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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・2部第19節マッチレポート

2018/11/14
 『JR東日本カップ2018 第92回関東 大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第19節は、11月4日(日)に全6試合行われた。


中央大学 対 拓殖大学 @多摩市立陸上競技場


 優勝に向けてこのまま勝利を重ねたい中央大学(勝点41・1位)と、2連敗中で残留のためにもう負けるわけにはいかない拓殖大学(勝点18・9位)の一戦。
 試合開始から中大の攻撃が止まらない。17分までに5本のコーナーキックを獲得。5本目のコーナーキックで5番・中村亮太朗の正確なキックから、9番・大橋祐紀が頭で合わせて先制する。追いつきたい拓大も9番・長尾吉家や14番・大山徹のチャンスを作るが生かせず。39分には、中大が鮮やかなパスワークから崩し、ゴール前でボールを受けた15番・田中優一が右足で決めて2-0に。中大ペースのまま試合を折り返す。
 追いつきたい拓大はゴールを目指すも中大の堅い守備に苦戦。しかし、73分に拓大が一瞬の隙をつく。9番・長尾がゴール前で粘りを見せ、中大4番・上島拓巳の得点阻止のファールを誘う。4番・上島は得点阻止により一発退場。獲得したペナルティーキックを23番・小宮嶺がしっかりと決め1点差へと迫る。勢いに乗った拓大は82分、6番・西山大輝の豪快なミドルシュートでついに同点に追いつく。逆転を狙う拓大だったが、84分、中大9番・大橋が11番・桜井昴とのコンビネーションから左サイドを切り裂き、鮮やかなスーパーゴールを決めて再び勝ち越し点をゲット。1点リードのまま逃げ切った中大が、激しいゴールの奪い合いとなった熱戦を制した。
 一度は拓大に追いつかれた中大だが、数的不利をものともせずエース、9番・大橋のゴールで勝利を収めた。2位・立正大学と3位・日本体育大学は最終節に直接対決があるため、2位との勝点差が7ポイント開いたことで、中大は4年ぶりの1部リーグ昇格が決定。さらに次節は引き分け以上で2部優勝が決まる大一番となった。一方、一度は追いついたものの悔しい敗戦となった拓大。これで3連敗となり、11位・神奈川大学とは勝点3差と、降格圏が近づく厳しい状況に。4連敗だけは避けたいところだが……。


日本体育大学 対 慶應義塾大学 @Shonan BMW スタジアム平塚


 連勝で昇格圏内に食い込みたい日本体育大学(勝点35・3位)と、1節でも早く2部リーグ残留を決めたい慶應義塾大学(勝点22・7位)の一戦。
 悪天候の中で開始した試合は、序盤から慶大が主導権を握った。慶大は9番・ピーダーセン世穏をターゲットにし、13番・山田盛央と11番・多嶋田雅司が鋭い仕掛けを見せる。一方の日体大は、7番・関戸裕希、26番・及川翔五が孤立する場面が多く、防戦一方の展開が続く。すると28分、慶大にチャンスが訪れる。右サイドの13番・山田がクリアボールを拾い、14番・江本優貴へとパス。これをゴールに蹴り込み、慶大が先制に成功する。さらに前半終了間際の40分には、7番・佐藤海徳のコーナーキックを24番・八田和己が頭で合わせ追加点。慶大が0-2とリードして前半を終了した。対する日体大は7番・関戸の放った1本のシュートに終わるなど、攻撃らしい攻撃の形を作ることができなかった。
 後半も慶大が試合を支配する。後半開始直後の47分には、ゴール前の混戦の中から14番・江本が押し込んで、自信の2点目となるゴールで0-3に。その後は両チーム交代カードを切って状況を変えようとするが、なかなか流れを変えることができない。試合終盤の81分、慶大は7番・佐藤のフリーキックを9番・ピーダーセンが折り返し、最後は13番・山田が頭で押し込みダメ押しの4点目。しかし日体大も意地を見せ、88分に右サイドを突破した19番・山下諒也のクロスを、交代出場の11番・平川元樹が押し込み、1点を返すことに成功。しかし、アディショナルタイムに慶大9番・ピーダーセンがダメ押しの5点目を決めて勝負あり。慶大が1-5と大量得点で勝利を収めた。
 ともに集中応援で、ピッチ・スタンド双方で熱戦が繰り広げられたが、終わってみれば大差がつく結果に。特に昇格圏を狙う日体大にとっては、あまりにも痛い敗戦となった。また勝った慶大はこの勝利で2部残留が決定した。


