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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・1部第2節マッチレポート

2018/04/23

 『JR東日本カップ2018第92回関東大学サッカーリーグ戦』1部第2節は、4月14日(土)に4試合、4月15日(日)に2試合が行われた。


流通経済大学 対 明治大学 @味の素フィールド西が丘


 前節で逆転負けを許した流通経済大学(勝点0・8位)と、昨季王者の筑波大学に4得点を挙げて勝利した明治大学(勝点3・2位)の一戦。

 前半は激しい攻防が続いた。しかし8分、流経大の27番・中村翼がペナルティーエリアに抜け出したところを明大の選手に倒されて、流経大がペナルティーキックを獲得。それを9番・髙澤優也がきっちり決めて流経大が先制する。だが明大も焦ることなく試合を展開し、19分にはフリーキックを獲得。8番・渡辺悠雅の蹴ったボールを9番・村田航一が頭で合わせ同点とする。その勢いのまま、明大は29分に右サイドの8番・渡辺がサイドを突破しクロスを上げると、20番・佐藤凌我が右足で合わせる。シュートは流経大DFに弾かれるも、クリアボールを拾った10番・小野雅史が押し込み逆転に成功する。一進一退の攻防が続く中、流経大は前半終了間際の45分にコーナーキックのチャンスを獲得する。2番・小池裕太からのキックを、ファーにいた12番・アピアタウィア久が頭で合わせ流経大が追いつき、前半が終了する。

 後半も激しい展開となった。明大は85分、2試合連続ゴールの9番・村田に代えて24番・狩土名禅を投入する。この起用が見事に的中。明大は、88分、8番・渡辺のコーナーキックから18番・小柏剛が頭で合わせるが、これは流経大のGK、1番・オビパウエルオビンナが弾く。そのこぼれ球にいち早く反応したのが24番・狩土名。滑り込むように合わせてゴールに押し込み、勝ち越しに成功し、タイムアップ。明大が勝利を収めた。

 まさかの2連敗を喫した流経大。次節は対称的に2連勝と波に乗る早稲田大学と対戦する。中断期間に課題を修正し、3連敗だけは避けたいところだ。一方、開幕に昨季王者の筑波大学を、この試合で昨季インカレチャンピオンの流経大を倒して2連勝となった明大。9番・村田をはじめとする攻撃陣の活躍が光る。次節は国士舘大学と対戦。3連勝で同じ連勝組の順天堂大学、早大に差をつけたい。


筑波大学 対 早稲田大学 @味の素フィールド西が丘


 開幕戦でまさかの4失点を許した昨季王者・筑波大学(勝点0・11位)と、連勝を目指す早稲田大学(勝点3・4位)の一戦。

 立ち上がりからペースを握ったのは筑波大だった。ボランチの6番・鈴木徳真と26番・井川空を中心にボールを回して試合の主導権を得ると、42分には、26番・井川が右サイドの10番・西澤健太にボールを展開。10番・西澤はドリブルでゴール前までボールを運ぶと、そのまま右足でシュート。筑波大が先制する。しかし筑波大リードで前半が思われた45分に早大が動く。29番・岡田優希が7番・金田拓海に縦パスを入れると、7番・金田は、ゴール前に浮き球のパスを出す。これを9番・武田太一が右足で決め同点に。試合は振り出しに戻り、前半が終了する。

 後半は試合の流れが変わり、早大ペースとなった。68分、早大は、GKの1番・小島亨介がFWの29番・岡田へとロングボールを出すと、29番・岡田はゴール前の9番・武田にスルーパス。それを9番・武田がゴールへと流し込み、早大が逆転に成功する。この勢いのまま、早大は82分にも19番・杉田将宏が縦パスを入れると、11番・相馬、29番・岡田とつないで最後は29番・岡田が左足で突き刺しゴール。1-3と早大がリードを広げる。このままでは終われない筑波大は終了間際の90分、6番・鈴木徳真からのパスを受けた14番・会津雄生が、相手DFを切り返しでかわしてクロスを上げる。そのボールに反応した11番・窪田翔が頭で合わせて1点差とするも、反撃はここまで。2-3で1点差のリードを守った早大が勝利を収めた。

 今季も優勝候補の筆頭に挙げられながら、まさかの2連敗を喫した筑波大。スタートダッシュには失敗したが、ゴールデンウィーク3連戦の初戦である次節の東洋大学戦で初勝利を挙げ、"第ニのスタートダッシュ"に成功したいところ。一方、2年ぶりの1部ながら2連勝と好調な早大は次節、流通経済大学と対戦する。連敗中の相手とはいえ油断禁物だが、この調子の良さを維持して3連勝を狙いたい。


