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【結果・まとめ】JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦・1部第7節

2023/06/07


 『JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦』1部リーグ第7節は、6月3日(土)に5試合、6月4日(日)に1試合が行われた。


1部リーグ第7節 全結果・順位表





1部リーグ第7節まとめ



 10位・明治大学は11位・国士舘大学をホームに迎えて対戦。スコアは序盤に動いた。17分、コーナーキックを獲得した明大は、ゴール前の混戦の中で島野怜が押し込んで先制。しかし、その後は同勝点の直接対決とあって呂チーム決定機を決められない。後半に入ると攻勢を強めた明大に国士大は防戦一方に。シュートを0に抑えられるが、一方の明大も追加点を奪えないまま1-0でタイムアップ。明大が勝点3を積み上げ、10位から9位へとひとつ順位を上げた。

 なかなか勝ちきれず、中位グループに沈む東京国際⼤学と、初勝利を目指す中央⼤学の一戦。先にチャンスを掴んだのは中大。18分にコーナーキックを得ると、田邉光平がゴール前に入れたキックを持山匡佑が左足で合わせて先制する。しかし東国大もすぐに立て直しを図り攻撃を仕掛ける。30分には吉田桂介のフリーキックを古澤ナベル慈宇が頭で叩き込んで同点に追いつく。後半に入ると東国大はさらに攻勢を強め、右サイドから松本翔、古澤とつないで崩し、最後は関本真尋が追加点を挙げて逆転に成功。東国大は79分にも、矢野元太からのクロスに熊坂光希が頭で合わせダメ押しの3点目。後半、試合の主導権を握った東国大がゴールを重ねて3-1で勝利。順位を2つ上げて4位に浮上した。

 法政大学と日本大学、4位と3位の直接対決は、両チーム最後まで一歩も譲らない拮抗した展開となった。前半は双方チャンスを作りながらも、守備陣の奮闘もあってスコアレスで終了した。試合が動いたのは後半の56分。カウンターを仕掛けた日大は、ゴール前に抜け出した五木田季晋が倒されてペナルティーキックを獲得。これを五木田自身が決めて日大が先制する。しかし法大も68分にペナルティーキックをゲット。小湊絆がゴール右下に突き刺して試合を振り出しに戻した。その後も試合は一進一退の攻防戦に。結局、両チームともゴールはペナルティーキックで挙げた1点ずつに留まり、勝点1を分け合うことに。この結果、法大は5位に後退となったが、日大は2位に上がるなど明暗が分かれた。

 4連勝で首位奪取を狙う2位・東洋大学と無敗の首位・筑波大学の対戦は、勝点2差の首位攻防戦となった。
先手を取ったのは筑波大。試合開始早々の2分に左サイドからチャンスを作ると、山崎太新のクロスに内野航太郎が頭で合わせて先制。15分にも、角昂志郎のシュートをGKが弾いたこぼれ球を田村蒼生が詰めて追加点。2点をリードして迎えた後半早々の47分には、角が個人技で持ち込み、ペナルティーエリアのすぐ外から強烈なミドルシュートを突き刺して3点目を挙げる。東洋大もアディショナルタイムに入った90+1分に、コーナーキックから梅津凜太郎が決めて1点を返すが、反撃はここまで。多彩な攻撃陣を擁する首位・筑波大が危なげなく首位攻防戦に勝利し、同率2位となった東洋大学・日本大学との差を勝点5に広げた。

 9位の東海大学は7位の流通経済大学と対戦。東海大の粘り強い守備に苦しめられた流経大だったが、35分にペナルティーエリア内でワンバウンドした渋谷諒太のクロスを、中島舜がヘディングシュートで叩き込んで先制する。このゴールが決勝点となり、0-1で流経大が勝利。流経大が6位に順位を上げた一方、東海大は10位に後退し、自動降格圏が目前に迫った。

 前節はともに引き分けに終わった拓殖⼤学と桐蔭横浜⼤学だが、今節は思わぬ大差がつく結果となった。試合は序盤から動いた。8分、桐蔭大は白輪地敬大がハーフウェーライン付近からドリブルでペナルティーエリア内まで一気に突破。これを止めようとした拓大DFが白輪地を倒し、桐蔭大がペナルティーキックを獲得する。このチャンスに白輪地自身がシュートを決めて桐蔭大が先制。その後は拓大が波状攻撃を仕掛けるが、22分に転機が訪れる。拓大はDFの名畑秀宇が2枚目の警告で退場。拓大は中盤を1枚下げて守備の枚数を揃えるが31分にも失点。拓大は五十嵐聖己が落ち着いてゴール左に決めて2-0とリードを広げる。後半は、数的優位に立った拓大の攻撃が爆発する。51分に井出真太郎が個人技で相手をかわし、試合を決定づける3点目。桐蔭大は81分と84分に、井出と五十嵐がそれぞれこの試合2点目となるゴールを決めて0-5に。桐蔭大は最後まで攻撃の手を緩めず、90+3分に渡邊啓吾が6点目をマークしタイムアップ。0-6と大量得点の桐蔭大が今季2勝目を挙げて8位から7位へ。完敗の拓大は5位から一気に8位にまで後退した。



 筑波大学と東洋大学の首位攻防戦は筑波大が勝利。この結果、首位・筑波大と2位以下のチームは勝点5差に広がった。2位は東洋大と日本大学が勝点12で並び、4位から8位までは勝点1差ずつという団子状態。9位には、規定違反による勝点剥奪で最下位からのスタートとなった明大。ジリジリと順位を上げてきており、昨季王者がどこまで上位陣に食いつくかが期待される。









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