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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・1部第20節マッチレポート

2018/11/20

 「JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦【後期】」1部リーグ20節は、11月10日(土)に4試合、11月11日(日)に2試合が行われた。


専修大学 対 順天堂大学 @フクダ電子アリーナ


 後期リーグの初白星が欲しい専修大学(勝点22・10位)と、勝点を積み上げて上位を狙う順天堂大学(勝点31・3位)の一戦。
 試合は、開始早々に動いた。1分、専大は17番・遠藤翔太からの浮き球のパスを11番・中山克広が右サイドで受ける。それを8番・河上将平にパス送ると、すかさず8番・河上がボールをコントロールして左足シュート。専大が幸先よく先制した。しかし14分、今度は順大が反撃を開始する。3番・三國スティビアエブスがドリブルで前線へ。左サイドの10番・名古新太郎にボールを送ると、10番・名古はゴール前にクロス。それを11番・旗手怜央が決めて同点に追いつく。さらに21分には、中央でボールを奪った順大の12番・大谷京平が3番・三國にスルーパス。3番・三國がそれを冷静に右足で流し込み、順大が1-2と逆転に成功する。
 1-2の順大リードで迎えた後半だったが、専大は56分、11番・中山がゴール前中央でボールを受け、そのまま右足を振り抜く。11番・中山の鮮やかなゴールで、今度は専大が同点に追いついた。しかしその2分後の58分、専大は順大の3番・三國をペナルティエリア内で倒し、ペナルティキックを献上してしまう。このチャンスに11番・旗手がしっかりと決め、またもや2-3とリードを奪う。だが順大のリードもつかの間、64分には専大11番・中山がゴール前に浮き球を入れ、それを17番・遠藤がヘディングで押し込み、またもや専大が同点に追いついた。激しいゴールの奪い合いとなった試合は、しかしその後追加点なく3-3のまま終了。取って取られてのシーソーゲームは、勝点1を分け合う結果となった。



早稲田大学 対 東京国際大学 @フクダ電子アリーナ


 優勝に王手をかけた早稲田大学(勝点40・1位)と、今節負けたら降格が決定する東京国際大学(勝点15・11位)の一戦。
 勝てば優勝の可能性が、負ければ2部リーグ降格が確定する、両チームにとっての大一番。試合は7分、残留にわずかな望みを残す東国大が先制点を挙げる。右サイドの8番・柳園良太が放ったロングパスに、9番・町田ブライトがディフェンスラインの裏へと抜け出し、ペナルティエリア内で振り向きざまのシュート。優勝を目指す早大にとっては、出鼻をくじく痛い失点となった。反撃に出たい早大だが東国大の集中した守備に苦戦。しかし35分に、10番・岡田優希が左サイドから崩し、ゴール前へ。これを8番・栗島健太がスルーし、逆サイドの11番・相馬勇紀がキープ。「一発でシュートを打てるところにピタっとトラップすることができた。勝負ありだと思った」(11番・相馬)という狙いどおりのシュートで同点ゴールを決める。さらに42分にも、左サイドから9番・武田太一が崩しにかかり、それを10番・岡田が決めて逆転に成功。早大が2-1リードで前半を終えた。
 後半に入ると、タイトだった前半とうってかわって試合はオープンな展開に。序盤は突き放したい早大が、終盤は東国大がアグレッシブに攻撃をしかけ、何度となくチャンスをつくる。なかでも後がない東国大は終了間際にビッグチャンスを迎えるが、早大のGK、1番・小島亨介が再三のビッグセーブでこれを阻止。結局早大は8本、東国大は7本ものシュートを放つものの、追加点を得ることのないまま2-1で試合終了。敗れた東国大の来季2部降格が決定した。
 試合終了からほどなくして、筑波大学がアディショナルタイムに失点し、流通経済大学に引き分けたという結果がもたらされた。その結果により早大の1部優勝が決定。早大ベンチは歓喜の瞬間を迎えることとなった。早大の外池大亮監督は「(筑波大が勝利だと思い、優勝するという)気持ちは完全に来週にいっていた。だから最初は(優勝の)実感がなかった」と驚きを隠せない様子。「変化することが成長」と選手たちに言い続けてきたなかで「変化した選手たちがまた周りを支えてくれた。特に4年生は充実していたと思うし、それぞれがパワーを発揮してくれたと思う」とコメント。後期は2度も6失点を喫する厳しい試合を経験したが「脆さはあったが、苦しい中でも個の力、そしてチーム全体としてやられないという空気を、満たした試合も多かった。本当に大事な試合では踏ん張れる」とチームを信頼。この試合でも、終盤の東国大の猛攻に集中した守備で耐えるなど、その信頼に見事応えて優勝を手繰り寄せた。主将の10番・岡田は「試合に入る前に、いろいろな状況があるというのは予想していた」と、決して"楽な"優勝にはならないだろうことを予測していたという。けれど「それすらも乗り越えていける、飲み込めるプレーをできると思っていた。失点してもブレることはなかったし、前半のうちに点を返せたことで1-6(の悪夢)を乗り越えられたと思う」と語った。「このチームが優勝にふさわしいと思ったことは一度もない。常に何かが足りないチーム」と10番・岡田。足りない何かを求め続ける変化、成長が3年ぶり27回目の優勝を早大にもたらした。



