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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第7節マッチレポート

2020/08/21


 「JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【前期】」2部リーグ第7節は、8月16日(日)に5試合が行われた。


明治学院大学 対 神奈川大学 @流通経済大学サッカー場


 今季都リーグから関東リーグに復帰したものの、未だ勝利がない明治学院大学(勝点1・暫定11位)と、前節が延期となった分、今節で勝って次節への弾みをつけたい神奈川大学(勝点3・暫定8位)の一戦。

 今季、都県リーグから昇格した両チームの対戦。先に試合を動かしたのは神大だった。24分、2番・高橋勇利也の浮き球のクロスは、ピンポイントで14番・長廣洸大のもとへ。14番・長廣が放った力強いヘディングシュートは、明学大GKが反応して弾こうとするが、その勢いを止められずゴール左上に吸い込まれる。先制点を挙げた神大だったが、その後は明学大がシュート3本、神大がシュート4本と互角の戦いを繰り広げ、スコアは動かず0-1で前半が終了した。

 後半は一転、明学大ペースで試合が進んだ。76分、明学大の32番・保土原大貴が右サイドから放ったミドルシュートは、神大のGKに阻まれる。しかし、そのこぼれ球を13番・町田福人が左足で押し込んで同点弾。明学大は試合を振り出しに戻すと、その3分後の79分にコーナーキックを獲得。32番・保土原のキックを、3番・森山翔介が頭で合わせてゴールネットを揺らした。立て続けに2点を挙げて逆転に成功した明学大はその後も試合を支配。神大を圧倒する。追いつきたい神大は5枚の交代カードを使い切って流れを変えようとするが、効果的な攻撃を仕掛けられないまま試合は終了。明学大が後半8本のシュートを放ったのに対し、神大は0本と完全に抑え込まれる結果となってしまった。一方、先制されながらも果敢にゴールを狙い続けた明学大が、後半の逆転劇で今季初の白星を手にした。


日本体育大学 対 日本大学 @流通経済大学サッカー場


 リーグ初戦となる前節では大敗を喫し、今節こそ初勝利を掴みたい日本体育大学(勝点0・暫定12位)と、3試合ぶりの勝利を狙う日本大学(勝点5・暫定5位)の一戦。

 日大のボールで始まった前半、日大は8番・大森渚生や6番・楜澤健太を中心にサイドからの突破や相手の裏を狙う。対する日体大は11番・大曽根広汰や14番・河村慶人によるサイドからの攻撃を仕掛けて相手陣内に攻め込んだ。一進一退の攻防戦が繰り広げられる前半戦、先にゴールネットを揺らしたのは日体大だった。33分、ゴール前のこぼれ球にいち早く反応した14番・河村が、日大GKとの一対一を制して先制点をあげる。そのわずか1分後には、日大のロングフィードをカットした日体大が左サイドにボールを展開。前線に持ち上がった18番・土佐陸翼が中央にグラウンダーのクロスを送ると、走り込んだ11番・大曽根がフリーで合わせて追加点。さらに40分にはゴール前で見事なパスワークを見せ、最後は9番・及川翔五がワンタッチで相手を置き去りにし、ペナルティーエリア外から強烈なシュートを突き刺してリードを3点差に広げる。日体大が攻守ともに圧倒し、3-0で試合を折り返した。

 まずは1点を返したい日大。後半開始直後はゴール前で直接フリーキックを獲得するが、これは惜しくも枠の外。反撃の狼煙をあげられずにいると、逆に日体大が50分、11番・大曽根がロングパスに抜け出してこの日2点目となるチーム4点目を決める。さらに69分には、9番・及川がこちらも自身2点目となる右足シュートを決めて5-0と突き放す。試合は日体大の一方的な展開となったが、日大も75分、18番・近藤友喜が右サイドから上げたクロスに11番・荻原翼が頭で合わせ意地の一撃を返す。またその1分後には直前にゴールを決めた11番・荻原がロングフィードに抜け出して中央に折り返すと、フリーの6番・楜澤がワンタッチで流し込み追加点。2分間で2ゴールを挙げて反撃を開始するが時すでに遅し。大量5得点を奪った日体大が2試合目にして今季初白星を手にした。


