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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・2部第5節マッチレポート

2018/05/11


 『JR東日本カップ2018  第92回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ5節は、5月6日(日)に6試合が行われた。


中央大学 対 神奈川大学 @日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場


 現在4連勝中で首位。このまま昇格まで駆け抜けたい中央大学(勝点12・1位)と、未だ勝利なしと苦しんでいる神奈川大学(勝点1・11位)の一戦。

 前半は神大ペースで試合が進む。互いにボールを回しながら様子をうかがい得点を狙う。神大は、10番・櫻井敬正が積極的にシュートを放ってチャンスを演出。すると22分、その10番・櫻井がゴール前で相手のクリアボールをカットし、そのままゴールへと左足で叩き込み、神大が先制点を挙げる。今季では初の先制点を奪われる形になった中大だったが、31分には11番・桜井昴が相手の一瞬の隙をついてクリアボールを奪うと、そのまま決めて同点とする。

 同点のまま迎えた後半、試合は徐々に中大がリズムをつかむが、決定機を決めきれない。対する神大は守備に人数をかけて、これ以上のゴールを許さない構えだ。一進一退の攻防が続くなか、しかし84分に中大がついに突破口を開いた。9番・大橋祐紀がペナルティーエリア内で相手選手からファウルを受け、ペナルティーキックを獲得。これを9番・大橋自身がしっかりと決め、中大が逆転に成功する。結局、これが決勝点となり2-1で中大が勝利を収めた。

 開幕から5連勝と波に乗る中大は、今節も首位を堅持。今季初のリードを奪われる展開となったが、前節の慶應義塾大学戦で2ゴールを挙げた11番・桜井の2試合連続ゴールで追いつき、最後はエースの9番・大橋が逆転弾。攻撃陣が絶好調のうえ、チームとして最後まで粘り強く戦えている。一方の神大は先制しながらも悔しい逆転負け。後半は守備を固めてまずは勝点1を狙ったが、守り切ることができなかった。次節の東海大学戦は集中応援。切り替えて初勝利を狙いたい。


日本体育大学 対 東海大学 @日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場


 2連勝のあとに2連敗。再び良い流れを取り戻したい日本体育大学(5位・勝点6)と、初戦で惜敗したあとは負け無しと勢いのある東海大学(勝点7・4位)の一戦。

 試合は立ち上がりから互角の戦いが続いたが、33分に東海大の27番・小林陸玖がペナルティーエリア内でファウルをおかし、ペナルティーキックを献上。これを日体大の14番・渡邊龍がきっちりと決めて日体大が先制点を挙げる。しかし、その後は日体大ペースながらも両チーム追加点のまま、前半は終了する。

 1点のビハインドを負う東海大はハーフタイムに20番・前田直哉を投入。試合の流れを変えようとするが、試合は依然日体大ペースのまま。62分には、3番・原田亘の右からのクロスに26番・及川翔五が頭で合わせて、日体大が追加点。2-0とリードを広げる。対する東海大も何度となくチャンスを作り、日体大ゴールにシュートを放つが、が決めきることができない。89分には27番・小林が2枚目の警告を受けて退場になり、東海大は10人で2点を追う苦しい状況に追い込まれてしまう。すると日体大はアディショナルタイムに突入した90+2分、相手のクリアボールをカットした10番・里見直樹がダメ押しの3点目を押し込み、試合終了。3-0で日体大が3試合ぶりの勝利を挙げた。

 ゴールデンウィーク3連戦の最終戦で久しぶりの勝利を収めた日体大。勝点を9に伸ばし、勝率も五分に戻した。もともと得点力はあったが、失点癖が課題だっただけに無失点での勝利は次節・東京農業大学戦に向けて好材料だ。一方、開幕戦以来の黒星を喫した東海大。シュート数は日体大を上回るなど、攻撃にかける意識は高いだけにノーゴールだったのが厳しいところ。次節・神大戦はともに集中応援となる大事な一戦。このまま連敗だけは避けたい。


拓殖大学 対 立教大学 @拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場


 ここまで引き分けのみ、勝って勝点3を取りたい拓殖大学(勝点1・10位)と、現在4連勝中と好調で、5連勝を狙う立教大学(勝点12・2位)の一戦。

 前半は低調な滑り出しとなった。しばらくは、どちらのチームもなかなか試合の流れをつかめず、膠着状態が続く。拓大は、15番・佐々木澪と17番・冨澤数馬を中心にサイドから崩し、それを立教大は、4番・井浦智史と5番・井上瑠寧を中心とした守備で防ぐ。立教大は9番・吉澤泰成を起点とした攻撃をしかけるが、なかなかチャンスに結びつかない。しかし、無得点のまま前半終了かと思われた44分、スローインからのこぼれ球に反応した立教大24番・原大知がペナルティーエリア外から左足のダイレクトボレーを突き刺し、立教大が先制。0-1で試合を折り返す。

