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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・2部第5節レポート

2017/05/17
 『JR東日本カップ2017 第901回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ第5節は、5月13日(土)に2試合、5月14(日)に4試合が行われた。


〇今節こそ勝点3を得て首位を追いたい中央大学(勝点8・3位)と、2連敗中で勝利が欲しい日本大学(勝点3・10位)の一戦。

 試合は立ち上がりから中大が攻め込む展開となった。右サイドバックの6番・金子理史を起点に攻撃を仕掛けていく。しかし守備に重点を置く日大相手に、なかなかゴール前まで侵入することができない。一方の日大も機会をうかがいながらカウンター攻撃で得点を狙うが、両チーム最後の場面で決めきれず、無得点のまま前半は終了する。
 後半に入ると中大はボールを保持しつつ、10番・寺村介が積極的にシュートを放つなどしてゴールを狙う。対する日大も10番・吉永大志が決定的なチャンスを迎えるが、これはGKが弾いてわずかに枠の外へ。その後も7番・金子拓郎がリズムを作って前線にボールをつなげるなど、前半より攻めの姿勢を見せる日大。そんな中、中大も良くない流れを断ち切ろうと前線の選手を代えて、3枚の交代を使い切るが、どうしても日大の徹底した守備を崩すことができない。両チームGKの活躍もあり、結局スコアレスドローで試合は終了した。
 中大はこれで5戦負けなしとなったが、2勝3分と引き分けが先行している状態。辛うじて3位をキープしているものの、4位の拓殖大学との勝点差はわずか2。一方で首位の国士舘大学とは勝点6差、2位の早稲田大学とも4差をつけられている。次節対戦する東京農業大学は2連敗中といまひとつ調子を上げられていないが、実力は確かなだけに油断は大敵だ。
 日大はこれで3戦連続勝利から遠ざかっている苦しい状況。得失点差で10位にはつけているものの、降格圏内に沈んでいる。次節は勝点4で並ぶ最下位の朝鮮大学校と対戦。目標である2部リーグ残留のためにも、負けられない試合となる。


○開幕4連勝と勢いが止まらない国士舘大学(勝点12・1位)と、前節は朝鮮大学校に惜敗し、波に乗り切れない東京農業大学(勝点6・4位)の対戦。

 試合序盤、ゴールに迫ったのは東農大だった。3バックからFW9の番・磯野隆明へのロングパスが送られるシーンが何度もみられ、国士大のディフェンスラインを下げることに成功。対する国士大は、主導権を握れない時間帯が続きながらも、ボールを奪うとサイドチェンジで東農大を揺さぶり、ボール支配率をあげていく。やがて4連勝の勢いが少しずつ見え始めると、国士大が先にゲームを動かす。21分、左サイドから7番・荒木翔がクロスをあげると、19番・高橋利樹が折り返したボールを8番・山口和樹が押し込んで先制。勢いにのった国士大は、さらに37分、22番・諸岡裕人がペナルティーエリア内で倒されペナルティーキックを獲得。これを10番・平野佑一がきっちり決めて、追加点。2-0で試合を折り返す。
 後半は一転して、東農大が試合を優位に進める。足が止まり始めた国士大に対してサイドを崩すシーンが増え始め、東農大のシュート数が増加。特に右サイドの攻撃から何度となく決定的な場面を作るが、最後のシーンで決定力に欠き、フレッシュな選手を投入してもなかなかネットを揺らすことができない。試合終了間際の90+3分、17番・手塚竣一朗のロングボールに、4番・中島拓真がヘディングでつなぐと、最後は途中出場の29番・渡部太一が頭で押し込み、ようやく1点を返すもここでタイムアップ。後半、東農大の反撃を凌いだ国士大が2-1で勝利した。
 国士大はこれで開幕5連勝。後半はヒヤリとする場面もあったが、確実に勝点3を積み上げた。「公式戦で1部の大学やJFL、J3と対戦して勝ち続けていることが選手の自信になっている」と細田三ニ監督。次節で対戦する神奈川大学は「割りと似たタイプのチーム」という。「ウチは真ん中から崩していくタイプのチームではない。両ワイドが前に出てボールを供給できれば。今のところ展開力もあると思うし、自分たちの狙いどおりのサッカーはできている。それが強み」だ、とも。天皇杯やその予選も含めると公式戦13連勝。はたしてこの連勝をどこまで伸ばすのか。次節は集中応援も開催されるだけに、順調に連勝を"14"にしたいところだ。
 一方惜敗した東農大は、後半だけをみれば国士大を圧倒していただけに悔しい敗戦となった。次節は、こちらも波に乗りきれない中央大学と対戦する。2連敗中ではあるが、勝てば上位に食い込み、3連敗となれば下位グループ入りという順位。次の試合の勝敗が、前期の後半戦に大きな意味をもつことは間違いないだろう。