関東学院大学 対 東海大学 @三ツ沢公園陸上競技場


 現実的には1部リーグ昇格は難しくなったものの1つでも上位を目指す関東学院大学(5位・勝点25)と、関東リーグ残留のために何が何でも勝点3が欲しい東海大学(10位・勝点17)との一戦。
 雨でスリッピーなグラウンドに手こずり、自慢のパスワークで相手を崩しきれない関学大に対し、東海大は前線からのプレスと、明確にゴールを狙うシンプルな攻撃で関学大ゴールを脅かす。関学大のディフェンスラインのパス回しをカットした東海大の29番・半沢拓也が相手ゴールに突進するが、これは相手GKに阻まれてゴールならず。すると関学大はロングボールを使った攻撃に切り替え、9番・今村優介をターゲットにボールが放り込まれる。その流れで11番・石塚龍成、9番・今村が決定的なシュートを放つも、東海大GK、42番・阿部輝がファインセーブ。結局、互いにチャンスをものにできないまま0-0で前半を折り返した。
 東海大はハーフタイムに16番・重田裕輝に代えて16番・岡田侑也を投入。この交代で東海大は前線からのプレスを強め、関学大の中盤のスペースを消してより多くのチャンスを作る。しかし関学大も要所要所でパスワークを披露し、簡単には得点を許さない。さらに関学大は30番・井上海希、18番・林田滉也を投入。細かいパスワークからロングボールに切り替え、局面での球際の強さをみせて東海大ゴールへと迫る。しかし、2部リーグ残留のために負けることのできない東海大は、気迫のあるプレーでゴールを死守。東海大は、試合終了間際には、ペナルティエリア近くでフリーキックのチャンスを得るが、ゴールならず両チームノーゴールのまま試合終了。0-0で引き分け、勝点1を分け合うこととなった
 この結果、関学大は5位から6位に後退。さまざまな引き出しで東海大ゴールに迫ったが、決めきれず不本意な結果となった。いっぽうの東海大は10位変わらず。勝点1を得たことで9位の拓殖大学と勝点で並んだが、降格圏とは3ポイント差と未だ予断を許さない状況だ。


立教大学 対 神奈川大学 @三ツ沢公園陸上競技場


 1部昇格に望みを懸け勝点3を取りたい立教大学(3位・勝点29)と、降格圏からの脱出のため勝利がほしい神奈川大学(11位・勝点15)の一戦。
 立教大は立ち上がりから、9番・吉澤泰成を中心に攻撃を仕掛ける。開始早々の3分には、その9番・吉澤のパスを受けた24番・原大和がゴールを決め、立教大が先制。しかし神大も25分、29番・増村有哉の右コーナーキックから、20番・松浦駿平がヘディングシュートを決めて同点に追いつく。両チームとも立ち上がりから自らの持ち味を活かしたサッカーで、見どころの多い展開が続いたが、ともに追加点は奪えず1-1のまま試合を折り返した。
 後半は立教大が10番・吉田直矢のドリブルからチャンスを作り、試合のペースをつかんだ。すると68分には、フリーキックのチャンスを獲得。4番・井浦智史のキックを24番・原が合わせてシュート。これはGKに弾かれるものの、こぼれ球を21番・内田祐紀弘が押し込み勝ち越し点。スコアを2-1とし、再びリードを奪う。対する神大は、81分に6番・後藤祐哉がペナルティエリアで相手を倒し、2枚目のイエローカードを受け退場。立教大はこのファウルで獲得したペナルティーキックを、5番・井上瑠寧がゴールの真ん中に決め、3点目を獲得。3-1と神大を突き放すと、残り時間を危なげない展開で守り切り、勝利を収めた。
 立教大はこの勝利で1部昇格に望みをつなぎ、次節の東京農業大学戦に臨む。敗れた神奈川大は降格圏脱出ならず11位のまま。次節は、2部優勝がかかった中央大学と対戦。厳しい試合が続く。


