TOP > ニュース一覧 > ニュース

JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦・2部第16節マッチレポート

2021/10/18

 『JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第16節は、10月13日(水)に延期分の1試合がリモートマッチで行われた。


東京国際大学 対 専修大学



 直近の試合は上位対決で引き分けたものの、着実に勝点を積み上げている東京国際大学(勝点38・暫定1位)と、首位相手に勝点3を得て2部リーグ残留に近づきたい専修大学(勝点17・暫定10位)の一戦。

 試合は開始早々、専大がいきなり大きなチャンスを迎えた。2分、32番・高月創太の左コーナーキックを22番・東海林泰地がヘディングで合わせる。クロスバーに当たった跳ね返りを、37番・茨木緩汰が左足で合わせて振り抜くが、ボールはGKの正面。その後はピンチを凌いだ東国大がペースを握り始める。すると24分、東国大は8番・落合陸のスルーパスに11番・師岡柊生が抜け出し、GKと1対1に。右足で放ったシュートはGKに弾かれてしまうが、こぼれ球が相手DFにあたりそのままゴールへ。東国大がオウンゴールで先制する。結局、前半のゴールはこの1点に留まり、東国大が1点リードで試合を折り返した。

 追い付きたい専大は後半、大胆な交代策で反撃に出る。60分と69分に、どちらも交代カードを2枚ずつ切って4選手を一気に替える。その交代が功を奏し、同点弾が生まれたのは74分。途中出場の17番・澤頭元希が左サイドからグラウンダーでゴール前にクロスを送ると、9番・村上千歩が滑り込みながらボールを押し込み、試合を振り出しに戻す。専大の同点後は両チーム中盤で激しいボールの奪い合いが続き、ゴール前に攻め込めない時間が続いた。しかし、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。90+3分、東国大は右コーナーキックを獲得。キッカーの15番・森大輝のボールはゴール前での混戦を誘い、最後は8番・落合が右足を勢いよく振り抜いてゴール右上にシュートを突き刺す。これが決勝点となり、試合は2-1で終了。

 東国大は暫定2位の東洋大学との勝点差を7とし、優勝に向けて大きく前進。次節の神奈川大学戦で勝利すれば、他チームの結果にかかわらず2部リーグ優勝・1部リーグ昇格が決定となった。対する専大は残留が遠のく、あまりにも痛い敗戦となってしまった。今後も延期試合が続くが、総力戦で目の前の試合に挑む。



 『JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第16節は、9月18日(土)、9月19日(日)に新型コロナウイルス感染症の影響で延期となった1試合を除く5試合が行われた。


東洋大学 対 神奈川大学


 自動昇格圏内に入るために必ず勝利したい東洋大学(勝点23・暫定4位)と、関東リーグ残留の望みを繋ぐために今季2勝目を挙げたい神奈川大学(勝点6・暫定12位)の一戦。

 豪雨の中で行われたこの試合は、前半から拮抗した展開が続いた。東洋大は10番・山下勇希が中盤からのゲームメイクをし、7番・横山塁もサイドからの仕掛けでチャンスをつくるが、神大もキャプテンの3番・安松元気を中心とした粘りのある守備を発揮。前半は互いにビッグチャンスをつくれないまま、スコアレスで終了する。

 東洋大はハーフタイム、そして57分という後半の早い時間帯に11番・前田泰良と19番・高柳郁弥を投入。この交代で東洋大は、試合の流れを掴むことに成功した。64分、東洋大は16番・室井彗佑が裏に抜け出してボールを受けると、そのまま相手との一対一を見事なフェイントで突破。グラウンダーのクロスは一度GKに弾かれたものの、こぼれ球を19番・高柳が押し込んで東洋大が先制する。対する神大は67分、右サイドでパスを受けた32番・馬場琢未が持ち前のスピードを生かして中央へ侵入。一気に3人を引き付けてチャンスを作り出す。しかし、ラストパスが味方と合わずシュートまでは至らない。その後、神大は18番・三輪翔真や7番・石橋翼などの攻撃的な選手を投入するがなかなかチャンスを見出せないまま時間だけが過ぎる。すると72分、東洋大は自陣で奪ったボールを素早く前線へ送り、19番・高柳が飛び出してきた相手GKを交わしてシュート。ゴールが決まったかのように思われたが、ここは神大のDF、2番・三本木達哉が体を張ってブロック。しかし、こぼれ球を東洋大16番・室井がゴールに流し込んで東洋大が追加点を挙げる。神大はなかなかシュートを打てないまま、試合は2-0で終了。

 速さ、上手さで相手を圧倒した東洋大が勝利を収め、昇格圏内の2位に浮上。着実に勝点3と得点を積み上げ、勝点26の"2位グループ“のトップに立った。対する神大は関東リーグ残留に向けて厳しい完封負けとなった。


