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JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦・1部第6節マッチレポート

2021/05/26


 『JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第6節は、6月16日(水)に延期分の1試合が行われた。


慶應義塾大学 対 拓殖大学


 直近の試合の敗戦で連勝が止まり、この試合で勝利し再び勢いに乗りたい慶應義塾大学(勝点7・暫定11位)と、直近の試合で今季2勝目を収め連勝を狙う拓殖大学(勝点7・暫定10位)の一戦。

 前半は慶大が主導権を握り、多くのチャンスを生み出す展開に。シュート数でも拓大が前半1本だけなのに対し、慶大は7本と圧倒。しかし得点を奪うことはできず、0-0で試合を折り返した。

 試合は後半、一気に動いた。まずは56分、拓大は3番・黒木謙吾が右サイド深くからゴール前にスローインでボールを送ると、これを相手DFのクリア。そのこぼれ球を、6番・小川開世がダイレクトで決め、拓大が先制する。続く63分、拓大はまたもや右サイド深くで 3番・黒木が起点となり、ボールを受けた38番・日野翔太が相手をかわしてクロスを送る。これをゴール前で待っていた10番・田中幸大が頭で合わせて追加点。拓大がわずかな時間で2点のリードを奪った。だが、ここから慶大が反撃を開始する。追加点を奪われた5分後の68分、ペナルティーエリア内で9番・古川絋平が30番・山口絋生からボールを受けると、見事なタッチで相手をかわしてゴール右隅へと流し込んだ。これで勢いに乗った慶大は試合終了間際の85分、左サイド深くで 14番・橋本健人がクロスを上げる。右サイドに流れたボールを、7番・山本献がゴール前にピンポイントクロス。それに合わせたのはまたもや9番・古川。今度は頭で合わせ、慶大が同点に追いつく。その後も慶大がチャンスを作るが決めきれず、2-2で勝点1を分け合った。



 『JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第6節は5月15日(土)に、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となった1試合をのぞく5試合が行われた。


桐蔭横浜大学 対 国士舘大学 @味の素フィールド西が丘


 勝点3をもぎ取って、下位からの脱出と巻き返しを狙う桐蔭横浜大学(勝点3・11位)と、確実に勝利を手繰り寄せて上位進出につなげたい国士舘大学(勝点7・7位)の一戦。

 試合は4-4-2のミラーゲームとなった。両者とも堅い入りとなり、拮抗した展開のまま試合は前半終盤へ。均衡が破れたのは前半終了間際の43分、桐蔭大のGK、1番・早坂勇希からのロングフィードからだった。ボールを受けた7番・山口直也は、ドリブルで相手DFを置き去りにすると、そのまま右足のシュートをゴールネットに突き刺す。桐蔭大が先制した直後の45+1分、今度は国士大が反撃に移る。2番・前川智敬が中央から右サイドにボールを展開すると、これを6番・中村駿が正確にワンタッチで折り返す。最後は8番・高橋尚紀が冷静にゴールへと流し込み、試合を振り出しに戻す。前半はこのまま1-1で終了。互いにシュートは2本ずつとチャンスは少ないながら、前半終了間際にゴールへと結びつけて試合を折り返した。

 前半終了間際の勢いのまま、オープンな展開で迎えた後半。59分には桐蔭大の9番・山田新が、厳しいマークを受けながらも力強い推進力で左サイドを突破。ゴール前にパスを入れると、これを11番・寺沼星文が冷静に流し込んで追加点。スコアを2-とし、桐蔭大が再びリードを奪った。しばらくは一進一退の状況が続いたものの、70分から試合は一気に動き始める。国士大はバイタルエリア付近でボールを受けた2番・前川が、右足で豪快なミドルシュートを放つ。これがゴールの右隅に突き刺さり、再び国士大が同点に追いつく。しかし、その直後の73分、桐蔭大の8番・圓藤将良が柔らかいボールタッチで相手DFを翻弄。ゴール前に侵入すると、冷静にゴール左隅へとボールを流し込み、3点目を挙げる。桐蔭大はこの日3度目となるリードを奪う。国士大もその後必死にゴールに迫るが、3点目は遠く、3-2のまま試合終了。
 3-2という激しい撃ち合いとなったこの試合は、ゴール前でのクオリティの高さで国士大を制した桐蔭大が開幕戦以来の白星を挙げて9位に浮上。降格圏からの脱出に成功した


