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JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦・2部第20節マッチレポート

2018/11/15

 『JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第20節は、11月10日(土)に4試合、11月11日(日)に2試合が行われた。


立正大学 対 東京学芸大学 @龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド


 昇格を確実なものにするため絶対に勝点3が欲しい立正大学(勝点37・2位)と、前節に続く連勝で良い流れに乗りたい東京学芸大学(勝点23・8位)との一戦。
 初めに流れをつかんだのは東学大だった。キックオフ直後は互いボールを蹴り合う時間が続いたが、12分、24番・住田将の左サイドからのクロスに18番・鈴木魁人が反応。ペナルティエリア内で、相手を背負いながらも胸トラップからの左足シュートで東学大が先制点を挙げる。一方の立正大は立ち上がりから動きが重く、チャンスを作れない。33分にはまたも東学大の得点機。7番・色摩雄貴が、9番・高橋滉也とのワンツーから抜け出すと、冷静に決めて追加点を挙げる。
 2-0と東学大リードで折り返した試合だったが、後半は前半と打って変わり、立正大がボールを支配する。後半開始早々の49分、立正大はゴール前にボールがこぼれてきたところを22番・見原慧が拾い、17番・梅村豪へとパス。これを17番・梅村が決め、立正大が1点を返す。さらに61分、3番・鈴木順也から横パスをも受けた18番・平松昇が左足で巻き気味のシュートを放ち、技ありのゴールで同点に追いつく。その後も立正大が試合を優勢に進めるが、東学大はGK、1番・木村真のファインセーブもあり、それ以上の失点を許さない。東学大は終了間際に8番・宮地裕二郎がゴールを決めるが、ゴールラインを割っていないとの判定でノーゴールに。結局試合はそのまま2-2で終了。上位の立正大が粘り強く巻き返して引き分けに持ち込み、1部昇格に向けて勝点1を積み上げた。


青山学院大学 対 東海大学 @相模原ギオンスタジアム


 1部リーグ昇格へのわずかな望みを繋ぎたい青山学院大学(勝点28・5位)と、残留をかけた大事な試合、なんとしても勝点3が欲しい東海大学(勝点18・10位)の一戦。
 序盤は東海大が試合のペースを握り、ゴール前で何度もチャンスを作った。しかし青学大も奪ったボールを素早く縦へ繋ぎ、10番・小泉佳穂の前線への鋭いスルーパスでゴールチャンスを演出する。試合が動いたのは37分。青学大が、10番・小泉を起点にカウンターで東海大ゴールに攻め入ると、ペナルティエリア内でファウルを得てペナルティキックを獲得。それを13番・大竹颯が冷静に決め、青学大に待望の先制点が生まれる。
 1-0で折り返した後半開始直後、青学大は3連続のコーナーキックで東海大ゴールに迫るも、なかなか決めきない。反撃を仕掛ける東海大は、7番・面矢行斗のロングスロー、サイドを使った攻撃で果敢に攻めるが、ゴールには繋がらず。そんな中、徐々にポゼッションで優位に立ち始めた青学大にまたもチャンスが訪れる。57分、青学大はカウンターから一気にボールを前へ繋ぎ、14番・尾ノ上幸生が左サイドを上がってきた11番・森孝輔へとパス。マイナスの、速いゴロのパスでゴール前へ折り返すと、8番・瀬川泰樹がニアで相手DFを引き付けてスルー。中央でフリーになった14番・尾ノ上がダイレクトでゴールへ蹴り込み、追加点を決める。2-0でリードを広げられた東海大だったが、11番・砂金大輝を中心に高い位置から積極的にプレスを仕掛け、ボールを奪うもフィニッシュまで持ち込めず。結局、2-0のまま試合終了となった。
 他大学の結果により、1部昇格の可能性のなくなった青学大だが、これで3連勝。ここ6戦は負け無しと好調を維持している。この好調さを来季につなげたい。一方の東海大は、悔しい敗戦。シュートチャンスもあっただけに、決定機の部分で青学大に後塵を拝する形になったのが痛かった。今節、降格圏の東京農業大学が勝利したことにより、11位との勝点差は2と追い詰められている。そろそろ正念場だ。