東京国際大学 対 駒澤大学 @東金アリーナ陸上競技場


 開幕戦は引き分けに終わった東京国際大学(6位・勝点1)と、前節は3失点を喫し敗れた駒澤大学(10位・勝点0)の一戦。

 前半は東国大が駒大のクリアボールを拾いながらリズムを作り、攻撃を仕掛けていった。一方駒大は、得意とする縦に早いサッカーで、少ないながらもチャンスを作る。

 得点のないまま迎えた後半だったが、駒大は60分に18番・矢崎一輝を投入。リーグ戦開幕前の天皇杯東京都予選などで交代出場ながら結果を出している"切り札"が入ったことで、駒大の前線が活性化。64分には、10番・中原輝が9番の高橋潤哉へとロングボールを入れると、これを9番・高橋が頭で反らしてディフェンスラインの裏に落としたボールに16番・薬真寺孝弥が反応。左足で冷静に流し込み、駒大が先制する。さらに75分、駒大は自陣からのフリーキックを10番・中原がキープ。右からゴール前に上がってきた9番・高橋に絶妙なパスを出すと、9番・高橋はワンタッチで相手をかわし左足でシュートを押し込み追加点。0-2とリードを広げた。東国大も9番・町田ブライト、28番・有水亮、そして10番・浅利航大を次々投入して流れを引き寄せようとするが、どうしても前線までボールを運ぶことができない。逆に81分には、またしても9番・高橋がシュート。これは東国大のGK、1番・村上駿が弾くも、こぼれたボールにいち早く反応した10番・中原が押し込み、ダメ押しとなる3点目を決め勝負あり。「3点目は自分が決めなければならなかった」とはいうものの、9番・高橋が全ゴールに活躍を見せ、駒大が0-3で東国大を下した。

 後半に3失点を許した東国大。90分を通してのシュートはわずか2本、前半にいたっては0と、得意とする攻撃がなりを潜める試合となった。それでも9番・町田・10番・浅利といったチームの主軸が途中出場ながらも復帰したのは好材料か。次節の法政大学戦では守備の立て直しをはかり、初勝利を挙げたい。一方、3得点挙げて完勝をした駒大。秋田浩一監督は「前半はあまりよくなかったが、よく耐えた」と試合を振り返った。この日はやっかいな強風の中の試合となったが「ウチの練習場は多摩川沿い。しょっちゅう強い風が吹くので慣れている」と涼しい顔。開幕戦では法大に1-3で敗れたが「映像などを見ながら、速さや運動量、球際の強さといった自分たちの強さを確認して、もう一度やろうという話をした」という。それを「選手たちが感じてくれた」という指揮官の想いに応える初勝利となった。次節は専修大学と対戦。この勢いのまま連勝を目指したい。



順天堂大学 対 専修大学 @東金アリーナ陸上競技場


 ともに開幕戦に勝利し、連勝を狙う順天堂大学(勝点3・1位)と専修大学(勝点3・4位)の一戦。

 試合は前半から順大が得意のパスワークで攻めるが、なかなか思ったようにゴール前まで攻め込めない。対する専大は19番・中杉雄貴を中心にスピードのある攻撃を仕掛けるが、こちらもシュートまでは至らない。どちらも譲らず拮抗した状態が続くが、そんな状態を破ったのが順大だった。前半終了間際の44分、23番・長倉幹樹の左サイドからの浮き球を9番・浮田健誠が胸トラップでコントロールすると、左足で突き刺して先制。そのわずか1分後の45+1分には2番・柳澤亘が相手選手のボールをカット。前線に居る11番・旗手怜央へとパスを送ると、11番・旗手はこれを冷静にトラップし、ボールをゴールへと流し込む。わずか1分強の鮮やかな2ゴールで一気に試合を動かした順大。風上ながらも「攻め手があったかといえばそうではない」という状況だったが、「効率よく点がとれたことと、守備ではみんなが体をはってタフにやってくれたおかげ」と堀池巧監も評価する。一方専大の源平貴久監督は「1失点目は高校生でもしないミス。あの失点でバランスが崩れた」と、試合後もこの失点シーンを悔やんだ。

 順大の2点リードで始まった後半だったが、試合は風上に立った専大がペースを握る。専大はコーナーキックから連続してチャンスを作るが、4番・村松航太、13番・尾崎駿大を中心とした順大のディフェンス陣に阻まれてなかなか得点を奪えない。しかし、順大もほとんど攻撃らしい攻撃の形を作れず、後半に放ったシュートはわずかに1本。結局、順大が専大の猛攻をしのぎきり試合終了。前半に2ゴールを決めた順大が、そのまま逃げ切りに成功した。

