『JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』1部リーグ第16節は、10月9日(日)に全6試合が行われた。
法政大学 4-3 駒澤大学
優勝に向け連勝して勢いをつけたい法政大学(勝点24・4位)と、前節の勝利で1部リーグ残留争いを一歩リードした駒澤大学(勝点15・9位)の一戦。
試合は早々に動いた。6分、駒大4番・鷹啄トラビスのロングスローが、これをクリアしようとした法大DFの手に当たってハンドの判定に。ペナルティーキックを得た駒大は、8番・小島心都がゴール中央に蹴り込んで先制点を挙げる。だが先制を許した法大も直後にチャンス。クリアボールのこぼれ球に22番・久保征一郎が反応。26番・中川敦瑛が駒大ディフェンスラインの裏に抜け出してパスを受けるが、放ったシュートはバーを直撃。ゴールとはならなかった。前半のうちに同点に持ち込みたい法大は33分、31番・中村翼がペナルティーエリア内でボールを運びと、中央に向かってクロスを上げる。ボールは駒大GKの頭上を越えるが、そこに走り込んでいた22番・久保が右足で押し込み、試合を振り出しに戻した。
1-1で迎えた後半は、激しいゴールの奪い合いとなった。60分、駒大はコーナーキックのチャンスを獲得。23番・小林栞太のキックに19番・松本ケンチザンガが頭で合わせて駒大が再び勝ち越し。試合を1-2とする。しかし法大も69分、26番・中川(敦)のシュートのこぼれ球を拾った17番・モヨマルコム強志が左足を振り抜く。低い軌道のシュートがゴール左に突き刺さり、またもや法大が同点に追いつく。法大は続く79分にも、26番・中川(敦)が左サイドをドリブルで突破し、中央にクロス。これをフリーで待っていた17番・モヨが頭で合わせて3点目を挙げる。初めてリードを奪った法大だったが、その時間も長くは続かない。直後の81分、駒大は19番・松本が競り勝ったボールがゴール前での混戦を誘発。このこぼれ球に反応し、走り込んできた8番・小島が冷静にシュートを決めて3-3に。両チーム一歩も譲らない展開のまま、試合は終盤へ。引き分けで終了かと思われたまま、アディショナルタイムに突入する。すると90+2分、法大の8番・渡邉綾平が中央でクリアボールを拾い、ペナルティーエリア外からグラウンダーのシュートを放つ。これを19番・石井稜真が左足で軌道を変えると、ボールはそのままゴールへと吸い込まれる。法大が土壇場で劇的なゴールを決め、勝ち越しに成功する。
激しい得点の取り合いとなった試合は4-3で終了。接戦を制した法大は2位グループに勝点2差でピタリと追走。次節、流通経済大学を相手に3連勝で、さらなる上位進出を狙う。一方、敗れはしたものの駒大が残留争いを一歩リードする状況は変わらない。だが、この敗戦で中位グループから後れをとる形となった。次戦でどれだけ下位を突き放し、中位グループに近づけるか。駒大の正念場となる。
Pickup Match
明治大学 4-5 拓殖大学
リーグ戦5連勝中で首位を独走する明治大学(勝点34・1位)と、前節は法政大学に敗北を喫し、上位浮上に向け足踏み状態にある拓殖大学(勝点19・7位)の一戦。
