すと思われた42分、ワンプレーで試合は動いた。日大がコーナーキックからゴール前にボールを入れると、混戦から7番・金子拓郎が押し込んで先制する。勢いに乗った日大は、4分後の45+1分にペナルティーキックを獲得。これを6番・内田主理が落ち着いて決め、前半終了間際の得点で、2-0とリードして前半を折り返す。
 反撃に出たい東学大は69分、こちらもペナルティーキックを獲得すると、10番・岸寛太がきっちり決めて1点を返す。この得点から試合の主導権を握った東学大だったが、ホームグラウンド開催で多くの声援を受ける日大は、最後まで足を止めなかった。84分、左サイドの8番・堀口護からパスを受けた23番・楜澤健太が左足一閃。東学大を突き放す3点目を決める。さらに4分後の88分、ドリブル突破を図った7番・金子がダメ押しの4点目。DFながら2得点を決めた7番・金子の大活躍で日大が1-4で東学大を下し、関東リーグ昇格後、初の勝点3を獲得した。
 勝利をした日大は次節、現在2部唯一の2連勝で単独首位を走る国士舘大学と対戦。1部昇格候補の筆頭で、力のあるチームとの対戦となるが、試合会場は3戦連続となる日本大学稲城総合グラウンド。ホームの声援を背に、さらなる勝点を狙う。
 完敗を喫した東学大は連勝ならず。しかしまだリーグ戦は始まったばかり。中3日の連戦となるが、次戦の神奈川大学戦に向けてまずは4失点の守備の立て直しを図る。


○主将10番・平野佑一の活躍で開幕白星スタートをした国士舘大学(勝点3・4位)と、黒星発進となった朝鮮大学校(勝点0・9位)の対戦。

 開幕戦で2得点を挙げ、勝利に大きく貢献した10番・平野が怪我で欠く国士大。その影響か、試合序盤は朝鮮大にペースを握られる展開に。朝鮮大は前線からのハイプレッシャーで国士大にボールを繋がせず、相手陣内でプレーすることに成功。決定的なチャンスにこそ持ち込めないものの、国士大にほとんど攻撃の時間を与えない。しかし、先制したのは国士大だった。23分、コーナーキックを得た国士大は、これを7番・荒木翔が直接狙ってゴールイン。天皇杯1回戦のブラウブリッツ秋田戦に続き公式戦としては2戦連続、今シーズン3度目となる7番・荒木のコーナーキックから直接ゴールで国士大が先制する。そこから一気に、流れは国士大に傾く。10番・平野に代わってボランチに入った17番・近藤大貴が、何度となくサイドに大きく展開。幅を使った攻撃で、追加点を狙う。 迎えた後半、同点に追いつきたい朝鮮大は前半よりも運動量を増やし、国士大ゴールに迫る。日本大学稲城総合グラウンド特有の長い人工芝の影響もあってか、次第に国士大の選手に疲れが見え始めるが朝鮮大は決定的なチャンスを決めきれない。結局、交代選手をうまく使いながら1点を守り切った国士大が勝利し、開幕からの2連勝を飾った。
 勝利をした国士大は、2部リーグ唯一の2連勝で単独首位に浮上。しかし、得点を振り返ると2試合であげた3ゴールは全てセットプレーからの得点となっている。次節の日本大学戦では、流れからの得点で下位を突き放したいところだ。
 対する朝鮮大は、これで2連敗。しかし失点場面以外では体を張って決定的なチャンスを作らせず、試合内容では前向きな部分が多い。この内容を、次節の早稲田大学戦にどう活かすか。1部リーグでの優勝経験もある強豪との対戦で、その実力が問われることになるだろう。



 次節第3節は、5月3日(水・祝)に日本大学稲城総合グラウンドにて神奈川大学と東京学芸大学、国士館大学と日本大学が対戦。立正大学熊谷キャンパスサッカー場にて東海大学と立正大学、早稲田大学と朝鮮大学校、拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場にて中央大学と拓殖大学、東京農業大学と青山学院大学の試合が行われる。
 連勝チーム、連敗チームで次第に勝点差がついてくるゴールデンウィーク3連戦もここで折り返しとなり、体力、集中力とともにチーム力も問われることになるだろう。身「勝利」を得るための、どのチームにとっても負けられない戦いが繰り広げられる。

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