 次節、順大は桐蔭横浜大学と対戦する。主将の10番・名古新太郎は「昨年の結果だけ見れば、対戦成績はあまりよくない」と相手を警戒しながら「2試合連続の無失点は大きい。攻撃も大事だが守備で主導権を握るという意識が、チームとして統一できていた」と自信をのぞかせた。「自分たちの目指すサッカーはすぐにできるサッカーではない。徐々にやっていければ」とは言いながらも、結果は出せていることは大きな強み。開幕から2連勝のまま3勝目を目指したい。一方、前半終了間際のわずかな隙で勝利を失った専大。源平監督は「前節も試合の入りが悪かったが、この試合も前半は腰がひけていた。入りの悪さを改善できなかった」との課題を挙げたうえで「あの失点ですべてがひっくり返った。今日のように風が強いゲームは、ひとつのミスが命とりになる」とコメント。「2失点ともミスがあまりにも幼い」とため息をもらした。それでも「得点はできなかったが五分の戦いはできていた」との収穫があったことも確か。次節は駒澤大学と対戦。今節の敗戦を引きずらずに勝利を目指したい。



桐蔭横浜大学 対 国士舘大学 @県立保土ヶ谷公園サッカー場


 開幕戦を黒星発進、今節で勝点3が欲しい桐蔭横浜大学(勝点0・8位)と、開幕戦はスコアレスドローで勝利が欲しい国士舘大学(勝点1・6位)の一戦。

 前節は惜しくも早稲田大学に競り負けた桐蔭大と、1部昇格後の初勝利を挙げたい国士大の一戦は、開始早々の7分に試合が動いた。左サイドでボールを受けた桐蔭大8番・鳥海芳樹が素早いドリブルで縦に仕掛け、ペナルティーエリア中央で6番・山下優人へとパス。もう一度ボールを受けた8番・鳥海が右足を冷静に振り抜いて桐蔭大が先制した。これで桐蔭大が主導権を握るかと思われたが、試合はやがて国士大がペースに。ボランチの8番・諸岡裕人を起点に再三チャンスを作り、30分には9番・信末悠汰がドリブル突破でゴールを決めるが、オフサイドの判定で"幻のゴール"に。その後も国士大が攻め込むが決定機に欠け、1-0の桐蔭大リードで前半を終える。

 何としても追いつきたい国士大は後半、持ち味である縦に速いサッカーでチャンスを作る。50分に得た右コーナーキックは、一度逆サイドまでボールが流れるも11番・田場ディエゴが折り返し、前線に残っていたセンターバックの4番・花房稔が豪快なヘディングを叩き込み同点弾。試合を振り出しに戻す。波に乗った国士大はその後も波状攻撃で桐蔭大ゴールへと攻め込み、57分にはカウンターから2番・飯野七聖のクロスがそのままゴールに吸い込まれ1-2とついに逆転に成功する。しかしそのプレーの直後、桐蔭大の速い展開から18番・下村司が関東リーグ初ゴールを落ち着いて決め、再び同点に。この得点で息を吹き返した桐蔭大は、62分に3番・打越大樹の縦パスを10番・國場龍之介が受けて中央へとパス。それを受けた8番・鳥海が確かなコントロールでシュートを放ち、3-2と勝ち越し点を決める。その後は互いに一進一退の攻防を繰り広げるが、国士大は追加点を奪えず3-2のまま試合終了。桐蔭大が接戦を制した。

 初勝利を挙げた桐蔭大だが、安武亨監督は「前半は、国士大のスピードのあるトップが裏に抜けてくることを警戒していたら、ラインが全体的に引いてしまった」とまずは反省の弁。それでも「ボランチが前に出ることでしっかりプレスがかかるようになった」と、修正点も評価。「開幕戦の早稲田大学戦もそうだたが、しっかり引いてくる相手に対しては、ボールを回すだけで満足しがち」と自チームの弱点を意識しながらも「ポゼッションしながら失点するくらいなら、前に出て失点をしろと行った」とゲキを飛ばし、結果に結びつけた。次節は首位の順天堂大学と対戦。「今日本の大学でいちばんいいチームのひとつ」とリスペクトする相手にどう対峙するのか。「むしろ楽しみのほうが大きい」という試合は、桐蔭大にとって集中応援の試合でもある。強敵から勝利を奪い、波に乗りたいところだ。一方の国士大は、こちらも連勝中で好調の明治大学と対戦する。この試合では逆転に成功したわずか1分後に追いつかれ、そのまま逆転を許すなど、守備面での課題も。1部復帰後の今季は未だ勝利がないだけに、そろそろ勝点3を掴みたいところだ。



