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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・1部第10節マッチレポート

2018/07/13


 『JR東日本カップ2018第92回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第10節は、6月16日(土)に2試合、6月17日(日)に4試合行われた。


東洋大学 対 国士舘大学 @味の素フィールド西が丘


 前節勝利し、2連勝して勢いに乗りたい東洋大学(勝点9・10位)と、逆に前節0-4と大敗を喫して、立て直しを図る国士舘大学(勝点4・12位)との一戦。

 東洋大の集中応援日で会場も盛り上がりを見せる中ではあったが、試合は序盤から国士大が主導権を握り、攻勢に出る。しかし決定機までには至らず、ボールキープに留まる中、東洋大は10番・坂元達裕を中心にカウンターでチャンスを狙い、相手のプレスをかわし、華麗なパス回しで攻撃を組み立てる。試合が動いたのは18分だった。東洋大が鮮やかなパス回しから、右サイドにボールを展開。7番・松崎快がクロスを上げると、10番・坂元がダイビングヘッドでゴールに押し込み先制。1-0で東洋大リードのまま前半を終える。

 1点を追う国士大はハーフタイムに5番・山岸瑠を投入。その後も27番・宮本英治、34番・梶谷政仁と早めの交代で試合の流れを変えようとするが、チャンスを作ることができずもどかしい時間が続く。終盤になると両チームとも熱くなり、激しいプレーも多発。試合終了間際には国士大が押し込む時間帯が続いたものの、東洋大が体を張ったディフェンスで1点を守り切りタイムアップ。1-0で東洋大が2連勝を果たし、順位こそ変わらないものの降格圏の2チームに勝点3以上の差をつけることに成功した。対する国士大はこれで3連敗。11位の東京国際大学との勝点差も5に開くなど、厳しい状況が続く。


流通経済大学 対 東京国際大学 @味の素フィールド西が丘


 前節の茨城ダービーで、筑波大学に5失点と歴史的な大敗を喫した流通経済大学(勝点13・8位)と、こちらもなかなか勝ち切ることができず、勝点が伸びない東京国際大学(勝点9・11位)の一戦。

 立ち上がりは東国大ペースとなったが、流経大は9番・髙澤優也にボールを集めることを徹底。すると、初先発の1年生、35番・宮本優太、36番・満田誠、37番・菊池泰智に加え、9番・髙澤、5番・小野原和哉らが躍動し、流経大のボールが回り始める。18分には、中央でボールを受けた35番・宮本が、スペースに走りこんだ9番・髙澤にピンポイントでパスを配給。9番・髙澤が頭で押し込み、流経大が先制点を挙げる。

 流経大は後半の62分にも、2番・小池裕太の間接フリーキックから、こちらもリーグ戦初出場の34番・浜野駿吾がゴールへと突き刺し追加点を挙げる。その後は2-0とリードを広げた流経大のペースで進むかと思われたが、降格圏であえぐ東国大も意地を見せる。71分、東国大は9番・町田ブライトを起点に攻撃を仕掛けると、10番・浅利航大が右足で合わせて1点を返す。このまま勢いに乗りたい東国大だったが、流経大も主将の3番・広滝直矢を投入し、守備を固めて対応。1点差を守り切った流経大が2-1で勝利を収めた。

 中野雄二監督の宣言どおり、スタートメンバーの約半数を入れ替えてこの試合に臨んだ流経大。35番・宮本、37番・菊地ら、高校選手権準優勝メンバーを含む1年生3人も投入し、フレッシュな戦力がチームの停滞したムードを盛り返し、前節の悪夢を払拭した。対する東国大は、これで5戦連続の無勝利。10位の東洋大学とは勝点3差がつき前期の降格圏脱出は極めて難しい。なんとか勝利のきっかけをつかみたいところだが……。


明治大学 対 桐蔭横浜大学 @駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場


 2戦連続引き分けで4試合勝利のない明治大学(勝点14・3位)と、前節は完封勝利で勢いに乗りたい桐蔭横浜大学(勝点13・8位)の一戦。

 試合は開始早々に動いた。キックオフ直後の1分、ワンチャンスをものにした桐蔭大。8番・鳥海芳樹が混戦の中を抜け出し、パスを受けた36番・松本幹太が落ち着いて決め、桐蔭大が先制する。しかしその後は、明大が圧倒的にボールを支配。すると19分、右サイドの8番・渡辺悠雅が10番・小野雅史へとパスを繋いで、ゴール前中央にクロスボールを入れる。それに合わせたのは9番・村田航一。右足を振り抜いて、明大が追いつき、試合を振り出しに戻す。さらに前半終了間際の44分には、桐蔭大GKのクリアボールに反応した3番・上夷克典が18番・小柏剛へとパス。自らドリブルで持ち込んだ18番・小柏がそのままゴールに叩き込み逆転弾。2-1と明大が逆転に成功し、前半を終えた。

