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【結果・レポート】JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦・1部第16節

2024/10/08


 『JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦』。1部リーグ第16節は、10月5日(土)に5試合、10月6日(日)に1試合が行われた。


1部リーグ第16節 全結果・順位表





1部リーグ第16節マッチレポート



筑波大学 6(2-0)1 関東学院大学 @筑波大学第一サッカー場

 同勝点で首位に追随する2位・筑波大学は最下位に沈む関東学院大学と対戦。筑波大は前半序盤、田村蒼生が左サイドからペナルティーエリアに侵入したところを倒されて2試合連続となるペナルティーキックを獲得。14分にこれを田村自身が決め、こちらも2試合連続の先制点を挙げる。さらに筑波大は22分、池谷銀姿郎からの速いクロスを内野航太郎が左足で合わせて追加点。筑波大が2点を先取して前半を終えた。
 前半は両チーム慎重な展開となったが、後半に入ると筑波大の攻撃力が爆発する。54分にコーナーキックの流れから安藤寿岐がこぼれ球を押し込んで3-0と関東大を突き放す。関東大もその4分後、中田舜貴のシュートがオウンゴールを誘発して1点を返すが、筑波大の猛攻に押し込まれる展開が続いた。83分に関東大・佐々木輝大が2回目の警告で退場になると筑波大はさらに攻勢を強め、89分に内野がこの試合2ゴール目となる4点目をマーク。アディショナルタイムに入っても筑波大は攻撃の手を緩めず、90+1分に沖田空、90+4分には半代将都と途中出場組がきっちりと結果を残し6-1でタイムアップ。大量6得点を挙げた筑波大が3連勝で首位・明治大学を猛追する。


明治大学 1(0-0)0 東京国際大学 @明治大学八幡山グラウンド

 開幕から無敗で首位を快走する首位・明治大学が、前節に続き1点差勝利をモノにした。前半は、中断明けから白星のない5位・東京国際大学が積極的に攻撃を仕掛けるが、堅固な明大の守備を崩すことはできず両チーム無得点で前半を終了。
 スコアが動いたのは後半開始直後の47分。林晴己がゴール前に入れたロングパスを藤森颯太が頭で合わせて明大が先制する。その後は両チーム一進一退の展開となるが、明大が最後までこの1点を守りきって1-0で勝利。リーグ戦無敗記録を16に更新して首位をキープした。


東海大学 1(1-1)3 東洋大学 @東海大学湘南キャンパスサッカー場

 5試合負け無しの4位・東洋大学と7位・東海大学の試合は、前後半で主導権が入れ替わる展開となった。立ち上がりから主導権を取ったのは東海大。東洋大は開始直後にFWの町田悠が負傷交代するなどのトラブルもあり、攻撃のリズムを掴みきれないまま。すると26分、東海大は東洋大の最終ラインからのパスを星景虎がカット。そのままゴールにシュートを放ち、先制点を挙げる。1点のビハインドを負った東洋大だが、少しずつボールの保持率を高めてチャンスを作ると、前半終了間際の44分に鍋島暖歩が狙いすましたシュートを突き刺して同点弾。東洋大が試合を振り出しに戻して前半を終えた。
 逆転を狙う東洋大は53分に髙橋輝を投入。すると試合の流れは一気に東洋大へと傾き始める。79分に湯之前匡央がペナルティーエリア内に侵入して出したパスを髙橋が合わせて東洋大が逆転に成功。東洋大はアディショナルタイムにも渡井翔琉が倒されてペナルティーキックを獲得。これを渡井自身が決めてダメ押しの3点目。1-3で勝利した東洋大が3位・中央大学との勝点1差をキープした。連敗の東海大は9位に後退。降格圏の10位・駒澤大学に勝点1差と近づいている。




国士舘大学 0(0-1)1 日本大学 @国士舘大学楓の杜キャンパスグランド

 ともに下位に沈む9位・日本大学と11位・国士舘大学の試合は、ともに低調な滑り出しとなった。0-0のまま試合を折り返すかと思われた45分、日大は阿部水帆が鮮やかなロングシュートを突き刺して先制。日大が0-1とリードして前半を終えた。
 後半は自動降格圏脱出のためにも連敗は免れたい国士大が攻勢に出るが、日大の守備を崩すまでには至らず0-1でタイムアップ。日大がルーキー・阿部のリーグ初ゴールで勝利し7位に浮上した。


中央大学 1(0-0)0 桐蔭横浜大学 @中央大学多摩キャンパスサッカー場

 3位・中央大学は6位・桐蔭横浜大学と対戦。前節は終了間際の劇的ゴールで勝利した両チームだが、この試合ではともに攻めあぐねる厳しい展開となった。前半は両チーム決定機を決めきれずスコアレスのまま終了。桐蔭大は後半頭から久永瑠音を投入してテコ入れを図るが、スコアを動かしたのは中大だった。60分、中大は岩瀬陽のゴールキックを持山匡佑がつなぎ、ボールを収めた加納大がそのまま前線へ持ち上がる。加納はペナルティーエリア手前で強烈な左足のミドルシュートを突き刺し、中大が待望の先制点。このゴールが決勝点となり、中大が1-0で勝利し3位をキープした。一方、敗れた桐蔭大は8位に後退となった。


駒澤大学 1(0-0)2 流通経済大学 @駒澤大学玉川キャンパス

 勝点1差の8位・流通経済大学と10位・駒澤大学の試合は、両チーム低調な滑り出しのまま0-0で前半は終了。スコアは後半一気に動いた。流経大は前半の展開が嘘のように積極的な攻撃を仕掛けると、後半の序盤に駒大のハンドによりペナルティーキックを獲得。53分、これを中島舜が冷静に沈めて先制すると、その3分後にも中島のシュートがオウンゴールを誘発し、流経大が2点を先取。駒大も終了間際に飯田晃明がミドルシュートを決めて1点を返すが、追いつくまでは至らず1-2で流経大が勝利。流経大は8位から6位に順位を上げ、5位・東京国際大学を勝点2差に捉えた。
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