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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第11節マッチレポート

2020/09/25



 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』2部リーグ11節は、9月20日(日)に6試合が行われた。


関東学院大学 対 東京国際大学 @流通経済大学サッカー場


 昇格争いに加わるためにも勝点3が欲しい関東学院大学(勝点18・3位)と、下位から脱出を目指し連敗は避けたい東京国際大学(勝点9・8位)の一戦。

 先制点を奪ったのは関学大だった。4分に相手ペナルティーエリア内で7番・大塚智也ボールを奪取。しかし相手に倒されてペナルティーキックを獲得する。これを9番・村上悠緋がキーパーとは逆へと流し込み、関学大が先制点を挙げる。だがその5分後、東国大が相手陣内の深い位置でフリーキックを獲得。24番・高橋大の右足からのボールに、9番・伊能玲生が頭で合わせ、東国大が試合を振り出しに戻した。その後は関学大がDFから丁寧に繋ぎ、ボールを保持しながらチャンスを狙うのに対し、東国大は堅い守りとカウンターで応戦する。一進一退の攻防となったが、38分に関学大がスコアを動かす。7番・大塚が中央からドリブルで抜け出し10番・木下海斗にラストパス。これを10番・木下が右足で決め2-1に。関学大が前半のうちに勝ち越すことに成功した。

 後半もカウンターからチャンスを窺っていた東国大だが、64分、ついにチャンスが訪れる。相手陣地でボールを奪った東国大はショートカウンターを仕掛け、13番・落合陸が11番・師岡柊生の前のスペースへとボールを送る。11番・師岡はファーストタッチで相手のマークを外すと、キーパーとの一対一を冷静に沈めて同点ゴールを決める。その後は両チーム選手交代で流れを変えようとするが、互いに決定機を作らせない、拮抗した試合展に。90+3分には、東国大にラストチャンス。中央からのフリーキックを得ると、10番・有水亮がゴール前にクロスを供給。これを3番・山原康太郎が頭で合わせるが、シュートは枠の上に。そのまま試合終了の笛が鳴り、2-2のドローという結果に。ともに勝点1を分け合うこととなった。


東洋大学 対 立教大学 @流通経済大学サッカー場


 2連勝中で復調の兆しを見せる東洋大学(勝点15・暫定4位)と、前節は流通経済大学を相手に好ゲームを演じた立教大学(勝点12・暫定6位)の一戦。

 ともに好調な両チームの一戦は、序盤から一進一退の攻防戦となった。東洋大はボールを回しながら、サイドから相手の陣形の間を狙い、ゴールへと迫る。対する立教大は素早い切り替えから前線の2トップを起点とした攻撃、そして右サイドバックの21番・堀博昭のスピードを活かした突破とクロスから相手ゴールを脅かす。すると26分、東洋大の14番・横山塁がサイドチェンジのパスを送ると、左サイドの11番・野本幸太がこれを切り返してクロスを上げる。これに合わせたのは16番・前田泰良。左足のバイシクルシュートで見事ゴールネットを揺らし、東洋大が3試合連続の先制に成功する。続く41分には16番・前田がペナルティーエリア内で倒されペナルティーキックを獲得。このチャンスを16番・前田が自ら決めて、リードを2点差に広げる。立教大はセットプレーや11番・小林達成の抜け出しからゴールを狙うが、東洋大の身体を張った守りやGKの好守に阻まれて得点には至らず。結局2-0と東洋大リードで試合を折り返した。

 後半、東洋大は1点目と同じサイドチェンジから何度となくチャンスを演出。しかしハットトリックを狙う16番・前田のダイビングヘッドや15番・山下勇希の一対一の決定機は、立教大のGK40番・村田燿がファインセーブで3点目を許さない。しかし61分、東洋大は11番・野本のグラウンダーのクロスに13番・浦山雄介が冷静に決めて3-0に。11番・野本のアシストランキング単独トップとなる5アシスト目で、東洋大は勝利を大きく手繰り寄せる。劣勢に立たされた立教大は67分、68分と立て続けに4枚の交代カードを切って流れを変えようとするが、東洋大もこれに応戦。前線の選手を投入し、さらに追加点を狙う。互いに積極的にゴールを目指すも、東洋大4番・土田直輝、立教大5番・田中拓実の両チームキャプテンを中心とした守備陣が好守を見せ、追加点なく試合終了。

 東洋大が3連勝で前期リーグを締めくくり、上位との勝点差を縮めた。


日本大学 対 青山学院大学 @RKUフットボールフィールド


 前節は大量5失点で敗戦を喫した日本大学(勝点6・暫定10位)と、直前の試合で久しぶりにクリーンシートを達成。勝点1を手にした青山学院大学(勝点6・暫定12位)の一戦。