明治大学 対 立正大学 @AGFフィールド


 勝点で並ぶ法政大学を追い抜くため勝点を積み上げたい明治大学(勝点13・2位)と、第2節以来の勝利を得て浮上のきっかけを掴みたい立正大学(勝点4・9位)の一戦。

 最初に仕掛けたのは明大だった。開始早々の3分、明大は11番・藤原悠汰がハーフウェーライン付近からドリブルを仕掛ける。シュートはゴールの上を越えてしまうが、このプレーで勢いに乗る11番・藤原は13分にもチャンスを作る。10番・杉浦文哉からの縦パスを受けると、そのまま相手GKをかわし、左足で冷静にボールを流し込む。一方、3試合連続で先制点を奪われた立正大は、24番・榊原杏太を中心に攻め込むが、明大の堅い守備を前にシュートまで持ち込むことができない。31分には明大のミスからボールを奪い、10番・坂井剛がシュートを放つが、これは枠を捉えきれず。その後は一進一退の攻防が続き、明大の1点リードで試合を折り返した。

 流れを変えたい立正大は、ハーフタイムに14番・冬至直人を投入し前線に厚みを持たせる。対する明大も追加点を狙うが、立正大の堅固なディフェンスを前になかなかシュートを打たせてもらえない。すると84分、立正大に決定的チャンスが訪れる。相手DFのクリアボールを拾った6番・金浦真樹がダイレクトシュートでゴールを狙うが、カバーに入った相手DFのブロックで同点弾とはならず。更に立正大は90+1分に絶好の位置でフリーキックを獲得。途中出場の29番・吉田新がゴール右上を狙うものの、こちらも枠を捉えきれず。結局、試合は1-0で終了。後半はシュート0本と課題は残ったが、序盤に奪った虎の子の1点を死守した明大が勝利を収めた。また同日に試合があった法政大学が敗れたため、明大が単独首位に再浮上した。


早稲田大学 対 駒澤大学 @AGFフィールド


 明治大学とともに、開幕から6戦連続無敗の早稲田大学(勝点13・3位)と、東京都代表として天皇杯本戦出場を決めるなど勢いに乗る駒澤大学(勝点9・5位)の一戦。

 どちらにとっても首位を目指すためには落とすことのできない一戦。試合は両大学ともFWを起点として攻撃を展開。早大は10番・加藤拓己、駒大は10番・土信田悠生と9番・宮崎鴻が体を張って相手ゴールへと迫る。スコアが動いたのは32分、相手DFがヘディングで弾いたボールを、駒大の7番・荒木駿太がペナルティーエリア手前で胸トラップ。ワンバウンドしたボールをシュートすると、ボールは放物線を描きながらゴールへと吸い込まれる。さらにその2分後の34分、またもや駒大にチャンス。右サイドからのクロスを10番・土信田が頭でそらし、それを14番・島崎翔輝がゴール手前に頭で落とすと、最後は9番・宮崎がダイレクトでゴールへと突き刺す。駒大がわずか2分の間にスコアを0-2とし、早大からリードを奪う。2点を追う早大は40分、期待のルーキー33番・安斎颯馬と34番・光田脩人を同時に投入して攻撃の活性化を図るが、ゴールには結びつかず0-2で前半は終了した。

 反撃に出たい早大は後半、サイドを起点とした攻撃を増やし、相手陣内へと押し込む。すると52分、ロングボールを受けた33番・安斎が右サイドで相手DFとの競り合いに勝ち、そのまま鋭いクロスを上げる。それが相手のオウンゴールに繋がり、早大が1点を返した。しかし、その後は両チーム何度か惜しい場面はあったものの得点には至らず1-2で試合終了。駒大が早大に今季初黒星をつけて2連勝を飾り、勝点12で4位に浮上。上位3チームを射程圏内に捉えた。一方初黒星を喫した早大だが、勝点13で3位をキープしている。


法政大学 対 順天堂大学 @東金アリーナ陸上競技場


 3連勝中で首位を走る法政大学(勝点13・1位)と、前節に今季初勝利を収めて勢いに乗る順天堂大学(勝点4・8位)の一戦。

 前半は、順大が5本のシュートを放ち試合を優位に進めた。しかし法大は29分、10番・飯島陸が14番・田部井涼とのワンツーで右サイドを抜け出し、中央の4番・中井崇仁にパスを送る。すると4番・中井が絶妙なファーストタッチから左足を振り抜き、シュートをゴール左へと突き刺した。前半唯一となったこの1本のシュートを得点に繋げた法大が、1点をリードして前半を終える。