法政大学 対 東洋大学 @県立保土ヶ谷公園サッカー場


 2連勝を目指したい法政大学(勝点3・3位)と、開幕戦は黒星発進、今節で勝点3を掴みたい東洋大学(勝点0・12位)の一戦。

 開幕戦で20番・上田綺世の2ゴールで駒澤大学に勝利した法大と、順天堂大学に4得点を許し、大敗を喫した東洋大の一戦は、両者一進一退の攻防を繰り広げた。前半のシュート数は法大は5、東洋大は3。法大は20番・上田、東洋大は10番・坂元達裕らがチャンスを作るが決定機に欠け、無得点のまま前半を終えた。

 試合は後半に一気に動いた。後半開始10分後の55分、東洋大はコーナーキックを獲得。キッカーの8番・高橋宏季が蹴り入れたボールを13番・坪川潤之が頭で合わせ、東洋大が先制する。追いつきたい法大は66分に8番・紺野和也が右サイドをドリブルで突破。クロスボールを挙げると、これを17番・森俊貴が頭で折り返し、最後は20番・上田がヘディングシュートを叩きつけてゴール。20番・上田の2試合連続ゴールで、法大が試合を振り出しに戻した。試合はその後も法大が支配。その直後には17番・森が左から強烈なシュートを放つなどして追加点を狙うが、東洋大GKの好守もあり、なかなか決めきることができない。法大は75分に、長身FWの18番・松澤彰を投入し、前線を2トップに変更。攻勢を強めると、交代したばかりの18番・松澤がバイシクルシュートを放ち会場を沸かせる。そして78分、22番・黒崎隼人が上げたクロスを東洋大のGKがキャッチしようとするもまさかのファンブル。それを見逃さなかった20番・上田が右足で冷静に押し込み、法大が追加点。法大が勝ち越しに成功したかに思われたが、まだ試合は終わっていなかった。終了間際の88分、7番・松崎快が8番・高橋とワンツーで抜け出すと強烈なミドルシュートを放つ。ボールはポストに当たるがそのままゴールイン。東洋大・古川毅監督が「本当にスーパーなゴール」と感嘆したゴールで東洋大が同点に追いつき、2-2で試合終了となった。

 20番・上田の2試合連続2ゴールで一度はリードを奪いながらも勝ちきれなかった法大。連勝を逃したことに加え、アディショナルタイムにはセンターバックの3番・前谷崇博士が東洋大の抜け出しをファウルで止め、2枚目の警告で退場になるなど、最後はドタバタした状態にもなった。次節は東京国際大学と対戦。1週空く期間でどう切り替えられるか。上位を維持するためにも、次節は勝点3を積み重ねたい。一方の東洋大は、不振を極める昨季王者の筑波大学と対戦する。古川毅監督は「天皇杯東京都予選と開幕戦のこの2試合、常に先制点を取られてきた」とまず課題を口にし「今日は前半苦しい時間対もあったが、ゼロで折り返せた。その意味ではゲームプランがきちんと遂行できたといえる」と評価する。ミスから逆転ゴールを許したものの「最後まで諦めなかった」ことが勝点1に結びついた。とはいえ「天皇杯予選で最後に追いつけたり、ボールをもたせてくれるチームがあったりで、選手たちが"ゲームをつくる"ことに勘違いもあった」と古川監督。「東洋大は本来、先制した時には逃げ切れるチームだったはずだ」と期待を寄せる。連敗こそ避けられたが今節得られた勝点はわずかに1。次節こそ勝利を掴み、勝点3を積み上げたい。




 第3節は4月28日(土)に江東区夢の島競技場にて流通経済大学と早稲田大学が対戦。4月29日(日)には味の素フィールド西が丘競技場にて明治大学と国士舘大学、筑波大学と東洋大学が、Shonan BMWスタジアム平塚にて駒澤大学と専修大学、順天堂大学と桐蔭横浜大学が、相模原ギオンスタジアムにて法政大学と東京国際大学の試合が行われる。

 第2節は、順大、明大、早大の3大学が連勝スタートを切り、開幕ダッシュに成功。一方で、昨季のリーグ戦王である者筑波大とインカレ王者の流経大がまさかの連敗スタートとなり苦しんでいる。早くも混戦模様となった1部リーグ。天皇杯都県予選で1週間の中断期間をおき、迎える第3節は、ゴールデンウィーク3連戦の初戦でもある。第2の開幕戦ともいえるこの第3節に勝利して抜け出すのはどの大学か。楽しみな戦いが続く。

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