慶應義塾大学 対 拓殖大学 @栃木市総合運動公園陸上競技場


 2部リーグ残留が決まり、1つでも順位を上げたい慶應義塾大学(7位・勝点25)と、残留争いからの脱出を目指し勝利が欲しい拓殖大学(9位・勝点18)との一戦。
 パスをつないでボールを握る拓大と、鋭いカウンターと前からのプレスでチャンスを作る慶大。試合は、互いがその良さを潰しあう展開となった。拓大は、23番・小宮嶺を中心に試合を進める、9番・長尾吉家がゴール右隅にシュートを放つが、慶大のGK、21番・上田朝都の好セーブに防がれてしまう。両チーム決定機を逃し0-0で前半を折り返す。
 後半に入ると、慶大は9番・ピーダーセン世隠にボールを集めて攻撃のリズムを作る。拓大も猛攻を仕掛け、後半だけで11本ものシュートを放つが慶大のディフェンスを崩すことができない。このままスコアレスドローで終わるかと思われた90+2分、慶大は23番・松岡瑠夢、7番・佐藤海徳がパスで崩し、最後は9番・ピーダーセンが右足で冷静にゴールを決め慶大がゴール。この先制点が決勝点となり、試合が終了。1-0で慶大が勝利を収めた。
 前後半を通して、慶大の倍となる18本ものシュートを放ちながらもゴールを決められなかった拓大。順位は9位のままだが、同勝点に10位・東海大、勝点2差に11位・東京農業大、3差に神奈川大が迫っており、1勝差で順位は大きく変動する。残り2試合、下位3チームをどこまで引き離せるか――。


立教大学 対 東京農業大学 @栃木市総合運動公園陸上競技場


 昇格争いに食い込むためにも、もう負けられない立教大学(勝点32・4位)と、こちらも勝利して最下位から抜け出したい東京農業大学(勝点13・12位)と一戦。
 試合は互いに硬い立ち上がりとなった。立教大は10番・吉田直矢や9番・吉澤泰成らを中心に東農大ゴールに襲い掛かるも得点までは至らない。一方の東農大は中盤で細かくボールを動かし、16番・影森宇京にボールを集めていく。すると24分に東農大にチャンスが訪れる。19番・池田太成が左サイドに展開。そのパスを受けた18番・渡辺太一のクロスに16番・影森が頭で合わせ先制点を獲得。すると、42分にも先制点と同じ形で、18番・渡辺のクロスに16番・影森が頭で合わせて追加点を挙げる。前半は0-2で東農大がリードして終了した。
 後半の立ち上がりも、先手を取ったのは東農大だった。後半開始早々の48分には、18番・渡辺のグラウンダーのクロスを19番・池田が合わせ3点目をマーク。0-3と立教大を大きく引き離すが、その直後の51分、今度は立教大がセットプレーからチャンスを得る。25番・五島魁大のコーナーキックを5番・井上瑠寧が頭で折り返し、最後は24番・原大知が押し込んで、立教大が1点を返す。だが、その直後の54分、今度は東農大に決定機。16番・影森が相手GKのこぼれ球を押し込み、1-4と再びリードを3点差に広げる。しかし1部昇格のため、立教大も簡単には諦めない。ここから、立教大の反撃が始まった。まずは57分、32番・宮倉樹里杏からのパスを受けた10番・吉田が冷静に左足で決め2-4に。63分には、28番・岩野駿佑のクロスに9番・吉澤が頭で合わせ、ついに1点差にまで詰め寄る。その後も立教大が攻め込む場面が続くが、東農大も3番・寺門宥斗らを中心に粘り強く守り、試合終了。壮絶な打ち合いを制した東農大が下位4チームの中で今節唯一勝ち星を挙げ、11位へと浮上。未だ降格圏内ながらも、9位・東海大、10位・拓殖大に勝点2差まで迫った。一方、猛反撃があと一歩及ばず敗れた立教大は、1部昇格が他力条件による厳しい状況となった。


日本体育大学 対 関東学院大学 @日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場


 前節大敗を喫し、逆転昇格のためには勝利が不可欠な日本体育大学(勝点35・3位)と少しでも上位で今シーズンを終えたい関東学院大学(勝点29・6位)の一戦。
 試合は開始直後に動いた。9分、日体大11番・平川元樹が10番・里見直樹とのワンツーで関学大のディフェンスラインの背後を取る。抜け出した11番・平川が冷静に流し込み、日体大が先制点を獲得。日体大はその後も、10番・里見や9番・渡邊龍らが個人技を活かして関学大のゴールに迫るも、追加点には至らない。一方の関学大は、24番・北村椋太の精度の高いロングボールを起点に攻撃のスイッチを入れるが、なかなか突破口が見いだせない。逆に日体大の3番・原田亘、24番・清水颯人に右サイドを制圧されてしまう。関学大はセットプレー、日体大はボールポゼッションとそれぞれの形でゲームを展開するが、柄点はなく1-0のまま前半は終了する。
 後半は前半と一変し、関学大が試合を支配。「初スタメンの選手が3人いたので、その影響が立ち上がりに出てしまった」(関学大・石村大監督)という関学大だったが、後半は「ひとりひとりがボールホルダーとの距離を縮めるに」とした指示が功を奏し、10番・見木友哉や8番・北龍磨を中心にテンポよくボールを動かしていく。すると55分、ペナルティエリアにこぼれたボールに関学大の24番・北村が反応。突破しようとする24番・北村を、日体大の4番・吉原大がファウルで止め、関学大がペナルティキックを獲得する。これを10番・見木が冷静に決め、関学大が同点に追いつく。さらに62分には、24番・北村のコーナーキックを5番・伴武宏が右足で合わせて関学大が逆転に成功。対する日体大も28番・大曽根広汰、33番・瀧本高志を同時に投入し攻撃の活性化を試みるが、関学大のポゼッションに振り回される時間帯が続く。徐々に日体大の選手のラフプレーが増える中、関学大は冷静に対峙。すると77分、またも関学大にチャンスが訪れる。敵陣で24番・北村がボールを奪うと、交代出場の16番・奥直仁へ。16番・奥は持ち前のスピードを活かして前線まで独走。最後は冷静に流し込み、ダメ押しの3点目を挙げる。日体大も終了間際に9番・渡邊が決定的なヘディングシュートを放つも、今季初スタメンの関学大GK、12番・園田悠太がビッグセーブでストップ。日体大はチャンスを活かすことができず、1-3で試合終了となった。
 2位・立正大を追う立場の日体大にとってはあまりにも大きな敗戦、連敗。勝点差も2から3に開き、次節の立正大の結果いかんでは1部昇格が決まる事態となった。はたして最終節の立正大との直接対決まで可能性を残せるか。そのためには、次節の勝利が最低条件となる。一方の関学大の石村監督は久しぶりの勝利に笑顔。前半は課題が残ったが「後半は内容も悪くなかったし、やろうとしていたサッカーができていた」と評価。すでに1部昇格の可能性もなく、また2部リーグ残留も決まっている立場だが最終順位3位を目標に掲げ、復帰1年目の今季「関東リーグでサッカーができる喜びを噛み締めている」という選手たちとともに、残り2試合を戦う。



