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JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦・1部第5節マッチレポート

2021/05/13


 『JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第5節は、5月2日(日)に6試合が行われた。


順天堂大学 対 拓殖大学 @非公開


 連敗の嫌な流れを断ち切り、今季初勝利を目指す順天堂大学(勝点1・11位)と、前節に11年ぶりとなる1部リーグでの勝利をあげた拓殖大学(勝点3・9位)の一戦。

 試合は開始直後の2分すぎに、雷雨により一時中断。再開は約4時間半後の16時になるなど波乱含みのスタートとなった。再開直後から積極的な守備に出たのは順大。拓大に自慢のポゼッションを許さず、ボール奪取後は6番・白井海斗が左サイドからの果敢な仕掛けでチャンスを作る。しかし先制したのは拓大だった。30分、17番・加藤悠馬が左サイドからゴール前に上げたクロスがそのままゴールイン。17番・加藤の今季初ゴールで、拓大が順大から先制点を奪った。だがその2分後、順大も6番・白井が左サイドでパスを受けると自らドリブルで突破。カットインからのコントロールシュートが見事に決まり、すぐさま順大が同点に追い付く。順大は44分にも、ハーフウェーライン付近から6番・白井が相手GKの意表を突くロングシュートを放つ。これがゴールに吸い込まれ、順大が前半のうちに逆転に成功した。

 1点を追う拓大は、ハーフタイムに36番・宮本康生を投入。この交代起用が的中し、67分には36番・宮本が激しい守備からチャンスを演出。最後は9番・山中麗央が豪快なボレーシュートを突き刺さし、拓大が同点に追いつく。しかしその後は順大が主導権を握り、前半同様6番・白井を中心に拓大陣地に押し込む。拓大も体を張って守るものの、85分、ついに力尽きる。順大は右サイド深くから27番・児山雄基がグラウンダーのクロスを上げると、それを10番・小林里駆が右足で突き刺して勝ち越の3点目。試合終盤で拓大を突き放した順大が、3-2で嬉しい今季初勝利を挙げた。拓大は逆転された後に追い付くなど意地を見せたが、連勝とはならなかった。


明治大学 対 慶應義塾大学 @非公開


 前節の引き分けで取りこぼした勝点を取り返したい明治大学(勝点10・2位)と、なんとしても今季初勝利が欲しい慶應義塾大学(勝点1・12位)の一戦。

 前半は両チームともチャンスを決めきれない展開となった。慶大は2分、14番・橋本健人のコーナーキックから8番・平田賢汰が頭で触るも、ボールはクロスバーを直撃。対する明大も36分、慶大のクリアミスを2番・岡庭愁人が拾いゴール前にクロスを上げる。これを20番・太田龍之介がヘディングで合わせるが、ボールは枠の上へ。結局、スコアレスで前半が終了した。

 試合は後半一気に動いた。先制したのは慶大。57分、慶大は8番・平田と10番・松本雄太が左サイドを崩すと、最後は14番・橋本が相手DF3人に囲まれながらも右足を振り抜き、ゴール右隅にシュートを突き刺した。しかし、その2分後の59分、今度は明大が反撃に出る。ゴール前、20番・太田は胸トラップでボールを収めるものの、相手に囲まれて身動きが取れない。しかし、混戦の中でこぼれ球を拾った22番・林幸多郎が、そのままゴールへ押し込み試合を振り出しに戻す。このゴールで勢いに乗った明大は、その後も何度となく慶大ゴールを襲う。すると78分、途中出場の11番・藤原悠汰が2番・岡庭のクロスにダイビングヘッドで合わせて追加点。2-1と明大が試合をひっくり返した。明大は最後までこのリードを守り切り、勝点3を獲得。慶大は2試合連続で先制点を奪ったものの、今節もまた逆転負けを喫し、初白星を挙げることは叶わなかった。