試合は、開始直後から互いの意地と意地がぶつかり合う展開となった。明大は対人の強さと運動量を武器に、拓大は早いパスワークで果敢にゴールへと迫る。試合が動いたのは11分。明大は右サイドバックの2番・福田心之助から逆サイドの9番・中村草太にパスが通ると、9番・中村が左足で速いクロス。これをゴール前に走り込んでいた14番・熊取谷一星のヘディングシュートで決め、明大が先制する。明大が一気にペースをつかむと思われたが、ここから拓大が反撃を開始。18分、拓大は右サイドを攻略。10番・日野翔太から7番・鏑木瑞生に繋ぎ、早いボールをゴール前に供給すると、最後はニアサイドに走り込んでいた18番・三浦敏邦がゴールに押し込む。同点に追いついた拓大の勢いは止まらず、24分には10番・日野翔太のフライパスに18番・三浦が抜け出してボールをコントロール。最後は冷静に流しこみ、拓大が逆転に成功する。拓大は41分にも、5番・岸本駿朔の縦パスを受けた18番・三浦が右サイドを打開し、最後は11番・加藤悠馬がキーパーの逆をつく鋭いシュートを決める。首位・明大相手に1-3とリードを広げた拓大が、完全にペースを掴んで前半を終える。
後半になっても拓大の勢いは止まらない。54分には、18番・三浦がバイタルエリアでボールを受けると、相手DFをかわして豪快なシュートを突き刺す。18番・三浦はハットトリックを達成し、1-4と明大を突き放した。大きく点差を広げられた明大は、次々と選手を入れ替えて反撃の糸口を探す。すると74分、6番・松原亘紀がミドルレンジから得意の左足を振り抜き1点を返す。明大は続く83分にも、左サイドをコンビネーションで打開し、最後は32番・林晴己が体勢を崩しながらもキーパーの頭上を越すシュートでゴールネットを揺らした。途中出場の6番・松原と32番・林(晴)が躍動し、ついに1点差にまでスコアを縮めた明大。さらに直後の85分には、32番・林(晴)のシュートのこぼれ球を、9番・中村草太が押し込み4-4に。一時は3点差を広げられた明大が、ついに試合を振り出しに戻した。だが、4-4の引き分けで終わるかと思われた90+4分、拓大は14番・浅倉廉のスルーパスに抜け出した30番・酒匂駿太が、キーパーの股下を抜く弾丸シュートを撃ち抜く。明大に追い詰められた拓大が、土壇場で再びリードを奪った。その後は、残り少ない時間で攻める明大を、拓大が必死の守備で守りきってタイムアップの笛。拓大が劇的勝ち越し弾で、激しいゴールの奪い合いを制した。
この結果、明大のリーグ戦連勝は5でストップ。5失点という厳しい内容で、今季リーグ戦3敗目を喫した。とはいえ、未だ首位は堅持し、2位以下には勝点5差が開くアドバンテージ。この敗戦を糧に今後をどう戦うのか注目されるところだ。対する拓大は、首位相手に5得点と自慢の攻撃力が爆発。上位浮上へ自信をつける勝利となった。
国士舘大学 4-4 順天堂大学 @小出義雄記念陸上競技場
総理大臣杯優勝以降、リーグ戦では勝利のない国士舘大学(勝点18・8位)と、残留するためには確実に勝利したい順天堂大学(勝点8・12位)の一戦。
この試合では、壮絶な撃ち合いが繰り広げられた。まずは6分、順大はフリーキックを獲得すると、6番・安島樹が弧を描く鋭いボールを放ち、それを17番・寺山翼が頭で合わせて先制。順大は続く18分にも、36番・栗原諒のセンタリングから10番・塩浜遼が中央で収め、冷静にゴール右隅に流しこむ。「今日の試合は、これからの自分たちを占ううえで大事なゲーム。何か変わらないと、苦しい思いだけでシーズンが終わってしまう」。今週初めにそうチームメイトらに話したという、主将の17番・寺山のゴールなどで、順大が早々にスコアを0-2とする。だが国士大もこのままでは終われない。25分、中央での15番・綱島悠斗のスルーパスから11番・古川真人が抜け出してシュート。ゴールネットを揺らすものの、直前のプレーがファウルを取られ、得点は認められない。すると40分、国士大は3番・望月海輝が右サイドから持ち上がってスルーパス。受けた11番・古川は強引なシュートを選択。これが実を結び、11番・古川が"幻のゴール"を取り返す。1点差とした国士大は続く前半アディショナルタイムに、14番・布施谷翔が11番・古川からのマイナスのパスを受けてペナルティーエリアに侵入。止めようとした順大DFが14番・布施谷を引っ張ったことで、国士大がペナルティーキックを獲得する。「ペナルティーキックは得意じゃない」という14番・布施谷に代わってキッカーに立ったのは9番・高橋尚紀。冷静にゴール右隅に沈め、前半終了間際に国士大が追いついて2-2で前半終了。
