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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・1部第9節マッチレポート

2020/11/12



 「JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【前期】」1部リーグ第9節は、11月10日(火)に延期分の1試合が行われた。


立正大学 対 順天堂大学


 上位進出のためにも勝点3が欲しい立正大学(勝点20・暫定7位)と、直近の試合で大敗し、立て直しを図る順天堂大学(勝点23・暫定6位)の一戦。

 試合は両チーム慎重な滑り出しとなった。均衡が破られたのは20分。順大の4番・寺山翼が相手をかわしながら中央の25番・後藤裕二へとパス。ボールを受けた25番・後藤が18番・大森真吾にスルーパスを出すと、受けた18番・大森はそのままゴール左隅に流し込み、順大が先制する。追う立正大も反撃の機会を窺うが、前半はシュート2本に抑え込まれる。立正大は前半終了間際に9番・小川大智から13番・坂井剛に代えて流れを引き寄せようとするが、ゴールまで至らず順大リードで前半を終えた。

 立正大はハーフタイムにも17番・榊原杏太に代わって18番・平松昇を投入。一方の順大も2番・山﨑大地から9番・上野瑶介をピッチに送り出して後半に臨んだ。その積極的な交代が功を奏したのは立正大だった。後半立ち上がりの49分、立正大の18番・平松が順大のクリアボールを拾い、そのままドリブルを仕掛ける。18番・平松が上げたクロスを、2番・鈴木康孝が頭で押し込み立正大が追いつく。試合は振り出しに戻り、その後は一進一退の攻防に。しかし順大は72分、途中交代で入ったばかりの6番・安島樹とのワンツーで抜け出した25番・後藤が敵陣深くからクロスをあげる。中で待っていた18番・大森。右足から放たれたボレーシュートが決まり、順大が再びリードを奪う。両チーム、選手を代えながら得点につなげようとするが、スコアは動かず試合は1-2で終了。18番・大森の2ゴール、25番・後藤の2アシストで競り勝った順大が、順位をひとつ上げて5位に浮上した。





 「JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【前期】」1部リーグ第9節は、9月5日(土)に5試合が行われた。


早稲田大学 対 国士舘大学 @流通経済大学サッカー場


 首位の明治大学を勝点差6で追走する早稲田大学(勝点15・暫定2位)と、前節は延期となり3週間ぶりの試合に臨む国士舘大学(勝点8・暫定5位)の一戦。

 立ち上がりは国士大ペースで試合が進んだ。左サイドの7番・澁谷雅也の仕掛けや2番・西本卓申のオーバーラップから効果的に攻撃を展開。何度となく早大ゴールへ迫った。10番・松岡大智は前半だけで4本ものシュートを放ったが、得点には至らない。すると前半終了間際に、早大が反撃の狼煙をあげる。45+3分、40番・小野寺拓海のパスに抜け出した9番・梁賢柱が、相手GKと一対一の決定機。これを落ち着いてゴール左隅に流し込み、早大の1点リードで前半を終えた。

 後半は、良い時間帯で先制点を挙げた早大が主導権を握った。67分、15番・柴田徹のフリーキックに10番・加藤拓己が頭で合わせて追加点。まずは1点を返したい国士大は、11番・梶谷政仁を起点に攻撃を仕掛けるが、シュートまで持ちこむことができない。一方の早大は試合終盤に差し掛かった83分、27番・水野雄太のクロスのこぼれ球を28番・丹羽匠が押し込み、試合を決定づける大きな3点目を挙げる。早大は最後まで攻撃の手を緩めず、終了間際の90+3分、5番・杉山耕二のロングパスに抜け出した途中出場の43番・宮脇有夢がGKと一対一に。ダメ押しの4点目を決めると、90+7分にはまたもや43番・宮脇にチャンス。シュートは惜しくもバーに弾かれるが、こぼれ球を11番・倉持快が押し込み5-0で勝負あり。早大が後半に大量4得点を挙げて試合は終了した。

 今節は明治大学が敗れたため、早大は首位との勝点差を3に縮めた。早大は延期日程により明大より2試合少ないため優位な立場にある。首位奪還の準備は万端といったところだろう。対する国士大は、前半は良い試合運びができただけに、後半の大量失点が悔やまれる敗戦となった。


