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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第13節マッチレポート

2020/10/23


 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ13節は、10月17日(土)に2試合、10月18日(日)に4試合が行われた。


拓殖大学 対 青山学院大学 
@スポーツ日大 アスレティックパーク 稲城サッカーフィールド


 現在8試合負け無しで絶好調の拓殖大学(勝点26・2位)と、上位の拓大を倒し下位から脱出したい青山学院大学(勝点10・10位)の一戦。

 前期リーグの対戦では2対2の引き分けに終わり、勝点を分け合ったカード。どちらも後期リーグこそは勝点3を奪いたいところだ。前半は好調の拓大が8番・奥村晃司を中心にパスを繋ぎながら主導権を握る。試合開始早々から10番・田中幸大、16番・鏑木瑞生が積極的にシュートを放ち、流れを掴む。すると25分、ハーフウェーラインでボールを持った8番・奥村が右サイドの2番・内山隆弘にロングパスを送る。それを受けた2番・内山がゴール前にグラウンダーのクロスをあげると、裏に抜け出した10番・田中が左足で合わせ、拓大が先制。その後も積極的にシュートを放つ拓大だったが、青学大の必死に守備に拒まれ、追加点は決められず。1-0のまま前半は終了した。

 後半に入っても拓大優勢は止まらず、拓大が攻め込む時間帯が続いた。追いつきたい青学大も早いカウンターで拓大ゴールへ迫るが、なかなかシュートを打つことができない。拓大は来季FC町田ゼルビア加入内定の14番・青木義孝と17番・小林歩夢を、一方の青学大は昨年U-20全日本大学選抜にも選ばれた大型ストライカーの9番・大竹将吾を投入。次の得点に懸ける。すると85分、出場したばかりの青学大9番・大竹が裏に抜け出し、キーパーとの一体一のチャンス。さらに9番・大竹はペナルティーエリア内でキーパーに倒され、青学大がペナルティーキックのチャンスを獲得する。キッカーは9番・大竹。思い切ったシュートをゴール右隅にシュートを放つものの、拓大GK、12番・髙麗稜太がファインセーブでこれを防ぎ、青学大は同点に追いつくことができない。ペナルティーキックを防ぎ、最大ともいえるピンチを防いだ拓大。今度は拓大が反撃に出る。後半のアディショナルタイムに、左サイドから8番・奥村がゴール前の16番・鏑木へとパス。16番・鏑木が中へと浮き玉のクロスをあげると、途中出場の17番・小林が冷静にゴールへと押し込み、ダメ押しの2点目。ほどなくタイムアップの笛が鳴り、2-0で拓大が勝利を収めた。拓大はこれで前期から続くリーグ戦負け無しの記録を9に伸ばし、勝点1差で首位・流通経済大学を追う。一方の青学大は降格圏の11位に後退することとなった。


流通経済大学 対 日本大学 
@スポーツ日大 アスレティックパーク 稲城サッカーフィールド


 前節は大差で勝利し、勢いのある首位・流通経済大学(勝点27・暫定1位)と、勝って降格圏から抜け出したい日本大学(勝点8・暫定11位)の一戦。

 『「アミノバイタル®」カップ』でも対戦した両チーム。10日前にも相まみえ、今季3度目の対戦となった試合は、日大が前半からリズムを掴んで流経大ゴールへと迫った。試合が動いたのは32分。日大の20番・長澤壮竜が鋭い読みでインターセプトし、右サイドのスペースへランニングした18番・近藤友喜へとパス。受けた18番・近藤はサイド深くまでえぐり、中で待つ8番・大森渚生にラストパスを送る。8番・大森は得意の左足で冷静に流し込み、日大が先制する。対する流経大はチャンスらしいチャンスを作ることが出来ず、日大が1点リードで試合を折り返した。

 逆転を狙う流経大は59分にオフェンスの7番・菊地泰智、20番・関野元弥、18番・熊澤和希を一気に投入して勝負に出る。すると65分、20番・関野がタイミングの良い動き出しをした23番・齊藤聖七へ鋭い縦パス。そのパスを23番・齊藤がダイレクトで11番・満田誠へ。受けた11番・満田は得意のドリブルでゴールに迫り、左足でゴール右隅へと蹴りこむ。同点ゴールを決めて勢いに乗る流経大は、その1分後に18番・熊澤が相手のパスを奪取。どのままドリブルでゴール前まで運ぶと、フリーの23番・齊藤へとパスを送る。受けた23番・齊藤はドリブルで切り込むと右足を振り抜き、ゴールネットを揺らす。あっという間に2-1と流経大が逆転に成功。この後も流経大がボールを支配し、日大にチャンスを作らせず2-1で試合は終了。後半に強さを見せた流経大が逆転勝利で首位を堅持した。


