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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・1部第17節マッチレポート

2018/11/08

 『JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』1部リーグ第17節は、10月20日(土)に全6試合行われた。


順天堂大学 対 明治大学 @江戸川区陸上競技場


 首位・早稲田大学に勝点9差で迫る順天堂大学(勝点27・2位)と、3試合連続勝ちがなく勢いを取り戻したい明治大学(勝点25・4位)の一戦。
 前半、主導権を握ったのは明大だった。細かいパス回しから18番・小柏剛と9番・村田航一が裏への抜け出しでチャンスを作る。一方の順大は体を張った守備でゴールを守るものの、セカンドボールが拾えずに苦戦する時間帯が続く。明大がシュート4本、順大はシュート1本と試合は明大ペースで進んだが、ゴールを決められないまま前半は終了。
 順大はハーフタイムに9番・浮田健誠に代わって3番・三國スティビアエブスを投入。スペースをうまく使い、ゴールに迫るも依然スコアは動かない。明大はこの状況を打開すべく14番・中村健人に代わって10番・小野雅史を投入。果敢に攻め込み、点を取りにいくが決定的な一打を決めることはできない。81分には交代出場の11番・佐藤亮が強烈なボレーシュートを放つが、バーを直撃。88分の18番・小柏のミドルシュートもゴールをわずかに外れ、0-0のまま試合終了。両チーム無得点で勝点を分け合う結果となった。
 攻め込みながらもゴールを奪えなかった明大だが、栗田大輔監督は「価値のある引き分け」と前向きだ。前節までは2連敗。もしゴールを決められれば「スカッと元に戻れた」と指揮官は笑うが「少なくとも元気は取り戻せた」とも。「背後を狙う」というコンセプトどおりの展開で「どれか決まっていれば3-0でも、4-0でもおかしくない試合」という内容に「前節は、その前の桐蔭大戦での敗戦のショックを引きずってしまった」が「そのショックを抜け出した」という手応えも。とはいえ未だ勝利は遠く「(ゴールが)入らなかったのが今日のすべて」という課題をどう克服するかだ。総理大臣杯に優勝し、すでにインカレ出場は決まっているだけに「インカレまで毎試合毎試合を成長させていきたい」。
 対する順大は、前後半合わせてシュート2本と攻撃面では精彩を欠き、勝点1を拾ったというイメージ。司令塔である10番・名古新太郎が負傷でベンチ外が続き、急遽11番・旗手怜央をボランチに。「パスが前に出ない」(11番・旗手)というポイントをクリアーして次節こそ攻撃につなげたい。



早稲田大学 対 国士舘大学 @江戸川区陸上競技場


 首位を独走し、優勝までカウントダウンとなった早稲田大学(勝点36・1位)と、最下位から抜け出したい国士舘大学(勝点8・12位)の一戦。
 前半、早大はすばやいパスワークからサイドを使った決定的なシュートチャンスを作るものの決めきれない。一方の国士大も果敢に攻撃を仕掛け、2本のシュート、2本のコーナーキックを獲得して得点のチャンスを作るが、得点には至らない。20分、国士大はその積極的な守備がファールとなり、ペナルティーエリア付近で早大にフリーキックを与えてしまう。これをキッカーの10番・岡田優希が落ち着いて蹴り込み、早大が先制に成功。しかしその7分後の27分、国士大が6番・明本考浩から5番・山岸瑠へのパスを9番・信末悠汰へと繋ぎ、そのボールをダイレクトで叩き込んで1-1に。国士大が同点に追いつく。しかし33分には、混戦から早大9番・武田太一が決めて早大が再びリードを奪う。続く35分にも、左サイドでボールを持った早大9番・武田からのパスを受けた10番・岡田が、ドリブルからシュートをたたき込んで3-1とリードを広げる。
 後半も早大の勢いは止まらない。64分には、早大の11番・相馬勇紀が左サイドからゴール前へと切り込み相手のファウルを誘う。ペナルティーキックを獲得した早大は、11番・相馬自身が右足で決めて4点目。さらに71分、9番・武田からのパスを受けた14番・藤沢和也が決め、5-1とその差を広げる。しかし国士大にも粘り強く得点チャンスを狙い、アディショナルタイムにペナルティーキックを獲得。これを国士大8番・諸岡裕人が決めて1点を返すも、間もなくタイムアップの笛が鳴り5-2で試合終了。降格圏から抜け出すために勝点の欲しい国士大だったが、勝点3は早大の手に渡った。
早大の外池大亮監督は「国士大は今季一緒に2部から昇格したチーム。だからこそ相手へのリスペクトを大事にした」とコメント。そのうえで「早大の強さを見せる試合にしようといった」。自身の大学時代のデビュー戦がここ江戸川区陸上競技場という思い入れのある会場で「受け身にならない」を徹底させるためこれまでの1トップから2トップへと変更。その流れの中で10番・岡田がサイドに回る形になったが「今日は岡田が広いスペースを使えていた。岡田のよさが出たし、彼の成長が説明されたと思う」と主将の出来を絶賛。残りは6試合、優勝も見えてきただけに笑顔が絶えなかった。
一方の国士大は、この敗戦で2部降格が現実的に。10位・桐蔭横浜大学の結果にもよるが、勝利以外では2部降格が決定する。まさに崖っぷちの状態だが、この逆境を覆せるか。



