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JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦・2部第1節マッチレポート

2021/04/09

 『JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』の2部リーグがついに開幕。第1節は4月4日(日)に全6試合が行われた。


産業能率大学 対 日本体育大学 @非公開


 開幕戦に勝利し創部初の1部リーグ昇格を目指す産業能率大学(昨季2部リーグ4位)と、悲願の1部リーグ昇格に向け良いスタートを切りたい日本体育大学(昨季2部リーグ6位)の一戦。

 奇しくも開幕戦で対戦するのはこれが3度目という両チーム。2015年度、2019年度の対戦はいずれも日体大が勝利を収めた。因縁の一戦で先制したのは日体大だった。開始早々の4分、産能大のパスカットをした8番・佐々木大貴が相手DFの背後にボールを入れる。これに反応した9番・河村慶人がDFに競り勝ち、狙いすましたシュートでゴールネットを揺らした。さらに日体大は13分、40番・吉原翔大のパスに走り込んできた11番・大曽根広汰がゴール右隅に流し込んで追加点。最高のスタートを切ることに成功する。日体大の激しいプレスを前に、なかなか攻撃のリズムを作れない産能大。しかし前半終了間際の42分、32番・金亮哉のロングボールに9番・菅原龍之助が抜け出すと、ゴール前での落ち着いたプレーでゴールに流しこむ。産能大が1点を返し、1-2で前半終了。

 追いつきたい産能大はハーフタイムに2人を一気に交代。これが功を奏し、後半は産能大が攻撃の主導権を握ることに成功する。しかし、最後まで日体大の集中した堅い守りを崩し切ることができず、結局試合は1-2のまま終了。試合序盤で優位に立った日体大が、見事開幕戦を勝利で飾った。産能大は過去2回の開幕戦でのリベンジを、今年も果たすことができなかった。


専修大学 対 東海大学 @非公開


 3年ぶりに指揮を執る源平貴久監督の元、1年での1部リーグ復帰を目指す専修大学(昨季1部リーグ11位)と、2部リーグ復帰と#atarimaeni CUPの優勝で勢いに乗る東海大学(昨季神奈川県リーグ1位)の一戦。

 試合は開始序盤から、東海大が前に圧力をかけて攻め込む。すると22分、両チームの選手がゴール前に密集する中、東海大は17番・西山拓実の右コーナーキックを4番・蛯谷空良がヘディングで流し込み、待望の先制点を挙げる。その後は専大が反撃を試みるが、東海大も4番・蛯谷を中心としたディフェンスラインで跳ね返す。

 1点を追う専大は、後半開始からDFの5番・浦川流樺に代えて、DF・4番・遠藤光を投入。試合に変化を加えようとする。67分にはその交代が功を奏し、スコアが動く。10番・加野赳瑠の右コーナーキックを4番・遠藤がヘディングで合わせ、豪快にネットを揺らして同点に追いつく。さらに勝ち越し点を狙う専大は80分、ペナルティーエリア内で18番・村上千歩が切り返しをした際に倒され、ペナルティーキックを獲得。キッカーはこのチャンスをもぎとった18番・村上。冷静にGKの逆を突いて左下に流し込み、専大が2-1と勝ち越しに成功する。しかし、試合はこのままでは終わらなかった。終盤に入ると東海大が攻勢をかけ、ゴールに激しく迫る。すると83分、右からのショートコーナーを2番・小林陸玖がヘディングで押し込み、今度は東海大が同点に追いつく。87分には途中出場の34番・桑山侃士がペナルティーエリア内での混戦の中で左足を振り抜き、3点目をマーク。再び東海大が勝ち越す。試合はこのまま2-3で終了。終了間際に執念のゴールを見せた東海大が、関東リーグ復帰第1戦となる開幕戦を白星で飾った。