早稲田大学 対 流通経済大学 @非公開


 前節は悔しいドロー。今節こそ勝利を掴みたい早稲田大学(勝点10・3位)と、2連勝中で勢いのある流通経済大学(勝点7・4位)の一戦。

 試合は開始早々から動いた。流経大は10番・満田誠がプレスをかけてボールを奪取すると、7番・菊地泰智から2番・佐藤響へと繋ぐ。ボールを受けた2番・佐藤が相手GKの位置を見て、冷静にシュートを突き刺す。流経大は開始わずか1分で幸先のいい先制点を挙げた。その後も流経大が主導権を握り、ボールを保持する時間帯が続く。しかし26分、早大が一瞬の隙きを突いてショートカウンターを仕掛ける。28番・丹羽匠が右サイドに展開したボールを3番・柴田徹が受けて前線へ。ペナルティエリア外から放たれたクロスに、最後は10番・加藤拓己が飛び込み、ダイビングヘッドでネットを揺らす。同点に追いついた早大は前半終了間際の45分、ゴール前の混戦から33番・安斎颯馬のパスを28番・丹羽が押し込んで逆転に成功する。

 2-1の早大リードで迎えた後半、追う流経大は積極的に交代カードを切って早大のゴールに迫る。17番・小川大我、16番・西原広太など、交代出場の選手が果敢に攻撃を仕掛けるが、早大も5番・鈴木俊也を中心とした鉄壁の守りでゴールを割らせない。結局、早大が得意の堅守でリードを守りきって試合終了。ルーキー33番・安斎が2試合連続で得点に絡んだ早大が好調・流経大に競り勝ち、大きな勝点3を手にした。


法政大学 対 国士舘大学 @非公開


 開幕から3勝1分と負けなしで首位に立つ法政大学(勝点10・1位)と、前節は王者・明大の連勝を止めて勢いに乗る国士舘大学(勝点7・5位)の一戦。

 前半は国士大が主導権を握り、攻撃を仕掛ける展開となった。28分には、国士大の18番・弓場堅真が、巧みなフェイントから左サイドを打開。ペナルティエリア内でボールを受けた8番・高橋尚紀がシュートを放つが、これは法大GK21番・近藤壱成がセーブ。こぼれ玉をもう一度押し込むも、今度はクロスバーに嫌われることとなった。さらに37分、国士大はよいリズムでダイレクトパスをつなぐと、8番・高橋からのスルーパスに2番・前川智敬が抜け出す。だがこの決定的なチャンスも、シュートはGKの正面に。結局スコアレスで試合を折り返した。

 後半に入ると、次第に法大がイニシアチブを握る時間が増え始める。法大は52分、18番・モヨマルコム強志を投入し右サイドを活性化。サイドから攻撃を仕掛けると、79分、ついに均衡が破れる。コーナーキックを獲得した法大は、キッカー、14番・田部井涼がインスイングのボールをゴール前に蹴り入れる。これを、交代出場したばかりの19番・大塚尋斗がヘディングで流し込み、法大が先制点を挙げる。対する国士大は、32番・近藤零志、35番・小川真尋を立て続けに投入して1点を追う。ロングボールを多用してゴールを狙うが決めきれず、1-0で試合終了。交代直後の19番・大塚がファーストプレーで貴重な決勝点を挙げ法大が勝利。明治大学、早稲田大学を得失点差で抑えて首位をキープした。




駒澤大学 対 立正大学 @非公開


 中位にくすぶる両チーム。互いこの試合で勝利し、上位争いに食い込みたい駒澤大学(勝点6・7位)と立正大学(勝点4・8位)の一戦。

 駒大は立ち上がりからロングボールを巧みに利用し、積極的に相手の背後を狙う。対する立正大は最終ラインから丁寧にボールを繋いでゲームを組み立てる。好対照な展開を続ける両チームだが、試合を動かしたのは駒大だった。まずは17分、駒大は自陣中央でフリーキックを獲得すると、6番・猪俣主真が放ったキックに10番・土信田悠生が直接頭で合わせて先制。さらに28分、駒大はペナルティエリアの左手前から7番・荒木駿太が中央へDFを引き付けながらボールを運び、15番・米谷拓海へとパス。これを受けた15番・米谷が、ペナルティエリア手前からダイレクトシュートをゴールに突き刺し追加点。前半は両チーム集中した守備でシュートまで持ち込ませなかったものの、わずかなチャンスをものにした駒大が2点のリードを奪い、試合を折り返した。

