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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・1部第17節レポート

2017/10/20
 『JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第17節は、10月14日(土)に5試合、10月15日(日)に1試合が行われた。



〇現在4連勝中で首位の筑波大学(勝点38・1位)と、初のインカレ出場を確実なものにしたい東洋大学(勝点24・5位)の戦い。

 筑波大は8番・戸嶋祥郎を中心にボールを動かしながら、エースの11番・中野誠也が裏へ抜け出したところを狙い、得点のチャンスを窺う。勢いを持って攻め込む筑波大を対し劣勢かと思われた東洋大だったが、均衡を破ったのは東洋大のほうだった。16分、自陣でボールを奪った東洋大は一気にカウンターを仕掛け、6番・勝野瑛からボールを受けた18番・松崎快が自らペナルティーエリア内にボールを運ぶと、そのまま冷静にゴールへと流し込み、先制に成功する。1点を追う展開となった筑波大は、なんとか前半のうちに追いつこうと9番・三笘薫、14番・会津雄生らが積極的にサイドから仕掛ける。しかし再三チャンスを作りながらも決定機を生かしきれない。結局得点に結びつけられないまま、0-1で前半を終える。
 後半が始まるとリードする東洋大がゲームの主導権を握る展開に。18番・松崎と11番・坂元達裕の抜群のコンビネーションから追加点を狙うが、筑波大の連動した守りに阻まれてしまう。すると58分、筑波大はテンポよくボールを動かし、9番・三笘から8番・戸嶋へとつなげ、ドリブルで相手ディフェンダーをかわして右足を振り抜く。8番・戸嶋の鋭いシュートがゴールネットを揺らし、筑波大が試合を振り出しに戻した。そのゴールから一気に勢いを取り戻した筑波大は攻勢を強め、69分に何度となく見せ場を作ってきた9番・三笘がサイドを駆け上がりペナルティーエリアに侵入。勢いよく右足から放たれたボールは美しい弧を描き、ゴールネット右隅に吸い込まれる。値千金のゴールで逆転した筑波大はその後もゲームをコントロールし、迫る東洋大攻撃陣を抑え込み試合終了。ホームの利を生かした筑波大が2-1で勝利。盤石なチーム力を見せる結果となった。
 今節の勝利で連勝を5に伸ばした筑波大は、次節、東京国際大学と対戦。次節も勝って6連勝とし、首位固めをしたいところだ。一方悔しい敗戦となった東洋大は慶應義塾大学との一戦が控える。降格圏脱出を狙う慶大に、上位の意地を見せられるか。


〇後期リーグが始まって5連勝中、勝点1差で首位を追う順天堂大学(勝点37・2位)と、残留のためには負けることが許されない日本体育大学(勝点11・11位)の一戦。

 試合前から緊張感の漂うゲームは順大のキックオフで始まった。パスを細かく繋ぎ、ボールを保持しながら攻撃を試みる順大に対し、日体大は組織的な守備を徹底し、自陣できっちりとした守りを見せる。両チーム一進一退の攻防が繰り広げたものの、決定的なチャンスは訪れることなく前半を0-0で終える。
 後半に入ると、日体大は流れを変えるべく7番・室﨑雄斗、28番・伊藤純也を一気に投入。この交代によって攻撃が活性化された日体大に好機が訪れた。55分、左サイドでフリーキックのチャンスを得た日体大は、28番・伊藤がゴール前に絶妙なキックを蹴り込む。そこに走りこんできた24番・原田亘が勢いよく頭で合わせ、日体大が先制する。1点を追う形になった順大は、7番・名古新太郎が起点となり11番・旗手怜央がゴールを狙うが、シュートは枠を捉えきれない。試合も終盤を迎えた81分には、カウンターを仕掛けた日体大がペナルティーキックを獲得。そのチャンスを10番・太田修介が冷静に決め、順大を突き放す2点目をマーク。その後お互いに決定機を迎えるも得点には至らず試合終了。0-2で日体大が後期初勝利。第8節ぶりとなる勝点3を獲得した。
 この敗戦により、首位・筑波大学との勝点差が4ポイントに開いてしまった順大。さらに次節、勝点3差で順大を追い上げる3位・流通経済大学との直接対戦となる。首位に追いつくため、また6連勝と勢いに乗る流経大を突き放すためにも、絶対に負けられない一線だ。一方嬉しい後期リーグ初勝利となった日体大は、次節は昨季王者の明治大学と戦う。この勢いのまま勝点を積み重ね、降格圏脱出を狙いたい。