東京学芸大学 対 関東学院大学 @千葉県総合スポーツセンター東総運動場


 昇格に向けて連敗は避けたい東京学芸大学(勝点26・暫定2位)と、勝点3を獲得し残留争いから抜け出したい関東学院大学(勝点17・暫定8位)の一戦。

 台風の影響で雨と風が徐々に強まる中で始まった試合は、開始早々からスコアが動いた。10分、関学大は右コーナーキックを獲得すると、15番・橋本丈のキックを、ニアサイドに走り込んだ9番・村上悠緋が頭で合わせ先制点をあげる。立て続けに13分、今度は左コーナーキックを獲得した関学大は、13番・土井紅貴のキックに7番・力武巧が右足でうまく合わせ追加点。関学大は試合早々に2点のリードを広げる。複数失点を許し苦しい展開となった東学大は、10番・鈴木魁人を中心にゴールに狙うが、決定機を作り出すことができない。結局、0-2で前半は終了した。

 後半は東学大が立ち上がりから攻勢を強める。54分、東学大は左コーナーキックを獲得すると、11番・河田稜太が蹴り入れたボールを、ファーサイドで14番・成瀬晃斗が頭で合わせて1点を返す。その後も東学大は次々とコーナーキックを獲得。合計11本ものコーナーキックで立て続けに攻め込むが、関学大もGK12番・飯塚洸太を中心とする守りで同点とするのを許さない。試合終了直前には、東学大の8番・佐藤哲がゴール前で決定的なシーンを迎えるが、これも得点には至らず。試合は1-2で終了。

 セットプレーからの2ゴールを守り切った関学大が残留争いから抜け出す貴重な勝点3を獲得。順位も6位となり、降格圏内との勝点差を2ゲーム以上に広げた。一方の東学大は昇格に向けて痛すぎる2連敗。2位から4位に後退し、首位との勝点差も4に広がった。


日本大学 対 産業能率大学


 後期リーグは未勝利が続き、何としてでも勝利を掴みしとりたい日本大学(勝点14・暫定9位)と、連勝して勢いに降格圏から脱出したい産業能率大学(勝点13・暫定11位)の一戦。

 序盤は産能大がボールを保持する時間が続いた。試合が動いたのは36分、日大はコーナーキックを獲得。7番・大森渚生の蹴り入れたボールは、産能大GK1番・牧野恋音に弾かれるものの、こぼれ球に日大の19番・千葉隆希が反応。放ったシュートがゴールネットを揺らし、数少ない得点機会を生かした日大が先制する。その後は産能大が攻める時間帯となったが、得点までは至らず1-0の日大リードで前半は終了した。

 後半に入ると、日大はさらに攻勢を強める。日大は53分、産能大のクリアボールに反応した35番・阿部夏己がゴール前にヘディングでパス。それを19番・千葉が右足で合わせてファーサイドに突き刺し、日大が追加点を挙げる。負けられない産能大も60分、13番・田原廉登がハーフウェーライン付近からドリブルでペナルティエリア手前まで持ち運ぶと、そのまま豪快なミドルシュートを決めて1点を返す。しかし、そのゴールも日大の勢いは止めるには至らなかった。75分、日大はスローインから2番・青木駿人がクロスを上げると、6番・近藤友喜が相手と交錯しながらも丁寧にゴールを流し込んで3-1に。日大はその後3番・東憲也を中心とした守りで産能大に追加点を許さず、3-1で試合終了となった。

 日大の5番山崎舜介と、産能大の6番山崎広大のリーグ戦最後の双子対決としても注目されたこの試合は、日大に軍配が上がる結果となった。日大は第8節の東海大戦以来のリーグ戦白星、後期初を掴み、8位の立教大学まで勝点差1にまで迫った。一方の産能大は連勝ならず、残留に向け痛い敗戦。


中央大学 対 立教大学 @しらこばと運動公園競技場


 今節の勝利で自動昇格圏内への浮上を狙う中央大学(勝点23・暫定5位)と、今日の勝利を上位への足掛かりにしたい立教大学(勝点18・暫定7位)との一戦。

 試合は早い時間帯に動いた。まずは1分、立教大がコーナーキックを獲得。しかし21番・久保庭良太のシュートは中大GK、1番・坪井湧也の好セーブにあい、得点にはいたらなかった。立教大はその後も立て続けにコーナーキックを獲得するが、9番・宮倉樹里杏のヘディングシュートはGKに正面でキャッチされてしまう。一方の中大も3分、12番・新井秀明がロングシュートを放ち、試合の流れを引き寄せようとする。均衡が破られたのは14分。カウンターを仕掛けた中大は、その流れの中で8番・山﨑希一がドリブルからシュート。GKに弾かれたボールを、16番・平尾拳士朗が押し込んで待望の先制点を挙げる。その後は立教大が反撃に移り、43分にはコーナーキックから26番・安久レオナルド高貴が合わせるが、これはゴール左外に。1-0の中大リードで前半を終えた。