息つく間もない前半だったが、後半もすぐに試合が動く。58分、順大は10番・塩浜が左サイドでボールを受けると相手の意表を突くプレーで一気に2人の相手DFを引き剥がす。最後はゴールネット右隅に鮮やかなシュートを突き刺して再びリードを奪い、順大がスコアを2-3とする。反撃を狙う国士大は63分、最終ラインでボールを受けた15番・綱島から1本の鋭いスルーパスが通る。これに抜け出した11番・古川が相手DFをブロックしながら強引なドリブルで運び右足を振り抜く。シュートはゴールネットの左隅を揺らし、国士大が再び追いついた。勢いに乗る国士大はさらに70分、8番・東條敦輝が高い位置でボールをカットし、ショートカウンター。左サイドの11番・古川に預けると、そのままセンタリング。中央で14番・布施谷翔が右足で合わせて4-3に。国士大が逆転に成功する。その後も一進一退の攻防が続くがスコアは動かず。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに最後の一幕が待っていた。国士大は15番・綱島がセンターサークル付近で、大きくボールを打ち上げる。自陣ゴール付近に飛んだこのボールを、国士大GK1番・飯田雅浩がキャッチ。しかし、これが味方へのバックパスとみなされて順大がペナルティーエリア内で間接フリーキックを獲得。順大はボールの前についた14番・石川拓磨がワンタッチすると、17番・寺山が思い切りシュートを放つ。パンチの効いたボールは、バーに当たるがそのままゴールネットに突き刺さり、4-4の同点で試合終了。
激しいゴールの奪い合いとなったこの試合で、順大は貴重な勝点1を獲得。攻撃陣が4得点と残留に向けて明るい兆しが見える結果となった。一方、国士大は劇的な逆転で試合を締めくくるかと思われたが、終了間際にまさかの失点。勝点2を取りこぼす形となった。2ゴールに絡んだ14番・布施谷は「最後に勝ちきれなかったのは自分たちに詰めの甘さがあったから」と反省。この悔しさを、次節以降、そして出場が決定しているインカレにいかに活かすか。
東京国際大学 2-0 筑波大学 @小出義雄記念陸上競技場
首位奪還のためにも勝点を積み上げたい東京国際大学(勝点26・2位)と、今節に勝利し上位グループ入りを狙う筑波大学(勝点22・6位)の一戦。
両者硬い入りとなった立ち上がり。スペースへロングボールを放り込む東国大と、ボールを大切にして徐々に前へと運んでいく筑波大。両チームは真逆のスタイルでゴールを狙う。23分には、東国大の司令塔、10番・落合陸が負傷交代のアクシデント。東国大は急遽8番・重野祥輝を投入し、19番・八木橋俊介をボランチの位置に下げてこの事態に対応した。そんな中、最初に決定機を迎えたのは筑波大。28分、20番・沖田空がグラウンダーのクロスをゴール前に入れると、13番・角昂志郎がダイレクトで合わせる。だが東国大守護神の21番・林祥太郎がファインセーブでゴールを割らせない。両GKの好守もあり、なかなか得点が入らないまま前半も終盤へ。すると40分、東国大がコーナーキックを獲得。27番・靏見拳士朗が蹴り入れたボールのこぼれ球を、9番・佐川洸介が頭で繋ぎ、最後は24番・竹間永和が左足を振り抜く。このダイレクトボレーがゴール左隅に突き刺さり、東国大が先制。絶好の時間帯での先制点に、東国大は1-0のリードを守ったまま試合を折り返した。