専修大学 対 慶應義塾大学 @流通経済大学サッカー場


 持ち前の得点力で開幕戦以来の勝利を掴みたい専修大学(勝点4・暫定11位)と、前節の大敗を払拭したい慶應義塾大学(勝点8・暫定6位)の一戦。

 立ち上がり、素早いプレスで試合の主導権を握ったのは専大。先制して有利に試合を進めたい専大だったが、慶大の堅い守りをなかなかこじ開けられない。逆に、序盤の専大の攻撃を凌いだ慶大が徐々に主導権を掴み始める。21分、相手陣内でボールを奪った14番・橋本健人がドリブルで持ち上がり、中央へと正確なクロスを送る。それをフリーで走り込んだ11番・内桶峻が、ダイレクトで流し込んで慶大が先制する。先制を許した専大は、右サイドの5番・坂西望の豊富な運動量で相手の背後を狙うが、決定的なチャンスを作ることはできず、前半は慶大の1点リードで終わった。

 後半に入ると、専大がボールを保持する機会が増えるものの、シュートで終わることができない。対する慶大は69分、ショートカウンターでまたも14番・橋本がチャンスメイク。最後は10番・松岡瑠夢がGKの頭上を通り越す華麗なシュートを決め追加点を挙げる。攻撃のリズムを作れない専大は次々と長身の選手を投入。7番・鈴木龍之介のコーナーキックや21番・井上詩音のロングスローなど、パワープレーでゴールに迫るが、これを慶大守備陣がことごとく空中戦で競り勝つ。数少ないシュートも、慶大GK1番・田原智司の気迫あふれるセーブに阻まれ、最後までネットを揺らすことはできなかった。シュート数は互いに7本だったものの、慶大が決定力の差をみせ0-2でタイムアップ。慶大が4試合ぶりの白星で、今季3勝目を挙げた。


筑波大学 対 駒澤大学 @RKUフットボールフィールド


 参戦から5試合を消化し、1勝2分2敗となかなか波にのれない筑波大学(勝点5・暫定10位)と、6試合を終えて1勝2分3敗とこちらも厳しい状況を打破したい駒澤大学(勝点5・暫定9位)の一戦。

 勝って下位から一歩抜け出したい両チームの戦い。まず試合の流れをつかんだのは駒大。試合開始早々から、立て続けにコーナーキックを獲得する。その4本目で4番・小幡祐稀がボールを押し込み、5分に駒大が先制する。追いつきたい筑波大はどうにか流れを掴もうとするが、駒大がこれ抑え込み試合は拮抗した展開に。しかし、0-1で試合を折り返すかと思われた45+3分にスコアが動く。筑波大のクリアが甘くなったのを見逃さなかった、駒大10番・薬真寺孝弥が一瞬の隙をつき追加点。試合は0-2の駒大リードで折り返した。

 このままでは終われない筑波大は、後半から主将の8番・知久航介と34番・森海渡を投入。状況を打開しようと試みる。テンポよくパスをつなぎ、駒大ゴールへ向かう筑波大だったが、なかなか得点にはいたらない。すると64分、筑波大が失ったボールを駒大10番・薬真寺が拾い、ドリブルでペナルティーエリアに侵入。これを止めようとした筑波大DFがファイルをおかし、駒大がペナルティーキックを獲得する。10番・薬真寺は、自ら獲得したペナルティーキックを落ち着いて決め、駒大が0-3と筑波大を突き放す。その2分後の66分には、筑波大9番・小林幹のパスから13番・和田育がゴールを決めて筑波大が1点を返すが、反撃はここまで。下位脱出を狙う両チームの一戦は駒大に軍配が上がった。

 駒大は待望の2勝目を挙げ、9位から6位に浮上。一方の筑波大は3試合連続で白星から遠ざかる結果となった。




明治大学 対 法政大学 @RKUフットボールフィールド


 2位・早稲田大学を引き離すためにも勝ち続けたい明治大学(勝点21・暫定1位)と、首位の明大に勝って勢いに乗りたい法政大学(勝点9・暫定4位)の一戦。

 試合序盤から両チームともインテンシティの高いゲームを繰り広げた。法大は14番・田部井涼、28番・松井蓮之を中心に、中盤でセカンドボールを拾ってゲームを支配する。一方、明大は前線から速いプレスをかけて、ショートカウンターでゴールを狙う。何度か上手く守備がはまり、前線でボールを奪う明大だったが、法政守備陣の体を張ったプレーにすべて跳ね返されてしまう。中盤からのパスに上手く前を向いた10番・小柏剛が、ペナルティーエリアの外から左足を振り抜くが、強烈なシュートはボールひとつ分ゴールの外に。対する法大は3番・高木友也のロングボールからチャンスを演出。9番・平山駿が競ったこぼれ球を、1年生の27番・久保征一郎が収めてゴールへと迫る。前線に人数をかけて攻める法大に対し、明大はカウンター狙いの素早い攻撃で対応するが、法大も28番・松井が体を張ったディフェンスで攻撃の芽を刈り取る。結局、前半は両チームチャンスをつかめずスコアレスで終了した。

