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【レポート】『「アミノバイタル®」カップ2023 第12回関東大学サッカートーナメント大会』1回戦

2023/06/22


 『「アミノバイタル®」カップ2023 第12回関東大学サッカートーナメント大会』1回戦は、6月16日(金)に全8試合が行われた。


1回戦 トーナメント表・結果




1回戦レポート


 都県リーグのチームを含めた"関東最強“のチームを決めるとともに、夏の全国大会『2023年度 第47回 総理⼤⾂杯 全⽇本⼤学サッカートーナメント』の関東地区代表6チームを決める本大会。今年度から出場チーム数が48チームに増え、1回戦では関東3部リーグ所属大学と都県リーグ所属大学の計16チームが戦った。

 1回戦は8試合中4試合が都県リーグ同士の対戦となった。明海大学と駿河台大学の一戦は、前半のうちに1点を奪った明海大が終始ペースを握り、その後も追加点を決め続け、終わってみれば4-0と快勝。上智大学と常磐大学の対戦は、試合序盤から常磐大が攻め込む展開が続き、なかなか上智大にシュートを打たせない。終始試合を優勢に進めた常盤大が、ロングボールの展開から5点を奪い0-5と圧勝。明海大と常磐大がクリーンシートでの複数得点を獲得し、危なげなく初戦を突破した。

 前半に先制した足利大学だったが、73分に大東文化大学に追いつかれ、81分には累積警告による退場で10人に。しかし、数的不利の中でも大東大に追加点を許さず、1-1のまま延長戦、そしてPK戦へと突入。ひとり目のキッカーはともに失敗。その後は両チーム成功し続けたが、6人目のキッカーとなった足利大のGK、1番・岡村靖泰が失敗。その後の大東大は成功し、4-5で大東大が2回戦へと駒を進めた。神奈川工科大学と横浜国立大学、東京・神奈川リーグ所属大学同士の一戦は神工大ペースで進み、スコアレスのまま試合終盤へ。延長戦に突入するかと思われたが、横国大は88分にコーナーキックのチャンス。これを11番・清水凛太郎がしっかりとものにして、0-1で横国大が勝利を掴んだ。

 東京・神奈川リーグ所属の学習院大学と、関東3部リーグ所属の共栄大学の一戦は、共栄大が攻め込む展開が続くもののゴールを決めきれない。すると71分、共栄大のボールをカットした学習大の27番・小林千紘がそのままゴールを決めて先制。粘り強い守備と一瞬の隙を見逃さなかった学習大がこの1点を守りきり、カテゴリーが上の相手から勝利をもぎとった。

 その他の関東3部リーグ所属大学と、都県リーグ所属大学の対戦では、格上の関東3部リーグが意地を見せる結果となった。

 埼玉工業大学と平成国際大学の一戦は、立ち上がりこそ拮抗した展開となったが、14分に平国大がコーナーキックから先制すると、前半終了間際にも追加点。平国大は後半にも2点を挙げて0-4とリード。終盤に埼工大が一瞬の隙をついて1点を返すも、1-4と平国大が高い得点力を見せつけて勝利した。東京学芸大学は、国際武道大学の猛攻に苦戦したが、31分に21番・柿本音王のゴールから試合を落ち着かせると、決定機を一つひとつ決め切り、終わってみれば1-3で初戦を突破した。拮抗した展開となった成蹊大学と専修大学の一戦は、後半に入ると専大が成蹊大を圧倒。51分に専大の10番・村上千歩が頭でゴールへ押し込んで先制すると、そこからは専大ペースに。後半は成蹊大にシュートを1本も打たせず、0-3と専大が完勝した。

 2回戦は、中1日のインターバルを挟み、6月18日(日)に、全8試合が行われる。

 ここから続く連戦を勝ち抜き、関東最強となるのはどのチームなのか。総理大臣杯の出場権を賭けた戦いに目が離せない。











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