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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・2部第15節レポート

2017/10/11
 『JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ第15節は10月7日(土)に全6試合が行われた。



○前節0-4と大敗を喫した青山学院大学(勝点18・7位)と、今節集中応援で勝点3が欲しい日本大学(勝点11・11位)の一戦。

 ほぼ拮抗状態にあったゲームが動いたのは25分。7番・岡田洋平の正確なクロスに、今季初出場となる32番・串間竜弥が頭で合わせて日大が先制する。しかしその6分後、今度は青学大がペナルティーキックを獲得。これを10番・小泉佳穂が決めて試合を振り出しに戻す。
 1-1で折り返し、迎えた後半は荒れた展開となった。青学大は警告3人、日大は警告4人、試合終了間際には退場者1人を出す激しい攻防戦が繰り広げられたが、どちらも再びゴールネットを揺らすことなく、結果はドロー。両チーム決定機はあったが、何度もシュートがポストを叩くなど、最後の最後で決めきることができず勝点1を分け合った
青学大は次節、4連勝中の中央大学と対戦。首位の早稲田大学に逆転勝利した強さで、好調な中大を下したい。後期未勝利の日大は次節、2位の早稲田大学との試合を控える。厳しい相手ではあるが、次節こそ後期初勝利を狙いたいところだ。


○現在後期3連勝、ジリジリと2強を追う中央大学(勝点24・3位)と、最下位脱出のためにどうしても勝点3が欲しい朝鮮大学校(勝点8・12位)の一戦。

 序盤は静かな立ち上がりだった。お互いに相手の出方をうかがうような展開は、13分に中大が左コーナーキックを獲得したことから崩れる。28番・中村亮太朗のキックからゴール前が混戦になったところを、最後は9番・大橋祐紀が頭で押し込み中大が先制する。これで勢いがついた中大は15分、流れるような攻撃から27番・今掛航貴のパスを受けた12番・池谷友喜が、右足でシュートを叩き込む。
 前半、2-0とリードを奪われた朝鮮大だったが、51分、27番・金陽奏のシュートを中大GKが弾いた、そのこぼれ球に19番・韓勇太が反応。そのまま押し込んで1点を返す。しかしその4分後の55分、中大はまたしても12番・池谷が決めて3?1に。朝鮮大は再びリードを2点差に広げられてしまう。それでも朝鮮大は、試合終盤の84分、6番・白明哲がセットプレーの流れから相手のオウンゴールを誘い追加点。再び1点差に迫るが、朝鮮大の反撃もここまで。1点差を守りきった中大が、3-2で勝利を収めた。
 この勝利で後期4連勝と波に乗る中大。2試合連続で複数ゴールを挙げた12番・池谷と、得点ランキング2位の9番・大橋がチームの好調さを牽引する。次節は青山学院大学との対戦。2位・早稲田大学との勝点3と射程圏内にとらえているだけに、次戦も負けられない。方敗れた朝鮮大は国士舘大学との対戦。首位チームに勝って、チームを勢いづけたい。


