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JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦・2部第21節マッチレポート

2021/10/28


 『JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第21節は10月24日(日)に、全6試合が行われた。


東京学芸大学 対 日本体育大学


 ここ2試合勝ちがなく、この試合が1部昇格に向けての正念場となる東京学芸大学(勝点33・暫定4位)と、昇格のためにはもう負けることのできない日本体育大学(勝点32・暫定5位)の一戦。

 1部リーグ昇格を争う上位の直接対決は、序盤から拮抗した展開となった。東学大はディフェンスラインから着実にボールを運び、7番・住田将を中心に中盤でテンポ良くパスを回して相手の隙をうかがう。対する日体大は9番・河村慶人が前線でタメを作り、37番・横須賀郁哉のオーバーラップからのクロスでチャンスを作る。だが、両チームなかなか決定機を作れず、試合が動いたのは44分だった。日体大は、右コーナーキックから相手DFのクリアボールを23番・オボナヤ朗充於がダイレクトでシュート。これが相手DFに当たり、コースが変わってゴールへと吸い込まれた。日体大が前半終了間際という絶好の時間帯に先制点をあげ、前半は終了した。

 前半の展開から、後半も拮抗したゲームが続くと思われたが、55分に日体大の11番・大曽根広汰が1人で状況を打開する。自陣で相手のパスをカットすると、そこから持ち前のスピードで相手DFを置き去りに。一気に相手ゴール前までボールを運ぶと、最後はゴール前に詰めていた9番・河村のゴールをお膳立て。11番・大曽根の素晴らしいドリブル突破から日体大が追加点をあげて東学大を突き放す。まずは1点を返して流れを変えたい東学大は、10番・鈴木魁人が強引に突破を仕掛けてシュートを放つも、日体大GK21番・中島遼太郎の好セーブもあってゴールを奪うことができない。その後も日体大は交代選手を上手く使いながらゲームを支配。相手へのプレッシャーを終始緩めることなく、最後まで集中を切らさずに0-2で試合終了。

 1部リーグ昇格を争う上位直接対決となった一戦は、日体大が勝点3を獲得し、自動昇格圏内の2位に望みをつないだ。一方の東学大はこの結果を持って自動昇格の可能性が消滅。最終節は入れ替え戦出場権のある3位を目指して戦う。


東京国際大学 対 中央大学


 前節に2部リーグ優勝と1部リーグ昇格を決めた王者・東京国際大学(勝点44・暫定1位)と、直近の試合を2連勝し、1部自動昇格に向けて勢いに乗る中央大学(勝点34・暫定3位)の一戦。

 拮抗した試合展開の中、先にチャンスを作ったのは中大だった。17分、10番・髙岸憲伸が自陣から相手ゴール付近まで上手くボールを運び、タイミングよくスルーパスを供給。これを受けた8番・山﨑希一が右足でシュートを放ったものの、東国大の堅固なディフェンスラインがこれを阻止。対する東国大は33分、ハーフウェーライン付近にいた9番・八木橋俊介が右サイドへ大きくボールを展開。すると、7番・高橋大が中に入れたグラウンダーのパスに22番・関本真尋が反応。右足で合わせると、これがゴール左隅に決まり、東国大が先制点を挙げる。前半のゴールはこの1点に留まり、1-0で試合を折り返した。

 後半に入ると、開始早々にスコアが動いた。47分、東国大は26番・重野祥輝が8番・落合陸とパスをつないでペナルティーエリアに侵入。26番・関野が蹴り入れたふわりとしたボールは、そのままゴールへと吸い込まれ、東国大が追加点を決める。一方、反撃に出たい中大は後半開始から20番・佐野大樹を投入。右サイドからチャンスメイクを試みる。60分にはゴール前でフリーキックを獲得した中大だったが、10番・髙岸が直接ゴールを狙ったシュートは東国大の8番・落合に当たり、得点とはならず。83分には、途中出場の東国大11番・師岡柊生がこの日2枚目の警告を受けて退場となり、中大は数的有利に。果敢に東国大ゴールへと迫るが、逆に85分には、東国大が試合を決定づける3点目を挙げる。30番・佐々木寛太が相手ゴール前までドリブルで仕掛け、DFの間から鋭いシュート。前節で優勝を決める逆転弾を決めた30番・佐々木が、この試合でもダメ押しのゴールを決める。

 試合は3-0で終了し、東国大がさらに勝点を積み上げて2位以下を突き放した。一方、敗れた中大は今節で自動降格の可能性が消滅。4位に後退することとなった。


日本大学 対 立教大学


 連勝で勝点を積み重ね、残留を決定的なものにしたい日本大学(勝点24・暫定8位)と、ここ5試合勝ちが無く背水の陣で試合に挑む立教大学(勝点20・暫定9位)の一戦。

 ともに降格圏が迫り、両チーム負けられない一戦はインテンシティの高い試合展開となった。立教大は前節から攻撃陣を大きく変更し、フレッシュなメンバーで得点を目指す。すると27分、左サイドからのクロスを25番・鈴木崚加が折り返し、最後は中盤から飛び出した14番・尾﨑佳洋が頭で合わせ先制。このゴールは立教大にとって5試合ぶりの得点となった。その後も立教大は攻勢を強め、30分には中央でボールを受けた19番・吉田奨が左足を振りぬいて2点目をマーク。日大はエースの6番・近藤友喜を中心に、縦への攻撃を仕掛けが、もフィニッシュが遠い。終始立教大ペースでとなり、0-2で前半が終了した。