日本大学 対 東京国際大学 @非公開


 開幕戦勝利で勢いに乗りたい日本大学(昨季2部リーグ8位)と、昨季最終戦で日大に敗れた雪辱を果たしたい東京国際大学(昨季2部リーグ9位)の一戦。

 日大は立ち上がりから6番・近藤友喜を中心に攻撃の圧力を強める。一方、東国大はその攻撃を3番・山原康太郎を中心に跳ね返す展開に。攻勢の日大は18分、2番・青木駿人のロングボールに抜け出した6番・近藤が、技ありのシュートで先制する。東国大も10番・有水亮を中心に攻撃を展開するがゴールを割ることはできず、日大のリードで前半を終えた。

 巻き返しを図る東国大は後半から23番・田村奎人に代わり11番・師岡柊生、29番・有馬玲穏に代わり19番・須田千聖を投入。すると、その采配が見事的中。47分、10番・有水のクロスボールに11番・師岡がヘディングで流し込み、試合を振り出しに戻した。東国大は11番師岡を中心に攻め込むが、日大も3番・東憲也を中心とした守備で追加点を許さない。終盤まで続く拮抗した状況を打破したのは日大だった。終了間際の90分、先制点を挙げた6番・近藤がドリブルで突破し、そのパスを受けた途中出場の33番・熊倉弘達がシュート。これはDFがクリアしたものの、そのこぼれ球を10番・長澤壮竜が再びシュート。これも東国大13番・湯澤拓士がクリアするが、これがハンドと判定され日大がペナルティーキックを獲得。このプレーで13番・湯澤が一発退場となった。90+2分、キッカーの7番・大森渚生が左足で落ち着いて決め、日大が勝ち越し得点を挙げるとそのままタイムアップ。日大は7番・大森の劇的ペナルティーキック弾で幸先の良いスタートを切った。


中央大学 対 東京学芸大学 @非公開


 1年での1部リーグ復帰に向けて開幕戦を勝利で飾りたい中央大学(昨季1部リーグ11位)と、2年ぶりの関東リーグ復帰となる東京学芸大学(昨季東京都1部リーグ2位)の一戦。

 序盤は拮抗した展開が続いた。試合が動いたのは、前半も半ばとなった26分。中大はクリアボールを拾った25番・高橋一誠が、東学大からファールを受けながらも16番・平尾拳士朗へつなぐ。16番・平尾はそれを、サイドを駆け上がってきた右SBの5番・和田悠汰にスルーパス。5番・和田が深い位置からマイナスに折り返したボールに、14番・堀脩大が左足で流し込んでゴール。中大が先制する。東学大も着実なビルドアップで攻撃の糸口を探すが、中大の素早いプレッシングの前に決定機を作ることができない。

 後半、疲れが見える東学大に対して、中大は途中出場の8番・山﨑希一と32番・小島偉央がチャンスを作るが追加点には至らず。すると試合終盤、東学大が絶好の位置でフリーキックを獲得。11番・河田稜太が直接ゴールを狙うものの、ポストに嫌われて同点ならず。結局、試合は1-0のまま終了。前半のゴールを守り切った中大が、試合巧者ぶりを見せて開幕勝利を収めた。


東洋大学 対 神奈川大学 @非公開


 昨季は2部リーグで圧倒的な攻撃力を発揮。今季こそ1部リーグ復帰を目指す東洋大学(昨季2部リーグ5位)と、昨季は序盤に苦しみながらも後期リーグで怒涛の巻き返しを見せた神奈川大学(昨季2部リーグ7位)の一戦。

 前半は風上を陣地に取る東洋大が風を味方につけた攻撃を展開。ロングボールを中心に、神大ゴールへと襲い掛かる。すると25分、東洋大はペナルティーエリア付近の絶好の位置でフリーキックを獲得。7番・横山塁のキックはGKに一度キャッチされるものの、滑り落ちたボールがゴールを割り、東洋大が先制する。対する神大も13番・新井直登を中心に攻撃を展開するが、東洋大の堅守の壁を破れず、試合は東洋大が1点リードのまま折り返した。