◯前節の勝利の勢いそのままに連勝を狙う拓殖大学(勝点6・7位)と、今季初勝利を挙げて調子の上がってきた朝鮮大学校(勝点3・12位)の一戦。

 お互いに連勝のかかった一戦で、序盤から相手をうかがう落ち着いた展開となった。次第に試合の主導権を握ったのは拓大。拓大は、10番・小島樹を中心とした攻撃で朝鮮大ゴールを果敢に攻め立てる。守備を強いられる形となった朝鮮大は引いて守り、強固な守備ブロックを形成しながら堅守からの速攻を狙う。朝鮮大はセットプレーからチャンスを作り、10番・金成純の正確なキックにセンターバックの6番・白明哲が合わせるが、拓大のゴールを割ることはできない。前半は両チームともにシュート数1と、決定機を作り出せず、スコアレスで折り返す。
 後半も拓大の攻める時間帯が続いた。拓大はサイドからの攻撃を徹底し、左サイドの8番・冨田博斗と16番・金井明寛が積極的にドリブルで仕掛ける。しかし、なかなか朝鮮大の守備を崩すことができない。拓大は流れを変えるべく、71分に31番・稲垣達也、79分に14番・大山徹を投入して攻撃にアクセントを加える。一方の朝鮮大は86分に19番・韓勇太がこの試合2枚目の警告で退場に。数的優位に立ち猛攻を仕掛けた拓大だったが、最後まで得点を決められないまま0-0でタイムアップ。両チーム不完全燃焼のまま勝点1を分け合った。
 しかし拓大は勝点を7に伸ばし、順位も4位に上がる結果に。次節は5戦負け無しで現在2位の強豪・早稲田大学と対戦する。下位との差が詰まっているだけに、ここで上位に勝って下との勝点差を広げたい。一方、勝点を4に伸ばしたものの、朝鮮大は得失点差で以前最下位の12位に低迷している。次節・日本大学戦では19番・韓勇太が出場停止となる厳しい状況だが、勝点3を得て最下位グループらから脱したい。


◯4試合で14得点と攻撃陣が好調の早稲田大学(勝点10・2位)と、前節に5得点で大勝し勢いのある東海大学(勝点4・7位)の一戦。

 試合は開始早々から東海大が自陣で守備ブロックを形成し、早大がボールを回しながらチャンスを探る展開となった。早大のペースで試合が進み、やがてFWを起点に徐々に早大がシュートまで持ち込むシーンが多くなっていく。スコアが動いたのは37分、コーナーキックから早大7番・相馬勇紀がゴール前にボールを入れると、それに4番・鈴木準弥がヘディングで合わせて先制点を決める。この先制点で早大の攻撃が噛み合い始め、45分には14番・石川大貴のパスを受けた19番・武颯が右足を振り抜いてゴールを決め、2-0で試合を折り返す。
 後半も試合の主導権を握ったのは早大。68分、24番・井上純平のパスをゴール前で受けた19番・武が右足でシュートを放ち3点目。東海大を突き放した。反撃したい東海大は73分に10番・堀越大蔵を投入。すると、この交代が早速功を奏した。早大のビルドアップのミスを逃さなかった10番・堀越がボールを奪い、そのままシュートを放ちゴール。東海大が意地を見せるも、早大の攻撃を止めるまでには至らなかった。85分、14番・石川のパスを受けた11番・柳沢拓弥がダメ押しとなる4点目を決め、試合終了。4-1で早大が勝利を収めた。
 勝利を掴んだ早大は勝点を13に伸ばし首位の国士舘大学に2ポイント差で追随。次節は4位の拓殖大学と対戦。上位対決となるだけに、ここで勝点差を広げておきたい。また、開幕から5試合連続でゴールを挙げている、19番・武の連続記録がどこまで伸びるかも注目だ。一方、敗れた東海大は4失点を喫する悔しい結果となった。今季はまだ1勝と苦しい流れが続いているが、次節は順位がひとつ上の東京学芸大学と対戦する。勝点差は1と、勝てば順位をひっくり返すことも可能な相手だけに、今季2勝目を挙げて前期の後半戦につなげたいところだ。


