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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第14節マッチレポート

2020/10/30


 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第14節は、10月24日(土)2試合、10月25日(日)に4試合が行われた。


立教大学 対 日本大学 
@スポーツ日大 アスレティックパーク 稲城サッカーフィールド


 リーグ戦6連敗を阻止して勢いをつけたい立教大学(勝点12・暫定9位)と、最下位脱出を目指し勝点を積み上げたい日本大学(勝点8・暫定12位)の一戦。

 試合開始早々からサイドを起点に果敢に攻める立教大だったが、これ以上負けられない日大も前線へとロングボールを入れてチャンスを演出。6分、日大はロングボールから22番・中村健人がシュートを放つが、これは枠をとらえきれず。さらに15分、ゴール付近でフリーキックを獲得するも、立教大の堅い守りの前に得点に結びつけられない。対する立教大も前半終了間際、2番・桂島直輝がゴール前にロングパスを入れてチャンスを作るが、シュートには繋がらず。ともにゴールを決められないまま、前半を0-0で終えた。

 日大は後半の頭から7番・鬼京大翔を投入。すると59分、この起用がズバリ的中する。右サイドの8番・大森渚生からのパスに33番・溝口寛人が反応。ゴール近くで待つ7番・鬼京にパスを送ると、これを7番・鬼京が冷静に右足で蹴り込む。先制点を挙げて流れを掴んだ日大は、5分後の64分にも追加点。ロングボールに反応した11番・荻原翼が、ゴール前で待つ7番・鬼京へと絶妙なスルーパス。このボールを冷静に蹴りこんだ7番・鬼京が、本日2得点目となるゴールを決めて、リードを2点に広げた。この悪い流れを断ち切りたい立教大。試合終盤の85分には、前線で18番・桐蒼太がボールを奪うとドリブルで突破。最後は19番・宮倉樹里杏がオーバーヘットシュートでゴールを突き刺す。19番・宮倉が、日本体育大学戦に続く2試合連続のオーバーヘットでチームを鼓舞する。これで息を吹き返したように見えた立教大だったが、後半のシュートはこれ1本のみ。チャンスを確実に得点へ繋ぎ、2点を先取した日大が、1-2で勝利を収めた。日大の勝利は、第8節の明治学院大学戦以来6試合ぶり。順位も最下位から10位に浮上し、降格圏脱出に成功した。


関東学院大学 対 東京国際大学 
@スポーツ日大 アスレティックパーク 稲城サッカーフィールド


 後期リーグ戦は開始から2連勝と好調子の関東学院大学(勝点25・暫定3位)と、上位進出のためにもう負けられない東京国際大学(勝点13・暫定8位)の一戦。

 前期は2-2と勝点を分け合った両チームの一戦は、試合序盤からスコアが動いた。16分得点ランキングトップの関学大9番・村上悠緋がペナルティーエリア内で相手に倒されペナルティーキックを獲得。このペナルティーキックを自らで決めて関学大が先制する。幸先の良いスタートを切った関学大だったが、その後は東国大に攻め込まれる時間が続く。すると28分、東国大の10番・有水亮が相手ペナルティーエリア内でドリブルを仕掛けると、関学大DFが足を引っ掛ける形で今度は東国大がペナルティーキックを獲得。10番・有水も自らこのチャンスを決めて同点に追いつく。しかし関学大も失点後すぐに切り替え、32分には8番・北龍磨の縦パスから抜け出した7番・大塚智也が右足を振りぬきゴール。7番・大塚の関東リーグ初得点で、再び関学大がリードを奪う。このまま2-1の関学大リードで前半終了かと思われたが、43分に東国大がコーナーキックのチャンス。こぼれ球を拾った東国大の10番・有水がクロスを上げると16番・関根琉楓が頭で合わせ、再び東国大が追いつき勝負は後半へ。

 後半も前半同様激しい打ち合いとなった。56分、関学大は7番・大塚が相手ペナルティーエリア内でボールをキープすると8番・北へとヒールパス。パスを受けた8番・北が放ったシュートがゴールネットを揺らし、関学大がこの日3度目となる勝ち越し弾を決める。しかし東国大も粘り強く戦い、82分には16番・関根が裏に抜け、相手ペナルティーエリア内へ侵入したところを後ろから関学大DFに倒され、この試合2度目となるペナルティーキックを獲得。これを16番・関根自らが決めて、東国大が3度目の同点とする。このシーソーゲームに終止符が打たれたのはその5分後の87分だった。関学大の22番・長澤シバタファリのロングボールに反応した17番・河波櫻士が、相手GKとの一対一を制して4点目をマーク。関学大が試合終了間際に4度目のリードを得ると、これが決勝点となり4-3で試合終了。激しい打ち合いとなった試合は、4度のリードを奪った関学大が勝利を収めた。