 立教大は後半の立ち上がりに、11番・桐蒼太のパスを受けた9番・宮倉が抜け出すが、中大の身体を張った守備を崩せず同点弾を決めることができない。さらに立教大は54分、11番・桐が14番・尾﨑佳洋のパスを受けてクロスを上げるが、中大がヘディングでこれをクリア。立教大は71分、一気に4人を交代して勝負に出るが、その直後に中大の逆襲を受ける。73分、中大は交代出場したばかりの22番・有田恵人のクロスを、8番・山﨑がヘディングで合わせて2点目をマーク。立教大の反撃に対し追加点を挙げ、2-0で突き放す展開となった。その後は一進一退の攻防が続いたが、どちらにも決定機は生まないままタイムアップ。2-0で中大が勝利した。

 直近の3試合では白星がなく苦しんでいた中大だったが連敗は「2」でストップ。第12節以来の完勝で、5位まで後退していた順位も3位にジャンプアップ。自動昇格圏内まであとひとつに迫った。一方、上昇気流に乗りたかった立教大にとっては厳しい敗戦。順位も8位に後退する結果となった。


日本体育大学vs東海大学 @しらこばと運動公園競技場


 今節の勝利で昇格圏入りを狙う日本体育大学(勝点24・暫定3位)と、勝点3を手にして上位に食い込みたい東海大学(勝点21・暫定6位)の一戦。

 試合開始から、東海大はロングスローを駆使してチャンスを作り出すが、日体大は身体を張った守備でゴールを許さない。日体大は16分に7番・小林真鷹が負傷交代。しかし20分の8番・佐々木大貴のロングシュートや、CKのこぼれ球に6番・土佐陸翼が詰めるなどして、徐々に流れを掴み始める。一方の東海大も28分、サイドチェンジしたボールを右サイドで24番・吾妻駈がダイレクトで捉えてゴールを狙う。だが、シュートは惜しくも枠の上。東海大はさらに31分、左サイドを突破した8番・杉山祐輝がクロスを上げるが、日体大の5番・三浦颯太のアクロバティックなクリアに阻まれる。その後も東海大はロングスローから、日体大はロングシュートからと、両チームの特長を生かした攻撃を仕掛けるが、ともにチャンスを作りながらも先制点は生まれず。無得点のまま試合を折り返すこととなった。

 後半も両者一歩も譲らない展開となった。59分、日体大は左サイドから9番・河村慶人が切り込んでシュートを放つが、これはキーパーの正面。東海大も62分、6番・坂本翔が左サイドをドリブルで駆け上がり、そのこぼれ球を拾った8番・杉山が遠目からゴールを狙うが、このシュートはポストを直撃。その後は両チーム、積極的な選手交代で主導権を握ろうと試みる。試合終了間際の87分には、日体大の左サイドからのシュートがポストに当たるが、ゴール前に落ちた跳ね返りのボールを押し込むことはできなかった。

 結局、スコアが動くことなく試合が終了し、日本体育大学対東海大学の一戦はスコアレスドローに終わった。




 次節の第17節は、9月26日(日)の10:30から日本体育大学と専修大学、11:00から東京国際大学と日本大学、13:30から関東学院大学と神奈川大学が対戦。14:00からは東京学芸大学と立教大学、東海大学と産業能率大学の試合が、16:30から中央大学と東洋大学の試合が行われる。試合はすべて新型コロナウイルス感染症対策のため非公開のリモートマッチとして行われる。

 首位・東京国際大学の試合がない中、2位以下のチームがどれだけ勝点差を詰めるかが、ひとつの焦点となった今節。4位からいきなり2位の昇格圏内に入ったのは、神大に完封勝利を収めた東洋大。3連勝で勝点26の2位グループのトップに立った。また連敗中だった中大も、後期初勝利を挙げ5位から3位に浮上。虎視眈々と首位を狙う。思うように勝点を伸ばせなかったのが東学大と日体大。東学大は2連敗で2位から4位に、日体大も勝点1を積み上げたものの5位に後退した。だが、2位から5位までの差はわずかに勝点1。まだまだ1戦ごとに順位が大きく入れ替わりそうだ。
 下位グループでは、関学大が前節に続く勝利で7位に。一時は降格圏も見えていた関学大だが、ここ数試合の勝利で降格の危機は遠のいたといっていいだろう。また日大は待望の後期初勝利。順位こそ変わらないが、降格圏を突き放す、大きな勝点3を獲得した。

 上位も下位も混戦模様の2部リーグだが、やはり注目は上位の首位・昇格圏内争い。東国大が首位を快走するかと思われたが、2位以下グループがじわじわとその差を詰めている。東国大は逃げ切れるのか、それとも2位以下が大逆転を見せるのか。ますます熱い展開が待ち受けている。
チケット情報
ダウンロードページ
試合映像配信予定
マッチレポート
プロ内定者一覧
はじめての大学サッカー
2020年度新入部員一覧
主将副将一覧
プログラム通販
スペースバー1
試合ご来場の皆様へ
スカウトの皆様へ
メディアの皆様へ
コロナウイルス感染したら
スペースバー2
Instagram