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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・2部第4節マッチレポート

2018/05/05


 『JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ第4節は、5月3日(木・祝)に6試合が行われた。


慶應義塾大学 対 中央大学 @江戸川区陸上競技場


 前節で待望の今季初勝利を収めた慶應義塾大学(7位・勝点3)と、開幕から3連勝と絶好調、首位を堅持する中央大学(1位・勝点9)の対戦。

 試合は前半の早い時間から動いた。9分、中大は24番・蓮見謙介が右サイドへボールを展開すると、25番・宮城和也が前線にいる9番・大橋祐紀へとパス。前に出てきた慶大のGK、21番・上田朝都と交錯しながらも右足を合わせたシュートは無人のゴールに吸い込まれ、中大が先制する。対する慶大も20分過ぎから次第にチャンスを作り、24分には32番・松岡瑠夢が強引にゴール前までボールを持ち込むが、これは中大GKの1番・佐川雅寛がセーブ。10番・松木駿之介がシュートを放ち、30分過ぎには立て続けにセットプレーのチャンスを得るが、なかなか得点には繋がらない。結局、中大が1点リードしたまま試合を折り返す。

 後半立ち上がりは一進一退の攻防が続いたが、やがて試合は一気に動いた。67分、中大は3番・渡辺剛が自陣深い位置から放ったロングキックを、9番・大橋のそのまま左サイドへとグラウンダーのパスで展開。これをペナルティーエリアの外で受けた11番・桜井昴が、ミドルシュートをゴール右隅に突き刺し中大が追加点を挙げる。慶大はその後、20番・杉本崇太朗、8番・小谷春日らを投入して流れを変えようとするが、チャンスをものにすることができず、苦しい展開に。すると試合も終盤となった86分、中大は10番・加藤陸次樹の左サイドに展開した浮き球パスを、またしても11番・桜井がペナルティーエリア外から豪快に決め、ダメ押しの3点目。慶大はチャンスをつくりながらも、結局最後まで中大のゴールを割ることができず、3-0でタイムアップとなった。

 開幕から4連勝と絶好調の中大だが、手塚聡監督は「前節の日本体育大学戦は内容が悪かった。今日は同じ天然芝のピッチということもあり、選手にとって不慣れな状況ではないかと思っていた」というが「強風の中、集中して前半を0点で押さえられたのがよかった」とまずは守備内容を評価した。昨年の後期は10勝1敗と圧倒的な成績を収めながらも、1部昇格にわずかに届かなかった。だが「その経験が今に蓄積されている。今日もセットプレーであわやというシーンがあったが、精神的に落ち着いているのでバタバタしなくなった」と手塚監督。前節は「攻撃が全然だめだった」というが、この試合では、怪我から復活した11番・桜井が2得点を挙げるなどの好材料も。「日程的にはかなり厳しいと思うが、次節の神奈川大学戦も勝てるようがんばりたい」。



日本体育大学 対 立正大学 @立正大学熊谷キャンパスサッカー場


 前節、開幕からの連勝がストップしたチーム同士が相まみえた。中央大学に敗れた日本体育大学(5位・勝点6)と、立教大学に敗れた立正大学(3位・勝点6)の戦い。

 前半は序盤から激しい攻防が続いた。日体大は8番・伊藤純也を中心に細かくパスをつなぎ、立正大ゴールに迫る。対する立正大は、日体大陣地に入る前に10番・関岡亮太にパスを集め、速攻でゴールを狙う。すると11分、日体大は19番・山下諒也、24番・清水颯人とパスをつなぎ、最後は11番・平川元樹が右足で決めて先制する。しかし立正大もそのままでは終わらない。その7分後の18分、17番・梅村豪のクロスを19番・雪江悠人が頭で折り返すと、10番・関岡が右足で合わせて同点弾。ゲームを振り出しに戻し、前半を終える。

 後半、日体大は多くのシュートチャンスを作って得点の機会をうかがうが、立正大の守備を崩しきれず、なかなかゴールを割ることはできない。そんな中、76分には立正大の5番・中塩大貴のフリーキックを、途中出場の25番・鈴木康孝が頭で折り返す。そして最後に決めたのはまたしても10番・関岡。豪快なボレーシュートでゴールへと突き刺さり、立正大が逆転に成功。そのまま逃げ切った立正大が1-2で勝利を収めた。

