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JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦・1部第15節マッチレポート

2019/10/12


 『JR東日本カップ2019第93回関東大学サッカーリーグ戦』1部リーグ第15節は、10/5(土)に4試合、10/6(日)に2試合が行われた。


順天堂大学 対 早稲田大学 @千葉県総合スポーツセンター東総運動場


 後期リーグで未だ勝利がなく、今節こそ勝点3を取りたい順天堂大学(勝点23・5位)と、前節に後期リーグ初勝利を挙げて勢いに乗りたい早稲田大学(勝点14・10位)の一戦。

 試合は前半の立ち上がりから順大ペースで試合は進んだ。2分には順大がゴール正面でフリーキックのチャンスを得るも、キックはキーパー正面。また18番・大森真吾のポストプレー、14番・鈴木啓太郎が裏への抜け出しからクロスをあげるなどしてチャンスを作るが、得点には至らない。これに対し早大は、主将の3番・大桃海斗を中心にゴールを守り、5番・杉山耕二のロングフィードや、14番・藤沢和也の一瞬の抜け出しで反撃を試みる。また右サイドからは2番・牧野潤がチャンスを演出。すると41分、早大は3番・大桃からボールを受けた12番・大里優斗が左サイドをドリブルで突破。そのまま相手を抜き去ってゴール前にクロスを上げると、これを10番・金田拓海が落ち着いて収め、シュートを突き刺して早大が先制する。

 早大の0-1リードで迎えた後半は、互いに攻めあぐねる展開となった。ボールを保持する順大は72分、交代出場したばかりの29番・新関成弥の右コーナーキックを18番・大森真吾が頭でそらし、それを5番・村松航太が押し込みんで、同点に追いつく。しかし78分には、今度は早大が、12番・大里の右コーナーキックから5番・杉山が頭で合わせて再びリードを奪う。だが順大も粘り強くゴールを狙い、終盤の86分に29番・新関のクロスから11番・塩浜遼がヘディングシュートで決めて同点弾。順大が2度、同点に追いついたところで試合終了。2-2のスコアで勝点1を分け合う“痛み分け”となった。


明治大学 対 立正大学 @千葉県総合スポーツセンター東総運動場


 優勝目指し勝点を積み上げたい明治大学(勝点39・1位)と、勝って首位・明大を追いたい立正大学(勝点27・2位)の一戦。

 1位と2位の首位攻防戦は、互いにロングボールを使うシンプルな試合展開から始まった。立正大は5番・中塩大貴の精度の高いロングフィードを中心にゴールを目指すが、明大も3バックの22番・小野寺健也、12番・常本佳吾、13番・蓮川壮大が蹴り合いの強さとカバーリングの確かで、立正大の攻撃を許さない。次第に中盤で明大がボールを持つ時間帯が増えると、左サイドの8番・森下龍矢にボールを展開するなどして攻撃を仕掛ける。すると36分、立正大はペナルティーエリア内でハンドのファウルをおかし、明大にペナルティーキックを献上。これを明大の主将、11番・佐藤亮が決めて先制に成功する。その後も明大は勢いを増し、44分には8番・森下の仕掛けから18番・杉浦文哉がシュート。これは相手DFに弾かれるものの、こぼれ球を拾った11番・佐藤が追加点を決める。

 2点を追う立正大はハーフタイムに18番・平松昇を投入。後半は18番・平松のドリブルからたびたび明大ゴールを脅かすが、なかなか得点につなげることができない。しかし68分、18番・平松が左サイドの13番・武田夏輝へとパスを出すと、これを受けた13番・武田がゴール前にピンポイントのクロス。最後は7番・梅村豪に合わせて1点を取り返す。ここから反撃に移りたい立正大だったが、明大は落ち着いて対応。65分にピッチへと送り出された200cmの大型FW、32番・赤井裕貴の高さが立正大の前に脅威として立ちはだかる。71分には、その32番・赤井が、10番・小柏剛からのパスを受け少ないタッチで右足を振り抜き、追加点。リーグ戦初出場のルーキー、32番・赤井のゴールで3-1と立正大を突き放す。試合はその後、危なげない試合運びで明大が立正大の追撃を許さず3-1のまま終了。首位・明大が2位の立正大を退け、2位以下との勝点差を14に広げた。