 勢いに乗った明大は後半開始直後にも追加点を挙げる。48分、左サイドを11番・佐藤亮がドリブルで仕掛け、中央へとクロスボールを蹴り込む。それを18番・小柏が頭で合わせ3点目。さらに67分、混戦の中をドリブルで抜け出した6番・安部柊斗が、そのまま落ち着いて4点目を決め桐蔭大を突き放した。桐蔭大もなんとか反撃すべく攻め続けるが、明大ディフェンスに阻まれて追加点に結びつかない。明大は試合終盤の86分にもダメ押しの5点目をマーク。17番・河邉駿太郎が右サイドをドリブルで突破し、ゴール前にボールを入れる。混戦の中、ゴールにシュートを押し込んだのは18番・小柏。18番・小柏がハットトリックとなるこの試合の3点目を決め、スコアは5-1に。明大が5得点を挙げ桐蔭大を圧倒し、快勝を収めた。対する桐蔭大は開始早々に先制点をあげたものの、その後が続かず前後半合わせてのシュート数はわずかに2本。攻めあぐね続ける厳しい試合となった。


筑波大学 対 駒澤大学 @駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場


 前節の茨城ダービーで5得点と大勝した筑波大学(勝点12・9位)と、4試合勝ちなしで調子を落としている駒澤大学(勝点13・6位)の一戦。

 試合はいきなり動いた。開始直後の1分、筑波大10番・西澤健太が14番・会津雄生にボールを展開。14番・会津がペナルティーエリアにクロスボールをあげると、3番・小笠原佳祐が頭で合わせ、筑波大が先制する。しかし、駒大もすぐに反撃。7分、16番・薬真寺孝弥からのコーナーキックに4番・伊勢渉が頭で合わせ同点に追いつく。さらに17分には、16番・薬真寺が右サイドの10番・中原輝にパスを展開。10番・中原のクロスに3番・星キョーワァンが頭で合わせ、勝ち越しゴールを叩き込む。このまま駒大が引き離しにかかるかと思われたが、今度は筑波大が反撃を見せる。28分、14番・会津があげたクロスは駒大のGK、1番・角井栄太郎がクリア。そのこぼれ球を、7番・三笘薫が折り返し、混戦になったところを10番・西澤が押し込んで2-2に。筑波大が再び追いつき、試合を振り出しに戻した。

 両チーム一歩も引かない展開の中、33分にこの試合の流れが一変する出来事が起こった。筑波大の17番・渡邊陽が裏へ抜け出して決定機を作ると、これを止めようとした駒大のGK、1番・角井がファウルをおかし退場処分に。10人となった駒大は筑波大の細かいパス回しに翻弄されるも、粘り強い守備でゴールを阻止。しかし前半アディショナルタイムの45分+1分、ついに緊張の糸が途切れる。筑波大は6番・鈴木徳真からボールを受けた17番・渡邊がスルーパスを出し、それに反応した7番・三笘がつま先でコースを変えてゴールに流し込む。前半終了間際、筑波大がとうとう再逆転に成功する。

 数的優位に立った筑波大は後半、圧倒的なボール保持で攻撃を仕掛けるが、駒大も、鋭いカウンターでチャンスを狙う。78分には駒大の6番・大塲淳矢からのパスを受けた9番・高橋潤哉が、右サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にボールを送る。これを受けた14番・坂本和雅が、力強いシュートを放ち、駒大がまたもや同点に追いつく。しかし、筑波大もすぐさま逆襲。17番・渡邊からのパスを受けた9番・長澤皓祐が右足を振り抜き、ゴール左隅にシュートを決めて勝負あり。壮絶な打ち合いを制した筑波大が2連勝をはたした。

 なかなか勝ちきれず苦しんでいた前年度王者・筑波大だが、この2連勝で順位も9位から6位にジャンプアップ。この試合では2度追いつかれる展開となったが、14番・会津、17番・渡邊らの活躍もあり、最後は勝ちきった。対する駒大はこの敗戦で6位から8位に後退。一時は首位に立っていただけに悔しい結果となったが、10人になってもあきらめず同点に追いつくなど、復調の兆しも。前期ラスト1試合で、どれだけ盛り返せるか。