〇開幕から1勝1分2敗と、波に乗り切れていない東京学芸大学(勝点4・9位)と、ホームグラウンドでの勝利を目指す立正大学(勝点4・8位)との一戦。

 ホームで集中応援を開催することとなった立正大は、序盤から得意のアグレッシブな攻撃を展開。3-4-3のシステムで、両サイドハーフの2番・冨江皓と7番・佐藤悠輝を起点としたサイド攻撃から3トップが果敢に東学大ゴールへ迫る。対する東学大も、7番・色摩雄貴と29番・半谷陽介のドリブルを中心とした個人技で立正大DF陣を翻弄。均衡を破ったのはその東学大だった。36分、29番・半谷がドリブルを仕掛け、立正大DF2人を抜き去る。29番・半谷はそのまま右足でシュートを放つも、GK1番・中村慧がこのボールを弾く。しかし、そのこぼれ球に反応した7番・色摩が押し込み、東学大が先制点を挙げた。 後半開始後は、追いつきたい立正大が怒涛の攻撃を仕掛ける。そして55分、ゴール正面20、メートルの位置で立正大がフリーキックを獲得。キッカーを務めた2番・冨江が左足一閃、ゴール右隅に決めて同点に追いついた。その10分後の65分、今度は東学大が反撃に出る。10番・岸寛太のシュートは、一度は立正大のGK1番・中村が弾く。しかしそのこぼれ球を7番・色摩が繋げ、8番・堀大貴がそのボールを押し込んで東学大が再びリードを奪う。2-1のまま東学大の勝利になるかと思われた90+3分、立正大がコーナーキックを獲得。途中交代で入った10番・山口晃大の蹴ったボールは東学大が弾かれるも、そのボールを5番・三森和人が頭で押し込み同点弾を挙げた。試合はそのまま終了。2-2で両チームが勝点1を分け合う結果となった。
 立正大は2度のリードを許すも、ラストワンプレーまで攻め続けて勝点1を獲得。他を圧倒する粘り強さは、次節の青山学院大学戦でも注目だ。一方の東学大は開幕戦から勝利が遠のいている。次節・東海大学戦で不調を断ち切り、いい形で前期リーグを折り返したいところだ。


〇2試合連続の引き分け中の神奈川大学(勝点5・5位)と、前節の東海大戦では0-5と大敗を喫した青山学院大学(勝点3・11位)の一戦。

 前半の序盤は青学大がペースを握り、7番・山田武典、10番・小泉佳穂を中心に早いパス回しで神大ゴールへと迫る。6分に左サイドの18番・小田寛貴が中央にグラウンダーのクロスを上げると、ゴール前にいた9番・窪園大地がファーストタッチで相手をかわし、右足を振り抜いてシュート。青学大が早くも先制点を挙げる。同点に追いつきたい神大も31分、7番・河村英侑が中央で相手に競り勝つと、そのこぼれ球を9番・吉田蓮が自身でゴール前まで持ち込み、落ち着いてゴール。前半のうちに同点に追いつき、ゲームを振り出しに戻す。
 後半に入ると、互いにチャンスを作るものの決めきることができず。青学大も後半のシュート数が1本と前半ほどの勢いはなく、結局両チームとも1点が遠いまま1-1で試合終了となった。
 これで3戦連続引き分けとなった神大は次節国士舘大学と対戦。両校集中応援日となる一戦で、5連勝中で首位に立つ国士大が相手とまさに大一番の勝負になる。条件は厳しいものの、初戦の朝鮮大学校以来の勝利を目指す。また、9番・吉田が3戦連続の得点となるのかも見どころのひとつだ。一方の青学大はまたしても勝利を掴み取れず、勝点1を積み重ねた。結果、勝点4で東海大学、日本大学、朝鮮大と並ぶ最下位争いの渦中に。次節は、こちらも3戦連続で勝点3から遠ざかっている立正大学と対戦する。



 次節、第6節は5月20日(土)に県立保土ヶ谷公園サッカー場にて、国士館大学と神奈川大学、早稲田大学と拓殖大学、立正大学熊谷キャンパスサッカー場にて東海大学と東京学芸大学、青山学院大学と立正大学が対戦。21日(日)に中央大学多摩キャンパスサッカー場にて、朝鮮大学校と日本大学、国士館大学と中央大学がそれぞれ対戦する。
 5戦連勝と勢いにのる国士舘大学が勝点15で依然トップをキープ。それを追う早稲田大学が勝点13、3位中央大学は勝点9と1位の国士館大学と勝点6も差がついている状況。最下位争いでは4チームが勝点4で並ぶなど混戦を極め、4位拓殖大学から12位朝鮮大学校までの勝点差は3とまだまだこれからの展開は読めない。国士大の連勝記録を止めるのはどのチームか。1試合の結果で順位が大きく変動する混戦の中迎える第6節も、引き続き注目が集まる。

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