TOP > ニュース一覧 > ニュース

JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第16節マッチレポート

2020/11/12


 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第16節は、11月7日(土)に2試合、11月8日(日)に4試合が行われた。


産業能率大学 対 日本大学


 上位進出のためにも連敗は避けたい産業能率大学(勝点26・5位)と、勝点3を積み上げて降格圏から離れたい日本大学(勝点12・10位)との一戦。

 産能大の12番・山崎広大と日大の4番・山崎舜介の双子対決も注目の元となったこの試合。立ち上がりは両者落ち着いた展開となり、日大の7番・鬼京大翔のコーナーキックからフリーの18番・近藤友喜がヘディングで合わせるが、これは惜しくも枠の外。前半はともに譲らず0-0で折り返した。

 後半も双方、守備が中心の展開となった。それでも67分、産能大は10番・城定幹大がシュートを放つが、これはキーパーの正面。一方日大は76分、7番・鬼京に変えて33番・溝口寛人を投入。すると80分、交代出場したばかりの33番・溝口のシュートが、産能大GKとフィールドプレーヤーに当たりオウンゴールを誘発。日大が思わぬ形で先制点を挙げる。ようやくスコアを動かした日大だが、その後は産能大ペースに。産能大は3番・篠崎輝和を中心に日大ゴールを狙うが、日大も15番・東憲也を中心に安定した守りを見せる。産能大はアディショナルタイムにフリーキックを獲得。ラストプレーで直接ゴールを狙うが、シュートは枠を外れてゴールならず。結局、0-1と日大が先制点を守りきって試合終了。日大は3戦連続負けなしで勝点を15に伸ばし、9位に浮上した。




立教大学 対 青山学院大学


 連勝で残留を確定的にしたい立教大学(勝点15・8位)と、後期リーグは未勝利で残留のためにも絶対に負けられない青山学院大学(勝点10・12位)の一戦。

 序盤は青学大ペースで試合が進んだ。青学大は5番・藤田凌央と11番・加藤蓮の左サイドを中心に攻撃を仕掛けてチャンスを窺う。すると序盤の8分に試合が動いた。青学大は11番・加藤が左サイドのコーナーキックからグラウンダーのボールを中に入れると、そのボールを10番・西羽拓がスルー。フリーでいた16番・鈴直樹が左足で押し込んで先制点をあげる。追う立場となった立教大だが、19番・宮倉樹里杏を中心に、徐々にペースを掴み始める。立教大は22分、右サイドのコーナーキックを獲得。21番・堀博昭が蹴リ入れたボールに、13番・立川将吾がヘディングで合わせて同点に追いついた。立教大は19番・宮倉の長身を活かしたポストプレーや、7番・木本拓夢と4番・穴吹瞬平を中心としたボール回しで攻撃を組み立てて追加点を狙うが、決めきれずに前半は終了。1-1と振り出しに戻った状態で後半を迎えることとなった。

 後半は両チーム、激しい球際の攻防戦を繰り広げた。立教大が優勢に試合を進める中、70分には立教大が左サイドでコーナーキックを獲得。21番・堀が蹴ったボールに、今度は19番・宮倉が頭で合わせて追加点。立教大が逆転に成功する。連敗だけは阻止したい青学大は、FWの29番・林拓真を中心に何度となく攻撃を仕掛けるが、立教大の集中したディフェンスラインに阻まれてネットを揺らすことができない。その後は両チーム、スコアを動かすことなく試合は2-1で終了。
立教大は後期リーグ初のレン症で勝点を18に伸ばし7位に浮上。一方青学大は勝点10のまま、最下位から抜け出すことは叶わなかった。




東洋大学 対 日本体育大学


 「アミノバイタル®」カップではPK戦の末4位に終わり、気持ちも新たにリーグ戦へ臨む東洋大学(勝点26・4位)と、延期日程もすべて消化し、連勝で巻き返しを図る日本体育大学(勝点20・6位)の一戦。

 互いにセカンドユニフォームを纏うという、珍しい組み合わせとなったこの試合。序盤は両者とも長所を活かした攻撃を展開した。東洋大がサイドを起点に前線へとロングボールを供給するのに対し、日体大はテンポよくパスを繋ぎ10番・飛鷹啓介を中心にチャンスを窺う。先にチャンスを得たのは東洋大。36分、18番・梅津凌岳の斜めのロングパスに7番・中村陸が反応。うまくトラップしてボールを収め、左足を振りぬくものの日体大GK21番・河畑光がこれを冷静にキャッチ。一方の日体大はその直後、34番・佐々木大貴が東洋大のプレスを剥がすと、4番・弓削翼にボールを預ける。4番・弓削はダイレクトで14番・河村慶人にスルーパス。このパスに抜け出した14番・河村がゴール前まで持ち込むが、東洋大の3番・板倉洸が粘り強くこの攻撃を防ぎ、こちらも得点には至らない。両者チャンスを活かしきれないまま前半を終えることとなった。