 後半は開始早々に試合が動いた。49分、拓大は30番・浅野佳祐が倒されてペナルティーキックを獲得。これを17番・冨澤数馬が落ち着いてゴール右隅に決め、同点とする。その後は追加点が欲しい両チームが激しい攻防を繰り広げるが、待望の追加点を挙げたのは立教大だった。61分、17番・奥谷康平のコーナーキックを5番・井上がヘディングで合わせて、立教大が再びリード。さらに70分、5番・井上がフリーキックを直接ゴールに叩き込んで3点目を挙げ、拓大を大きく突き放した。試合はこのまま1-3でタイムアップ。立教大が連勝を5に伸ばした。

 開幕からの連勝を伸ばし、同じく5連勝の首位・中央大学をピタリと追随する立教大。2位とはいえ、その差は得失点差わずか1といつでも首位を狙える位置にある。倉又康雄監督は「あくまで目標は関東リーグ残留」と足元固めを強調するが、そろそろ周囲も"対立教大"対策に乗り出すことだろう。この後の試合でこそ、その実力が問われる。拓大は、一度は同点に追いつきながらも勝利を逃した。次節はホーム・拓大グラウンドで東京学芸大学と対戦。"ホーム3連戦"となる次節こそ、勝ちを手にしたい。


慶應義塾大学 対 関東学院大学 @拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場


 なかなか勝点を積み上げることのできない慶應義塾大学(勝点3・10位)と、そろそろ2勝目がほしい関東学院大学(勝点4・7位)の一戦。

 試合は前半立ち上がりから慶大の10番・松木駿之介が厳しいプレスを仕掛け、関学大は得意とするパスワークが安定しない。すると22分、慶大の24番・八田和己が相手のミスに反応してボールをカット。そのままシュートを決め、慶大が先制点を挙げる。さらに29分、コーナーキックの混戦の中からペナルティーキックを獲得した慶大は、13番・山田盛央が落ち着いて決めて追加点。2-0とリードするが、その直後の30分に関学大の素早い攻撃を受け失点。関学大は8番・北龍磨の浮き球を7番・清成俊太が折り返し、最後は10番・見木友哉が決めて1点差に詰める。

 慶大の1点リードで迎えた後半は、両チーム集中を切らすことなく互角の戦いを繰り広げた。関学大はハーフタイムに9番・今村優介、慶大は63分に32番・松岡瑠夢を投入するなどして前線を活性化。積極的にシュートを放つ。試合が動いたのは76分、慶大のクリアボールをカットした11番・石塚龍成が右足で押し込み2-2に。関学が同点に追いつく。その後も両チーム一進一退の攻防を展開したが、得点が生まれることなく2-2でタイムアップとなった。

 2点を先取しながらも勝ちきれず、悔しい引き分けとなった慶大。第5節を終えて未だ白星はひとつと、非常に難しい状況だ。特に後半、11本ものシュートを放ちながら追加点を挙げられなかったことは大きな課題。しかし、勝点1を得たことで順位はひとつ上がって9位に。次戦は全勝チームの立教大が相手と厳しい戦いが続くが、下位グループに巻き込まれないためにもこれ以上、勝点は落とせない。対して0-2の劣勢から追いついた関学大。こちらも逆転勝利がほしかったところだが、まずは連敗とならなかったことが収穫だ。順位は変わらず7位だが、少しずつ上位グループと勝点差が開いているだけに、こちらもそろそろ勝点3がほしい。


東京学芸大学 対 立正大学 @立正大学熊谷キャンパスサッカー場


 開幕から4戦勝利なし。1部昇格に向けてもう負けは許されない東京学芸大学(12位・勝点1)と、勝点3を取り、首位グループに食いつきたい立正大学(3位・勝点9)の一戦。

 東学大は、前節負傷した主将、6番・堀大貴に代わり、ルーキーの33番・住田将を初スタメンで起用。対する立正大は、エースの10番・関岡亮太を温存して試合に臨んだ。立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられる中、少しずつ立正大がペースを握り始める。18番・平松昇を中心に、右サイドで攻撃を組み立てて迎えた36分、立正大が動いた。中盤でボールを拾った19番・雪江悠人が前を行く3番・鈴木順也にパスを出すと、3番・鈴木がそのままゴール前まで持ち込み左足でゲット。立正大が先制する。しかしその3分後、裏に抜け出した東学大の14番・山中海斗を、立正大DFがペナルティーエリア内で倒してしまい、ペナルティーキックを献上。東学大はこれを14番・山中が自ら決めて同点に追いつく。