 ハーフタイム、日大は3人の選手を一気に投入して攻撃の活性化を図る。しかし立教大もペースを崩さない。51分、相手の隙を逃さなかった29番・山下貴之がボールを奪い、前線へロングパス。25番・鈴木が日大DFを見事にかわしてシュート。これがゴールに突き刺さり、日大が3点目を決める。後がない日大はここから猛攻を仕掛ける。86分、6番・近藤がドリブルで持ち込んでクロスを上げると、11番・荻原翼がこぼれ球を押し込んで1点を返す。さらに、立教大守備陣に焦りが見え始めた90分には、19番・千葉隆希が6番・近藤からフリーでパスを受け、右足でネットを揺らして2-3に。猛追する日大はその後も、前へ前へとボールを運んで立教大ゴールに迫るも、あと一歩が届かず試合終了のホイッスル。

 8位9位の直接対決は立教大に軍配があがり、日大は3連勝を逃した。日大の残留確定はお預けとなり、最終節まで降格の可能性を残す結果に。一方、立教大は残留に向けて大きな勝点3を獲得した。




東洋大学 対 関東学院大学


 ここ4試合勝利から遠ざかっている東洋大学(勝点35・暫定2位)と、逆転昇格へ向けて連勝し勝点を重ねたい関東学院大学(勝点30・暫定6位)の一戦。

 試合が動いたのは26分。決定機を作ったのは、この試合の勝利で1部昇格を確定的なものにしたい東洋大だった。8番・梅津凌岳がペナルティーエリア内に侵入すると、11番・前田泰良とのワンツーで関学大守備陣をかいくぐり7番・横山塁へパス。7番・横山が右足を振り抜いて放ったシュートは、相手DFに当たってコースが変わり、そのままゴールへ。東洋大が幸先良く先制点を挙げる。さらに35分には、スローインから11番・前田が裏に抜け出し、最後は冷静に流し込んで2-0に。39分にも左サイドから8番・梅津がドリブルで仕掛け、浮き球のパスに7番・横山がヘディングシュートを決める。東洋大が立て続けに追加点を挙げて3-0とし、関学大を突き放す。反撃に出たい関学大は42分、右サイドから36番・岩元ルナがドリブルでペナルティーエリア内に入り込む。すると36番・岩元のラストパスに、9番・村上悠緋が落ち着いてゴールネットを揺らし、1点を返して3-1で前半を終えた。

 このまま巻き返したい関学大だったが、後半は前半と一転、拮抗した展開になった。なかなかスコアが動かない中で迎えた81分、東洋大は4番・神山京右のロングパスに7番・横山が反応。関学大GK、12番・飯塚洸太もカバーリングに入ろうとするが、東洋大の7番・横山が先にボールに触ってGKをかわす。最後は無人のゴールに流し込み、7番・横山がハットトリックを達成。勝利を手繰り寄せる4点目を挙げた。しかし85分、関学大も左サイドを突破した25番・瀧本脩司のクロスを8番・狩野海晟が押し込み、意地の1点を返す。その後は両者ヒートアップする場面も見られたものの、スコアは動かず4-2で試合終了。

 この結果により関学大は2位での自動昇格の可能性が消滅。一方の東洋大は4試合ぶりの勝利で勝点を38まで伸ばし、2位以下を突き放す結果に。最終節に敗れても得失点差で有利なため、1部リーグ昇格が決定的となった。


東海大学 対 専修大学


 今節で勝利すれば2部リーグ残留が決定する東海大学(勝点26・暫定7位)と、直近の試合では撃ち合いの末競り負け、2部リーグ残留のためにはこれ以上負けられない専修大学(勝点17・暫定11位)の一戦。

 立ち上がりは、両者シュートまでが遠い時間が続いたが、10分、この試合最初のシュートがゴールに結び付く。コーナーキックを獲得した東海大は、25番・鈴木遼のキックをニアサイドで5番・水越陽也がそらして相手選手のクリアミスを誘う。最後は8番・杉山祐輝が頭で押し込んで、東海大が先制する。東海大はさらに30分、相手DFのクリアミスを拾った9番・高田悠がペナルティーエリアの外からミドルシュートを放つ。これをGKが処理しきれず、ボールはゴールに吸い込まれてそのまま追加点に。続く42分、東海大は右サイドでスローインを受けた9番・高田がドリブルで運んでクロスを上げると、走り込んできた8番・杉山がワンタッチで完璧に合わせてゴール。東海大がリードを3点に広げた。東海大が前半に放ったシュートは3本のみだったが、その全てが得点に。少ない好機を確実に活かし、試合を優勢に進めた。対する専大は12番・浦川流輝亜と9番・村上千歩の2トップが中盤に降りてきてボールを受けざるを得ず、ゴール前で決定的な仕事ができない。前半のシュート数は東海大と同じ3本だがゴールネットは揺らせず、東海大の3点リードで試合を折り返す。

