TOP > ニュース一覧 > ニュース

JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦【後期】記者会見レポート

2015/09/04
 去る9月3日、1部、2部のチームを代表した6選手が登壇し、『JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』の記者会見が行われました。

 以下は6選手の後期リーグへの意気込み等のコメントと、質疑応答の内容になります。


■流通経済大学 湯澤聖人選手(柏レイソル内定)

――後期リーグへ向けての意気込み
 今年、流通経済大学は三冠を目標に掲げシーズンをスタートさせたのですが、前期リーグを2位、アミノバイタルカップを2位、総理大臣杯を3位と、どれも1位を取ることができていません。後期リーグ・インカレに向けて日々の練習を大事にすること、また、皆で話し合い一戦一戦を戦っていき、優勝を目指したいと思います。

――J内定後の自身の変化と意気込み
 心境の変化としては、より高いレベルにチャレンジしていくことになるので、危機感を強く感じるようになりました。これからプロになっていくので、プロとしてふさわしい行動を取れる人間になり、サッカー選手としてより高みを目指してやっていきたいと思っています。


■順天堂大学 新井一耀選手(横浜F・マリノス内定)

――後期リーグへ向けての意気込み
 順大はタイトルを一つ取るということを目標に新チームをスタートさせました。夏の総理大臣杯では予選で負けてしまいました。残るは関東リーグとインカレのみですが、今の順位はまだ優勝を狙える位置だと思います。一戦一戦大事に戦っていきたいです。

――J内定後の自身の変化と意気込み
 責任感がより一層強くなりました。ひとつひとつの行動やチームでの振る舞い方なども変わりました。プロになったら守備力を向上できるよう頑張っていきたいです。


■慶應義塾大学 久保飛翔選手 (ファジアーノ岡山内定)

――後期リーグへ向けての意気込み
 慶應義塾大学は関東リーグ優勝という目標を掲げ、シーズンをスタートさせました。スローガンである『一丸』を合言葉に日々練習に励んできましたが、前期リーグを振り返ってみると、まだ全部員が『一丸』となって活動できたとは思えません。後期リーグではより『一丸』を体現して、関東リーグ優勝を成し遂げたいと思います。

――J内定後の自身の変化と意気込み
 何度か練習に参加したのですが、プロ選手と比較すると自分はサッカーに対する覚悟がまだ足りないと感じました。既にプロ生活が始まっていると思っているので、即戦力としてチームに合流することが今の目標です。常に高い目標を持って、より成長できるように頑張っていきたいです。


■明治大学 和泉竜司選手(名古屋グランパス内定)

――後期リーグへ向けての意気込み
 今年はどこの大学も優勝出来る位置にいますし、どこの大学も優勝というものを目指していると思うので、毎試合優勝を懸けた熱い試合になると思います。そういった厳しい試合をチーム一丸となりながら一戦一戦戦って、一つ一つ勝ちを積み上げて優勝したいと思います。

――J内定後の自身の変化と意気込み
 内定後、何かを変えたということはありませんが、プロの内定者として練習から他の選手との違いを見せないといけないと思います。ここにいる6人もそうですが他の多くの内定者もリーグ戦や練習からその違いを見せることが必要だと思います。

■明治大学 山越康平選手 (大宮アルディージャ内定)

――後期リーグへ向けての意気込み
 明治大学は自分が入学してから3年間、あと一歩のところで優勝を逃しているので、今年こそは何としてでも優勝できるよう一戦一戦戦いたいです。

――J内定後の自身の変化と意気込み
 内定後の心境の変化は特にありませんが、J内定したからには違いを見せないといけないと思います。大宮アルディージャに行ってからも即戦力として活躍できるように1日1日、向上心を持って練習に取り組んでいきたいと思います。

■筑波大学 早川史哉選手(アルビレックス新潟内定)

――後期リーグへ向けての意気込み
 1部昇格を目標にやっていきたいと思います。夏の総理大臣杯ではラスト5分で悔しい想いをしたので、残りの後期リーグは最後まで油断せず、自分たちのサッカーができるように、そして1部昇格という目標を達成できるように頑張っていきたいと思います。

――J内定後の自身の変化と意気込み
 アルビレックス新潟に内定し、練習にも参加させていただいて、プロの選手の覚悟や練習に対する取組を肌で感じてきました。自分自身がそれを大学サッカーで見せることが他の選手の手本になると思います。また、中学・高校とアルビレックス新潟にお世話になっているので、しっかりと結果を出すことが恩返しになると思うのでしっかりやっていきたいです。