関東学院大学 対 日本体育大学 @RKUフットボールフィールド


 上位から放されないためにも勝利が欲しい関東学院大学(勝点22・暫定4位)と、直近の試合では終了間際に追いつかれ、なかなか勝星を上げられない日本体育大学(勝点13・暫定8位)の一戦。

 試合は序盤から拮抗した展開となった。後方からパスを繋ぐ相手に対し、互いにプレスをかけ合い、両チームとも持ち味を出すこができない。セットプレーのチャンスにも集中力を切らさず好守を見せる両チーム。日体大が徐々に自分たちのリズムでチャンスを作り出すものの、シュートまで持ち込むことはできず。結局、0-0のスコアレスのまま前半を終えた。

 後半、日体大は今季リーグ戦6ゴールの10番・飛鷹啓介を投入して攻勢を強める。前線にパスが通り、左サイドの3番・清水颯人の仕掛けやクロスから好機を生み出す場面も。何度となくペナルティーエリア内に侵入するが、関学大も集中した守備でゴールを許さない。一方関学大は67分、9番・村上悠緋が8番・北龍磨とのワンツーで抜け出してゴール前へ。9番・村上が送ったクロスは日体大のGK21番・河畑光が反応するものの、関学大もすかさずこぼれ球を繋ぎ、最後は8番・北がヘディングでゴールネットを揺らす。関学大が均衡を破り、先制点を挙げた。追加点を狙う関学大はコーナーキックから4番・鈴木友也が合わせるが、これは惜しくもポストを直撃。こぼれ球に反応した9番・村上のシュートもクリアされてしまう。しかし試合の流れは完全に関学oへ。追う日体大は4番・弓削翼や32番・杉山俊がチャンスを作るもシュートは枠を捉えきれず。関学大は追加点こそ決めきれないものの、交代カードを使いながら時計の針を進め、1-0で試合終了。

 関学大が勝点を25に伸ばし、3位に浮上。日体大は3戦白星なしとなり、下位を脱することができなかった。




東洋大学 対 明治学院大学 @RKUフットボールフィールド


 直近の試合では終盤に追いつかれ、今節は確実に勝点3を積み上げたい東洋大学(勝点22・暫定3位)と、第9節以来勝利から遠ざかっている明治学院大学(勝点7・暫定12位)の一戦。

 『「アミノバイタル®」カップ』での対戦も含めると、今季3度目の対戦となる両チーム。ここまでの戦績は1勝1敗とイーブンの状態だ。ここまでの2戦と同様、この日も先にスコアを動かしたのは明学大だった。12分、明学大の13番・町田福人が相手GKのパスをカットすると、そのまま冷静に右足を振りぬく。シュートはゴール右隅に突き刺さり、明学大が先制点を挙げる。出鼻をくじかれる形となった東洋大はポゼッションで中盤こそ支配するものの、明学大の前線からのプレスを前に、なかなかチャンスを作ることができない。すると22分、明学大は2番・柴田晃汰のスルーパスに9番・武田義臣が抜け出しクロスを送る。これに3番・森山翔介がうまく合わせて追加点。明学大がリードを2点差に広げる。東洋大は何度となくゴール前へクロスを送るも精度を欠き、0-2のまま前半を終えた。

 東洋大はアクシデントにも見舞われ、後半からはセンターバックの3番・板倉洸に代えて17番・中村勇太を投入。前半と同様、サイドからのクロスや、ボランチを中心とした細かいパスワークからゴールを狙う。すると57分、コーナーキックからのこぼれ球を4番・土田直輝が押し込み、反撃の狼煙を上げる。しかし直後の61分、明学大の8番・石坂尚己のクロスのこぼれ球を13番・町田に押し込まれ、再びリードは2点差に。なかなか試合の流れを変えられない東洋大は23番・伊藤恵亮、24番・佐々木銀士、28番・高柳郁弥を次々と投入するが、明学大も3番・森山を起点とするカウンターで幾度も東洋大ゴールを脅かす。明学大は78分、8番・石坂のスルーパスに抜け出した3番・森山のラストパスを18番・高橋周がシュート。冷静に流し込んだシュートが決まり、明学大が勝利を大きく手繰り寄せる4点目を挙げる。1点でも返したい東洋大は10番・室井彗佑を投入し、さらに果敢に攻め込むが、シュートはポストや明学大のシュートブロックに阻まれてゴールならず。結局、1-4のまま試合終了となった。

 東洋大は昇格が遠のく完敗で4位に後退。明学大に前期リーグでも黒星を喫しているだけに、悔しい敗戦となった。対する明学大は待望の勝点3を掴み取り、最下位脱出に成功。得失点差ながら、降格圏外の10位に浮上した。