筑波大学 対 桐蔭横浜大学 @笠松運動公園陸上競技場


 前節は7番・三笘薫の4ゴールで快勝し、2連勝中の筑波大学(勝点27・3位)と、1部リーグ残留のためにも連敗は避けたい桐蔭横浜大学(勝点19・10位)との一戦。
 前半、立ち上がりは筑波大が圧倒的なボール支配率で、試合を有利に進めた。対する桐蔭大は、15分過ぎにようやく8番・イサカゼインがシュートを放ち、攻撃の姿勢を見せる。すると23分、筑波大はコーナーキックから28番・角田涼太朗、7番・三笘がヘディングで繋ぎ、最後は15番・池谷祐輔が押し込んで先制点を挙げる。続く27分にも筑波大にチャンスが訪れる。7番・三笘のラストパスに抜け出した15番・池谷が再びゴールを決め、2-0とリードを広げる。その後も筑波大が主導権を握り、7番・三笘、15番・池谷を中心に、攻撃の手を緩めない。前半は2-0と、結果、内容ともに筑波大リードする結果となった。
 しかし後半は、ビハインドを負った桐蔭大が積極的なプレー。48分には、桐蔭大の10番・鳥海芳樹のクロスに抜け出した3番・打越大樹がシュートを放つも、筑波大のGK、30番・阿部航斗の好セーブに阻まれゴールならず。追い上げたい桐蔭大だが、52分にはFWの14番・菅原圭介が負傷。交代を余儀なくされ、18番・松本幹太がピッチへと送りこまれる。18番・松本はこぼれ球を拾い、そこから攻撃の形につなげていくが、なかなか得点には結びつかない。しかし70分、ようやく桐蔭大の攻撃が実を結ぶ。7番・山下優人のコーナーキックに、8番・イサカが頭で合わせゴール。1点を返された筑波大は75分、2得点を挙げた15番・池谷に代えて、9番・長澤皓祐を投入。桐蔭大を引き離しにかかる。対する桐蔭大ベンチも試合終了間際の88分、9番・滝沢昂司に代えて38番・冨樫凌央を投入。追加点を狙うが筑波大の守備陣は集中を切らさず、そのまま逃げ切って3連勝。この勝利で筑波大は3位から2位に浮上した。一方、下位グループからの抜け出しを狙う桐蔭大には痛い2連敗となった。


法政大学 対 流通経済大学 @笠松運動公園陸上競技場


 前節に後期リーグ初勝利を挙げた法政大学(勝点25・5位)と、インカレ出場に向け連勝を目指す流通経済大学(勝点23・6位)の一戦。
 試合は序盤から両チームともにゴール前までボールを運ぶことができず、硬い立ち上がりとなった。試合が動いたのは前半も半ばを過ぎた28分。法大の7番・下澤悠太が流経大のスローインを自陣でカットし、サイドの30番・橋本陸へとボールを送る。そこから、逆サイドを走っていた11番・森俊貴にロングパスが渡ると、11番・森がボールを上手くコントロールしてシュート。ゴールネットを揺らし、法大が
 1-0の法大リードで迎えた後半だったが、両チーム攻めあぐねる時間帯が続く。そんな中、61分には流経大がコーナーキックを獲得。10番・新垣貴之のキックは27番・満田誠のもとへ。27番・満田が落としたボールを34番・佐藤響が決め、流経大が1年生コンビのゴールで同点に追いつく。この得点を機に流れが変わり試合は一気に流経大へ。流れを引き戻したい法大は8番・紺野和也を投入し、両チームともカウンターの応酬となるが、ゴールを決めることができない。しかし87分、流経大の4番・本村武揚が相手陣地まで攻め込むと、右サイドの8番・奥田陽太へとパス。8番・奥田の放ったシュートは法大のGK21番・中野小次郎に弾かれるも、こぼれ球を9番・髙澤優也が押し込んで逆転弾。流経大がスコアを2-1とする。試合はそのままタイムアップ。流経大が接戦を制し、逆転勝利を収めた。
この勝利で流経大と法大は順位が逆転。5位に浮上した流経大は4位・明治大学と勝点で並び、上位進出に望みをつないだ。