 後半は打って変わって、両チーム何度となく決定機を迎える展開となった。スコアが動いたのは55分。東洋大は2番・坂本涼斗の上げたクロスを7番・中村が収めると、ゴール前に走り込んできた11番・野本幸太へとパス。11番・野本は切り返して相手DFをかわすと、そのまま左足を振りぬいてシュート。逆足のシュートはバーを叩いたものの、そのままゴールネットを揺らした。ついに均衡を破った東洋大は65分、裏へのパスに抜け出した11番・野本がシュート。しかし、これは日体大GK21番・河畑がファインセーブ。直後の66分には28番・高柳郁弥がサイドを突破し9番・小澤裕太がシュート。こぼれ球を24番・佐々木銀士が押し込むも、日体大は身体を張った守備で追加点を許さない。すると日体大も69分、ワンタッチのパスでプレスを剥がしてカウンター攻撃。最後は10番・飛鷹がシュートを放つが、東洋大GKの22番・青木祐太もファインセーブで同点を許さない。両GKが好守備を連発し、試合は追加点のないままタイムアップ。最後は東洋大が敵陣で時計の針を進め、1-0で勝利した。日体大はチャンスを作り出していただけに、悔しい敗戦となった。


流通経済大学 対 東京国際大学


 首位の拓殖大学を勝点差 1で追う流通経済大学(勝点34・2位)と、勝って残留争いから抜け出したい東京国際大学(勝点14・9位)の一戦。

 試合が動いたのは18分。東国大の16番・関根琉楓のパスを11番・師岡柊生がバイタルエリアで受ける。ドリブルを開始した11番・師岡は、相手DF2人を剥がすと自らゴール前までボールを運んで右足シュート。これがゴール右隅に決まり、流経大の一瞬の隙を突いて東国大が先制する。しかしその3分後、今度は流経大の23番・齊藤聖七が、3番・佐々木旭のパスをゴール前で受け、そのまま右足で流し込む。流経大はすぐさま同点に追いつくと続く34分、またもや3番・佐々木のクロスを受けた11番・満田誠が頭で押し込み追加点。流経大が2-1と逆転に成功して前半を終える。

 後半も、試合は流経大ペースで進んだ。しかし、ゴールラッシュが始まったのは後半も半ばに差し掛かったころ。まずは70分、流経大の3番・佐々木が相手陣内深くまでドリブルで侵入し左足でシュート。これがシュートセーブに入ったDFの足に当たりオウンゴールが決まる。その2分後、ゴール前で11番・満田のパスを受けた9番・加藤千尋が右足で流し込み4-1に。立て続けに2ゴールを挙げた流経大が、リードを3点に広げる。しかし東国大も諦めず、79分にはフリーキックを獲得。このチャンスに、10番・有水亮が絶妙なクロスボールを入れると、これに途中出場の7番・宇高が反応。角度が無い場面だったが、右足で冷静にゴールへと流し込み、東国大が2点目をマーク。流経大との差を2点に縮める。このゴールで息を吹き返した東国大は、その後も何度となくチャンスを迎えるが、流経大のGK、22番・北川空が好守でこれを食い止める。アディショナルタイムには前がかりになった東国大の隙を突いて流経大が逆襲に出る。GKとの一対一のチャンスを迎えた18番・熊澤和希がパスを選択すると、ブロックに入ったDFの足にボールが当たり、オウンゴールに。ダメ押しともいえる5点目が決まり、そのままタイムアップ。5-2で東国大を突き放した流経大が勝利を収めた。また同時刻に行われていた試合で、拓殖大学が引き分けに終わったため、勝点3を積み上げた流経大が再び首位に返り咲く結果となった。


関東学院大学 対 明治学院大学


 後期リーグは3勝1分と好調の関東学院大学(勝点29・3位)と、残留に向け勝点を1つでも多く獲得したい明治学院大学(勝点10・11位)の一戦。

 前半はじりじりと、互いの腹を探り合うような慎重な立ち上がりとなった。関学大は変則的なフォーメーションから、持ち前の流動性のあるパスワークで相手陣内へ攻め込む。対する明学大はサイドを起点とした攻撃と、セカンドボールへの意識の高さで攻撃のリズムを作る。だが双方プレーに精度を欠き、ボールロストするシーンが散見されるようになる。そんな中、関学大は7番・大塚智也が個人技で局面を打開し、ポスト直撃の鋭いミドルシュートを放つが得点には至らず。また前半終了間際には、球際の攻防戦からラフプレーが続出。立て続けに明学大の両センターバックにイエローカードが提示されるなど、若干荒れた展開のまま前半が終了する。