 シュート数は立正大が4に対し、日体大は15。日体大は4倍近いシュートを放ちながらも得点は1に留まり、連敗を喫する結果となった。逆に立正大はシュートわずか4本で2得点と効率的に攻め、勝利を手にした。立正大は順位変わらず3位で、中央大学、立教大学に勝点3でピタリと追随。虎視眈々と首位グループをうかがう。


東京学芸大学 対 青山学院大学 @拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場


 3戦勝ちなしで最下位に沈む東京学芸大学(12位・勝点1)と、開幕戦以来勝利が遠のいている青山学院大学(7位・勝点3)の対戦。

 どちらにとって悪い流れを断ち切るために、勝利が絶対条件となる一戦だった。青学大はこの大事な試合に、1年生ルーキーのGK、40番・大原悠太朗を起用。試合ではこの40番・大原が大きな活躍を見せた。東学大は5番・鈴木翔太のロングフィードに反応した14番・山中海斗がシュートを放つも、青学大GK40番・大原がファインセーブ。その後も東学大の30番・武沢一翔のシュートを弾くなど、GKを中心とした好守で東学大の得点を許さない。しかし青学大も得点を決めることはできず、スコアレスドローのまま前半が終了する。

 東学大は主将の6番・堀大貴が負傷し、ハーフタイムに追加登録の1年生、33番・住田将をピッチに送り出すアクシデント。その隙を見逃さなかった青学大は後半序盤の56分、10番・小泉佳穂のパスに反応した6番・佐藤凌輔がドリブルで突破。そのままシュートを放ち、先制点を挙げる。1点を追う立場になった東学大は、その後も果敢にゴールに攻め込むが、枠をとらえきれず得点のないまま試合終了。青学大が先制点を守りきり今季2勝目、貴重な勝点3をつかみ取った。

 開幕戦以来の勝利となった青学大は、勝点を6に伸ばし6位に浮上。次節の東京農業大学戦で勝てば、さらに下位との差を引き離せる。一方、東学大は未だ勝利がなく、勝点はわずか1。最下位脱出のためにもそろそろ勝点3がほしいところだが……。


拓殖大学 対 東海大学 @拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場


 今節こそ勝利したい拓殖大学(9位・勝点2)と、現在2連勝と波に乗る東海大学(4位・勝点6)の一戦。

 立ち上がり、前線から激しいプレスをかけてボールを奪いに行く東海大に拓大は苦戦。得意とするテンポの良いパス回しができず、なかなかペースをつかめない。しかし、東海大も前半のシュートはわずか2本と、両チーム決定機のないまま前半を終える。

 試合が動いたのは51分。後半開始早々、前線からプレスをかける東海大がコーナーキックを獲得。そのコーナーキックの混戦の中から、ペナルティーキックを得ると10番・堀越大蔵がこれを決めて東海大が先制する。勝利が欲しい拓大は58分に浅野佳祐、62分に冨澤数馬を投入し、流れを変えようと試みる。すると75分、17番・冨澤がドリブルで突破を図り、ゴール前へ。放ったシュートは東海大GKに防がれるものの、こぼれ球に5番・益子大輝が反応。ヘディングで押し込んで同点ゴールを挙げ、試合を振り出しに戻した。東海大は76分、10番・堀越大蔵が2枚目の警告で退場。苦しい戦いを強いられることになった。しかし拓大も追加点を決められず、結局試合はドローのまま終了。終始、堅さの残るゲームは勝点1を分け合う結果となった。

 拓大も東海大も、順位変わらずキープとなったが、現在9位の拓大は下が見えるやや厳しい状況。次節もホーム・拓殖大学グラウンドでの試合だが、相手は4連勝中の立教大学。難しい相手だが、初勝利を挙げて勢いにのるきっかけにしたい。


