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「アミノバイタル®」カップ2017 第6回関東大学サッカートーナメント 5位~8位決定戦マッチレポート

2017/07/24
 7月8日(土)に『「アミノバイタル?」カップ2017 第6回関東大学サッカートーナメント大会≪兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選≫』の5位決定戦が駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で、また7位決定戦が味の素フィールド西が丘で行われた。



◯2年ぶりに総理大臣杯出場権を獲得した流通経済大学と、昨季総理大臣杯優勝校の明治大学に勝利し勢いに乗る青山学院大学の一戦。

 青学大のキックオフで始まった試合は序盤、2部の青学大が攻め、1部の流経大が守る予想外の展開となった。しかし徐々に流れを取り戻した流経大は14分、14番・相澤祥太が中央でクロスを上げるも、相手選手がこれをクリア。しかし30番・星野秀平がセカンドボールを拾い、そのまま右足で決めて先制点とする。このゴールをきっかけに、その後も流経大が攻撃を仕掛ける。しかし青学大もわずか1本とはいえシュート数では流経大を上回るなど拮抗した展開に。
 しかし再び試合を動かしたのは流経大。53分、左サイドで27番・清水智貴が中央へ25番・本村武揚にパスを出すと、25番・本村は前線へと浮き球を送る。するとこれを、ハーフタイムに投入された5番・守田英正が右足で冷静に決め追加点とする。しかし青学大もその5分後の58分には逆襲。4番・中島康輔のサイドチェンジに13番・小田寛貴が反応。19番・坂本裕樹に繋げると、19番・坂本が右足を振り抜いてゴールし1点を返すが、反撃はここまで。その後、青学大は逆転を狙い攻め続けたが、ゴールまであと一歩届かず2-1で流経大が勝利した。
 この結果、流経大は5位、青学大は6位に。両チームとも総理大臣杯に出場することは決まっているものの、5位の流経大はシード権を獲得して2回戦からの出場となる。残暑厳しい9月の総理大臣杯。しかも中1日の連戦となるだけに、シード権を逃した青学大にとっては厳しい大会となりそうだ。


〇3年ぶりの総理大臣杯出場を狙う駒澤大学と、昨季総理大臣杯を制した明治大学との一戦。

 勝てば総理大臣杯出場が決定する大事な試合は、序盤から明大のペースとなった。明大は中盤2枚の6番・柴戸海と16番・安部柊斗が、ディフェンスのギャップでうまくボールを受け、主導権を握り続ける。結果、ラインが下がった駒大に対してシュート12本を放つなど多くのチャンスを作るが、ゴールネットを揺らすことができず、0-0で前半終了。
 後半も明大ペースで試合が進んだ。しかしスコアは動かず、明大は足元でつなぐサッカーから背後へとボールを蹴る形に攻撃を転換。それが功を奏し、76分には、明大27番・中川諒真と20番・渡辺悠雅がパス交換をしながら裏へと抜け出す。最後は27番・中川が浮き球で前に出てきたGKをかわすと右足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らし先制。その後、駒大も何度かチャンスをつくるもののゴールならず、先制点を守りきった明大が0-1で勝利を収めた。
 最後の1枠で3年連続14回目の総理大臣杯出場を決めた明大。
明大・栗田大輔監督は「やっと大事な試合で勝てた」とまずは一安心の表情。この試合では、27番・中川、20番・渡辺といった交代選手が決勝点を演出。「今年は交代選手が活躍しなかったけれど、今日ようや(交代起用が)的中した」と笑顔を見せた。この数試合は「大事な試合で勝ちを逃していたので、今日は勝つことを意識しようと選手には伝えた」と試合前の様子を語った栗田監督。今日の試合では途中で戦い方を変え、また連戦の中では若い選手を起用するなどリーグ戦とは違う状況に「全体的にいろいろなケースのゲームをできた大会で、いい経験になった」と栗田監督。前戦の順位決定戦ではメンバーを総入れ替えで臨み、2部の青山学院大学に敗れたが「トップとサブで差があるのは明大ではない。どのチームでも明大らしさを追求して結果を出そう」と選手を鼓舞。まずは総理杯出場を決め「(総理杯)連覇の資格を得ることができた」明大。「悪くても結果を出せる、甘さのないプレーを目指して修正しないといけない」と、総理杯に向けての課題を語った。
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