桐蔭横浜大学 対 流通経済大学 @奥戸総合スポーツセンター陸上競技場


 優勝争いに絡むためにも連敗は避けたい桐蔭横浜大学(勝点25・3位)と、現在2連敗中でもう後がない最下位・流通経済大学(勝点5・12位)の一戦。

 サイドを起点とし、クロスからチャンスを作る流経大と、確かな技術から少ないタッチ数で中央から崩しにかかる桐蔭大。前半は、両チーム持ち味を出しながらも、決定機を決めきれずスコアレスで試合を折り返した。

 スコアが動いたのは後半序盤の52分。桐蔭大の11番・下村司が、バイタルエリアで15番松本幹太とのパス交換からチャンスを作ると、自らシュートを突き刺して先制点を挙げる。桐蔭大はさらに57分、8番・イサカゼインのスルーパスを受けた15番・松本が追加点を決め、リードを2-0に広げる。流経大は直後に、11番・満田誠、10番・山口大輝といった茨城県国体で優勝したメンバーを投入して巻き返しをはかるが、桐蔭大も4番・眞鍋旭輝、3番・遠藤凌のセンターバックコンビを中心とした守備陣がことごとく跳ね返し、流経大にほとんどシュートを許さない。結局、流経大は後半シュートわずか1本に留まり、2-0のまま試合終了。桐蔭大は順位を1つ上げて2位に浮上した。

 桐蔭大の安武亨監督は「流経大は球際が強く、正直どちらに転んでもおかしくない状況だった」と前半を振り返る。だが「たとえ相手にボールをもたれてもバタバタしない。落ち着いて少ないチャンスを狙うことができた」と後半の展開を評価。これまでは、得点機逸から「ずるずるとセットプレーとかで失点していた」が、この試合ではそうした"悪癖"もなく2-0の完封勝利。安武監督はそうしたチームの変化を「チームが大人になった」と評した。桐蔭大はこの勝利で2位に再浮上となったが、首位・明治大学との勝点差は14。安武監督は「現実的に考えれば逆転優勝は難しい」との現状から、まずは史上初となるインカレへの出場を確実にしたいと今後の目標を定めていた。




筑波大学 対 東洋大学 @朝霞中央公園陸上競技場


 後期リーグ負けなしで3試合連続無失点と波に乗る筑波大学(勝点24・4位)と、集中応援のこの試合で何としてでも勝点3が欲しい東洋大学(勝点5・11位)の一戦。

 集中応援の大歓声を背に、残留崖っぷちの東洋大が序盤のチャンスをものにした。試合が動いたのは12分。東洋大は右コーナーキックを獲得すると、7番・野本幸太から、サインプレーでフリーとなった11番・小林拓夢にグラウンダーのパスが通る。11番・小林がこれをダイレクトで右足を振りぬくと、ボールはそのままゴールへ吸い込まれる。先制した東洋大は21分にも追加点。中央から19番・梅津凌岳がドリブルを仕掛けると、左サイドで高い位置をとっていた7番・野本へとパス。7番・野本が切り返して右足でクロスを上げると、11番・小林が頭で合わせてゴールネットを揺らす。出鼻をくじかれる形になった筑波大は10番・高嶺朋樹を中心にボールを回し、サイドからのドリブルやコンビネーションプレーで東洋大ゴールに襲い掛かる。しかし数多くの決定機も、東洋大の体の張ったディフェンスに阻まれてゴールならず。13番・岩本翔のミドルシュートもバーに嫌われてしまう。それでも前半終了間際の45分、7番・三笘薫がドリブルで相手を1人かわしてペナルティーエリアに侵入。混戦の中から最後は6番・渡邊陽が右足でねじ込み、1-2で試合を折り返した。

 後半も筑波大が長い時間ボールを保持する展開に。しかし、東洋大の激しい守備を前に、なかなか自由に攻撃ができない。対する東洋大は52分、セットプレーのこぼれ球から24番・松田佳大が立て続けにシュートを放つも、追加点には至らない。しかし54分、24番・松田の右サイドへのロングフィードを10番・松崎快が競り勝つと、そのままゴール前に持ち込み、東洋大が待望の3点目。筑波大とのリードを再び2点差に広げた。反撃に出たい筑波大は68分に15番・池谷祐輔を投入すると、この采配がピタリ的中。77分、7番・三笘がペナルティーエリア内へ浮き球を送ると、東洋大DFがクリアしきれないボールを拾った15番・池谷が、そのまま押し込んで2-3に。1点差に詰め寄った筑波大はその後猛攻を仕掛け、同点ゴールを狙いに行くが東洋大の引いた守備を崩し切れずに同点弾ならず。2-3で試合終了となった。