流通経済大学 対 青山学院大学 @RKUフットボールフィールド


 首位独走のためにも一戦たりとも落とせない流通経済大学(勝点30・暫定1位)と、降格圏脱出に向け勝利が必須な青山学院大学(勝点10・暫定12位)の一戦。

 立ち上がりは流経大が主導権を握った。しかし青学大もブロックを作ってこれに対応。流経大に決定機を与えず、拮抗状態が続いた。スコアが動いたのは21分。コーナーキックを獲得した流経大は、8番・仙波大志がグラウンダーのキックをゴール前に入れる。14番・安居海渡がニアでそらしたボールは青学大にクリアされるものの、中途半端なクリアとなったボールに9番・加藤千尋が反応。豪快に流しこみ、流経大が先制点を挙げる。これで勢いに乗った流経大は33分、左サイドでボールを受けた23番・齊藤聖七が小刻みなステップで相手数人をかわして中央に侵入。そのまま右足を振り抜き、豪快なミドルシュートを叩き込んだ。2-0としても流経大の勢いは止まらない。続く36分、8番・仙波はペナルティーエリア内でボールを運ぼうとしていた相手DFからボールを奪うと、そのままシュートを決めて3-0とリードを広げる。流経大が圧倒的な内容で試合を進め、3-0のリードで前半を終えた。

 後半も流経大がボールを保持する展開が続く。すると51分、相手DFのクリアを拾った流経大はワンタッチでボールをつなぎ、右サイドを攻略。最後はフリーで走りこんできた9番・加藤が、18番・熊澤和希からのラストパスを受けて4点目。攻め続ける流経大は87分、途中出場の6番・佐藤響が中盤から右サイドに大きく展開。これを受けた右サイドの26番・加瀬直輝がドリブルで中に切り込み、グラウンダーのクロスを上げる。反応した33番・菊井悠介が絶妙なトラップで相手を剥がすとそのままシュートを決めダメ押しの5点目。これが初出場初ゴールとなる33番・菊井の一撃で勝負は決まり、流経大が失点を許すことなく5-0で試合終了。首位・流経大が2部リーグ優勝に向けてまた一歩大きく前進した。一方、青学大は厳しい敗戦。日本大学が勝利したことで、再び最下位に転落することとなった。




産業能率大学 対 明治学院大学 @RKUフットボールフィールド


 1部リーグ昇格圏に入るためにも負けられない戦いが続く産業能率大学(勝点20・暫定5位)と、今節に勝利し降格圏との差をつけたい明治学院大学(勝点10・暫定10位)の一戦。

 前節勝利し、流れに乗る両チームの一戦。試合は開始早々に動いた。2分、産能大の12番・山崎広大が右サイドをドリブルで駆け上がり、コーナーキックを獲得。10番・城定幹大が放ったコーナーキックに、31番・矢口聖真がヘディングで合わせ産能大が先制する。その後も産能大は、24番・奥津玲太や20番・有馬和希が積極的にドリブルで仕掛けるが、どうしても好機を活かすことができない。すると徐々に流れは明学大へ。29分、相手のパスをカットした3番・森山翔介がドリブルで持ち上がり中央の26番・岡本悠作へ。パスを受けた26番・岡本は右足で冷静に流し込み、明学大が前半のうちに同点に追いつく。明学大はさらに、前半終了間際にもコーナーキックを獲得。8番・石坂尚己のキックを2番・柴田晃汰がつなぎ、最後は5番・尾曲俊祐が滑り込んで合わせるが、シュートはわずかに枠の外へ。互いに好機を追加点につなげられず、結局1-1で前半を終えた。

 後半序盤にペースを掴んだのは、前半終盤から流れを掴んだ明学大だった。48分、13番・町田福人がゴール前でのこぼれ球に頭で合わせるも、これは、産能大GK、1番・東島大成のファインセーブ。明学大は、18番・高橋周を中心として攻め込むが、決めきることができない。対する産能大は54分に19番・小野寺亮太、55分に30番・川名連介を投入。すると、76分、産能大は30番・川名がペナルティーエリア内で倒され、ペナルティーキックを獲得。キッカーは28番・菅原龍之助。28番・菅原のゴール右に狙いすましたシュートはポストに阻まれるものの、こぼれ球に反応した11番・中島澪音が冷静に押し込み追加点。11番・中島の2試合連続ゴールで産能大が再びリードを奪う。追う立場となった明学大は90分、一気に3枚の交代カードを切ってラストチャンスに懸けるが、ほどなくしてタイムアップ。産能大が1点のリードを守って接戦を制した。

 この試合は、少ないチャンスをものにできたかどうかが勝敗を分けた。産能大は、11番・中島の2試合連続ゴールで2連勝。一方の明学大は、同点に追いつき流れを引き寄せたものの、あと一歩が届かず。2部リーグ最少失点を誇る産能大に軍配が上がった。