 下位に沈み、少しでも勝点を積み上げて前期リーグを終えたい両者の対戦。序盤は交互にボールを支配し合う展開となったが、日大は中盤の20番・長澤壮竜と26番・橋田尚希を中心にボールを回して攻勢を強め、青学大ゴールをこじ開けようとする。だが青学大も4バックを中心に高い集中力を保ってゴールを許さない。30分過ぎ、日大は左サイドの18番・近藤友喜がドリブルで抜け出してシュート。これは日大DFに阻まれるものの、こぼれ球に自ら反応し、再びシュートを放つ。しかしこれも、青学大GK21番・千綿友の好セーブに阻まれ、結局スコアレスのまま前半は終了した。

 前半はシュート0本に終わった青学大だが、後半に入ると少しずつ自分たちの時間を増やし、反撃の機会を窺う。すると66分、青学大はピッチ中央で16番・鈴直樹が相手のボールをカット。すぐさま前線にパスを送ると、ボールを受けた14番・小澤秀充がワンタッチで9番・大竹将吾へ。これを9番・大竹がペナルティーエリア外からゴール右隅に突き刺し、青学大が待望の先制点を挙げる。さらに、そのわずか2分後の68分、青学大は36番・比留間輝が敵陣でボールカット。15番・後藤田亘輝とのパス交換で、再度自らボールを受け取るとそのままシュートを放つ。そして日大GKが弾いたこぼれ球を、またもや9番・大竹が押し込んで2点目をマーク。青学大が、見事なショートカウンターから追加点を奪った。その後は日大も猛攻を仕掛け、一度はゴールネットを揺らすもオフサイドの判定に。結局、0-2のまま試合は終了。2試合連続で無失点勝利を収めた青学大が今季2勝目を挙げて最下位から脱出した。




流通経済大学 対 明治学院大学 @RKUフットボールフィールド


 首位奪還に向け勝利が欲しい流通経済大学(勝点21・2位)と、前期リーグはわずか2勝と厳しい状況が続く明治学院大学(勝点7・11位)の一戦。

 試合開始早々チャンスをものにしたのは流経大だった。7分、18番・熊澤和希からのボールを8番・仙波大志がヒールパス。そこに待ち構えていた6番・佐藤響が冷静に合わせ、流経大が先制点を奪う。しかし明学大もすぐさま反撃に出る。11分、26番・岡本悠作は相手選手3人に囲まれるものの、自慢の強靭なフィジカルで難なくこれを突破。クロスを上げると、3番・森山翔介がボールを収めて13番・町田福人へとラストパス。ペナルティーエリア外から放たれたシュートはゴール右隅に決まり、明学大が試合を振り出しに戻した。しかしその直後、明学大はキャプテン4番・浅貝崇裕が負傷。期待の新人、5番・尾曲俊祐をピッチに送り出すものの、このアクシデントが試合に大きく影響を及ぼした。再び主導権を握った流経大は25分、11番・満田誠がゴール付近の混戦の中で奪ったこぼれ球をパス。これを受けた9番・加藤千尋が左足を豪快に振り抜き、ゴールネットを揺らす。さらに43分には、5番・宮本優太のグラウンダーのクロスを6番・佐藤が合わせて、この日2点目となるゴールを決める。結局、3-1と流経大が2点をリードして前半は終了した。

 後半は明学大が反撃に出るが、流経大もキャプテンの10番・伊藤敦樹が統率する堅い守備でこれを阻止。明大は追加点を奪うことが出来ない。結局、3-1のまま試合は終了。流経大が勝利を収めた。また拓殖大学が前期最終戦を引き分けたことで、再び順位が逆転。流経大は首位を奪還してリーグ戦を折り返した。




産業能率大学 対 神奈川大学 @RKUフットボールフィールド


 連勝はストップしたものの、昇格に向けて勝点を積み上げたい産業能率大学(勝点15・暫定5位)と、上位争いに食い込むためにも勝利が欲しい神奈川大学(勝点10・暫定7位)の一戦。

 テンポ良くボールを繋いでゴールを目指す産能大に対し、神大はディフェンスラインから前線へとロングボールを配給。23番・佐藤未勇を中心に攻撃を形成する。最初にチャンスを演出したのは産能大。センターサークル付近から、18番・野澤陸が左サイドの24番・奥津玲太にパス。24番・奥津は果敢なドリブル突破を図り、神大ディフェンスラインの裏へとパスを送る。このパスに反応した22番・桐生がフリーでシュートを放つが、これはゴール右へ大きく外れる。さらに6分には、産能大がコーナーキックを獲得。4番・酒井匠の左足から放り込まれたボールは、中央にポジションを取った6番・西海那音の下へ。6番・西海はヘディングでシュートを放つが、わずかにクロスバーの上。序盤から産能大が主導権を握るが、チャンスの場面で決めきることができない。以降は大きなチャンスもなく、両チームスコアレスのまま前半を終えた。