後半は、開始早々にスコアが動いた。51分、東国大は中央やや右の位置でフリーキックを獲得する。キッカーは9番・佐川。左足から放たれたボールは、壁を越えてそのままゴールに吸い込まれ、東国大が追加点を挙げる。「左足で狙えるところは自分が」(9番・佐川)という言葉どおりの"有言実行”で筑波大を突き放した。まずは1点を返したい筑波大は64分に10番・岩本翔と27番・山崎太新を同時に投入。さらに77分には11番・和田育をピッチに送り出して攻撃を活性化。11番・和田は何度となくディフェンスラインの突破を図るが、3番・山原康太郎を中心とした東国大守備陣を崩すことが出来ない。結局、筑波大はゴールを割ることができず、手堅く守りきった東国大が連勝を飾った。
東国大はスーパーゴール2発で筑波大相手にシーズンダブルを達成。首位の明治大学が敗れたことで勝点差は5に縮まった。ここからの猛追で優勝を目指す。一方の筑波大は、今回の敗戦により7位へ順位を落とす形となった。
東洋大学 1-0 早稲田大学
中位グループの混戦から抜け出して上位争いに食い込みたい東洋大学(勝点23・5位)と、今節こそ勝利し自動降格圏内からの抜け出しを狙う早稲田大学(勝点8・11位)の一戦。
試合は開始から拮抗した展開が続くが、先にチャンスが訪れたのは東洋大。6分、早大の7番・安斎颯馬が胸でボールをコントロールしたところ、これを狙っていた東洋大4番・高橋亮がカット。そのままボールを運び、裏に顔を出していた9番・室井彗佑にパスを通す。9番・室井はボレーシュートの体勢で右足を振り抜くが、これは左に逸れてゴールならず。対する早大は18分、東洋大の最終ラインでのミスを見逃さなかった9番・奥田陽琉がボールをカット。GKとの一対一に持ち込むかと思われたが、カバーに入っていた東洋大の4番・高橋にクリアされてシュートまで至らない。早大は38分にもコーナーキックのチャンスを獲得。7番・安斎のキックは激しい攻防戦の中でペナルティーエリア外にこぼれたが、それを4番・小倉陽太がロングシュート。しかし、これは東洋大GK22番・前田宙杜がスーパーセーブで得点ならず。前半は早大が多くのチャンスを作るものの、スコアは動かず0-0で折り返した。
後半は東洋大が主導権を握る展開となった。試合を優勢にすすめていた東洋大が74分、ついにスコアを動かす。8番・高柳郁弥がゴール前の9番・室井にパス。9番・室井は胸トラップからシュートモーションに移ろうとするが、早大DF3番・監物拓歩に倒されてペナルティーキックを獲得する。このチャンスを9番・室井自らが左上に豪快に決め、東洋大が先制する。東洋大は83分にも決定機。9番・室井のヒールパスを6番・瀬畠義成が触って相手の股を抜くと、途中出場の18番・本間洋平がそれを受けて左足を振り抜く。しかし早大GK1番・ヒル袈依廉が左手1本でシュートを弾き出すスーパーセーブ。その後は互いに譲らず、1-0で試合終了。9番・室井のペナルティーキックによるゴールが決勝弾となり、東洋大が勝利を収めた。
東洋大は守備陣の奮闘もありこれで3連勝。順位こそ5位と変わらないものの、4位・法政大学に勝点1差に迫る重要な勝点3を得た。一方の早大は今節も勝点3が遠く、ついに最下位に転落。前半こそチャンスを作ったが、後半はシュート0本と課題が残る試合となった。
桐蔭横浜大学 5-0 流通経済大学
首位を追走するためにも勝点3を積み重ね続けたい桐蔭横浜大学(勝点26・3位)と、前節の大敗から立ち直り、中位進出への足掛かりを掴みたい流通経済大学(勝点10・10位)の一戦。