◯連勝で3位・流通経済大学との勝点5差を縮めたい東京国際大学(勝点26・4位)と、2連敗中の悪い流れを断ち切りたい専修大学(勝点18・8位)の一戦。

 専大のキックオフで始まった試合は立ち上がりから専大が積極的に攻撃を仕掛ける。展開に。専大は開始早々の1分、19番・氣田亮真が中央から左足でボレーシュートを放ち、東国大を驚かせるもシュートはわずかにゴールの外。一方、東国大は試合の入りこそ足が重かったものの、徐々にボールを繋いでチャンスを狙う。20分にはコーナーキックのこぼれ球を、12番・小木曽佑太がヘディングでゴールを狙うが、これは専大GK1番・蔦颯が好セーブ。39分にもスローインから右サイドを突破し、2番・古川雅人が左足シュート。しかしこのシュートはわずかに枠から外れてしまう。対する専大も41分、コーナーキックから3番・大西拓真がヘディングシュートを放つもゴールならず。両者決定機を決められないまま、0-0で前半を終える。
 専大はハーフタイムに18番・岸晃司を投入。仕切り直しとばかりに主導権を握ると59分、9番・下田悠哉がドリブルで前線へとボールを運び、33番・坂井淳へとつなぐ。33番・坂井からのパスを受けた19番・氣田がさらにドリブルでゴール前まで持ち込み、右足一閃。これが決まり、専大が先制点を挙げる。しかしその2分後の61分、中央で専大のパスミスを拾った東国大の11番・進昂平が、そのまま右足を振り抜き同点弾。ここから両者の激しい攻防戦が続くが、シュートまで持ち込むことができないまま試合は終盤へ。すると終了間際の87分、東国大が左サイドで27番・宇高魁人から18番・池添勘太郎へと繋ぎ、中央でフリーだった8番・桶谷亮太にボールが渡ると、そのまま右足でシュートを決め勝ち越し点。その後は東国大がきっちりと守りきり、2-1で試合終了となった。
 勝利した東国大はこれで3連勝。3位・流経大が勝利したため勝点差は縮まらなかったが、上位陣をピタリと王。次節は首位の筑波大学と対戦。筑波大から勝点3を奪い取り、優勝争いに最後の望みをつなぎたい。対称的に専大はこれで3連敗。先制してもあと1歩のところで勝利を掴むことができず、もどかしいところだ。次戦は勝点差1の9位・駒大との大事な一戦。1部残留を確実にするためにも勝利したい。


〇ここ2試合負けなしで現在6位につける法政大学(勝点23・6位)と、前節勝利し、2連勝を目指す明治大学(勝点21・7位)の一戦。

 総理大臣杯の決勝と同じカードとなった今節。インカレ出場権のある5位内を目指し、法大に勝って順位を上げたい明大は、前半から前線でプレスをかけてボールを奪いにいく。対して法大は明大の一瞬の隙を突き、決定的なチャンスを生み出すが、相手GKの好セーブに阻まれ得点に結びつかない。一進一退の攻防が続く中、均衡を破ったのは明大だった。前半終盤の41分、24番・小野雅史が自らドリブルで持ち込み、左足で放ったシュートは混戦の中で弾かれるものの、こぼれ球を9番・土居柊太が押し込み明大が先制する。
 後半に入ると、1点を追う法大が攻勢に出る。立て続けにチャンスを作り、明大ゴールへ攻め込む法大は56分、22番・黒崎隼人が左コーナーキックから蹴ったボールに20番・上田綺世が頭で合わせゴール。すかさず法大が同点に追いつく。なんとしても勝ち越したい両校。明大は11番・櫻井敬基や29番・小柏剛といった攻撃陣を次々と投入し攻撃を仕掛けるがあと一歩ゴールに及ばず、試合終了。1-1で互いに勝点1を分け合う結果となった。
 これで2戦連続の引き分けとなった法大は、次節、桐蔭横浜大学と対戦する。現在最下位の桐蔭大だが、前期リーグ戦では1-4と負けている油断のならない相手だ。一方、明大は、こちらも降格圏に沈む日本体育大学と対戦する。緊張感のある戦いが続くが一つでも多く勝利し、インカレ出場を目指したい。