 エンドが変わった後半の立ち上がりは、前半とは打って変わり神大がボールを保持。しかし、産能大18番・野澤を中心とするディフェンスラインが鋭い予測で攻撃の芽を摘み、神大にゴールを許さない。すると次第に産能大もギアを上げ、一進一退の攻防戦に。82分には、産能大の42番・鳥海昴がドリブルでペナルティーエリア内に侵入。突破を食い止めようとした神大DFに倒され、ペナルティーキックを獲得する。キッカーは9番・石津駿斗。しかし9番・石津のゴール右下を目掛けたシュートは、神大GK、12番・山野崇一郎のファインセーブに阻まれてゴールならず。神大は途中交代で出場した37番・磯部直也のドリブルからゴールを狙うが、シュートまで持ち込むがことができない。結局試合はスコアレスドローのまま終了。

 産能大は、終盤のビッグチャンスを決めきれず悔やまれる引き分けとなった。一方の神大は最後まで粘り強く守り切り勝点1を獲得。ともに順位は変わらないながら、中位をキープして前期リーグを終えることとなった。




日本体育大学 対 拓殖大学 @RKUフットボールフィールド


 前節敗戦を喫した悪い流れを断ち切りたい日本体育大学(勝点8・暫定9位)と、4連勝で首位の座を守りたい拓殖大学(勝点22・暫定1位)の一戦。

 試合は、両チーム持ち前の攻撃力を活かした激しい展開となった。スコアが動いたのは序盤の11分。日体大はコーナーキックのチャンスを得ると、8番・伊藤純也のキックに10番・飛鷹啓介がヘディングシュートを放つ。一度は拓大DFにブロックされるが、こぼれ球に再び10番・飛鷹が反応。角度のないところから右足の鋭いシュートを決め、日体大が先制する。ビハインドを負った拓大は、10番・田中幸大を中心にチャンスを作るが、なかなか決めきることができない。追加点を決めて試合を優位に進めたい日体大は、前半終了間際にペナルティーエリア手前でフリーキックを獲得。しかし8番・伊藤の放ったボールはバーを直撃。惜しくもゴールとはならず、日体大が1点リードのまま前半は終了した。

 後半に入っても両チームの激しい攻防戦は続いた。日体大はゴール前で11番・大曽根広汰がGKと一対一の決定機を作るも、拓大GK、12番・高麗稜太のビッグセーブに阻まれる。拓大は次々と前線の選手を投入し、攻撃の活性化を図るがスコアは動かない。試合は日体大が1点リードのままアディショナルタイムに突入。すると90+1分、拓大は途中出場の18番・深代陸が右サイドでパスを受けると、ドリブルを仕掛けてゴール前へクロスを送る。そのクロスに10番・田中がヘディングで合わせ、拓大が土壇場で同点ゴールを決める。最後まで両者勝利を目指して攻め続けるも、1-1のまま試合は終了。終了間際の劇的なゴールで勝点1を拾った拓大だが、首位の座を流通経済大学に明け渡す結果となった。





 新型コロナウイルスの影響で、龍ケ崎市でのセントラル開催という形で7月から始まった本リーグ戦も延期分5試合を残し前期リーグを終えた。

 2部リーグでは圧倒的な強さを誇ると思われた流通経済大学だが、前期の戦績は7勝3分1敗。勝点を落とす試合もいくつかあったものの、首位で前期を折り返し目標である1年での1部リーグ復帰に向けて好位置で後期リーグを迎えることとなった。その流経大を勝点差1で猛追するのが2位の拓殖大学だ。首位・流経大との直接対決では敗戦を喫したものの、開幕戦では神奈川大学相手に9得点を挙げるなど、圧倒的攻撃力で悲願の1部リーグ昇格に邁進する。昨季は4位で昇格にあと一歩届かなかっただけに、今年に懸ける思いは強い。

 首位・流経大に唯一黒星をつけた東洋大学は、5勝3分2敗と、なかなか勝利を重ねることが出来ず4位に留まった。井上卓也新監督を迎えて挑む今季。流経大同様、1年での1部復帰を目指すためには、後期リーグでの巻き返しは必須だ。

 下位争いに目を向けると、昨季8位に沈んだ日本大学と今季都リーグからの昇格した明治学院大学がわずか2勝しか出来ず10位、11位に沈んでいる。一方で、神奈川県リーグから関東リーグに復帰した神奈川大学は、開幕戦こそ大敗したものの、その後は勝点を積み重ね7位まで順位を上げるなど奮闘を魅せている

 だが最下位から7位の神大までの勝点差はわずかに「4」。下位に沈むチームも、後期の結果次第では挽回の可能性はある。逆にいえば、中位グループも残留争いに巻き込まれるかもしれないということだ。まだまだ先の読めない2部リーグ。後期の巻き返しに期待したい。
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