東京学芸大学 対 東京農業大学 @龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド


 残留を確実なものにしたい東京学芸大学(勝点20・8位)と、残留のためにまずは最下位から脱したい東京農業大学(勝点13・12位)の一戦。
 2部リーグ残留のため、両者ともに負けられない一戦は、東農大のキックオフで試合が開始した。前半、東学大は5番・鈴木翔太を、対する東農大はGKの1番・深谷星太、3番・寺門宥斗を中心にそれぞれ固い守備を見せる。どちらも一歩も譲らず、前半はともに無得点のまま0-0で終了する。
後半に入ると、その均衡が一気に崩れた。主導権を握ったのは東学大。まずは52分、7番・色摩雄貴のクロスを3番・大竹陸が頭で合わせヘディングシュート。相手GKが弾いたこぼれ球に反応した18番・鈴木魁人が、落ち着いて左足を振り抜いて東学大が先制する。続く76分には、13番・荒川滉貴が相手GKのこぼれ球を押し込み追加点を獲得する。さらに85分、7番・色摩がドリブルから左足でシュートを決めて、3-0と東農大を大きく引き離す。その後、東農大も粘り強い戦いを見せるが、東学大の守備を攻略できず試合は3-0でタイムアップ。シュート1本だった前半とはうってかわり、後半一気に勝負に出た東学大が、3試合ぶりの勝利を収めた。
東学大はこの結果、勝点を23に伸ばして2部残留を大きく引き寄せた。次節で引き分け以上なら、ほぼ残留確定といっていいだろう。一方、敗れた東農大はますます厳しい状況に。


立正大学 対 青山学院大学 @龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド


 1部リーグ昇格のため絶対に勝点3を落とせない立正大学(勝点37・2位)と、4戦負け無しと好調な青山学院大学(勝点25・6位)の一戦。
 後期リーグ未だ負けなしの立正大と4戦負けなしの青学大。好調なチーム同士の戦いは、しかし一進一退の攻防戦が続き、0-0で前半が終了する。
 立正大はハーフタイムに17番・梅村豪を投入。しかし後半は、立ち上がりからショートパスをリズムよくつなぐ青学大がペースをつかんだ。52分には、自陣からショートパスをつなぎ、最後は11番・森孝輔が左足一閃。完全に相手を崩しきった攻撃で、青学大が先制点を挙げる。その後、1点を追う立正大が猛攻を仕掛けるが、青学大も集中を切らさず、固い守備でゴールを守る。また立正大は放ったシュートがポストやクロスバーに嫌われるなど運にも見放され、結局ゴールのないまま試合終了。0-1で青学大が勝点3を獲得した。
 3位・日本体育大学に勝点2差で追われる立正大にとっては、あまりにも痛い敗戦。偶然にも日体大も敗れたため、順位は変わらず勝点2差のままとなったが、ここで勝っていれば勝点差を広げ、1部昇格を大きく引き寄せられていた。それだけに悔しさも大きいが、残りは3試合で確実に勝点を重ね、1部昇格を確実なものとしたいところだ。勝った青学大は6位から5位に浮上。1部昇格はのがしたが、2部残留を決めた青学大にとって、来季につなげる勝利となった。




 第20節は11月10日(土)に相模原ギオンスタジアムにて青山学院大学と東海大学が対戦。また龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて立正大学と東京学芸大学が、栃木市総合運動公園陸上競技場にて慶應義塾大学と拓殖大学、立教大学と東京農業大学が戦う。11月11日(日)には日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場にて日本体育大学と関東学院大学、中央大学と神奈川大学の試合が行われる。

 第19節では首位の中大が拓大に3-2で勝利し、1部リーグ昇格を確定させた。一方で2位の立正大と3位の日体大はそろって敗戦。4位の立教大は勝利し、虎視眈々と昇格圏入りを狙っている。残留争いでは、11位神大、12位東農大がともに敗れ、残留が厳しい状況に。リーグ戦も残り3節。残りひとつとなった昇格枠を目指し、上位はより激しい試合を展開するだろう。もちろん残留争いも目が離せない。次節は引き分け以上で優勝が決まる中大と、残留崖っぷちでこれ以上負けられない神大が対戦。どちらも負けられない対戦は、どのような結果を迎えるのか。

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