駒澤大学 対 東洋大学 @しらこばと運動公園陸上競技場


 勝ち切れずに引き分けが増えてきた駒澤大学(勝点22・7位)と、4試合連続負け無しと調子を上げている東洋大学(勝点20・9位)の一戦。
 前半序盤は駒大が試合のペースを握った。積極的に前からのプレスを続け、縦に早い攻撃で東洋大のゴールに迫る。なかでも左サイドの25番・桧山悠也と14番・坂本和雅のチャンスメイクがしていく。しあし次第に東洋大がペースにつかみ、14番・野本幸太のミドルシュートや10番・坂元達裕のドリブルで会場を沸かすが、得点まではいたらず前半が終了する。
 対する駒大は、後半開始直後からサイドを起点として果敢に攻撃を仕掛けるもゴールを決められない。東洋大は後半、1本もシュートを放てないままだったが、優勢の駒大も決めきれない。試合終盤には駒大が猛攻を仕掛けるが、その前に立ちはだかったのが東洋大のGK、21番・松本健太。21番・松本のファインセーブなどで駒大はゴールネットを揺らすことができず、両者無得点で勝点1を分け合った。


専修大学 対 東京国際大学 @しらこばと運動公園陸上競技場


 後期リーグ未勝利の専修大学(勝点21・8位)と、1部リーグ残留に向けて勝点3が欲しい東京国際大学(勝点14・11位)の一戦。
 試合はいきなり動いた。開始早々の3分、東国大2番・高橋和洋からスローインを受けた9番・町田ブライトがグラウンダーのクロスをあげると、それを28番・有水亮が右足で合わせて東国大が先制する。その後も東国大は、9番・町田のフィジカルを活かして専大ゴールに迫る。しかし専大の守備陣も粘り強い守りで追加点を許さない。すると39分、専大が持ち前のパスワークで右サイドを崩すと、11番・中山克広がゴール前にクロスをあげる。これを7番・葛谷将平が右足で合わせて、専大が同点に追いつく。
 振り出しに戻って迎えた後半は、専大が試合のペースを握った。得意おパスワークで東国大を走らせ、試合を優位に進めていく。すると59分、甲府内定の専大6番・小林岩魚のコーナーキックを、3番・西村慧祐が頭で合わせついに専大が逆転に成功する。このまま試合を終わらせたい専大だったが、ここから東国大が反撃を開始。アディショナルタイムに入った90分+4分、途中出場の東国大29番・上地幹大のシュートが、専大のDFの手に当たりハンドの判定でペナルティーキックを獲得。これを7番・宇高魁人がしっかりと決め土壇場で追いつく。これで試合が終了。両者勝点1を分け合う結果となった。




 第18節は10月27日(土)に4試合、10月28日(日)に2試合を開催。27日には山梨中銀スタジアムにて駒澤大学対国士舘大学、法政大学対東京国際大学の試合が、龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて順天堂大学対筑波大学、明治大学対流通経済大学が開催。28日には三ツ沢公園陸上競技場で専修大学対桐蔭横浜大学、早稲田大学対東洋大学の試合が行われる。

 早大の首位に変動はないものの、2位に浮上した筑波大から6位に転落した法大までは依然、混戦状態が続く。また7位駒大から9位東洋大も2ポイント差しかないため、インカレ出場圏内を懸けた戦いもまだまだ予想できない展開になりそうだ。果たして早大の勢いを止めるチームはどこなのか。またインカレ出場権を手にするのはどの大学か。今後の試合も目が離せない。

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