 1-1で迎えた後半、立正大はエース、10番・関岡を投入。しかし立ち上がりにペースをつかんだのは東学大だった。11番・半谷陽介を中心に攻め込み、52分、混戦の中から放たれたシュートを立正大のセンターバック、4番・岡村大八が手を使ってブロック。ハンドの判定で4番・岡村は即退場となり、東学大はペナルティーキックを獲得する。東学大はこれを7番・色摩雄貴がきっちりと決め、逆転に成功する。その後は、立正大が10人になりながらも拮抗した試合が続く。流れが変わったのは75分。立正大が右サイドを崩し、17番・梅村豪のクロスに10番・関岡が頭で合わせ同点に追いつく。これで勢いに乗った立正大はまたも右サイドから攻め、81分に5番・中塩大貴のクロスに再び10番・関岡が、84分には25番・鈴木康孝のクロスに途中出場の9番・小川大智がそれぞれ頭で合わせ、2-4と東学大を突き放す。東学大は90+1分に33番・住田がミドルシュートを突き刺したが反撃はここまで。3-4で立正大が勝利した。

 終わってみれば3-4と、激しいゴールの奪い合いとなった。東学大はペナルティーキックながらも一度はリードを奪い、後半のほとんどを数的優位な状況で進めていただけに、勝てなかったのはあまりに痛い。アディショナルタイムに初スタメンのルーキー、33番・住田が1点を返したのが好材料だが、チーム全体の修正の見直しが迫られるところだ。一方、10人になってから3得点と、恐ろしいまでの実力を見せつけたのが立正大だ。鮮やかな逆転劇で首位グループに勝点3差で続く3位を堅持。なかでも途中出場で2得点を挙げたエース、10番・関岡が特筆すべき活躍を見せた。が、10番・関岡頼みにならないよう気をつけたところ。次節は首位・中央大学との大一番。勝って首位奪還を狙いたい。


東京農業大学 対 青山学院大学 @立正大学熊谷キャンパスサッカー場


 前節に、待望の今季初勝利を挙げた東京農業大学(8位・勝点4)と、現在勝点6、ここで勝利し順位を上げたい青山学院大学(6位・勝点6)の一戦。

 東農大は、前節負傷したGK1番・深谷星太に代わり、21番・内野将大が先発するなど、計5名を入れ替え。一方の青学大は、FW19番・菅原大雅に代わり、9番・坂本裕樹をスタメンとして起用するなど、両チームメンバーを変えて連戦の最終戦に臨んだ。試合は序盤から青学大が優位に進めた。特に11番・森孝輔が左サイドを切り裂き、たびたび東農大ゴールに迫る。試合が動いたのは26分、優勢だった青学大の突破からだった。9番・坂本が裏へのボールに抜け出してシュート。これは東農大のGK、21番・内野が一度は防ぐものの、こぼれ球を9番・坂本が拾いもう一度シュート。これが決まり、青学大が先制点を挙げる。その後も試合は青学大ペースで、9番・坂本、11番・森らが次々とシュートを浴びせかけるも、東農大のGK、21番・内野が好セーブを連発。青学大は追加点を挙げられないまま0-1で前半を終えた。

 後半も青学大が攻め、東農大が守るという展開は変わらない。青学大はサイドからの突破力が光ったが、東農大も21番・内野が好守を見せ得点を許さない。結局、後半は両チームゴールネットを揺らすことはなく試合終了。青学大が先制点を守りきって0-1で勝利した。

 青学大はこの勝利で勝点を9に伸ばし、5位に浮上。中位グループから上位を狙えるポジションにつけた。このまま中位か上位にいけるか、次節・関東学院大学戦がターニングポイントとなるだろう。GK・内野の奮闘が光った東農大は連勝ならず。順位は変わらず8位をキープしているが、下位グループを脱するためには連勝で勝点3を積み上げることが必要だ。




 第6節は5月19日(土)に県立保土ヶ谷公園サッカー場にて神奈川大学と東海大学、日本体育大学と東京農業大学が、中央大学多摩キャンパスサッカー場にて青山学院大学と関東学院大学、中央大学と立正大学が対戦。5月20日(日)には拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場にて拓殖大学と東京学芸大学、慶應義塾大学と立教大学の試合が行われる。

 今節でゴールデンウィークの3連戦が終了。中大、立教大が5連勝で勝点を15に伸ばし、他の追随を許さない圧倒的な強さを見せた。連戦の初戦で立教大に負けて連勝がストップした立正大も、その後の試合を勝ち抜き、勝点12と上位2チームをピタリと追う。対して降格圏内にある神大、東学大は連戦中に1勝もできず、危機的状況に追い込まれている。天皇杯地域予選のため、第6節までは1週間空くことになるが、各大学がここでいかに調整し、コンディションの良い状態で試合に臨めるかが次節の注目ポイントだ。レベルの高い試合を期待したい。

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