試合は、開始から桐蔭大が主導権を握る展開となった。13分、相手のクロスをキャッチした桐蔭大のGK1番・北村海チディが素早く味方にボールを渡すと、それを受けた10番・水野颯太が自陣からドリブルで敵陣に切り込む。前線の9番・山田新にボールを送ると、9番・山田は相手DFを引き付け、ゴール前の11番・寺沼星文にラストパス。11番・寺沼は滑り込みながらも左足でシュートを押し込み、桐蔭大が先制点を挙げる。幸先の良いスタートを切った桐蔭大は続く21分、中盤付近で30番・鍋田純志がボールをカットして10番・水野へ。10番・水野からのパスは30番・鍋田に当たってコースが変わりながらも11番・寺沼に渡る。11番・寺沼はペナルティーエリア内右の、角度がないところから右足のダイレクトシュートをゴールに突き刺し追加点。さらに桐蔭大は30分、前線で素早く囲い込むと、9番・山田がボールを奪い8番・山内日向汰へ。ボールは右サイドの12番・楠大樹へ渡り、12番・楠は相手DFを一人剥がし、左足で逆サイドのネットへシュートを突き刺す。これが決まり、桐蔭大がリードを3点差に広げた。反撃したい流経大は、前半終了間際のアディショナルタイムに右サイドのペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得。5番・西原広太が左足で直接ゴールを狙うが、相手GKにセーブされ得点とはならず。桐蔭大が3点リードで試合を折り返した。
後半も先に試合を動かしたのは桐蔭大。47分、左サイドでボールを持った22番・田中大生が5番・高吉正真とのパス交換で抜け出し、左足でクロス。これに10番・水野がピンポイントで合わせて4点目。このままでは終われない流経大は、54分に交代カードを一気に3枚使って流れを引き寄せようとする。だが桐蔭大の勢いは止まらず、流経大はなかなかチャンスを作ることができない。桐蔭大は75分、左サイドを8番・山内がドリブルで運び、途中出場の7番・笠井佳祐へとパスを送る。これを受けた7番・笠井は中央へ切り込み、ペナルティーアーク付近から右足のシュートを放つ。ボールはゴールに吸い込まれ、桐蔭大がダメ押しの5点目を決める。大量5点を得た桐蔭大は、その後も流経大にゴールを許さず5-0の完勝を収めた。
前節で引き分け、3位に後退した桐蔭大。しかし今節、明治大学が敗れたことで順位は変わらないながらも首位との勝点差を5に縮める結果に。首位を追い詰める意味でも、貴重な勝点3となった。一方、流経大は前節に続く大量失点での敗戦となり、中位進出への足掛かりを掴むことができなかった。後半は桐蔭大を上回るシュートを放っていただけに、ノーゴールで終わったことが悔やまれる。
首位・明治大学敗れる! 2位以下に勝点8差をつけ首位を快走していた明大だが、今節では5失点を喫して第9節以来6試合ぶりの黒星に。1-4から一時は同点に追いついたが、最後の最後に決勝弾を許すこととなった。依然首位を堅持しているものの、2位・3位との勝点差は5に縮まり、優勝戦線が俄然熱気を帯びてきた。その明大を倒す大金星を挙げた拓殖大学は順位をひとつ上げて6位に。上位グループを視野に入れてきた。2位・東京国際大学、3位・桐蔭横浜大学、4位・法政大学、5位・東洋大学まではすべて快勝し、順位の変動はなし。下位グループでは、順天堂大学が引き分けたことにより最下位を脱出。代わって早稲田大学が最下位に後退となった。
圧倒的な強さを見せていた明大の、後期リーグ初黒星。この結果が、第17節以降にどのように影響するのか。明大の独走かと思われていた本リーグ戦が、新たな局面を迎えるのか。次節以降の動向に注目したい。