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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦【前期】記者会見レポート

2017/04/14
 去る4月10日、1部12チームの全主将が登壇し、『JR東日本カップ2017第91回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』の記者会見が行われました。

 記者会見にはほかに一般財団法人関東大学サッカー連盟・秋田浩一理事長、ならびに佐藤健技術委員長も出席し、リーグ戦の見どころなどを紹介しました。

 秋田理事長は本リーグ戦、そして大学サッカーの魅力について「プロにはない、学生らしい楽しさやおもしろさ、やりがいを含めて学生が選手として、もしくは人間として成長していく場」と表現。「おごらず、ひるまず、焦らず戦いを繰り広げていくと思うので、ぜひ注目していただきたい」と語りました。また、佐藤技術委員長は昨年のリーグ戦を振り返りながら「選手層の厚さとクオリティーの高さで、3節を残して優勝を決めた明治大にしても、すべてが楽な試合ではありませんでした」とコメント。インカレの決勝戦は2部から昇格したばかりの筑波大と日本体育大の対戦になったこと、また一昨年の優勝チームである早稲田大が、昨年は2部に降格したことなどに触れ「技術、実力ともにすべてのチームが近いところにあるのが関東大学リーグ。今年もそのような内容の濃い試合が展開されると思います」と本リーグ戦の魅力を語りました。

 その後、各大学の主将たちが開幕戦のカードごとに、今季リーグ戦への抱負やチームの特徴、主将の目から見た今季の注目選手などを語りました。



■明治大学主将・木戸皓貴選手

 今年の明治大は選手ひとりひとりの能力が非常に高く、まとまりがあります。出場メンバーに入った選手はもちろん、メンバー外の選手も、1年間通してモチベーションを落とさずにいきたいと思います。明治大は昨年優勝しましたが、そのことは置いておいて、もう一度チャレンジャーの気持ちで戦っていきたいと思います。
 今季の明治大の注目選手は柴戸海(4年・MF)です。攻守において要となり、ハードワークな動きなど、明治大の基準となるべきものをもっとも活かしている選手だと思います。


■筑波大主将・北川柊斗選手

 筑波大のサッカーは、泥臭く攻撃して泥臭く守るサッカーです。けれど、その中でもお客様が楽しいと思えるようなサッカーをしたいし、結果にもこだわりたいと思います。昨年のリーグ戦は準優勝という悔しい結果に終わったので、今年こそは優勝を狙いたいと思います。
 今季の筑波大の注目選手鈴木大誠(DF・3年)です。鈴木選手は守備の中心となるセンターバックです。彼がチームの中心となって試合を無失点におさえてくれれば、リーグ戦は優勝できると思っています。


■日本体育大主将・輪笠祐士選手

 日本体育大は、クリエティブでアグレッシブな攻撃的サッカーをスローガンに掲げています。攻守において主導権を握り、個人でもチームでもグループでもボールを奪い、ゴールを狙うサッカーを目指しています。昨年は開幕から5戦勝ちなしと出だしにつまずいたシーズンだったので、今年は開幕から日体大のサッカーを見せ、昨年以上の成績を残したいと思います。
 今季の日体大の注目選手はンドカ ボニフェイス(DF・4年)です。守備の要であり、強靭な肉体で相手の動きを防いでくれるのはもちろんですが、プレー以外の面でも規格外なところが多くある選手なので、そこにも注目してください。


■順天堂大学主将・坂圭祐選手

 順天堂大学はボールポゼッション、そしていいポジションからゴールを目指すサッカーをします。選手ひとりひとりの技術は高いと思うので、そこを結果につなげることを目標にしています。リーグ戦では、去年の経験を活かした戦いで、必ず優勝したいと思います。
 今季の順大の注目選手は米田隼也(MF・4年)です。1年生の頃から試合に出ている選手ですが、今年は彼にとって最後の年。結果はもちろん、最上級生としてプレーでも言葉でもチームも引っ張っていってくれると期待しています。


■法政大主将・関口亮助選手

 今年の法政大は、昨年に比べて個の部分が劣っていると思います。だからこそ“全員攻撃全員守備”をモットーにやっていきたい。また関東大学リーグ戦においては、去年の成績を塗り替え、年間を通して首位争いをしていきたいと思います。
 今季の法政大の注目選手は武藤友樹(DF・4年)です。サイドからのドリブルがうまく、チャンスをたくさんつくってくれる選手です。