○悪い流れから抜け出し、勝点3を手に入れたい神奈川大学(勝点16・9位)と、連勝をして降格争いから抜け出したい立正大学(勝点17・8位)の戦い。

 神大のキックオフで始まった試合は、お互い相手の出方をうかがう立ち上がりとなった。シンプルな前線へのロングボールを多用した攻撃をする立正大に対し、神大はショートカウンターで対応。前半は両チームとも大きなチャンスがないまま終了した。
 後半、神大は交代カードを一気に使い、勝負に出る。59分に27番・山田弥嗣に代わり26番・櫻井敬正、69分、36番・蛭田悠弥に代わり24番・鳥島佑紀を投入。「後半の選手交代がひとつのポイントになった」(神大・長谷川大監督)というこの采配が功を奏し、72分に試合が動く。は途中出場の24番・鳥島が左サイドを抜けると、ゴール前中央にいた8番・野澤祐弥へとパス。8番・野澤のシュートは立正大ディフェンスにクリアされるが、そのままこぼれ球をゴールに流し込み、神大が先制点を挙げる。「後半はボール拾われて押し込まれる時間帯もあった」(同監督)というように、攻撃のリズムをつくっていたのは立正大。9番・関岡亮太がたびたび神大ゴールを脅かすが「相手の9番には特に競り負けないことを意識した。立正大はセンターバックが強いので、縦より斜めのスペースを使うようにした」と長谷川監督。次第にセカンドボールからチャンスを作る回数が増えると、77分にはフリーキックを獲得。26番・櫻井のキックに5番・寺前光太が頭で合わせて試合を決定づける2点目を挙げる。そのままスコアは動かず2-0で試合終了となった。
 前節は中央大学に大敗を喫した神大。「自分たちのしようもないミス」(長谷川監督)から失点を重ねたが、今節は「アグレッシブさとトランジション」という原点に立ち戻って試合に臨んだ。「後半投入した選手が結果を出してくれた。特に24番・鳥島のスピードは前への推進力があって効果的だった」との狙いも活きた。「立正大には前期も負けている。2度、同じ相手に負けるわけにはいかない」とリベンジをはたし、勝点3を得て順位も9位から6位へと浮上。次節は5位・東京農業大学との対戦。東農大は上位2校に引き分けるなど手強い相手だが、直接対決に勝ってさらなる順位アップを狙いたい。一方負けて8位から9位へと順位を落としてしまった立正大は次節、拓殖大学と対戦。降格圏とは5ポイント差がついているとはいえ、まだまだ安全圏内とはいえない。勝ってさらに下位との差を広げたい。


○連勝が止まらない首位・国士舘大学(勝点33・1位)と、後期未勝利の東海大学(勝点14・10位)の対戦。

 東海大は立ち上がり、前へ前へと攻撃を仕掛けるが、国士大は湘南者の8番・山口和樹、甲府内定の7番・荒木翔を中心に試合を動かしてチャンスをうかがう。すると6分、国士大は右サイドからペナルティーエリアへとカットインした9番・本間達耶が倒されて、ペナルティーキックを獲得。これを10番・平野佑一が冷静に流し込み、国士大が先制点を挙げる。何とか挽回したい東海大だったが、国士大の圧倒的な攻撃力の前に打開策が見いだせないまま。さらに22分には7番・荒木のショートコーナーを8番・山口が受け、もう一度7番・荒木に戻すと、ボールをキープした7番・荒木が左足を振り抜き2点目を挙げる。「1本目のコーナーキックを(8番の)山口が蹴ったので、やれるかな、と思った」(7番・荒木)というトリッキーなプレーで国士大が2-0とリードし、前半は終了。
 後半は一転し、東海大が攻勢に出る。東海大は持ち味である組織的な守備からのカウンターで、運動量の落ちた国士大に攻撃を仕掛ける。69分には、10番・堀越大蔵がゴールキーパーのこぼれ球をサイドネットぎりぎりのところに突き刺して東海大が1点を返すが、反撃もここまで。怒涛の攻撃を見せた東海大だったが、追加点は奪えず2-1のまま試合終了のホイッスルが鳴った。
 3連勝と勢いに乗ったかのように思える国士大だが、細田三ニ監督は「選手たちにはあえて苦言を呈した」と厳しい表情。「セカンドボールを拾えないし、裏を取られるし、競り合っても負ける」と後半の戦いぶりを一刀両断。前半についても「あれだけ相手が引いてきていたのに2点しかとれなかった」と奮起を促した。次節は最下位に沈む朝鮮大学校との対戦だが「ちょっと気を抜いたらやられる相手。一度タガが緩んでしまえば元に戻すのは大変。そうならないようにしたい」と警鐘を鳴らした。一方、負けて降格圏内へと近づいてしまった東海大。11位の日本大学との差はわずか2ポイント。1試合でひっくり返される数字だ。それだけに次節、東京学芸大学と試合は絶対に負けられない。