 追いつきたい立正大は、ハーフタイムに24番・榊原杏太を投入。24番・榊原の突破力で流れを引き寄せようとするが、駒大も攻撃の手を緩めない。74分には、“後半からのキーマン”9番・宮崎鴻が右サイドからの浮き球のパスを、頭で相手の背後に落とす。すると、そこに走り込んできたのが10番・土信田。バウンドしたボールをそのままシュートし、GKの頭上を越してゴールネットを揺らした。駒大は10番・土信田のこの日2ゴール目となる得点で3-0と立正大を突き放す。勢いが止まらない駒大は、83分にも追加点。12番・宮嵜龍飛が相手のヘディングを奪うと、ダイレクトでペナルティエリアに放り込む。これを9番・宮崎が頭で合わせ、ダメ押しの4点目。立正大も、ショートパスはもちろん裏へのボールやドリブルなど多彩な攻撃で駒大を崩しにかかるが、なかなかチャンスを作り出せず、結局無得点のまま試合終了。上位入りをかけた戦いは、4-0で駒大が快勝。順位を2つ上げ、5位に浮上した。




桐蔭横浜大学 対 筑波大学 @非公開


 開幕戦こそ勝利したものの、その後3連敗と苦しい状況が続く桐蔭横浜大学(勝点3・10位)と、前節の勝利を今節の連勝につなげたい筑波大学(勝点6・6位)の一戦。

 試合は、雷雨の影響で2時間遅れのキックオフとなった。両チームともに静かな入りとなったが、ほどなくして筑波大が立て続けにコーナーキックを獲得。28番・竹内崇人、14番・山原怜音から正確なキックが繰り出されるが、桐蔭大の体を張った守備の前にゴールを奪うことができない。桐蔭大も34分に右コーナーキックを獲得し、15番・小関陽星の正確なキックに、ニアにいた14番・水野颯太が頭で合わせる。しかし、これは筑波大GK1番・櫻庭立樹がファインセーブ。両チームゴールを奪えないまま、試合は0-0で折り返した。

 スコアが動いたのは後半に入ってすぐの50分。筑波大キャプテンの14番・山原が左サイドを突破し、そのまま強烈なシュートを放つ。これは桐蔭大GKの1番・早坂勇希に阻まれるものの、自らこぼれ球を拾いクロスを供給。これが桐蔭大DFの手に当たり、筑波大がペナルティーキックを獲得する。このチャンスに、9番・森海渡が冷静にキックを沈めて筑波大が先制する。筑波大は63分にも右サイドを2番・三浦雅人が突破。ペナルティエリアに切り込んだところを倒され、この日2本目のペナルティーキックを獲得する。このチャンスにキッカーを務めたのは、またもやFWの9番・森。ゆったりとした助走から、しっかりと相手GKの逆をついてゴールに流し込み、筑波大が追加点を挙げる。その後は、リードを2点差に広げて優位に立った筑波大が、終始ゲームをコントロール。2-0のまま試合は終了した。筑波大は前節に続く勝利で2連勝となり、4位に浮上。上位グループを視野にとらえた。一方の桐蔭大は4連敗と苦しい状況。開幕から5戦連続での先制点を奪われるなど、課題の残る結果となった。



 次節の第6節では、5月15日(土)に全6試合を行う。味の素フィールド西が丘で桐蔭横浜大学と国士舘大学が対戦、AGFフィールドでは明治大学と立正大学、早稲田大学と駒澤大学の試合が行われる。また東金アリーナで順天堂大学と法政大学、筑波大学と流通経済大学がそれぞれ対戦する。

 今節では、着実に勝利を収めた法大が首位の座をキープ。その後に続くのは、法大と同じ勝点の明大と早大。また、筑波大は前節に続く勝利で4位に浮上。駒大は立正大相手に4得点を挙げ、完封勝利で勝点3を積み上げて5位に。筑波大・駒大の両チームが上位3チームを勝点4差で追う。待望の今季初勝利を掴んだ順大は、次節に首位法大と対戦。はたして今季初勝利の勢いで、波に乗ることができるか。一方、唯一の未勝利チームとなった慶大は、昨年度の王者、明大に惜敗。次節の拓大戦では、待望の今季初勝利なるか注目される。天皇杯予選による中断期間を経て行われる第6節で、前期リーグも折り返し地点を迎える。このまま上位グループが快走するのか、それとも中位・下位グループからの巻き返しがあるのか。目の離せない展開はまだまだ続きそうだ。
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