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JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦・1部第12節(延期分)レポート

2015/09/25
 『JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』1部リーグ第12試合延期分が、9月22日(火)に3試合行われた。


○後期開幕から順調に勝点を積み重ね、首位まであと一歩の慶應義塾大学(勝点23)と昨年度は3位と好成績を残しながら、今季は思うように結果が出ない順天堂大学(勝点18)の対戦。

 前半、順大のボール回しにペースを掴まれた慶大だったが、30分に19番・松木駿之介が中央14番・渡辺夏彦のパスを受け、右足でゴール。前節に引き続き存在感をアピールした。ボール支配率こそ慶大を上回る順大だが、前後半合計12本のシュートもゴールを割ることはなく、53分には14番・渡辺、56分には19番・松木と立て続けに得点を許してしまい、結果3-0で試合を終える形となった。
 3連勝と勢いに乗る慶大は首位と勝点1差の3位に。このまま連勝を重ね、首位へと踊り出たいところだ。一方、連敗を喫してしまった順大。悪い流れを断ち切り勝ち星を掴むことが出来るかがカギとなる。


○前節、桐蔭大に引き分けた流通経済大学(勝点20)と神奈川大学(勝点10)の対戦。

 前半は両チーム共にシュートへ持ち込むものの、決め切ることが出来ず、前半が終了。後半に突入した55分、流経大19番・立花歩夢が先制点を決めると、流れは流経大へ。72分、11番・ジャーメイン良が右サイドからのパスを受け、ゴール。試合を決めると、その後は神大にシュートを打たせず、無失点の2-0で勝利を飾った。
 流経大は勝利したものの、4位。3位との勝点差は3と大事なところで勝点は落とせない。2連敗となってしまった神大は、残りの試合に望みをかける。


○前期に引き続き、大量得点での勝利と好調の国士舘大学(勝点24)と、勝利して降格圏内からの脱却を図りたい桐蔭横浜大学(勝点12)の対戦。

 開始早々1分に、国士大16番・松木孝平が先制点をあげると、17分に32番・荒木翔のコーナーキックから13番・附木雄也が頭で合わせ、追加点とする。31分には相手のクリアミスから16番・松木が再び決め、3点目。しかし、前半終了間際44分に桐蔭大33番・依田隆希が1点を返し、3-1で前半を折り返す。後半に突入してからも国士大の猛攻は続き、48分に27番・田場ディエゴがダメ押しの4点目を決めると、74分に16番・松木がGKとの1対1をかわして冷静に決めてハットトリック。83分には桐蔭大26番・林拓弥が得点し5-2とするが、時すでに遅し。アディショナルタイム2分にも国士大32番・荒木が左サイドから中央へのドリブルを自ら決めて6-2と大量得点での快勝となった。
 失点の多い桐蔭大。現在10位ではあるが、失点の多さを改善できなければ降格の可能性も見えてきてしまう。圧倒的支配での勝利し、得失点差により首位となった国士大だが、それだけに2失点は不用意な失点と言えるだろう。



 次節、第15節は9月26日(土)に味の素スタジアム西競技場にて、駒澤大学と専修大学、法政大学と慶應義塾大学が、フクダ電子アリーナにて、明治大学と桐蔭横浜大学、流通経済大学と順天堂大学が、27日(日)に早稲田大学東伏見サッカー場にて、早稲田大学と神奈川大学、国士舘大学と中央大学が対戦する。
ついに全大学足をそろえてのリーグ戦となった今節。後期も4分の1が終わり、ここからより一層緊迫した試合が展開されるこは間違いない。



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