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JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦・1部第16節マッチレポート

2019/10/18


 『JR東日本カップ2019 第93回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』1部リーグ第16節は、10月14日(月・祝)に6試合行われた。


法政大学 対 専修大学 @法政大学城山サッカー場


 後期リーグに入って未だ負けなし。好調なまま上位争いに食い込みたい法政大学(勝点25・4位)と、前期リーグ終盤から上り調子で、インカレ出場権争いに割り入る勢いの専修大学(勝点19・8位)との一戦。

 試合序盤から専大がリズムを掴み、10番・氣田亮真を中心に細かくパスを繋ぐ。すると25分、10番・氣田のパスのこぼれ球に反応した13番・鈴木厚太が左足を振り抜き、専大が先制する。ビハインドを負った法大も徐々にチャンスを作るが得点には至らず、0-1で専大がリードして試合を折り返す。

 後半に入ると、攻撃の圧力を強めた法大が反撃を開始。54分、右サイドでボールを受けた8番・紺野和也が、得意のカットインからクロスを上げると、これに合わせてコースを変えた9番・松澤彰のシュートがゴールへと吸い込まれ、法大が試合を振り出しに戻す。さらに65分、8番・紺野がドリブルで独走しペナルティーエリア内に侵入すると、飛び出してきた専大のGK23番・中村将に倒されてペナルティーキックを獲得する。このプレーで23番・中村にはレッドカードが提示され、専大は1人少ない状況へと追い込まれた。ペナルティーキックを獲得した法大は、8番・紺野がこれを落ち着いて沈め、試合をひっくり返す。しかし、10人になった専大もセットプレーを中心に攻撃。専大は75分左サイドでフリーキックを獲得すると、20番・鈴木龍之介のボールに9番・岸晃司が頭で合わせる。一度は相手GKに防がれるものの、こぼれ球を再び9番・岸が右足で押し込み、専大が同点に追いつく。その後は互いに攻めあうも、ともにゴールは生まれずタイムアップ。試合は2-2の痛み分けに終わった。


桐蔭横浜大学 対 早稲田大学 @桐蔭学園多目的グラウンド


 創部初のインカレ出場を確かなものにするためにも勝点を積み上げたい桐蔭横浜大学(勝点28・2位)と、厳しい残留争いから抜け出すために勝点3が欲しい早稲田大学(勝点15・10位)の一戦。

 試合序盤は桐蔭大ペース。厚みのあるサイド攻撃で早大を押し込み、なんどもチャンスを演出する。対する早大も徐々に桐蔭大の攻撃に対応し、ボールを支配するように。36分にはスルーパスに抜け出した早大の9番・加藤拓己が相手DFをかわしてGKとの一対一を迎えるが、放ったシュートは桐蔭大のGK21番・早坂勇希に近距離でブロックされてしまう。また、39分には9番・加藤を起点に右サイドを完全に崩し、クロスを受けた10番・金田拓海がシュートを放つも、枠を捉えきれず。早大は数あるチャンスをモノにできず。逆に桐蔭大は40分、敵陣で8番・イサカゼインが相手の不用意なパスをカットすると、15番・松本幹太を経由し、最後はサイドバックながら積極的に攻め上がってきた5番・岩下航へ。5番・岩下の強烈なミドルシュートがサイドネットに突き刺さり、桐蔭大が劣勢の時間帯に先制点を奪う。さらに44分、桐蔭大は自陣からのロングカウンターに抜け出した8番・イサカがゴール前までドリブルで持ち込むと、そのまま右足のアウトサイドでゴール右隅へコントロールショットを決め、桐蔭大が追加点。前半はこのまま桐蔭大が2点リードで終了する。

 後半に入ると、開始と同時に選手を2人代えて攻撃のギアを上げた早大が完全に試合を支配する。長い時間、敵陣内でボールを回して多くのチャンスを作り出すが、桐蔭大の決死のディフェンスの前に1点が遠い。ようやく84分、コーナーキックから9番・加藤が打点の高いヘディングシュートを押し込んで桐蔭大ゴールをこじ開けるが、早大の反撃はここまで。後半は 桐蔭大のシュート数を0に抑え、8本ものシュートを相手に浴びせた早大だったが、前半の2失点が大きく響き追いつくことはできず。リードを守りきった桐蔭大が2-1で競り勝った。