神奈川大学 対 東京国際大学 @流通経済大学サッカー場


 勝点を積み上げ、上位につけたい神奈川大学(勝点14・暫定6位)と、勝利を掴み下位との差をつけたい東京国際大学(勝点13・暫定7位)との一戦。

 6位の神大と7位の東国大の対戦。前半は東国大がペースをつかみ、前線の7番・宇高魁人や11番・師岡柊生をターゲットに、神大ディフェンスラインの裏へとボールを供給する。一方の神大は東国大の攻撃に対して後手に回る形に。攻撃では、11番・三澤徹晃にボールを集めるが、前線と中盤が間延びしてしまい迫力ある攻撃を展開できない。主導権を握る東国大は17分、23番・田村奎人が左サイドを疾走。パスを受けた11番・師岡が倒されてフリーキックを獲得するが、24番・高橋大の右足シュートは枠の外。ほかにもシュートチャンスはあったものの、東国大の枠内シュートはわずかに2本。決定機を作れないまま、0-0で前半を終えた。

 後半も立ち上がりは東国大ペース。しかし神大はキャプテン4番・久野龍心を中心に守備陣が奮闘し、東国大にシュートを打たせない。空中戦の勝率も高くなり、徐々に神大が主導権を握る展開に。すると61分、神大はコーナーキックを獲得。15番・安田光希の左からのキックを、ゴール前中央で待ち構えていた10番・渋谷拓海が頭で合わせ、ついに神大が先制点を挙げる。この後は神大ペースとなり、69分には、15番・安田が相手DFに競り勝ちながら左足でゴールを狙うが、これは東国大GK、21番・林祥太郎がファインセーブでゴールならず。東国大は流れを変えるため、10番・有水亮を投入。73分には、中央やや左よりでボールを受けた10番・有水が相手DFをかわし右足を振り抜く。ファーを狙ったシュートは、しかし惜しくも枠の外。78分には、7番・宇高がバックヘッドで合わせるなど、終盤は東国大が猛攻をしかけるが、ゴールを揺らすことなくタイムアップ。

 最後まで集中力を切らさなかった神大が1点を守り切り勝利を収めた。


産業能率大学 対 立教大学 @流通経済大学サッカー場


 上位進出に向けて負けられない戦いが続く産業能率大学(勝点17・暫定5位)と、前節で惨敗を喫した悪い流れを断ち切りたい立教大学(勝点12・暫定9位)との一戦。

 前期リーグの対戦では1-1の引き分けに終わった両チーム。決着をつけるべく臨んだ試合の序盤は、立教大の守備陣が産能大の素早いパス回しに苦しめられる展開となった。しかし、立教大も7番・木本拓夢が中盤でボールを奪い始めると流れを引き寄せ、6本ものシュートを放つが得点には結びつかない。対する産能大もシュート10本、コーナーキックを7本獲得する奮戦を見せるが、こちらもゴールネットを揺らせない。両チーム無得点のまま前半を終えるかと思われた45+1分、ようやくスコアが動く。産能大は、スローインの流れからボールを受けた28番・菅原龍之助がターンしようとしたところを立教大DFに倒され、ペナルティーキックを獲得。このチャンスにキッカーに立ったのは、4番・酒井匠。左足でゴール右隅へ冷静にシュートを沈め、産能大の1点リードで前半を終える。

 後半は、開始とともにプレスの強度を強めた立教大が反撃を仕掛ける。すると67分、18番・桐蒼太からのグラウンダーのクロスに19番・宮倉樹里杏が右足で合わせ、立教大が同点に追いつく。このまま流れに乗りたい立教大だったが、ここで産能大が攻撃のギアを上げる。78分には19番・小野寺亮太からのスルーパスに11番・中島澪音が反応。そのままドリブルで持ち上がると右足を振り抜き追加点。再び産能大がリードを奪う。さらに試合終了間際の90+2分、またもや19番・小野寺のスルーパスに、今度は30番・川名連介がディフェンスラインの裏に抜け出してダイレクトシュートを決めて勝負あり。最後に立教大を突き放した産能大が、3-1で勝利を手にした。

 産能大は、今季初得点を挙げた3選手の活躍で、第10節以来の勝利。対する立教大は3連敗と厳しい状況となった。



 第14節は10月24日(土)に立教大学と日本大学、関東学院大学と東京国際大学の2試合が、10月25日(日)には流通経済大学と青山学院大学、産業能率大学と明治学院大学、拓殖大学と日本体育大学、東洋大学と神奈川大学の4試合がそれぞれ行われる。

 今節は1位の流経大と、それを勝点差1で追う2位の拓大がともに勝利したため、首位交代とはならず。双方好調を維持しているだけに優勝争いは終盤までもつれそうだ。3位の東洋大は最下位に沈む明学大に敗れたため4位に転落。一方の明学大は順位を2つ上げ残留争いから一歩抜け出した。

 流経大と拓大が頭ふたつ抜ける形となった2部リーグだが、中位から降格圏までは混戦模様。1勝で順位が大きく入れ替わる可能性があり、最下位の日大、降格圏の11位青学大もまだまだチャンスはある。先の見えないリーグ戦でどこまで粘り強く戦えるか。残り10節を割り、2部リーグも正念場を迎える。
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