 ともにハーフタイムで連携の部分を修正し、臨んだ後半。両チーム前半に比べるとパスが回り、攻撃にリズムが生まれ始める。すると後半も中盤に差し掛かった72分、試合が動く。関学大はゴール前に抜け出した10番・木下海斗が倒されてペナルティーキックを獲得。このチャンスに、現在得点ランキングトップに立つ9番・村上悠緋がゴール右隅に蹴りこみ、関学大が待望の先制点を挙げる。勢いに乗る関学第は84分、32番・力武巧のピッチ中央からのパスに9番・村上が反応。そのままペナルティーエリア内に侵入すると、相手DFのわずかな隙間を見出し右足一閃。2-0とリードを広げると、続く87分にはゴール前の混戦の中、関学大選手が倒されて再びペナルティーキックを獲得。キッカーは9番・村上。今度はゴール左隅に蹴りこんでハットトリックを達成し、ダメ押しの3点目を決める。明学大は追撃叶わず、3-0のままタイムアップ。関学大は勝点3を獲得し、上位陣を追随。昇格に望みをつないだ。一方、降格圏を脱したい明学大にとっては手痛い敗戦となった。




拓殖大学 対 神奈川大学


 現在4連勝中と勢いに乗る首位・拓殖大学(勝点35・1位)と、前期リーグでは9-1と大敗をした相手にリベンジを狙う神奈川大学(勝点17・7位)の一戦。

 拓大は前節からスタメンを1人変更。対して前期リーグ初戦で9失点を喫した相手との再戦に挑む神大は、3バックの"拓大シフト"で試合に臨んだ。前半は拓大が短いパスを繋ぎポゼッションしようと試みるが、神大が素早いプレスでボールを回収。また神大は主将の2番・高橋勇利也を中心に拓大ゴールを脅かす。得点には繋げられなかったものの、神大ペースのまま前半を終えた。

 後半に入っても主導権を握ったのは神大。拓大の攻撃の起点である10番・田中幸大を激しいディフェンスで封じ込め、自由を与えない。流れを変えたい拓大は53分にFC町田ゼルビア内定の14番・青木義孝、62分に28番・浅倉廉、73分には29番・宮脇健太といった攻撃の切り札を次々と投入。それでも神大の堅いディフェンスを崩しきるには至らず、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、拓大がゴール前の絶好の位置でフリーキックを獲得。このチャンスにキッカーは7番・髙橋和希。7番・髙橋のゴール右隅を狙ったシュートは、しかしわずかに枠を捉えきれず、これがラストプレーとなり試合終了。

 拓大は5連勝とはならず、流通経済大学が勝利したことにより2位に後退。またもや首位の座を逸する結果となった。一方、神大は前期リーグに味わった屈辱を払拭するゲーム内容を展開。首位の拓大を相手に、手応えのある勝点1をもぎ取った。





 第17節は、2部リーグ初の全試合有観客試合となる。11月14日(土)に関東学院大学と東洋大学がAGFフィールドで対戦。また日本体育大学と日本大学、産業能率大学と東京国際大学が激突する。そして11月15日(日)には青山学院大学と明治学院大学、そして拓殖大学と立教大学が相模原ギオンスタジアムで対戦。流通経済大学龍ケ崎フィールドでは流通経済大学と神奈川大学試合が行われる。

 拓大が引き分けに終わり、流経大が危なげなく東国大を退けたため、再び首位と2位が入れ替わった。また、それに続く関学大と東洋大も勝利を収め、昇格争いもまだまだ先が読めない展開だ。次節の3位の関学大と4位の東洋大の直接対決は、昇格の望みを繋げるためにも両者勝点3が必須の一戦となるだろう。片や下位に目を向けると、今節は「アミノバイタル®」カップで3位と躍進した日大が大きな勝点3を獲得。降格圏との勝点差を5に広げ、順位も9位に浮上した。そして、降格圏に沈む青学大と明学大は次節で直接対決。勝点を積み重ね、浮上のきっかけを掴み取りたいところだ。
チケット情報
ダウンロードページ
試合映像配信予定
マッチレポート
プロ内定者一覧
はじめての大学サッカー
2020年度新入部員一覧
主将副将一覧
プログラム通販
スペースバー1
試合ご来場の皆様へ
スカウトへ
メディアの皆様へ
コロナウイルス感染したら
スペースバー2
LINE2
Instagram