専修大学 対 早稲田大学 @佐倉市岩名運動公園陸上競技場


 4試合負けなしの専修大学(勝点16・2位)と、首位をひた走る早稲田大学(勝点22・1位)、1部リーグの頂上対決。

 1位、2位の直接対決となったこの一戦は、開始早々に試合が動いた。まずは4分、早大は8番・栗島健太からボールを受けた11番・相馬勇紀が左サイドからドリブルで持ち上がり、中にグラウンダーのクロス。これを7番・金田拓海が左足で合わせて早大が先制する。早い時間帯に失点を喫した専大だったが、徐々に試合の主導権を握り、14番・岡本勇輝を起点に10番・氣田亮真、17番・遠藤翔太らの早いパス回しでチャンスを演出。しかし、早大のGK、1番・小島享介の落ち着いた対応を前に、ゴールを決めることができない。すると43分、専大の選手からボールカットをした11番・相馬が、7番・金田へとパス。7番・金田が、今度は右足を振り抜き追加点。2-0と早大がリードを広げる。だが、専大もすぐさまに反撃。前半終了間際の44分、16番・河上将平のアーリークロスに17番・遠藤が頭で合わせ、1点差とし前半が終了する。

 ハーフタイムに専大は14番・岡本に変えて9番・岸晃司を投入。早大リードで迎えた後半は、攻撃的な布陣で試合の主導権を握る。しかしチャンス生かせないまま試合は終盤に突入。すると終了間際の90分に早大がカウンターを仕掛け、11番・相馬、29番・岡田優希と繋ぎ、最後は15番・直江健太郎がゴールを決めてタイムアップ。3-1で早大が勝利した。

 この結果、早大は2位との勝点差を8に広げ、残り1試合を待たずして前期を首位で折り返すことが確定。一方の専大は後半、完全に試合のペースを握っていただけに残念な結果となった。はたして首位・早大の独走はどこまで続くのか。


順天堂大学 対 法政大学 @佐倉市岩名運動公園陸上競技場


 ここ3試合勝利がなく、順位を落としている順天堂大学(勝点13・5位)と、順位は一進一退ながら首位に近づきたい法政大学(勝点14・4位)の一戦。

 前節終了時点で、順大が5位、法大が4位と上位を狙える位置にある2チームの直接対決。立ち上がりは互いチャンスを探りながらゴールを狙い、順大は11番・旗手怜央、法大は20番・上田綺世にボールを集める。徐々に法大がシュートまで持ち込むシーンが増えるが、順大も一瞬の隙をついてチャンスを作るなど、拮抗した展開が続く。

 スコアレスで迎えた後半は、法大が攻め込む展開で始まった。後半開始早々に、20番・上田が抜け出し、クロスバーを叩くシュート。サイドからも8番・紺野和也、17番・森俊貴を中心とした幅を使った攻撃で順大を崩しにかかるが、順大も4番・村松航太、22番・長谷川光基といったディフェンス陣を中心に、ゴールを許さない。試合が動いたのは、終盤に差し掛かろうとする77分。法大は8番・紺野のスルーパスから20番・上田が抜け出し、順大のGK、21番・高田謙と一対一に。放ったシュートを一度は止めるものの、こぼれ球に反応した10番・青栁燎汰が押し込み、法大が先制する。その後、順大も途中出場の選手たちが何度となくチャンスを作るが、ゴールにはつながらず試合終了。拮抗した試合を静止、0-1で法大が勝利した。

 法大はこれで3戦連続の負け無しとなり、順位も3位に浮上。「連勝できない」(長山一也監督)が上位に定着できない理由だが、次節で前期最後の"連勝"に賭ける。一方、順大はこの敗戦で7位まで後退。チャンスは作れているだけに、なんとかゴールを勝利に結びつけたい。



 第10節では、首位早大と2位専大の直接対決が行われたが、早大が3-1で快勝して首位をキープ。2位の専大は、5位まで後退することとなった。首位の早大は2位の明大に勝点8差をつけ独走。一方で2位の明大から6位の筑波大まで勝点2差と2位以下は混戦模様だ。早大がこのまま独走するのか、他の大学が猛烈な反撃で追いつくのか、前期最後の一戦でその行く末を占えるだろう。

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