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JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦・2部第14節マッチレポート

2019/10/04


 『JR東日本カップ2019第93回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ第14節は、9/28(土)に2試合、9/29(日)に4試合が行われた。


青山学院大学 対 立教大学 @スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカーフィールド


 後期リーグは未勝利で下位に沈む青山学院大学(勝点13・10位)と、それを勝点1差で追いかける立教大学(勝点12・11位)の一戦。

 関東リーグ残留争いに絡む10位と11位の直接対決。試合は序盤から青学大がボールをうまく動かし、試合を支配する。青学大は6番・佐藤凌輔や7番・尾ノ上幸生の両ボランチが高精度なボールを前線に供給してチャンスを演出。対する立教大は、押され気味になりながらも4番・井浦智史を中心とする安定した守備で青学大の攻撃をシャットアウトする。攻撃では10番・吉田直矢が個人技を魅せるも、得点には至らない。両チームともに攻めあぐねる展開が続き、前半を無得点で終わった。

 後半は前半と打って変わって、オープンな展開になる。まずは47分、立教大にチャンスが訪れる。20番・立川将吾のクロスは一度阻まれるものの、こぼれ球を拾った20番・立川が今度はペナルティーエリア内へとパス。それを15番・桐蒼太が左足で合わせて立教大が先制する。その後も、6番・大塚諒や15番・桐がゴールに襲いかかるが、なかなか追加点には結び付けられない。すると65分、今度は青学大が反撃を開始。右サイドバックの18番・後藤田亘輝のクロスを、17番・佐々木達也が頭で合わせて同点に追いつく。さらには74分、6番・佐藤の右からのクロスを9番・大竹将吾がうまく合わせて青学大が逆転に成功する。このまま青学大が逃げ切るかと思われたが、85分に今度は立教大にチャンス。20番・立川のロングスローを4番・井浦が頭で繋ぎ、最後は途中出場の9番・佐藤大雅が頭で押し込み、同点に追いつく。結局、試合は2-2のまま終了し、勝点1を分け合うことに。残留を目指す両チームにとっては痛い引き分けとなった。


日本大学 対 東京国際大学 @スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカーフィールド


 後期リーグ初勝利を挙げて昇格圏内に返り咲きたい日本大学(勝点22・4位)と、ここ2試合勝利がなく調子の上がり切らない東京国際大学(勝点15・8位)の一戦。

 試合は序盤から東国大が主導権を握る展開となった。7番・宇高魁人と10番・有水亮の両サイドハーフによる積極的な仕掛けから好機を作ると、13分、東国大にチャンスが訪れる。ペナルティーエリア内のこぼれ球に反応した27番・石川竣祐がFWの29番・師岡柊生へとパス。これを29番・師岡が冷静に流し込み、東国大が先制する。しかし、次第に日大ペースとり、日大も両サイドハーフの7番・大森渚生、20番・鬼京大翔がボールを落ち着かせながら攻め込む。また、湘南内定の10番・舘幸希も攻め上がってチャンスを作るが、得点には至らないまま0-1で前半を終了した。

 後半は再び東国大の攻撃からスタート。61分に、7番・宇高がペナルティーエリアで放ったシュートは、日大GKの1番・山内康太に阻まれるも、こぼれ球を拾った7番・宇高が再度ゴールに押し込み追加点。東国大が2点のリードを奪った。このまま流れは東国大に傾くかと思われたが、直後の74分に今度は日大が反撃を開始。25番・荻原翼のシュートのこぼれ球に反応した11番・岡安優が押し込みゴール。スコアを1-2とし、1点差に詰め寄った。その後も日大の攻撃陣が果敢に攻め込むが、東国大も主将の4番・小木曽佑太を中心に粘り強く守り、追加点を許さない。このまま試合終了かと思われた87分、日大は3番・長谷川雄介が自陣からロングボールを前線に入れる。それに反応したのは25番・荻原。タメを作りパスを出すと、9番・堀口護が左足を振り抜き、ついに同点に追いつく。日大の終了間際の劇的ゴールでスコアは2-2となり、試合は引き分けで終了。日大は辛うじて勝点1の獲得に持ち込んだものの、東国大は2試合連続となる終了間際の失点で勝点3を逃す結果となった。


