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【結果・レポート】JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦・3部第2節

2025/04/14


 『JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦』3部リーグ第2節は、4月12日(土)に全6試合が行われた。

 開幕節は6試合中4試合がドロースタートとなったが、今節は一転、引き分け試合は0に。しかし前節で勝利を収めた2チーム、城西大学と共栄大学は明暗が分かれる結果となった。

 前節勝利組のうち、2連勝を飾ったのは昨年2部リーグ所属だった城西大だ。関東リーグに2年ぶりに復帰した東京学芸大学を相手に、試合終盤まで0-0と拮抗した展開となったが、81分に城西大・北条真智が左サイドを突破。ゴール前に入れたボールを関野碧海がコントロールショット。これが決まり、城西大が先制する。さらにアディショナルタイムの90+4分、城西大は相手GKのパスミスを大和田琉星が奪い、そのままネットに突き刺してダメ押しの追加点。試合はそのまま2-0で終了し、城西大が2連勝を収めた。




 一方、共栄大はホームに前年度3位の専修大学を迎えての対戦となった。先手を取ったのは専修大。36分に右サイドから切り崩し最後は伊澤壮平が決めて0-1で試合を折り返すと、63分にも那須奏輔の2試合連続となるゴールで追加点。さらに76分、仲本隼翔がゴール前でつぶれながら出したボールを福田優成が流し込んでダメ押しの3点目。共栄大もチャンスを作るもののネットは揺らせず、0-3で専修大が今季初勝利を挙げた。



 共栄大が敗れたことで、前節で引き分けのグループが上位グループに進出。共栄大に勝利した専修大を筆頭に、作新学院大学、明治学院大学、立教大学、中央学院大学の5チームが1勝1分の"勝点4"グループに並んだ。

 ホーム初戦の作新学院大学は12分、井出蓮のパスに片山捷真が走り込んで先制すると、後半開始早々の47分に秋元泰喜が左足のシュートを決めて追加点。青山学院大学から2点のリードを奪うと、終盤の81分にも秋元がこの試合2点目となるゴールでスコアを3-0としてフィニッシュ。前節スコアレスドローの青山学院大、今節もゴールを割ることができなかった。

 一方、試合終盤に激しいゴールの奪い合いとなったのが、中央学院大学と亜細亜大学の試合だ。先制は中央学院大。序盤の8分に高良陸斗のフリーキックを湯田欧雅が頭で合わせてリードを奪うが、その後は両チームともゴールを割ることなく80分過ぎに。すると83分、亜細亜大は大山比呂が狙いすましたミドルシュートを決めて同点に追いつく。ここから試合は大きく動き始めた。中央学院大はその5分後の88分、相手のクリアボールを拾った奥山誠幸がシュートを放ち再び勝ち越し。だが亜細亜大も最後まで粘り強くゴールを狙い、アディショナルタイムの90+1分に川上旺祐が混戦の中でボールを押し込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。このままドロー決着かと思われたが、終了間際の90+4分、今度は中央学院大・大塚勇斗がGKの頭上を越すゴールを決めて3-2に。3度目となる勝ち越し点を奪った中央学院大が、ホームで今季初勝利を収めた。



 ホームに東京経済大学を迎えた明治学院大学は、31分にコーナーキックの流れから渡辺創太がゴールを決めて先制。さらに67分、ハーフウェイライン付近から一気に駆け上がった萩原康太が、そのままGKをかわしてシュート。これが決まり、2-0のまま明治学院大が勝利した。立教大学対国際武道大学の試合は、国際武道大が34分、岡田理央斗のフリーキックを牧野太智が頭で合わせて先制するが、立教大も後半序盤の51分に左サイドを崩してチャンスを作り松澤凱が決めて同点に追いつく。立教大は80分にも相手のハンドによりペナルティーキックを獲得。これを古里健人が決めて逆転に成功し、2-1で初勝利を収めた。


 これらの結果、城西大が唯一の連勝チームとして首位に。2位から6位までは勝点4で5チームが並ぶこととなった。2連敗となったのは、東京経済大と国際武道大の2チーム。とはいえ、リーグ戦はまだまだ始まったばかり。ここからの大逆転も十分有りうるだろう。


※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。


3部リーグ第2節 全結果・順位表


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