TOP > ニュース一覧 > ニュース

【報告】第3回サッカーマネジメントセミナー2016 「スペインサッカー指導者セミナー」開催

2016/08/09
 一般財団法人関東大学サッカー連盟では、本連盟所属チームの選手、スタッフ及び連盟学生幹事の資質向上と相互間の交流を目的とし、過去2年間にわたりサッカーマネージメントセミナーを開催してきました。

 さる7月15日(金)、16日(土)にはFCバルセロナU-14監督 カルレス・マルティネス・ノヴェル氏を講師に招聘し、本年度のセミナーとしては初となる『第3回サッカーマネージメントセミナー2016 「スペインサッカー指導者セミナー」』が開催されました。

 15日(金)のオープニングレセプションでは参加者たちとフランクな交流を楽しんでいたカルレス氏ですが、続いて行われたセミナーでは実に2時間以上にわたる熱弁を奮いました。

 セミナーでは、まず先日閉幕した『UEFA EURO 2016 サッカー欧州選手権』をテーマとして、『欧州選手権2016フランス大会のトレンド、スペイン代表の成果と課題』が語られました。
 カルレス氏は大会での試合映像をもとに、スペイン代表の問題点を指摘。グループリーグの対チェコ、対トルコ戦、対クロアチア戦での戦い方を検証するとともに、決勝トーナメントで敗れたイタリアとの試合に言及。すべての面で準備ができていたイタリアに対し、スペインは3-5-2のシステムで臨むイタリアへの対策がなかったなどの敗因に触れました。

 休憩を挟んで行われた『FCバルセロナ指導プログラム・タレント発掘育成システムについて』では、カルレス氏が指導するFCバルセロナU-14の試合映像とスライドを用いながら、“プレーモデルの作成”の大切さについて語りました。必要なのは「明確なアイディア」だとカルレス氏は言います。たとえば、現在アトレティコ・マドリードを率いるシメオネは「どのようなプレーをするか、そのためにはどのような選手をとらなければならないか明確。だから(下部組織の)カンテラもそれにならったサッカーをする」としました。
 また選手への指導については、選手自身にどのように考えさせ、解釈させるかが重要とし、そのためのアイディア、方法などが語られました。

 翌16日(土)は、中央大学多摩キャンパスサッカー場にて『FCバルセロナトレーニング指導実践』を実施。ピッチ上にカルレス氏の指示の声が飛び交う中、参加した指導者の多くがスペインサッカーの指導の実践に触れる、またとない機会に恵まれました。
チケット情報
試合映像配信予定
リーグ戦・各節レポート
プロ内定者一覧
はじめての大学サッカー
2024年度新入部員一覧
主将副将一覧
プログラム通販
スペースバー1
メディアの皆様へ
スカウトの皆様へ
スペースバー2
Instagram