拓殖大学 対 東海大学 @江戸川区陸上競技場


 後期3連勝で上位との差を縮めたい拓殖大学(勝点20・5位)と、1つでも順位を上げたい東海大学(勝点16・7位)の一戦。

 試合は立ち上がりから拓大ペースだった。前半から拓大がテンポの良いパス回しと動き出しで、何度となくサイドからチャンスを演出。しかし球際の強さで勝る東海大も、簡単には得点を許さない。逆にカウンターから相手ゴールに迫り、攻守が激しく入れ替わる展開に。しかし8分、拓大は9番・長尾吉家のクロスに26番・田中幸大が飛び込んだところ、ブロックに入った東海大の6番・水越陽也がハンドの判定を受けてペナルティーキックを献上。これを26番・田中が決めて拓大が先制する。勢いに乗った東海大は31分、ペナルティーエリア内で14番・青木義孝からのパスを受けた9番・長尾がシュートを突き刺し、2-0とリードを広げた。

 2失点を喫した東海大はハーフタイムに9番・半沢拓也と7番・武井成豪の長身ふたりを一気に投入。巻き返しを図るが、後半も拓大の勢いは止まらない。60分にはペナルティーエリア内でのパス交換から、6番・清水祐貴が試合を決定づける3点目。だが東海大もここから意地を見せ、それまでたびたび裏への抜け出しを狙っていた11番・砂金大輝が躍動。75分に3番・佐藤颯人からのパスを受けると、そのままドリブルで独走。GKとの1対1を制して1点を返すが、東海大の反撃もここまで。その後は拓大が危なげない試合運びでリードを守りきり試合終了。拓大が後期3連勝で日大と勝点が並び、得失点差で勝り順位を1つ上げて4位に浮上した。

 拓大の玉井監督は「無失点でいきたかった」と最後の失点に苦笑いを見せながらも「3点取れたのが大きい」とコメント。常日頃から勝利のためには3点が必要と説いているだけに、ノルマをこなしての勝利に笑顔ものぞかせた。後半は「東海大さんが大きい選手を送り出してくるだろうと想定済」とのことで対応はできていたが「どうしても後ろから蹴られるとやりにくい」との課題も。次節の対戦相手は最下位の東京学芸大学だが、後のない相手だけにやりにくい一面も。「相手は十分力のあるチーム。守備を固めてくることもあれば、パスを回してくることもある。毎回戦い方が違うので難しい」とこぼしながらも「相手どうこうというより、自分たちのコンディションをしっかり整えて臨みたい」と気を引き締めていた。




国士舘大学 対 関東学院大学 @江戸川区陸上競技場


 現在勝点差4で首位を追う国士舘大学(勝点24・2位)と、上位進出に向けて1つでも順位を上げたい関東学院大学(勝点17・6位)の一戦。

 関学大は低い位置からダイレクトパスを織りまぜたスピードのあるパスサッカーでサイドを攻略し、国士大のディフェンスを崩しにかかる。対する国士大も球際の強さを発揮し、簡単には得点を許さない。そんな中、試合が動いたのは13分。国士大の14番・松岡大智が右サイドからカットインでペナルティーエリアに侵入し、そのまま逆サイドのゴールネットに突き刺し、国士大が先制する。

 後半も前半同様、関学大がサイドに人数をかけた攻撃で国士大ゴールを脅かす。しかしまたしても試合を動かしたのは国士大だった。72分にシュートのこぼれ球に反応した33番・棚橋尭士が追加点を決め、スコアは2-0に。しかし関学大もここから反撃に移る。77分、ジェフ千葉内定の10番・見木友哉が放ったシュートは、1度相手DFに防がれるものの、自らこぼれ球を拾って再びシュート。これがGKの手から逃れるようにゴール右隅に決まり、関学大が1点差に詰め寄る。その後も関学大の攻撃は止まらず、86分には10番・見木が左サイドからペナルティーエリアに侵入したところを倒され、ペナルティーキックを獲得。自身でこのチャンスに臨んだ10番・見木のキックが決まったかと思われたが、キック前の他選手の動きが指摘されてやり直しに。2度目のペナルティーキックは、国士大GKの1番・脇野敦至が止めて追加点ならず。逆に直後の89分、国士大は33番・棚橋がボールを奪うと一気にカウンターを仕掛ける。右サイドに抜け出した、熊本内定の11番・髙橋利樹がボールを受けてシュートを放つと、これが相手のオウンゴールを誘い、試合を決定づける3点目。ほどなくしてタイムアップの笛が鳴り、攻め込まれながらも数少ないチャンスを確実にものにした国士大が、勝点3を獲得。首位・慶應義塾大学にピタリと追走した。一方の関学大はシュート数で国士大を上回りながらも、悔しい敗戦。2位の国士大とは、これで10ポイント引き離されることになり、昇格を目指すには「かなり難しい状況ではある」と関学大・石村大監督。反撃の機運が高まったところでのペナルティーキックのやり直しなど、アンラッキーな部分も。これで4試合連続ゴールとなった10番・見木の活躍が光るが「見木頼みになってはいけない」との反省もあり、新たな気持ちで次節に臨む。