◯ともに後期未勝利で、初勝利を目指す拓殖大学(勝点22・4位)と東京学芸大学(勝点17・7位)の一戦。

 前半は、互いに集中した守りを見せ、拮抗した展開となった。結局両チームともに無得点のまま前半は終了。
 後半に入ると拓大がペースを握り始める。拓大は8番・冨田博斗を中心にサイドからチャンスを作るが、東学大も5番・石川将人を中心とした守備陣が踏ん張り、拓大にゴールを許さない。両チーム、得点を決めきることができない焦りからか、ファールが目立ち始めてきたが、それでもゴールは生まれずに、スコアレスドローのままタイムアップ。どちらにとっても不完全燃焼の勝点1となった。
 これで、2試合連続の無得点となった拓大。もともと攻撃力に定評のあるチームだけに、そろそろゴールを挙げて波に乗りたいところだ。次節は立正大学と対戦する。いわゆる"昇格組"だが後期は五分の結果を残しており、決して侮れない相手だ。一方東学大は次節、2連敗中の東海大学と対戦する。互いにここ数試合は勝ち星がなく、好調とはいいかねる状況だが、降格圏から完全に抜け出すためには勝点3が欲しいところだ。


◯勝って首位・国士舘大学に追いつきたい早稲田大学(勝点29・2位)と連勝して昇格争いに食い込みたい東京農業大学(勝点20・5位)の一戦。

 連勝を目指す両チームの一戦。立ち上がりは早大がボールを回して、チャンスを作るが、東農大GK21番・内野将大がファインセーブを見せ、ゴールを許さない。しかし31分早大が試合を動かす。32番・栗島健太のスルーパスに、裏に抜け出した15番・武颯が落ち着いてシュートを決め、早大が先制点を上げる。早大はさらに前半終了間際の45分、左サイドをドリブルで突破した7番・相馬勇紀からのクロスを、11番・柳沢拓弥が頭で合わせて追加点。2-0とリードを広げて前半を終了した。
 2点のビハインドを負った東農大だが、後半は、東農大ペースで試合が進んだ。そして63分、東農大はセットプレーからのこぼれ球を2番・加藤徹、7番・神沼拓海とつなぎ、14番・中野涼太へ。14番・中野は左足を振り抜いて、東農大が1点を返す。対する早大も、11番・柳沢と7番・相馬の両サイドを中心に3点目を狙うが、東農大の堅い守備に阻まれ得点を決めることができない。しかし東農大も追加点を奪えず、早大が1点差を守りきるかと思われた90分、ついに試合が動いた。左サイドでボールをキープした27番・鈴木嶺太ドリブルで突破。ゴール前へのクロスは早大DFがクリアをするも、こぼれ球を拾った22番・安藤一哉が左足を振り抜き、シュートをゴール右隅に突き刺す。試合はそのまま2-2で終了。終了間際の劇的なゴールで東農大が早大に追いつく結果となった。
 ぎりぎりで追いつかれ、目前で勝点2を失った早大。第13節の青山学院大学戦でも終了間際に失点をしているだけに、守備の見直しが必須だろう。次節は降格圏にいる日本大学と対戦。3位の中央大学が勝点3差に迫っているため、次はしっかり勝利して3位以下を引き離したい。一方、終了間際の劇的なゴールで追い付いた東農大は次節、は6位の神奈川大学と5位・6位の直接対決を控える。神大とは勝点2差のため負ければ順位が入れ替わる。こちらも負けられない一戦だ。


 次節、第16節は10月11日(水)に国士舘大学町田キャンパスサッカー場で国士舘大学と朝鮮大学校、早稲田大学東伏見サッカー場にて早稲田大学と日本大学、東京学芸大学グラウンドで東京学芸大学と東海大学、中央大学多摩キャンパスサッカー場にて中央大学と青山学院大学、立正大学熊谷キャンパスサッカー場にて拓殖大学と立正大学、法政大学城山グラウンドにて東京農業大学と神奈川大学が戦う。
 首位の国士大が東海大学に快勝した一方、2位の早大は東農大と引き分けたため、その差は6ポイントと開いた。また3位の中大が後期4連勝で早大との差を3に縮めるなど、上位グループの"2強"体制が崩れかけている。怒涛の追い上げを見せる中大が、上位2チームに待ったをかけるのか。1部昇格争いがますます面白くなってきた。一方、残留争いでも降格圏にある11位の日大が青学大に引き分け、10位の東海大が敗れたため、勝点差は1に。3戦連続の引き分けで地道に勝点を積み上げてきた日大が、ついに東海大を射程圏内に捉えた。この連戦で各チームどれだけ勝点を積み上げ、その差を縮めることができるのか。目の離せない戦いは続く。

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