 後半も順大がゲームを支配する展開となった。65分、順大はゴール前で攻撃を仕掛けた10番・小林里駆がペナルティーエリア内で倒され、順大がペナルティーキックを獲得。これを10番・小林が自らゴール右隅に決め、試合を振り出しに戻す。74分にも、再び順大の攻撃。左サイドでパスを受けた27番・児山雄基がペナルティーエリア角付近の6番・白井海斗へパスを送る。6番・白井はファーストタッチでゴールに向かうと、右足でミドルシュートを放つ。これがそのままゴールへと吸い込まれ、順大がついに逆転に成功する。さらに84分、順大は敵陣で9番・大森真吾が相手DFからボールを奪い、20番・長倉幹樹へ。20番・長倉が相手GKの位置を冷静に判断し、ロングシュートを放つ。ボールはGKの頭上を越えると、そのままゴールネットを揺らし、順大が試合を決める3点目。試合は1-3で終了し、順大が首位相手に大きな勝点3を獲得するとともに、今季初の連勝を飾った。敗れた法大は、後半のシュートも途中出場の20番・佐藤大樹が放った1本に留まり、90分を通してわずか2本のシュートに終わるなど攻撃が不発。2位の明治大学が勝利したため、勝点3差をつけられる形で首位から転落した。


筑波大学 対 流通経済大学 @東金アリーナ陸上競技場


 天皇杯茨城予選決勝でも対戦した両チームの、2週連続の茨城ダービー。前節に続く連勝し上位進出を目指すとともに、天皇杯茨城県予選決勝での惜敗のリベンジに燃える筑波大学(勝点9・4位)と、首位追走のためにはこれ以上負けられない流通経済大学(勝点7・6位)の一戦。

 試合は開始早々に動いた。6分、流経大は左サイドバック16番・西原広太のクロスに、10番・満田誠がワントラップからのシュート。一度は筑波大DFの体を張ったブロックに阻まれるが、こぼれ球を23番・佐久間駿希が豪快に蹴り込んでゴール左隅に突き刺さす。続く35分、流経大は再び16番・西原が、23番・佐久間とのワンツーから左サイドを突破。中央に上がったクロスを10番・満田がダイレクトシュートで狙うが、またも筑波大DFに阻まれる。しかし、そのこぼれ球を10番・満田が自らゴール左隅に流し込み、追加点を挙げる。筑波大は思ったような攻撃をできず、前半は流経大が2点をリードして終了する。

 2点を追う筑波大は、ハーフタイムにルーキーの23番・田村蒼生を投入。試合の流れを変えようとする。しかし後半開始直後は、筑波大は横浜F・マリノス内定の3番・角田涼太朗、流経大は12番・家泉怜依を中心とした守備で、互いに決定機を作らせない。そんな中、筑波大は62分、前線からの組織的な守備で相手からボールを奪うと、テンポよくパスを繋いでチャンスを作る。右サイドを抜け出した11番・和田育が上げたクロスは、中央にいた9番・森海渡にはあわなかったものの、流れたボールを左サイドにいた23番・田村がワントラップして右足シュート。GKが一歩も動けない、技ありのシュートが放物線を描きながらゴールに吸い込まれ、筑波大が1点差に迫る。しかし、その直後の66分、流経大はピッチ中央から、8番・仙波大志が左サイドの16番・西原にスルーパスを展開。16番・西原は、逆サイドにいた途中出場の11番・齊藤聖七にパスを送ると、これを11番・齊藤が押し込んで勝負あり。流経大が再びリードを2点に広げる。筑波大は選手交代で流れを変えようとするが、流経大の堅い守備陣に阻まれて追加点を奪えず、試合は1-3で終了。筑波大は前週のリベンジを果たせず、順位も4位から6位に後退。一方、流経大は今季3勝目で勝点を10に伸ばし、順位をふたつ上げて5位に浮上した。



 次節の第7節は、5月29日(土)に2試合、5月30日(日)に4試合が行われる。29日11:30から明治大学と駒澤大学、14:00から順天堂大学と桐蔭横浜大学の試合が保土ケ谷公園サッカー場で開催。また30日の11:30から慶應義塾大学と流通経済大学、14:00からは法政大学と筑波大学が駒沢オリンピック公園総合運動陸上競技場で対戦する。レモンガススタジアム平塚では11:30から早稲田大学と国士舘大学、14:00から立正大学と拓殖大学の試合が行われる。

 今節では、ここまで無敗だった法大、早大が揃って初黒星を喫する波乱の展開となった。その結果、唯一無敗の明大が単独首位に再浮上。そして駒大が勝点3を積み上げ、2位の法大、3位の早大に勝点1差で迫り、昇格争いに急接近している。一方、桐蔭大は国士大との壮大なシーソーゲームを制し、降格圏内からの脱出を果たした。前期リーグも第6節を終えて折り返し地点を迎えたが、このまま上位グループが快走するのか、それとも中位・下位グループからの巻き返しがあるのか。これからはますます楽しみな展開となりそうだ。
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