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JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦・2部第13節レポート

2015/09/17
『JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ後期第13節は9月12日(土)に4試合、13日(日)に2試合が行われた。



○ともに後期初戦を落としてしまった東京国際大学(勝点14)と東海大学(勝点7)の一戦。

 前半は互いにチャンスを作り出すことはできずにスコアレスで終了。迎えた後半、開始早々に東海大が試合を動かす。48分、オウンゴールというラッキーな形で貴重な先制点を奪うと、その後は攻める東国大と守る東海大という形に。しかし、最後まで東国大の攻めを封じ込めた東海大が後期初白星を手にした。


○中位から抜け出して上位争いに加わりたい東京学芸大学(勝点15)と、こちらは残留争いから抜け出したい産業能率大学(勝点9)の一戦。

 試合は立ち上がりから動いた。まず2分に、東学大が産能大の一瞬の隙をついた20番・南直志が先制点を決めると、直後の6分には11番・山田悠策が、9番・五十嵐亘からのクロスを決めて追加点。早くも2-0とした。さらに22分にも10番・菅佑也が3点目となるゴールを決め、前半だけで3ー0と点差を広げた。対する産能大の反撃は後半に入ってから。早い時間に失点したことで東学大に主導権を握られていたが、次第に流れをつかむと77分、7番・小池佑樹がPKを沈めて1点返す。さらに後半アディショナルタイムには2番・植田涼吾が決め1点差とするが、とき既に遅し。結局、東学大が逃げ切り勝点3を手に入れた。


○上位争いに食い込んでいくために、これ以上負けられない東洋大学(勝点18)と依然厳しい戦いが続く日本大学(勝点5)の一戦。

 前半から試合を有利に進めたのは東洋大だった。まずは13分、7番・仙頭啓矢のヘディングシュートで先制すると、23分には9番・遊馬将也が、GKからのロングパスをに合わせてゴール。リードを2点差とした。後半に入っても東洋大は止まらない。46分、仙頭からのパスを受けた14番・小山大貴が決めて3-0とすると、85分には遊馬がこの日2点目となるゴールを決めて4-0に。結局、東洋大が4点差と日大を圧倒し後期初白星を手に入れた。

○前期から合わせて12連勝と絶好調の日本体育大学(勝点36)と前節は東洋大に完封勝利を収めた拓殖大学(勝点13)の一戦。

 前半から日体大が有利にゲームを進める中、先制したのは拓殖大だった。35分、24番・田代圭亮が決め1-0。その後は日体大が更に攻勢を強めるが、拓殖大の粘り強いディフェンスの前に中々ゴールを奪うことができない。後半に入っても体を張ったディフェンスを続けていた拓殖大は後半アディショナルタイムに、ついに試合を決めるゴールを奪う。14番・大森勇希がゴール前の混戦の中、2試合連続となるゴールを決めて2-0に。試合はそのまま終了し、日体大が遂に今シーズン初黒星を喫した


○総理大臣杯での勢いそのままに後期初戦を快勝した筑波大学(勝点25)と、しぶとい戦いで勝点を積み上げている朝鮮大学校(勝点17)の一戦。

 前半は互いに得点を上げられずにスコアレスで終了。迎えた後半、先に試合を動かしたのは筑波大だった。53分、28番・小笠原佳祐からの浮き球から17番・野口航が決めて先制。対する朝鮮大も62分、10番・金成純のFKに8番・韓浩康が合わせて同点とする。その後両チームともに勝ち越し点を狙って攻め続けるも、最後までゴールは生まれず。1-1の同点のまま試合は終了し、勝点1を分けあった。


○これ以上日体大との差を広げられるわけにはいかない2位・関東学院大学(勝点27)と後期からの巻き返しを狙う青山学院大学(勝点17)の一戦。

 試合開始早々、前半13分に青学大・10番・伊藤光輝が11番・恵龍太郎のパスを受け得点を決める。しかし前半終了間際の41分に、関学大・6番・木村魁斗がPKでゴールを決めて、1-1で前半は終了。57分に、関学大・7番・亀井大地のパスを8番・普光院誠がうけて関学大が追加点をあげると、後半は関学大が有利な状況のまま進む。65に関学大がオウンゴールをし、一度は試合が振り出しに戻ったものの、78分に関学大・22番・井上翔太郎が得点を決めて、3-2に。関学大が再びリードを奪って終わると思われたが、終了間際の87分、途中出場の青学大・17番・角宮健介のシュートが決まり、またもや同点に。最終的には3-3というスコアで引き分けのまま、試合は終了した。



 次節第14節は9月19日(土)に筑波大学第一サッカー場にて東洋大学対東海大学、筑波大学対拓殖大学が対戦。9月20日(日)に朝鮮大学校グラウンドで朝鮮大学校対青山学院大学、東京学芸大学対東京国際大学。産業能率大学第ニグラウンドで関東学院大学対日本大学、日本体育大学対産業能率大学の対戦が行われる。ついに首位・日体大が敗れるも、2位・筑波大と3位・関学大が足踏み状態となった今節から、4位以下のチームがどのような巻き返しを見せるのかにも注目したいところだ。



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