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JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦・1部第4節レポート

2015/04/21
 JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦1部第4節は、4月18日(土)に龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド、味の素フィールド西が丘、フクダ電子アリーナの3会場で行われた。
 夏冬2冠の流通経済大学が、開幕から3連勝中の明治大学の快進撃を食い止めることが出来るのか、連戦の最後を締めくくる戦いに注目が集まった。


○1勝2敗と思うような結果が出ない7位・駒澤大学(勝点3)と、前節早大に4‐1で快勝した5位・中央大学(勝点4)の対戦。

 試合開始早々4分、駒大の33番・伊藤大祐の放ったシュートが相手フィールドプレーヤーに当たり、そのこぼれ球を37番・室町仁紀がヘディングでゴールへと押し込む。先制点を挙げた駒大はその後も落ち着いてゲームを作り、21分に38番・小口大司が追加点を決めて2-0に。後半に入ると2点を追う中大は細かいパスを繋いで攻め込み、77分、6番・飯干雄斗が1点を返す。流れに乗って反撃といきたいところだったが、その後は決定機を作ることが出来ず、結局2‐1で駒大が勝利した。
 勝点3を獲得した駒大は5位へと浮上。一方の中大は8位へと順位を入れ替える形となった。


○現在3連勝中と絶好調の首位・明治大学(勝点9)と、明大の勢いを止めたい4位・流通経済大学(勝点5)の対戦。

 前半は流経大が主導権を握る展開となった。相手ディフェンダーの裏を狙ったロングボールと豊富な運動量で攻撃を仕掛けるが、得点には至らず0‐0で前半が終了。しかし後半開始早々46分に、流経大の14番・渡邉新太が待望の先制点を獲得。このまま1点を守り切りたい流経大であったが、終了間際の88分に明大の9番・三苫元太がクリアボールをカット、ヘディングで同点弾を決め、1-1で痛み分けとなった。
 明大は首位をキープしたものの、連勝はストップ。ここまでの4試合で全て失点していることも要改善だ。流経大は順位変わらず4位としたが、着実に勝点を積み重ねている。


○6位・早稲田大学(勝点4)と、そろそろ勝点3が欲しい10位・神奈川大学(勝点2)の対戦。

 前節から中2日という日程の影響か、両チーム共に疲れを見せる立ち上がりとなったが、6分に早大の8番・堀田稜のコーナーキックから4番・金澤拓真が頭で合わせ、早大が先制点を獲得。神大は1点を追いかける状況となったが落ち着いてゲームを進め、17分に9番・鈴木翔大が同点弾を決める。その後はお互いにチャンスはあったものの、得点には至らず1-1で試合を終えた。
 早大は前後半で合計16本ものシュートを打ったものの、シュート本数に見合わない得点数となり、さらには順位を7位へと落とした。対して神大は順位を動かすことなく11位のまま。初白星とはならなかった。


○お互いに今節で初の白星を狙う11位・専修大学(勝点2)と12位・桐蔭横浜大学(勝点2)の対戦。

 試合開始より前線でボールを受け、攻撃に転じる桐蔭大。それに対し、専大は前線でボールを保持することが出来ず、前半は桐蔭大ペースで試合が進む。後半に入り専大が優勢かと思われたが、64分、桐蔭大の7番・山根視来がディフェンダーの隙をついて得点。専大も細かいパスを繋いで中央を崩しにかかるが、決定力に欠け、1-0で桐蔭大が今季初勝利を収めた。
 桐蔭大は勝ち点3を獲得し、9位へと浮上。一方、昨季王者の専大はついに最下位へと順位を落とした。


○8位・国士舘大学(勝点3、得失点差-1)と9位・法政大学(勝点3、得失点差-3)という、同勝点チーム同士の対戦。

 試合開始早々の4分、先制点をあげたのは法大の8番・青島拓馬。左サイド14番・白石智之のクロスに頭で合わせ、幸先の良い1点を決める。対する国士大も26分にCKによるゴール前での混戦から4番・中村俊貴が右足で押し込み、同点とする。両チーム互角のまま前半を終えるが、後半開始直後の47分に国士大19番・平野佑一が勝ち越しゴールを決める。彼のパスによって、チームの動きが活性化された結果の得点だった。国士大はその後、法大に得点を許さず2-1で試合終了。
 国士大は勝点を6に伸ばし、順位も6位へと浮上。今節で2連勝と調子を取り戻しつつある。一方の法大11位へと順位を落とす。残念ながら、前節専大相手に白星を挙げた勢いそのままに、とはいかなかった。


○開幕戦は黒星だったものの、その後は2連勝と順調な3位・順天堂大学(勝点6)と、前節で連勝は途絶えてしまったが、未だ負けなしの2位・慶應義塾大学(勝点7)の対戦。

 前半より均衡した試合展開が繰り広げられる中、32分に順大の11番・米田隼也が先制。前半のうちに同点に追いつきたい慶大であったが、順大の堅い守備を前にシュートを1本も打つことが出来ない。エンドが代わって58分、慶大の4番・宮地元貴が10番・端山豪のCKをダイレクトに頭で合わせ、同点に追いつく。前半とはうって変わり、後半は順大がシュートを打つことが出来ない展開となった。
 両チームともに数少ないチャンスを決めて、1-1で勝点を分け合う結果となったこの試合。両チーム順位も変わらず、慶大は2位、順大は3位をキープ。上位直接対決の勝敗は後期へと持ち越された。


 次節は4月25日(土)に三ツ沢公園陸上競技場にて駒澤大学と神奈川大学、早稲田大学と流通経済大学、味の素フィールド西が丘にて明治大学と中央大学、専修大学と慶應義塾大学。4月26日(日)に横須賀リーフスタジアムにて国士舘大学と桐蔭横浜大学、順天堂大学と法政大学の対戦が行われる。
 例年の予想を覆す展開の多い今季のリーグ戦、次節はどんな試合展開をみることが出来るか、注目したいところである。


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早稲田大対桐蔭横浜大フォトレポート
専修大対神奈川大フォトレポート

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