法政大学 対 国士舘大学 @相模原ギオンスタジアム


 かろうじて1部リーグ優勝の可能性を残す法政大学(勝点31・4位)と、2部リーグ降格決定も、前節の勝利から流れに乗りたい国士舘大学(勝点11・12位)との一戦。
 前節の勢いのままに勝点3を掴みたい国士大だったが、前半開始早々に出鼻をくじかれる。国士大のゴール前で、人数的に有利な状態でボールを持ったのは法大の9番・ディサロ燦シルヴァーノ。1度は上げたクロスの狙いが外れたものの、それを17番・高木友也が拾い、そのボールを再び収めた9番・ディサロがしっかりと頭で押し込み、法大が先制する。1点を返したい国士大は、センターバックの速さを活かした攻撃で何度かチャンスを作るも、シュートまでは至らず、1-0のまま前半を終えた。
 後半は、両チームともに決定機を作ることができず、停滞した試合展開となった。すると法大は55分に8番・紺野和也、65分に22番・黒崎隼人を投入して、試合の流れを掴む。何度も危ないシーンを作られた国士大だったが、なんとかピンチを耐えきると、こちらも次々と攻撃の選手を投入する。最後の交代カードとして、84分に22番・松岡大智をピッチに送り出すと、この交代が功を奏す。アディショナルタイムに突入した90+3分、同じく交代出場の24番・新井晴樹の浮き球のパスを、23番・宮本英治がつなぎ、サイドは22番・松岡が右足シュートで劇的なゴール。土壇場で国士大が追いつき、1-1の同点でタイムアップ。法大は最後の最後に勝点2を失い、国士大はラストチャンスで勝点1を得る結果となった。


筑波大学 対 流通経済大学 @龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド


〇インカレ出場を目指し、連敗から抜け出したい流通経済大学(勝点26・8位)と逆転優勝に向けて絶対に負けられない筑波大学(勝点34・2位)との一戦。
 今季リーグ戦最後の“茨城ダービー”は、前半キックオフ後から一進一退の攻防戦を繰り広げた。しかし31分、ドリブルで抜け出した筑波大の33番・犬飼翔洋に対し流経大の2番・広滝直矢がスライディングで足をかけ、筑波大がペナルティキックを獲得。これを10番・西澤健太が落ち着いて決め、筑波大が先制点を獲得する。その後、筑波大は38分にも33番・犬飼がゴール前に抜け出してGKと1対1になる決定機を迎えるが、これは流経大の1番・オビパウエルオビンナがスーパーセーブで追加点を許さない。対する流経大は失点後、目立ったチャンスなくシュートはゼロ。0-1のままで前半を終えた。
 勝たなければ逆転優勝の可能性が潰える筑波大は、後半も積極的に攻める。開始早々の50分には、7番・三笘薫が左サイドをドリブルで突破。パスを受けた10番・西澤が右足を振り抜き、筑波大が追加点を挙げる。このまま突き放したい筑波大だったが、その後は徐々に流経大ペースに。すると80分、流経大は10番・新垣貴之コーナーキックを3番・野々村鷹人がつなぎ、最後は16番・鈴木哲平が頭で押し込んで1点を返す。1点差に追い詰めた流経大だが、中盤からなかなかシュートを打たせてもらえない。試合は長いアディショナルタイムに突入。このまま試合終了かと思われた90+5分、流経大の5番・小野原和哉がペナルティエリア内で後ろから倒されてペナルティキックを獲得する。これを9番・高澤優也がしっかりと決め、終了間際に流経大が同点に追いつく。ほどなくタイムアップの笛が鳴り、2-2で試合終了。筑波大が引き分けに終わり、他会場で行われていた早稲田大学が勝利したため、この瞬間、早大の1部リーグ優勝が決定。筑波大は逆転優勝ならず、涙を呑む結果となった。一方の流経大は最後の最後に勝点1を獲得し、インカレ出場に望みを残す形に。昨年度インカレ王者が、粘りを見せた。