関東学院大学 対 立教大学 @立教大学富士見総合グラウンド


 前節引き分けで勝点1を積み重ねた関東学院大学(6位・勝点3)と、開幕3連勝の立教大学(2位・勝点9)の一戦。

 ともに今季関東リーグに昇格・復帰したチーム同士の対戦。昨年度の関東大会では、2-0で関学大が立教大を下している。前半は昨年からの"連勝"を狙う関学大のペースで始まった。関学大は中盤と最終ラインでボールを上手く回すと、隙をついてくさびのパスを入れ、チャンスを作る。関学大は38分、7番・清成俊太のコーナーキックを、2番・有田光我が頭で合わせて先制点を挙げる。

 1-0の関学大リードで迎えた後半は前半と一転、立教大のペースで試合が進んだ。開幕から3連勝と勢いのある立教大は53分、26番・越智悠人が関学大ゴール前でドリブルをカット。18番・佐藤大雅にパスを出すと、18番・佐藤がこれをコントロールして左足でシュートを放ち、立教大が同点に追いつく。70分には関学大がペナルティーエリア内でハンドの判定を受け、ペナルティーキックを献上。これを、立教大の主将、5番・井上瑠寧がきっちりと決めて逆転に成功する。その後は関学大も反撃するが、立教大が体を張って1点のリードを守り切りタイムアップ。1-2で立教大が勝利を収め、開幕からの連勝を4に伸ばした。

 この結果、関学大は順位をひとつ下げて7位に。最下位との勝点差は3と下位グループに入りかけているだけに、次節の慶應義塾大学戦ではなんとしても勝利を手にしたい。一方、中央大学とともに全勝・無敗で第4節を終えた立教大。初のホームグラウンドでの試合開催で初黒星かと思われたが、見事な逆転劇で2位をキープした。この快進撃はどこまで続くのか。決して"フロック"ではない実力を見せつけたい。


東京農業大学 対 神奈川大学 @立教大学富士見総合グラウンド


 ともに今季未勝利の東京農業大学(11位・勝点1)と神奈川大学(10位・勝点1)。不調を極める10位と11位の直接対決。

 序盤は両者一歩も引かず、拮抗した試合展開となった。しかし18分、神大27番・秋山駿介が左サイドのディフェンスラインで相手のボールをカット。前線の11番・定本佳樹めがけてロングパスを入れると、11番・定本はこれに反応。相手ゴールキーパーと1対1になる決定機を逃さずに決め、神大が先制する。

 ビハインドを負って迎えた後半、東農大にアクシデントが発生する。前半で負傷したGKの1番・深谷星太に代わり21番・内野将大が出場。しかし予想外の事態が発生したにもかかわらず、東農大がここから一気に反撃を仕掛ける。59分には、途中出場してわずか2分の35番・須場康太郎がコーナーキックからのこぼれ球を押し込み、同点に追いつく。さらにその4分後の63分、7番・手塚竣一朗からパスを受けた8番・吉田将也が、鮮やかなドリブルでゴール前に切り込み、そのまま左足を振りぬき逆転弾。一転、追いかける側となった神大は、その後ペナルティーキックを獲得するも、東農大のGK、21番・内野が見事なセービングでこれを防ぎ同点ならず。試合は2-1のままタイムアップとなり、東農大が待望の今季初勝利を挙げた。




 第5節は5月6日(日)に日本体育大学横浜健志台キャンパスサッカー場で中央大学と神奈川大学、日本体育大学と東海大学が対戦。拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場にて拓殖大学と立教大学、慶應義塾大学と関東学院大学が、立正大学熊谷キャンパスサッカー場で東京学芸大学と立正大学、東京農業大学と青山学院大学の試合が行われる。

 僅差で勝敗の決まった試合が多かった第4節。中央大学と立教大学は4連勝と、1部昇格に向けて着実に勝点を積み重ねている。この勢いはどこまで続くのか、2チームの快進撃からは目が離せない。反対に、勝点1と厳しい状況にあるのは神奈川大学と東京学芸大学。一刻も早く下位争いから抜け出したい。ゴールデンウィーク最終日の試合を笑顔で終われるチームは果たして。

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