 後半は、立ち上がりから神大が反撃を開始。右サイドから、2番・三本木達哉の精度の高いクロスを中心に猛攻を仕掛ける。しかし、東洋大守備陣も集中を切らさず、集中した守備からチャンスを作り出す。東洋大は55分、セットプレーの混戦から3番・中村勇太の落としを、11番・前田泰良がゴールに突き刺して追加点を挙げる。神大はこの失点から立て直すことができないまま、2-0で試合終了。1部リーグ復帰を目指す東洋大が、2-0の完封勝利は収めた。


関東学院大学 対 立教大学 @非公開


 昨季は惜しくも3位で1部リーグ昇格を逃した関東学院大学(昨季2部リーグ3位)と、2年続けて10位と2部リーグで厳しい戦いが続く立教大学(昨季2部リーグ10位)の一戦。

 ともに今季から新ユニフォームを着用して開幕戦に臨む両チーム。試合は序盤から拮抗した展開となったが、28分に立教大がチャンスを迎える。立教大はパスカットした14番・尾﨑佳洋の絶妙な縦パスに、11番・桐蒼太が反応。ゴール前に抜け出したところを、ペナルティーエリア内で倒されてペナルティーキックを獲得する。このペナルティーキックを、11番・桐自身が落ち着いてど真ん中へ突き刺し、立教大が先制する。一方の関学大も攻撃の形を作ろうとボールを回すが、立教大はゲームキャプテン、2番・堀博昭を中心に堅い守備を展開し。関学大にチャンスを作らせず、立教大が1点リードしたまま前半を終えた。

 追いつきたい関学大だったが、後半にチャンスを作ったのはまたもや立教大。63分、クリアボールに立教大の9番・宮倉樹里杏が反応。相手との競り合いの中でフィジカルの強さをいかんなく発揮してボールを奪うと、そのままゴールに迫る。GKとの1対1にも慌てることなく落ち着いてゴールへと流し込み、立教大が追加点を挙げる。2点のリードを許すことになった関学大だが、厳しい状況の中でもチームで声を掛け合い、得点への強い姿勢をみせる。途中出場の8番・狩野海晟がサイドからのクロスを上手くヘディングで合わせるが、惜しくもポストに嫌われてゴールならず。その後も関学大の猛攻が続き、試合終盤の85分、ついにスコアが動く。関学大は途中出場の13番・大友千裕がゴール前の混戦からボールを奪い取ると、利き足ではない左足で逆サイドへと突き刺す。ようやく1点を返した関学大は、最後まで猛攻を続けるが、立教大も選手全員が体を張ってゴールを守る。結局、1点のリードを守り抜いた立教大が2-1で勝利し、白星スタートとなった。



 昨季上位の関東学院大学と産業能率大学がそろって開幕戦を落とす中、1年での1部リーグ返り咲きを目指す中央大学は白星発進。一方、同じく1年での1部リーグ復帰を狙う専修大学は、今季関東リーグに復帰した東海大学に逆転負けを喫した。東海大学は試合終盤にリードを許す苦しい展開ながら、そこから脅威の2ゴールで試合をひっくり返して逆転勝利。『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』で見せつけた勝負強さは今季も健在のようだ。

 次節の第2節では、4月10日(土)に埼玉スタジアム2002第2グラウンドで専修大学と東京学芸大学、中央大学と立教大学の試合が行われる。また、4月11日(日)には関東学院大学と東京国際大学、産業能率大学と東海大学、東洋大学と日本体育大学、神奈川大学と日本大学がそれぞれ対戦。こちらはすべて非公開会場での無観客試合となる。

 悲願の1部リーグ昇格に向けて、どのチームにとってもスタートダッシュは何より重要だ。例年混戦模様の昇格争いだが、今季の展開はいかに……。

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