桐蔭横浜大学 対 東洋大学 @県立保土ヶ谷公園サッカー場


 前節、最下位国士舘大学に敗れた桐蔭横浜大学(勝点22位・9位)と、初のインカレ出場に向け勝点3が欲しい東洋大学(勝点27・7位)の一戦。
 ともに初のインカレ出場に可能性を残す2チームの対戦。試合は前半、東洋大が7番・松崎快を中心とした細かいパスワークで桐蔭大を崩しにかかる。対する桐蔭大はボランチの7番・山下優人を軸とした中盤の選手たちが素早いプレスをかけて、東洋大にチャンスをつくらせない。拮抗した展開が続き、互いに得点を決めることができないまま前半は終了した。
 後半も東洋大がボールを支配し、2試合で、5得点と好調の11番・小林拓夢がゴール前での絶好のチャンス。しかし、シュートは桐蔭大の6番・岩下航が決死のブロックで防ぎ得点にいたらず。試合はやがて中盤で、激しいボールの奪い合いとなり、互いにチャンスをつくれない展開となった。試合終了間際には、東洋大がゴール前でフリーキックを獲得。しかし6番・坪川潤之が蹴ったボールは、惜しくも枠をはずれゴールならず。結局両チーム無得点のまま、スコアレスドローで試合は終わった。
 東洋大は勝点1を得て、創部初のインカレ出場に向け大きく前進。一方の桐蔭大はインカレ出場に黄信号が灯る厳しい状況となった。



明治大学 対 駒澤大学 @県立保土ヶ谷公園サッカー場


 前節完封負けを喫した明治大学(勝点29・5位)と、前節の勝利でインカレ出場に向け一歩前進した駒澤大学(勝点29・6位)の一戦。
 同じ勝点で並ぶ5位と6位の直接対決。序盤はともにペースを握ることができなかったが、駒大が次第にロングボールの放り込みとセカンドボールの回収でペースを握り始めた。しかし前半も中盤に差し掛かった19分、明大は8番・渡辺悠雅が右サイドからクロスを上げると9番・村田航一が頭で落とし、14番・中村健人がシュート。これは相手選手にあたるも、こぼれ球を25番・森下龍矢が流し込んで明大が先制する。勢いに乗った明大は5番・袴田裕太郎がコーナーキックからヘディングシュートを放つが、これは駒大のGK1番・角井栄太郎がビックセーブ。その後も明大が攻勢を強めるが、得点にはつながらない。
 明大の1点リードで始まった後半は、明大が9番・村田をターゲットにして攻撃の起点をつくる。落ち着いた試合運びで主導権を握る明大だったが、駒大の粘り強いディフェンスを前に追加点を決められない。対する駒大も交代カードを使いながら、流れを変えようと試みるが、2番・岩武克弥を中心とする明大の連動した守備を崩せず、試合終了。明大が1-0で勝利を収めた。






 第21節は11月17日(土)に味の素スタジアム西競技場にて明治大学と筑波大学、早稲田大学と順天堂大学が対戦。相模原ギオンスタジアムで、駒澤大学と桐蔭横浜大学、法政大学と東洋大学が、龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて東京国際大学と国士舘大学、専修大学と流通経済大学の試合が行われる。

 早大が1部リーグ優勝を決め、2部リーグ降格の2チームも確定。あとはインカレ出場枠を争うだけとなった。現在、インカレ出場の可能性があるのは、9位・専大まで。2位の筑波大はインカレ出場を確定させ、3位の明大も総理大臣杯優勝校としてインカレ出場が決まっている。インカレ出場権があるので7位までのチーム。残り4枠をめぐって4位から9位までの6チームの戦いは続く。

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