拓殖大学 対 日本体育大学 @流通経済大学サッカー場


 首位の流通経済大学を勝点差1で追う拓殖大学(勝点29・暫定2位)と、残留争いに巻き込まれないためにも連勝で下位チームを突き放したい日本体育大学(勝点16・暫定7位)の一戦。

 今季3度目の対戦となる両者の成績は1勝1分と拓大が勝ち越し。しかしこの日は日体大が先にスコアを動かした。11分、日体大は直接ゴールを狙える位置でフリーキックを獲得。このチャンスにキャプテンの8番・伊藤純也がニアサイドを狙いシュート。壁を越えて枠を捉えたシュートに相手GKも反応しきれず、日体大が鮮やかな先制点を決める。この流れのまま追加点が欲しい日体大だったが、その後は拓大の猛攻を前に、思うようなゲームを進めることができない。すると拓大は34分、8番・奥村晃司がコーナーキックから蹴り入れたボールに、10番・田中幸大がヘディングシュート。これが決まり、拓大が前半のうちに同点に追いついて試合を折り返す。

 後半は両チームなかなかチャンスをものにすることができない。拓大は町田内定の14番・青木義孝や28番・浅倉廉、29番・宮脇健太、日体大は9番・及川翔五や16番・三田野慧ら前線の選手を投入して、ともに攻撃の活性化をはかる。すると終盤に差し掛かった81分、拓大が試合を動かす。13番・長峰祐斗のクロスが7番・髙橋和希に繋がると、7番・髙橋は切り返して相手を一人かわしシュート。日体大の必死のカバーリングも間に合わず、拓大が逆転に成功する。拓大はその後も安定した試合運びで日体大にチャンスを与えず試合終了。拓大が地力の強さを見せつける形で逆転勝利を収めた。
 拓大はこれで後期リーグ3連勝を達成。首位・流経大に離されることなく追随し、1部リーグ昇格へとまた一歩近づいた。


東洋大学 対 神奈川大学 @流通経済大学サッカー場


 失点が重なり足踏み状態が続く東洋大学(勝点22・暫定4位)と、後期リーグはここまで2連勝中、勢いのまま3連勝を狙う神奈川大学(勝点17・暫定6位)の一戦。

 前半立ち上がりは両者ともシュートまで持ち込むことができず、スコアレスの時間が続いた。しかし39分、東洋大がスコアを動かした。久しぶりの先発起用となった26番・大森大地が左サイドからクロスを上げると、逆サイドで待っていた14番・横山塁が折り返し、最後に合わせたのは7番・中村陸。ワンタッチでゴールへと突き刺し、東洋大が待望の先制点を挙げる。神大は前半のシュート数が0に終わり、決定機を作れないまま東洋大リードで試合は後半へ。

 試合は後半、一気に動いた。巻き返しを図る神大は54分、23番・佐藤未勇を投入すると、この采配が功を奏す。60分、2番・高橋勇利也のロングパスを23番・佐藤が収めると、10番・渋谷拓海へパス。10番・渋谷のゴール前へのラストパスに23番・佐藤が押し込み、紙大が試合を振り出しに戻す。神大は65分にもコーナーキックのチャンスを獲得。15番・安田光希がニアサイドへ送ったボールに合わせたのはまたも23番・佐藤。今季6ゴール目となるこの試合2点目をヘディングで叩き込み、神大が逆転に成功する。しかし、東洋大も途中出場の選手がスコアを動かす。76分、ハイプレスから24番・佐々木銀士がボールを奪い返すと、10番・室井彗佑へパス。10番・室井がカットインから放ったシュートはゴール右隅へ吸い込まれ、試合は再び振り出しに戻った。東洋大は85分、GKからのロングボールを24番・佐々木がそらすと、裏へ抜け出した10番・室井が倒されペナルティーキックを獲得。この決定機を10番・室井が自ら決め、ついに東洋大が再びリードを奪い返す。逃げ切りたい東洋大は最後にDFの25番・神山京右をピッチへ送りこんでクロージング。リードを守り切った東洋大が、3試合ぶりに勝点3を積み重ね、1部リーグ昇格に望みを繋いだ。



 第15節は、10月31日(土)に流通経済大学と日本体育大学が有観客試合として味の素フィールド西が丘で対戦。11月1日(日)には関東学院大学と日本大学、拓殖大学と明治学院大学、立教大学と神奈川大学、産業能率大学と青山学院大学、東洋大学と東京国際大学の5試合がそれぞれ行われる。

 今節は流経大、拓大、関学大、東洋大、産能大が上位5チームがすべて勝利したことにより、上位の順位変動は起こらなかった。一方、最下位に沈んでいた日大は立教大に勝利し、順位を2つ上げて上げ降格圏を抜け出した。しかし、8位以下は勝点差3以内に5チームが集まる混戦状態。一戦一戦の結果により順位が大きく変動するため、気を抜くことができない。いち早く上位チームの背を捉えるのはどの大学か。すべての試合に要注目だ。
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