 反撃の狼煙をあげるべく、ハーフタイムに3枚替えを行った専大だったが、開始早々にその出鼻をくじかれる。東海大は48分、25番・鈴木のフリーキックを2番・小林陸玖がフリーで合わせて4点目をゲット。その後の試合運びも東海大が優位に進め、専大にチャンスを与えない。専大は68分に12番・浦川が連続でシュートを放つがGKのセーブと枠外に外れて決定機とはならず。途中出場の23番・山本隼大が足元の技術とスピードを活かして左サイドで仕掛けた以外は、すべて東海大守備陣に抑え込まれた。4点のリードを奪ってもなお、攻撃の手を緩めなかった東海大も後半のシュート数はわずか2本。それでも数少ないチャンスを確実なものとし、大量4得点を奪った東海大が完勝を収めた。

 東海大は勝点を29に伸ばし、関東リーグ残留が決定。一方の専大はこれで4連敗。自動降格圏外である産能大、そして立教大が勝利したため、勝点差は6に。次節の結果次第では、神奈川県リーグへの降格も決定するという極めて厳しい状況に追い込まれた。


産業能率大学 対 神奈川大学


 関東リーグ残留のため、なんとしてでも勝点3を取りたい産業能率大学(暫定10位・勝点20)と、後期リーグ初勝利を目指す神奈川大学(暫定12位・勝点6)の一戦。

 残留争いから抜け出るためにも絶対に負けられない産能大が、試合開始から攻勢に出る展開が続いた。試合が動いたのは31分、産能大は19番・小野寺亮太が、前を走り出した9番・菅原龍之助にロングボールを供給。9番・菅原がゴール前に浮き玉のパスを送ると、これを6番・山崎広大が頭で合わる。ゴールに突き刺すようなヘディングシュートで、産能大が残留につながる貴重な先制点を挙げた。勢いに乗った産能大はさらに40分、左サイドで5番・池内龍哉が相手DFのドリブルをカット。ペナルティーエリア内にパスを入れると、10番・城定幹大がトラップからシュートコースを作り、体勢を崩しながらもボールをゴール右隅へ。これが決まり、産能大が追加点を挙げ2-0に。なんとか点を取り返したい神大だったが、パスをうまく繋ぐことができず、ゴールが遠いまま2-0で前半が終了。

 後半も、産能大が攻める時間帯が続いた。流れを変えたい神大は70分、リーグ戦初出場の1年生、33番・小林洸を投入。すると78分、35番・磯部直也からの浮き玉パスをうまく収めてシュート。これは相手DFに当たりゴールとはならなかったが、落ち着いたプレーを見せた。その後は神大が果敢に攻め、35番・磯部が何度となくシュートを放ってチャンスを作るが、産能大GKの21番・渥美拓也も好セーブで神大の攻撃をシャットアウト。試合は2-0のまま終了した。

 産能大はこの勝利で11位・専修大学との勝点差を6に広げた。今季は延期分含めて2試合を残しているが、次節の結果次第では早々に自動降格圏から脱出を決められる。次節も勢いに乗って勝点を積み上げ、残留圏からの完全脱出を成し遂げたい。神大は降格が決まっているが、後期リーグ初勝利で最終節を終え、来季に繋げたいところだ。



 最終節の第22節は、10月30日(土)の11:00からAGFフィールドにて東京国際大学と東洋大学、流通経済大学龍ケ崎フィールドにて東京学芸大学と中央大学の試合が行われる。また同じく11:00から日本体育大学と産業能率大学、日本大学と神奈川大学、東海大学と関東学院大学、立教大学と専修大学がそれぞれ対戦。この4試合は会場非公開のリモートマッチで行われる。

 東洋大が、関学大を相手に4試合ぶりの勝利で勝点を積み上げ、1部リーグへの自動昇格が決定的となった。その2位・東洋大を追いかけていた中大は首位・東国大に完敗。また日体大が東学大との直接対決を制し、一気に3位まで浮上した。立教大は日大の反撃を振り切り、6試合ぶりに勝利。産能大も神大に快勝し残留へ向けて大きな勝点3を手に入れたが、専大は東海大に大敗を喫する結果となった。

 東洋大は次節で敗れても勝点差3の3位・日体大との得失点差が14あるため昇格は確実だが、前期リーグで敗れた東国大を相手に勝利で終えられるか。そして入れ替え戦出場につながる3位争いは、3位から5位が1試合を残し勝点差2にひしめく混戦となっている。6位・関学大も1試合多く残しているため、残り2試合を連勝すれば3位に滑り込む可能性を残している。

 一方、残留争いに目を向けると、専大が降格の危機に立たされている。次節で9位・立教大との直接対決に敗れ、10位・産能大が引き分け以上の場合、専大の神奈川県リーグへの降格が決定する。2年連続の降格を避けるためにも、残り3試合は背水の陣で挑むこととなるだろう。残された延期試合を待たずに昇格、降格チームは決まるのか。長いリーグ戦もいよいよ最終節を迎える。
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