流通経済大学 対 関東学院大学 @RKUフットボールフィールド


 前節は6得点を挙げる大勝を収め勢いのある流通経済大学(勝点15・暫定1位)と、全試合で得点を挙げている攻撃陣が好調の関東学院大学(勝点7・暫定4位)の一戦。

 互いに攻撃が持ち味のチーム同士の対戦。矛と矛のぶつかり合いになりそうな様相を呈す両チームだが、ともに1試合平均1失点以下と守備陣が抜群の安定感をもたらしているのが特徴だ。好展開が予想される試合で、開始早々からその攻撃力を見せつけたのは関学大だった。キックオフから流経大陣内に入ると、開始わずか1分で16番・橋本丈が得意の左足からのシュートを放つ。これは枠を外れるが、その4分にも13番・大友千裕が右足でミドルシュートを放つなど、出足から調子のよいところを見せる。一方流経大は開始早々に押し込まれたものの、浦和レッズ内定のキャプテン10番・伊藤敦樹を怪我で欠く中、4番・野々村鷹人がリーダーシップを発揮して守備陣を統率。ピンチの芽を積む。関学大のシュートを序盤の2本に抑えると、8番・仙波大志を中心に、14番・安居海渡、9番・加藤千尋が積極的に関学大ゴールに襲いかかる。しかし関学大も守備陣が身体を張ってゴールを死守。前半はハーフコートゲームとなり、スコアレスで終わった

 後半は流経大が先に動き、26番・加瀬直輝に代わり23番・齊藤聖七を投入して攻撃のリズムに変化を加える。しかし関学大が、流経大が前がかりになった守備陣の隙をつく。54分、8番・北龍磨のパスに反応した9番・村上悠緋がハーフウェーライン近くから持ち上がり、右足を振り抜いてシュートを突き刺す。しかし関学大が先制したことで逆に火が付いたのか、流経大もパスの強度やテンポを上げて相手ゴールに攻め込む。波状攻撃を見せる流経大は75分、FWの11番・満田誠がペナルティーエリア外からのビューティフルショットでゴールネットを揺らした。ここまで好守を見せていた関学大GK12番・武者大夢もこれを止め切れず、ついに流経大が同点に追いつく。しかし、その後の流経大の猛攻は関学大がしのぎきり、1-1のスコアのままタイムアップ。流経大は関学大のシュート4本に対し、実に4倍以上となる17本のシュートを放ったものの、精度を欠き勝点1を得るに留まった。反対に関学大はリーグ戦参戦後の無敗記録を4に伸ばし、3位をキープしている。




拓殖大学 対 青山学院大学 @RKUフットボールフィールド


 前節はクリーンシートで勝利、ここまで6戦4勝と好調を維持する拓殖大学(勝点12・暫定2位)と、2試合ぶりの勝利を狙う青山学院大学(勝点4・暫定6位)の一戦。

 拓大、青学大ともに4-5-1と同じ布陣同士のミラーゲーム。拓大は1年生の28番・浅倉廉、青学大は昨季U-20全日本大学選抜にも選ばれた9番・大竹将吾を中心に試合を運んだ。前半開始早々から拓大が猛攻を仕掛け、何度もチャンスを作るが決定機を決めることができない。すると23分、青学大は14番・小澤秀充がペナルティーエリア付近でボールを奪うと中へとクロス。そのパスを受けた8番・羽生識が、冷静に右足でゴール右隅にシュートを流し込み、青学大が先制する。同点に追いつきたい拓大は、36分にコーナーキックのチャンスを得ると、8番・奥村晃司のキックを、FC町田ゼルビア内定の14番・青木義孝が高い打点のヘディングシュートで押し込み、試合は振り出しに戻った。その後はどちらも追加点なく、前半は1-1のまま終了した。