中央大学 対 神奈川大学 @日本体育大学横浜・健志台キャンパスサッカー場


 前節で1部リーグ昇格が確定し、今節引き分け以上で優勝の中央大学(1位・勝点44)と
今節勝点3を取って降格圏を脱出したい神奈川大学(11位・勝点15)の一戦。
 前半は首位・中央大学が神奈川大学を圧倒する展開となった。まずは前半開始早々3分、2部リーグ得点ランキングトップの9番・大橋祐紀が左サイドをドリブルで突破。右サイドの2番・安在達弥にボールを預けると、2番・安在からボールを受けた15番・田中優一がシュート。これは相手GKが弾くが、こぼれ球を9番・大橋が冷静に押し込み、中大が先制する。神大も反撃に出ようとするが、中大のディフェンスに阻まれなかなかボールを奪うことができない。シュートわずか1本と局面を打開できず、前半は、1-0で終了する。
主導権を握りながらも追加点を奪えない中大だったが、後半に入り大きく局面が動いた。53分、中大は6番・今掛航貴の上げたクロスを、5番・中村亮太朗がヘディングで合わせて追加点。スコアを2-0とする。さらに70分には、10番・加藤陸次樹が相手GKのこぼれ球を冷静にコントロールして3点目を奪う。勢いに乗った中大は78分、9番・大橋がドリブルから一気呵成に抜いてゴールを決めダメ押しの4点目。神大はチャンスらしいチャンスがつかめないままタイムアップ。4-0で中大が勝利し、自力優勝を決めた。
 昨年は勝点2差で3位となり、1部昇格が叶わなかった中大。手塚聡監督はそんな昨季を振り返りながら「昨年は勝点45でも3位。今年は勝点44で1部昇格、勝点47で優勝できたが、それも1年間勝点を積み重ねてきた結果」と笑顔を見せた。それでもここ数試合は「相手に自陣に引かれてしまい、それをこじあけなければならなかった」が、「今日の神大さんはオープンに戦ってくれた」と、正面からぶつかってきた相手にも感謝した。この試合で2得点を挙げた9番・大橋は、2部の最高得点を更新し、21得点で歴代最高得点となるなど攻撃陣が目立ったが、この試合ではセンターバックの4番・上島拓巳を出場停止で欠きながらも、無失点で終えるなど総合力の高さも見せつけた。後期は無敗、これまで黒星を喫したのは1試合だけと、王者にふさわしい優勝を飾った中大。だが、指揮官は「もう少し質と自信を上げていかないといけないだろう」と、来季へ思いを馳せていた。





 第21節は11月18日(日)に栃木市総合運動公園陸上競技場にて関東学院大学と東京学芸大学、中央大学と日本体育大学が対戦。立教大学富士見総合グラウンドにて、青山学院大学と東京農業大学、立教大学と慶應義塾大学が、また拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場にて東海大学と拓殖大学、立正大学と神奈川大学の試合が行われる。

 中大が2部リーグ優勝を決め、昇格枠も残り1枠となった。その枠を狙う、2位の立正大と3位・日体大の勝点差は3しかない。次節、立正大が引き分け以上の結果を残し、日体大が敗れると立正大の昇格が決定する。そして、2位の立正大と対戦するのは最下位の神大だ。神大は今節で敗れ、東海大と拓大の対戦が引き分けに終わると都県リーグへの降格が決定する。昇格、そして降格が見えてきた2部リーグは、今節が重要な試合になってくる。

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