日本体育大学 対 産業能率大学 @日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場


 昇格圏の2位内に入るためにはなんとしてでも今節の勝利が欲しい日本体育大学(勝点22・4位)と後期リーグ初勝利をあげ、降格圏内との差を広げたい産業能率大学(勝点15・9位)の一戦。

 試合は開始早々から動いた。産能大は4分、17番・山下隼輝のヘディングシュートがバーに当たったものの、跳ね返りに反応した15番・吉田朋恭が再度ヘディングで押し込む。先制した産能大は、その後も上手くボールを回して主導権を握るが、日体大もカウンターからの同点弾を狙う。しかし、両チーム最後の最後で決めきることができず、産能大が1点リードのまま前半を折り返した。

 しかし後半開始早々の47分、日体大は10番・山下諒也がペナルティーキックを獲得。これを自ら決めて同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。日体大はその後も10番・山下を起点に裏のスペースを狙い、対する産能大は、18番・吉田伊吹にボールを集める。互いに持ち味を活かした攻撃を展開するも、均衡は崩れず試1-1のままアディショナルタイムに突入。すると日体大が怒涛の攻撃で産能大ゴールを脅かし始める。そして試合終了間際の90+5分、産能大のクリアボールに反応した32番・三浦颯太のクロスを、18番・飛鷹啓介がトラップ。そのままターンをして左足を振り抜き、ゴール右隅にシュートを突き刺した。劇的な逆転ゴールを挙げた日体大が、そのまま2-1で勝利。3位に浮上し、昇格圏の2位・国士舘大学に勝点2差と近づいた。一方の産能大は後期リーグ未だ勝利を挙げられず、悔しい結果となった。


慶應義塾大学 対 東京学芸大学 @日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場


 首位を堅持し下位との差を広げたい慶應義塾大学(勝点28・1位)と最下位脱出に向けて勝点を積み上げたい東京学芸大学(勝点11・12位)の一戦。

 試合序盤は東学大がロングボールで慶大陣内へとボールを運ぶ展開に。しかし、慶大は5番・沼崎和弥を中心とする落ち着いた対応で、東学大にチャンスを作らせない。次第に慶大がボールを支配し始める中、しかしスコアを先に動かしたのは東学大だった。24分、東学大は8番・住田将がフリーキックを直接決めて先制。東学大が、数少ないチャンスを決めてリードを奪う。しかし慶大もすぐさま首位の意地を見せる。35分、一瞬の隙を見逃さなかった14番・橋本健人が、相手DFからボールを奪取。ハーフウエーライン付近からのロングシュートを決めて同点に追いついた。

 1-1で迎えた後半だったが、試合は序盤から慶大がボールを支配。すると65分、中盤でボールを奪った慶大の6番・八田和己がペナルティーエリア付近までボールを運ぶと、最後は30番・松岡瑠夢が右足で決めて、慶大が逆転に成功する。さらに3分後の68分には、サイド攻撃から7番・佐藤海徳の折り返しをまたもや30番・松岡がゴールに流し込み、リードを広げた。また試合終了間際の90分には、30番・松岡のパスから今度は7番・佐藤がダイレクトで合わせてダメ押しの4点目を決めて勝負あり。ほどなく試合終了の笛がなり、慶大が落ち着いた試合運びで4-1と快勝し、勝点3を積み上げた。一方の東学大は前節の後期初勝利から流れに乗りたかったが、またしても黒星を喫する結果に。残留に向けて厳しい戦いが続く。



 次節の第15節は、10/5(土)に奥戸総合スポーツセンター陸上競技場にて慶應義塾大学と日本体育大学、朝霞中央公園陸上競技場にて拓殖大学と東京学芸大学がそれぞれに対戦。また、10/6(日)には国士舘大学町田キャンパスサッカー場にて産業能率大学と青山学院大学、日本大学と国士舘大学が、そして立教大学富士見総合グラウンドでは関東学院大学と立教大学、東京国際大学と東海大学の試合が行われる。

 首位の慶大をはじめ国士大、日体大、拓大の上位陣は軒並み勝利を収め、勝点差は変わらないまま。しかし2位で前期リーグを終えた日大は、ここ3試合で2分1敗と白星を挙げられず、得失点差で拓大に敗れて5位に転落。優勝・昇格争いから一歩遅れをとる形に。また、6位以下のチームは勝利を収められず、勝点差6に7チームがひしめき合う混戦模様が続いている。この混戦をどのチームが抜け出すのか、そして上位グループでは首位・慶大に待ったをかけるチームが出てくるのか。例年以上に混戦となった"戦国2部リーグ"。毎試合、目が離せない戦いが続く。

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