順天王大学 対 東洋大学 @順天堂大学さくらキャンパスサッカー場


 後期リーグは未勝利と足踏みが続く順天堂大学(勝点24・6位)と、前節に今季2勝目を挙げ、調子を上げていきたい東洋大学(勝点8・11位)の一戦。

 序盤は拮抗した試合展開が続き、両チームともゲームキャプテンが存在感を放つ試合となった。順大はサイド攻撃や前からのプレッシングでシュートまで持ちこむも、この日はキャプテンマークを巻いた東洋大のGK1番・松本健太に阻まれ、得点には至らない。対する東洋大も13分、ゴールキックのこぼれ球から裏に抜け出した19番・梅津凌岳がシュートまで持ち込むが、こちらも順大のGK21番・高田謙がセーブ。互いに無得点のまま、0-0で前半を折り返す。

 後半は順大ペースで進んだ。ゲームキャプテンを務める5番・村松航太を中心とした、粘り強く固いディフェンスから攻撃を組み立てて試合の流れを掴む。70分には18番・ 大森真吾が強烈なミドルシュートを放つも、東洋大のGK1番・松本のファインセーブを前に、ゴールネットを揺らすことができない。80分には11番・塩浜遼が左サイドからのクロスを頭で合わせるも、シュートはバーの上。一方東洋大は、前節で先制点を呼び込んだセットプレーを決めきれず、10番・松崎快や20番・横山塁も得意とするドリブルを活かしきれない。交代カードを使い、攻撃の活性化を試みるが、順大の堅固な守備の前に合計シュート数はわずか4本に抑えられてしまう。順大も試合終了間際には18番・大森と、15番・大谷京平が立て続けに決定機をむかえるが、最後まで1番・松本の牙城は崩せずスコアレスドローで試合終了。順大は度重なるチャンスを決めきれず4戦連続のドロー。東洋大は難しい試合展開の中、何とか勝点1をもぎ取った。


明治大学 対 駒澤大学 @明治大学八幡山グラウンド


 リーグ優勝に向けて11連勝中と留まるところを知らない明治大学(勝点42・1位)と、後期リーグ未だ勝ちなしでインカレ出場圏が遠のく駒澤大学(勝点20・7位)の一戦。

 ホームグラウンドでの開催にも関わらず、首位・明大が7位・駒大に苦しめられた。前半は拮抗した展開が続き、駒大は立ち上がりに3番・星キョーワァンのロングボールに9番・高橋潤哉が反応するも、シュートまで持ち込めず。また、左サイドからは14番・米田大介がクロスでチャンスを演出するも、得点には至らない。一方の明大は11番・佐藤亮のミドルシュートなどで駒大ゴールを脅かすが、なかなか試合の主導権を握りきれない。一進一退の攻防が続く中、両チーム無得点で試合を折り返す。

 後半は明大が駒大を圧倒。8番・森下龍矢のクロスやカットインからのシュート、17番・持井響太の積極的な攻撃でチャンスを量産する。67分には17番・持井が駒大GK1番・松村優太郎と1対1のチャンス。上手くGKを交わすが、シュートまで持ち込むことができない。明大は73分、前節ゴールの大型FW、32番・赤井裕貴を投入するも、ゴールにはいたらず。試合終了間際に迎えた決定機も、駒大のDF、3番・星が間一髪でボールを掻き出す。明大は後半だけで11本ものシュートを放ったが、結局ゴールネットを揺らすことなくタイムアップ。今季初の引き分けで終わった明大の連勝は11でストップ。対する駒大は難敵を相手に無失点で、勝点1を手に入れた。

 明大の栗田大輔監督は「内容は悪くなかったが、フィニッシュのところで入らなかった」とコメント。「今日は相手の気持ちが入っていた分、こちらも力んでしまった。もう少し落ち着いて得点を狙えるようにならなければ」と苦言を呈した。2位以下に大差をつけて優勝は確実視されているだけに「往々にして内容や理論にこだわりがちだが、理論に走るべきところと戦うべきところの両方をフィットさせなければ」と檄を飛ばす。あとは次節に向けて「この引き分けを引きずらないことが重要」とし、「負けないように修正をしたい」とかたった。
 一方、難敵・明大にゴールを許さず奮戦した駒大の秋田浩一監督は「よくあの明大を抑えられたな、というのが正直なところ」と率直な感想でディフェンス陣を称賛。なかでも主将の3番・星については「前節と違って強いリーダーシップで守ってくれた」と名を挙げてその奮闘ぶりを評価し、また「ひとりでは守りきれなかっただろうが、みんなで粘り強く守ってくれたのが大きい」と"無失点"の要因を語った。「がんばってやればできるといういい証明になった」という秋田監督だが、「ただ守っているだけでは勝てない」との厳しい言葉も。「もうちょっとゴール前で点を獲るチャンスを作ってほしかったし、セットプレーでは精度が足りなかった」。インカレ出場権のある6位の順天堂大学が足踏み状態にあるため、勝点差は4のままで離されてはいないが、本来なら勝点差を詰めて6位内に入りたいところ。そのためにも、次はゴールを狙いたい。