〇勝って下位争いから抜け出したい慶應義塾大学(勝点14・10位)と、ここから巻き返しを目指したい桐蔭横浜大学(勝点10・12位)の一戦。

 お互いに1部残留に向け、絶対に負けられない一戦は立ち上がりから桐蔭大リズムで進んだ。桐蔭大はFWの9番・浅川隼人と19番・國場龍之介を中心に慶大ゴールへ攻め込むも得点にはあと一歩及ばず。対する慶大は9番・池田豊史貴を中心に攻め上がるが、こちらもなかなか桐蔭大DFを崩せない。そんな均衡を破ったのは桐蔭大だった。30分、7番・浅沼大和が9番・浅川へと縦パスを繋ぐと、右サイドを駆け上がってきた15番・山崎健之郎にパスを送る。するとゴール前へと抜け出した7番・浅沼が15番・山崎からのパスを右足で突き刺し、ゴールネットを揺らす。慶大も桐蔭大ゴールへ攻め込むがシュートまで持ち込めず、0-1で前半を終了した。
 後半開始後も桐蔭大がペースを握り、迎えた67分。左サイドで相手選手のパスをカットした13番・岩下航が、自らドリブルでゴール前まで持ち込み、そのままシュート。桐蔭大が追加点を挙げ、0-2とリードを広げた。も追いつきたい慶大は果敢に桐蔭大ゴールへと攻め続け、ついに81分に決定機を迎える。27番・松岡瑠夢のロングパスに、ゴール前に抜け出した14番・小谷春日が反応。シュートを放つが、これは相手GKがクリア。しかし、そのこぼれ球を10番・田中健太が押し込み、慶大が1点を返した。同点に追いつくべき、その後も攻め続けた慶大だったが、桐蔭大もきっちり守りきり1-2でタイムアップ。桐蔭大が下位対決を制した。
 敗れた慶大は順位こそ10位と変わらないものの、11位の日本体育大学と勝点で並ぶ状況に。12位の桐蔭大も勝点差1で迫っており、次節の東洋大学との一戦はもじどおり"後がない"試合となる。残留に向け、慶大の実力が問われる。一方、うれしい後期リーグ初勝利となった桐蔭大は、次節で法政大学と対戦。前期では1-4で勝利している相性のよい相手だけに、後期も勝利して、勝点1差の11位・日体大、10位・慶大を超え降格圏からの脱出を狙いたい。


◯5連勝中で勢いに乗る流通経済大学(勝点31・3位)と、後期未勝利の駒澤大学(勝点17・9位)。対称的な両チームの一戦。

 前半序盤は両チーム一進一退の攻防戦を繰り広げたが、流経大が徐々に前線で細かいパスを繋いで攻撃を組み立てる展開に。すると26分、ハーフウェーライン付近で流経大32番・岡田勇斗が前線に浮き球を上げると駒大がこれをクリア。しかしそのクリアボールを11番・渡邉新太が拾うと、右足でダイレクトシュートを放ち先制点を挙げる。この得点で勢いに乗った流経大は39分、駒大のクリアボールを左サイドで2番・小池裕太が拾い、前線へとパス。10番・ジャーメイン良がこれを左足でダイレクトに押し込み追加点。流経大が2点リードして前半を終える。
 後半も互いに攻め合う展開が続いたが、65分に駒大が右サイドでコーナーキックを獲得。キッカーの11番・安藤翼がゴール前への蹴り込んだボールに、4番・星キョーワァンが頭で合わせ、駒大が1点返す。1点差となった駒大は、その後も積極的に攻め続けるが、流経大も守備陣が奮闘。1点差を守りきり、2-1で流経大が勝利した。
 この勝利で流経大は破竹の6連勝。今節、2位の順天堂大学が敗戦したため、唯一の後期全勝チームとなると同時に、順大との勝点差も3と縮まった。次節はその順大との直接対決。ここで勝利すれば順位が入れ替わり、2位浮上も見えてくる。まさに大一番を迎える。一方の、駒大は次節、専修大学と対戦。こちらも勝点差1の8位と9位の直接対決だ。なんとしても勝利し、インカレ出場に望みをつなぎたい。



 次節、第18節は10月22日(土)に味の素スタジアム西競技場にて駒澤大学と専修大学、明治大学と日本体育大学が、柏の葉公園総合競技場で順天堂大学と流通経済大学、筑波大学と東京国際大学が、東洋大学朝霞グラウンドにて東洋大学と慶應義塾大学、法政大学と桐蔭横浜大学が戦う。
 今節の結果、早くも筑波大学の全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)への出場が決定。2位・順天堂大学が後期初黒星を喫して首位との差が開く一方、3位・流通経済大学は順調に勝点を積み上げ、2位・順大との差を勝点3とするなど、上位も混戦模様に・。一方、日体大と桐蔭大が共に6月以来となる後期勝利を挙げて勝点差を縮めたため、1部残留争いは一層混戦状態になってきた。後期リーグも残り5節、混戦の続く戦いから目が離せない。

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