 後半に入ると拓大が猛攻を仕掛ける。52分に、ハーフェーライン左から13番・長峰祐斗がゴール前にロングフィードを送ると、ペナルティーエリア外で28番・浅倉が反応。左足で放ったシュートがゴール左隅に突き刺さり、拓大が逆転に成功する。追う立場になった青学大は、素早いカウンターから同点ゴールを狙う。すると67分、青学大はボールを奪うと8番・羽生がピッチ中央付近からドリブルを仕掛け、ペナルティーエリア手前まで持ち上がるとそのまま左足を振り抜く。地を這うようなシュートがゴール右隅に決まり、8番・羽生のこの日2点目となるゴールで青学大がスコアをタイに戻した。その後は互いに積極的にチャンスを作るも決め切れず、試合は終了。拓大は18本、青学大は7本の両チーム合わせて25本ものシュート数を記録する激しい試合展開となったが、勝敗はつかず2-2の引き分けで勝点1を分け合った。




東京国際大学 対 立教大学 @RKUフットボールフィールド


 前節は延期となってしまったが、第5節に5得点で勝利した勢いのまま今季2勝目を狙う東京国際大学(勝点3・暫定7位)と、引き分けが続き今節こそは勝利が欲しい立教大学(勝点2・暫定9位)の一戦。

 試合は、前半開始から立教大が東国大ゴールに迫るシーンが続いた。立教大の10番・長谷川佳輝と15番・関口崇太が両サイドからチャンスメイクをするが、東国大も体を張った守りでなかなかゴールを割らせない。しかし23分、立教大は11番・小林達成がスローインからのボールを前線に運ぶと、そのまま左足を振り抜く。強烈なシュートがゴールに突き刺さり、立教大が先制する。その後も試合は立教大のペースで進み、29分には、11番・小林のシュートのこぼれ球に7番・木本拓夢が反応して追加点。立教大はその後も攻め続け、東国大に反撃の隙を与えないまま、0-2で前半が終了した。

後半に入り、立教大ペースで進んでいた試合が変化を見せる。前半と一転、東国大が7番・宇高魁人と11番・師岡柊生を中心とした攻撃で立教大ゴールに迫る。だが立教大も、16番・森保陸と3番・今井翔太郎が高強度の守りを展開。立教大は前半に8本のシュートを放ったのに対して後半は1本と、その攻撃はなりを潜めたが、好守で東国大の攻撃に耐えきった。0-2で試合は終了し、前半に挙げた2点を守りきった立教大が、無失点での今季初勝利を飾った。





 8月22日(土)には延期分の第1節と3試合第6節1試合の計4試合が行われる。15:00からは日本体育大学と関東学院大学、産業能率大学と明治学院大学が対戦。17:30からは青山学院大学と立教大学、そして第6節延期分の東京国際大学と神奈川大学の試合が行われる。また8月30日(日)には第8節6試合が行われる。15:00から拓殖大学と立教大学、流通経済大学と産業能率大学、東洋大学と日本体育大学が、そして17:30から関東学院大学と神奈川大学、日本大学と明治学院大学、東京国際大学と青山学院大学がそれぞれ対戦する。

 上位陣に大きな動きのなかった今節。首位の流通経済大学と2位の拓殖大学はともに引き分けて勝点1を積み上げるにとどまり、3位も関東学院大学がキープ。また明治学院大学と神奈川大学の、今季昇格チーム同士の一戦は、明治学院大学が逆転勝ちを収めた。上位陣が軒並み勝点3を掴めなかった今節だが、週末に延期分の試合も挟むことで、次節から順位が大きく変動する可能性もある。延期日程のないチームは2週間を挟んでの試合となるが、前期も3分の2を終えた中で、どのチームも勝点を取りこぼすことは許されないだろう。
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