中央大学 対 流通経済大学 @RKU フットボールフィールド


 現在2連敗中、残留争いから抜け出せない中央大学(勝点18・9位)と、今季はわずか1勝と厳しい状況が続く流通経済大学(勝点5・12位)の一戦。

 台風の影響で延期となりコンディション調整が難しい中行われた一戦は、順位で勝る中央大学がボールを握る展開となった。中心となったのはツエーゲン金沢内定の10番・加藤陸次樹と、浦和レッズ内定の8番・大久保智明の2人。流経大はセンターバックの12番・アピアタウィア久と13番・伊藤敦樹の3年生コンビが高い集中力で中大の攻撃を凌ぎ、35分には最初のチャンスをものにする。5番・宮本がサイドから持ち上がってクロスを上げると、これを中大のGK21番・坪井湧也がパンチングで弾く。するとこぼれ球をペナルティーエリアの外にいた流経大6番・佐藤響が上手くミートし、ボレーシュートをゴールに突き刺して先制する。

 確実な勝利を求める流経大は、追加点を決めるべく後半に猛攻を仕掛ける。すると59分、中大のGK21番・坪井のパスをカットした流経大の14番・安居海渡が、ゴール前の10番・山口大輝へとパス。これにダイレクトで合わせた10番・山口のシュートがゴール左隅に吸い込まれ、流経大が待望の2点目を挙げる。追いつきたい中大は、73分にルーキーの31番・鈴木翔太を投入。するとこの交代が功奏し、試合終了間際の90+3分にペナルティーエリア内で相手を二人かわした31番・鈴木がクロスを上げると、8番・大久保がボレーで合わせ中大がゴール。1点差に詰め寄るが、試合はここで終了。流経大が逃げ切り、うれしい今季2勝目、後期リーグ初勝利を挙げた。


立正大学 対 筑波大学 @立正大学熊谷キャンパスサッカー場


 前節の敗戦から切り替えて上位を狙う立正大学(勝点27・3位)と、インカレの出場権を確実にするために、さらなる上位進出を目指す筑波大学(勝点24・5位)の一戦。

 台風の影響で水を多く含んだピッチ状態の中で行われた一戦は、早い時間帯にスコアが動いた。15分、筑波大はコーナーキックのチャンスを得ると、キッカーの19番・加藤匠人の蹴り入れたボールに3番・角田涼太朗が頭で合わせて先制する。得点後は早いテンポでボールを回し、追加点を狙う筑波大に対して立正大はサイドからのクロスでゴールのチャンスを窺う。しかしともにゴールはなく前半は終了。

 後半に入っても得点を奪えない立正大は、59分に18番・平松昇、そして81分にも立て続けにアタッカーふたりを投入。次第にペースを掴むと、後半終了間際に相手ゴール前で10番・人見拓哉がパスカットをしてシュート。しかしこれは筑波大のGK21番・大川圭為のファインセーブに阻まれてゴールならず。立正大はこの試合最大のチャンスもものに出来なかった立正大は、無得点のまま試合終了。立正大は後半の猛攻も実らず、リーグ戦2連敗を喫する結果となった。一方、粘り強く先制点を守った筑波大は勝点3を得て、順位を1つ上げて4位に浮上した。



 次節の第17節は、10/19(土)に前橋総合運動公園サッカー場にて東洋大学と流通経済大学、順天堂大学と法政大学がそれぞれ対戦。また、10/20(日)には三ツ沢公園陸上競技場で桐蔭横浜大学と駒澤大学、明治大学と専修大学が激突し、前橋総合運動公園サッカー場にて筑波大学と中央大学、立正大学と早稲田大学の試合が行われる。

 台風19号の影響により急遽試合日が変更となり、6試合が同時キックオフとなった第16節。首位の明大は駒大に0-0で引き分けて第5節からの連勝が11で止まり、法大が専大に追いつかれて同点順大と東洋大はスコアレスドローで終わるなど、痛み分けの多い節となった。順大は後期リーグ未だ勝利なしと苦しい状況が続きながらも、インカレ出場圏内をキープし続けている。また流経大は後期リーグ初勝利を挙げ、東洋大との勝点差を1に詰めた。インカレ出場権を目指して、そしてまた1部リーグ残留のために。どのチームも負けられない試合が続く。

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