■慶應義塾大主将・手塚朋克選手

 今年、慶應は“凡事徹底”というスローガンを掲げました。“当たり前”を徹底するとともに、目標である関東大学リーグ優勝に向けて、全員が高い志をもって取り組んでいきたいと思います。結果的には、昨年まで3年連続でインカレ出場をはたしていますし、優勝争いをした年もありました。けれどまだまだ物足りなさを感じているので、今年は慶應の目指すサッカーのスタイルを貫き、優勝を目指してがんばっていきたいと思います。
 今年の慶應の注目選手は近藤貫太(4年・MF)選手です。プロ(愛媛FC)で培った経験をこのチームに落とし込み、プレーでもチームを引っ張ってくれています。ぜひ注目してほしいと思います。


■専修大主将・田口圭介選手

 今年の専修大は全員で戦うことを意識してきました。そこを試合に出せればいいと思っています。専修大の“攻撃的で美しいサッカー”を体現するためにも、相手よりも早く、強くプレーすることを意識し、優勝を目指してがんばりたいと思います。
 今季の専修大の注目選手は三沢直人(MF・4年)です。フィジカル、キック、テクニック、すべてにおいて大学サッカーのMFの中ではNo1だと思っています。チームの要になる選手です。


■流通経済大主将・石田和希選手

 流通経済大はここ数年リーグ優勝ができていないので、今年はリーグ戦に力を入れ、必ずタイトルを獲りたいと思います。今年、流経大は“奪還”という目標をテーマに掲げました。今年のチームは核となる4年生が非常に多いチームです。そういう意味でも、4年生がリーダーシップをとってどのように勝利に導くのか求め、必ずやタイトルを獲りたいと思っています。
 今季の流経大の注目選手は守田英正(MF・4年)です。ボランチというチームの核となるポジションの選手で、ボールも奪えるし攻撃の起点ともなれる選手です。守田の調子がチームの勝敗に大きく関わってくるのではないかと思っています。


■駒澤大主将・渡邉黎生選手

 今年のチームに限らず駒澤大は、学生らしく最後まで全力で戦う姿勢をピッチで表現したいと思います。リーグ戦について、昨年は“駒大復活元年”として、監督、スタッフ、4年生を含め、部員全員が目標に向かって取り組んだのですが、不本意な結果となってしまいました。今年は結果にこだわって、一戦一戦全力で戦っていきたいと思います。
 今季の駒大の注目選手は熱川徳政(DF・4年)です。2年生のころからずっと試合に出続け、ピッチの中では誰よりも熱く、チームのために戦ってくれる選手です。


■桐蔭横浜大・浅川隼人選手

 今季の桐蔭横浜大は昨年のメンバーがほとんど残っており、チームとしての円熟味が増しています。練習でも、サッカーを楽しみながらも激しくといったことができています。昨年のリーグ戦では、前期は開幕ダッシュで好調だったのに、後期には落ち込むという反省点がありました。今季は1年間を通して好調を維持し、リーグ戦優勝に向けてがんばりたいと思います。
 今季の桐蔭大の注目選手は八戸雄太(DF・4年)です。センターバックとして、去年から守備の要となっているのですが、今年は最終学年なのでオンでもオフでも引っ張っていってくれる、チームの核になってくれると思っています。


■東京国際大主将・楠本卓海選手

 東京国際大のチームのコンセプトは、球際と攻守の切り替えと、運動量です。昨年はそれがしっかりできたことで2部で優勝できたと思うので、今年は1部でもそれを継続していきたいと思います。1年のころからメンバーを大幅に変えずに戦えてきたことが自分たちの長所だと思うので、そこをしっかり出して戦いたいと思います。
 注目選手はGKの伊原清也(4年)です。去年2部でたくさんの危機を救ってくれたので、1部でも同じようにピンチを救ってくれると思っています。


■東洋大主将・伊藤俊祐選手

 東洋大はボールポゼッションを特徴としたチームです。ボールポゼッションでゲームを支配し、勝利に結びつけたいと思います。去年は1年生から4年生まで、試合に出ている人、出ていない人関係なく、チームみんなが団結したからこそ昇格をつかめたと思っています。その団結力を今年も活かして、上位の食い込めるようにしたいと思います。
 注目選手は高橋宏季(MF・3年)です。チームでただひとり関東選抜に選ばれていますし、攻守にわたって活躍できる、東洋大の心臓ともいえる選手です。
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