 後半は、法大が豊富な運動量と球際の鋭さで終始ペースを握る展開となった。73分、法大は左コーナーキックのこぼれ球を3番・高木がゴール前へ送ると、28番・松井がワンタッチで20番・佐藤大樹へ。20番・佐藤が左足で放ったシュートは、ゴール右隅に突き刺さり、法大が待望の先制点を挙げる。追う明大は直後の77分、9番・狩土名禅を攻撃の起点として前線に投入する。明大もセットプレーからチャンスを作り、5番・須貝英大がヘディングシュート。これは法大GK、1番・中野小次郎が弾くが、そのこぼれ球を3番・佐藤瑶太が押し込もうとする。しかしゴールネットを揺らすことはできず0-1のまま試合は終了。

 法大は昨季一度も勝てなかった明大に対してリベンジを果たす、うれしい勝利。順位は4位と同じながらも、勝点を12に伸ばした。一方の明大はまさかの2敗目を喫することに。今節の敗戦で2位・早大との勝点は3差に。早大は延期日程のため2試合少ないだけに、首位キープに黄信号が灯る形となった。




桐蔭横浜大 対 中央大 @RKUフットボールフィールド


 4試合負けなしと波に乗る桐蔭横浜大学(勝点13・暫定3位)と、対照的に5試合勝利がなく今節こそ勝利の欲しい中央大学(勝点4・暫定12位)の一戦。

 序盤は中大が右サイドの10番・大久保智明を起点にボールを支配し、試合を優位に進める。しかし徐々に桐蔭大が主導権を握りはじめ、12分には絶好の位置でフリーキックを獲得。だが、9番・松本幹太が左足のシュートはゴールならず。それでも19分には、右サイドの8番・加々美登生がドリブルからチャンスを演出。28分には5番・岩下航がペナルティーエリアまで侵入。37分にもフリーキックを獲得するなど、桐蔭大がたびたびゴールに迫るが、なかなかゴールを決めきれない。試合は前半のアディショナルタイムに突入。スコアレスで折り返すかと思われた45+1分、ついにスコアが動く。桐蔭大の9番・松本の左足からのクロスを、4番・鍋田純志が頭で折り返し、最後はキャプテンの3番・遠藤凌が頭で流し込み桐蔭大が先制。前半終了間際のゴールで、1-0と桐蔭大リードで試合は折返しとなった。

 後半、桐蔭大は26番・山田を下げ、24番・寺沼星文を攻撃の起点として投入。しかし中大も4番・松本大輔がこれをしっかりと抑えて仕事をさせない。同点に追いつきたい中大は次々とフレッシュな選手を投入して流れを変えようとするが、うまく噛み合わず攻撃のリズムを作り出せない。桐蔭大も追加点が奪えず、時間だけが経過。だが、終了間際にまたもやスコアが動く。後半のアディショナルタイムに、中大の4番・松本が自陣のペナルティーエリア内で相手選手を倒してペナルティーキックを献上。4番・松本はこの判定に猛抗議をしてイエローカードを受ける。それでも納得のいかない4番・松本は、審判への暴言により追加のイエローカードを受け、この日2枚目の警告で退場の処分となる。その後、桐蔭大は6番・橘田健人がペナルティーキックを冷静に決め2-0で試合終了。

 前半に主導権を握った桐蔭大が勝点3を手にしたものの、最後の最後に退場者を出す後味の悪さが残る試合となった。





 9月12日(土)には、次節である第10節の5試合が行われる。15:00からは、明治大学と専修大学、中央大学と国士舘大学が対戦。17:30からは、筑波大学と慶應義塾大学、法政大学と順天堂大学、桐蔭横浜大学と駒澤大学がそれぞれ対戦する。

 第7節で駒大から6点を奪って勝利した早大は、今節も国士大から5点を奪取して快勝。首位の明大との勝点差は3と縮めたばかりではなく、総得点を23に伸ばした。総得点23、得失点差+17は12チーム中トップ。この数字は首位奪取を狙う早大にとって、これ以上ない援護射撃となるだろう。一方、下位に沈む専大は、第1節以来、勝利から遠ざかっている。また、中大も第2節以降勝利がなく、最下位を脱せないまま苦しい状況が続いている。前期リーグも2試合を残すだけとなった。後期リーグで巻き返すためにも、これ以上は負けられない。次節こそ待望の勝利なるか。
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