【質疑応答】

――それぞれ進路先に入る決め手となったもの、魅力などを教えてください。

湯澤 柏レイソルは自分の出身地にいちばん近いチームで、幼い時からよく見ていたクラブ。自分の心のどこかで憧れたあったのだと思います。そういった中で柏レイソルに誘っていただき、チームスタイルを見たときに、自分のプレースタイルがより活きるのではないかと思いました。

久保 決め手となったことは3つあります。ひとつは、ファジアーノ岡山は年々クラブとして成長し、結果も出しているので、クラブの成長とともに自分もさらに成長していきたいという気持ちがありました。ふたつめは、岡山は非常にチームワークを重要視していて、選手同士の関わりがすごくあるチームだということ。そういうところが自分の性格とあっていて、プレーしやすいのではないかと思いました。最後の決め手は、いちばん最初にオファーを出してくれたチームだったからです。

和泉 少し湯澤選手とかぶる部分もありますが、地元と近いチームということで、ここまで支えてくれた多くの方や家族に自分の出ている試合を見てほしいという気持ちがありました。何より自分を必要としてくれているという熱い気持ちを感じたので、名古屋に行くことに決めました。

山越 自分のプレースタイル的に、いちばん大宮があっているのではないかと思ったことと、スカウトの方の熱意や思いをいちばん感じたので大宮に行こうと思いました。

新井 横浜F・マリノスのセンターバックは偉大な人ばかりです。そういう選手たちと一緒にプレーするということが、これからセンターバックとして活躍していくうえではいちばん重要なのではないかと思ったことが決め手となりました。

早川 自分は新潟出身なので、アルビレックス新潟というチームでサッカーをしたいと思ったこと。そして今までお世話になった方々に恩返しできるように。また、新潟県のサッカーに貢献できればと思ったことが決め手となりました。


――リーグ戦の中断期間中に、チームとしてまた個人として強化したポイントを教えてください。

湯澤 去年、一昨年と失速する時期があったので、後期に向けて2部練習を重ね、そうした時期がなくなるよう強化しました。個人としては、今年怪我が続いているので、身体のケアの仕方を考え、怪我のない体づくりをしています。


久保 昨年に比べて前期リーグは失点が多かったので、もう一度堅守速攻というテーマに立ち返り、失点ゼロにおさえるために守備の細かい部分まで突き詰めました。個人としては、自分の特徴であるヘディングの強さ、球際の強さといったところでは、ほかの大学の誰にも負けたくないという思いがあるので、その部分を重点的に強化しました。


和泉 明治大学はもう一度守備の確認と、三原則といわれる“球際”、“運動量”、“切り替え”という部分をもう一度見つめなおしました。前線には個々に能力の高い選手がいますが、そこが孤立してしまうのが前期の反省点でもあります。この夏は、選手のサポートも含め、前線が孤立しないという部分のトレーニングを重ねてきました。個人的には、前期にまったく納得のいくプレーができませんでしたし、結果も出すことができませんでした。ですからシューや得点という部分を意識して練習してきたつもりです。


山越 明治大学は後期に向けて、“一体感”というテーマをもって取り組んできました。みんなで本音で話し合い、連日ミーティングを重ねて一体感を高めてきました。個人としては前期に怪我をしてしまったので、もう怪我をしないように筋肉トレーニングや体幹トレーニングをしてきました。


新井 順天堂大学は前期、うしろからボールをしっかりつないでビルドアップするというところを重点的にやってきたのですが、前期に比べて失点が多くなってしまったので、後期に向けては守備面を強化しました。さらに攻から守、守から攻の連動性のところを練習から意識付けしてきました。個人としては、チームが厳しくなったときの声かけを意識し、下の代に順大のサッカーをつないでいってもらうために、自分に何ができるのかを考えて行動してきました。


早川 筑波大学は全員攻撃全員守備をベースにする中で、試合に出たメンバーひとりひとりのよさが出せるように意識してきました。個人のよさを少しでも伸ばし、悪い部分を少しでも直せるようにやってきました。また総理大臣杯での試合を通じて、自分たちのサッカーをするだけではなく、相手の状況も判断しながら試合運びができるようになってきたと思います。個人的には前期怪我をしてなかなか出られなかったので、これまでの身体を取り戻せるようウエイトトレーニングや体幹トレーニングをやってきました。


 登壇選手6人の個別インタビューを、関東大学サッカーサポーターズクラブでも掲載しています。関東大学サッカーサポーターズクラブ会員ホームページはこちらです。
チケット情報
試合映像配信予定
リーグ戦・各節レポート
プロ内定者一覧
はじめての大学サッカー
2024年度新入部員一覧
主将副将一覧
プログラム通販
スペースバー1
メディアの皆様へ
スカウトの皆様へ
スペースバー2
Instagram