 筑波大は後期リーグ初黒星を喫し、5位に転落。東洋大は10試合ぶりの白星となる今季2勝目をあげた。結果、順位は11と変わらないものの、10位・早稲田大学との勝点差を7に縮めることに成功した。


法政大学 対 中央大学 @山梨中銀スタジアム


 前節に後期初勝利を挙げ、連勝で上位進出を狙う法政大学(勝点22・6位)と、アディショナルタイムの同点弾で勝点1を積み上げた中央大学(勝点18・8位)の一戦。

 前半は立ち上がりから中大のペースに。中大は10番・加藤陸次樹を起点にサイドから攻撃を仕掛け、バイタルエリアまでボールを運ぶが、法大の守備陣がシュートまで持ち込ませない。対する法大は27分、9番・松澤彰がロングフィードに抜け出して決定機を迎えるが、シュートはバーの上に。互いにチャンスを活かせずに前半を終えた。

 後半も両者一歩も譲らぬ展開が続き、試合は膠着状態に。両指揮官は60分過ぎから、積極的に交代カードを切って局面の打開を図る。するとこの交代が均衡を破る。76分、法大はコーナーキックを獲得。キッカーは途中出場の25番・田部井涼。25番・田部井が入れたボールはゴール前で混戦になったものの、それをボレーシュートで押し込んだのは5分前に投入されたばかりの28番・田中和樹。交代が功を奏し、ついに法大が先制点を挙げる。終盤には、1点を追う中大が猛攻を仕掛けるが、法大はGKの1番・山岸がビッグセーブなどでゴールを死守。1点を守りきった法大が連勝を飾り、順位をふたつあげて4位に浮上した。


駒澤大学 対 専修大学 @山梨中銀スタジアム


 後期リーグは1分2敗と白星から見放されている駒澤大学(勝点20・7位)と、連敗は避けたい専修大学(勝点16・9位)の一戦。

 前半は立ち上がりから拮抗した時間帯が続いたものの、28分には駒大が右サイドを崩してチャンスを作る。9番・高橋潤哉が上げたクロスを、ファーで待っていた14番・米田大介が頭で合わせて駒大が先制する。

 前半はシュート2本に抑えられていた専大だったが、後半に入ると猛攻を開始。65分に10番・氣田亮真のコーナーキックを4番・西村慧祐が頭で合わせて同点に追いつくと、72分にはまたもや10番・氣田のコーナーキックから決定機。逆サイドに流れたボールを5番・鹿沼直生がトラップし、落ち着いて流し込んで逆転に成功する。その後はビハインドを負った駒大の反撃に遭い、ペナルティーキックを献上するも、GKの23番・中村将がビッグセーブでゴールを死守。追加点を与えることなく逃げ切った専大が、後期2勝目を挙げ8位に浮上。一方の駒大は後期未勝利と苦しい時期が続く。



 次節の第16節は、台風19号の関東地方接近により全日程が延期となった。全試合が10/14(月・祝)の14時キックオフに変更となり、法政大学城山サッカー場で法政大学と専修大学が、桐蔭横浜大学多目的グラウンドにて桐蔭横浜大学と早稲田大学がそれぞれ対戦。また順天堂大学さくらキャンパスサッカー場で順天堂大学と東洋大学、明治大学八幡山グラウンドで明治大学と駒澤大学が激突し、流通経済大学フットボールフィールド(RKU FF)では中央大学と流通経済大学、立正大学熊谷キャンパスサッカー場では立正大学と筑波大学の試合が行われる。

 1位と2位の直接対決となった明大と立正大の一戦は、明大が3-1で勝利して首位を堅守。この勝利により明大は連勝を11に伸ばし、2位以下との勝点差を14と大きく引き離した。対照的に2位から6位までは勝点4差内にひしめきあう混戦模様に。一試合の結果によって大きく順位が変動する、目が離せない状況となっている。一方、降格圏内に沈む11位の東洋大は、筑波大に勝利し嬉しい後期初勝利。第10節以降勝利の無い最下位の流経大は今節も勝利ならず、2部リーグ降格が現実味を帯びてきた。

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