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【結果・レポート】JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦・3部第3節

2025/04/17


 『JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦』3部リーグ第3節は、4月15日(火)に全6試合が行われた。


 連勝で勢いに乗る城西大学は、ホームに2戦負け無しの作新学院大学を迎えて対戦。試合は立ち上がりから城西大が作新学院大ゴールに攻め込むが、先手を取ったのは作新学院大だった。作新学院大は24分にペナルティーキックを獲得すると、これを井出蓮が冷静に沈めて1-0に。作新学院大リードで試合を折り返した。しかし城西大も後半の62分、宮田優が落としたボールを得点ランク1位の佐藤遼がトラップから流し込んで試合を振り出しに戻す。城西大は終盤の85分にも、途中出場の大和田琉星がゴール左隅に狙いすましたシュートを決めて追加点。城西大が後半に2点を挙げて逆転に成功し、連勝を3に伸ばして単独首位の座を守った。



 首位・城西大を追うのは1勝1分の”無敗”の4チームだ。

 明治学院大学は、2年ぶりに関東リーグに復帰した東京学芸大学と一進一退の攻防戦を繰り広げ、0−0のままアディショナルタイムに突入。このままスコアレスドローで終わるかと思われたが、90+3分にコーナーキックからのこぼれ球を明治学院大・東克俊が頭で押し込む。劇的な決勝弾で明治学院大が2連勝を挙げた。

 立教大学は序盤の14分に本間翔太が相手選手との接触で負傷。早い時間帯での交代を余儀なくされた。しかし36分、このトラブルで交代出場となった沼田青瑳が左からロングパスを入れると、これを石川颯が頭で合わせて先制。立教大は後半の58分にも石川が追加点を挙げ2点を先取。共栄大も73分、安倍颯汰のゴールで1点を返すが同点まで至らず2−1で立教大が勝利した。

 今季はドロースタートとなった明治学院大と立教大だが、ともに2連勝で2位・3位に浮上。勝点2差で首位・城西大を追う。

 一報、同じく無敗の専修大学は、ホームの国際武道大学にスローインからチャンスを作られ失点。1点を追う展開になったが、前半終了間際の45+1分に伊澤壮平が2試合連続となるゴールを決めて追いつく。だが後半は両チームスコアが動かず1−1のドロー決着となった。この引き分けで国際武道大は今季初勝点を得たものの最下位脱出とはならず。また中央学院大学と東京経済大学の試合は、どちらも決め手を欠きスコアレスドローでタイムアップ。東京経済大も今季初となる勝点を得たが下位グループ脱出とはならなかった。これらの結果、無敗継続ながらも引き分けに終わった専修大は2位から4位に後退。一方、中央学院大は作新学院大が敗れた影響もあり、6位から5位へとひとつ順位を上げた。

 ともに今季未勝利の亜細亜大学と青山学院大学の試合は後半にスコアが動く展開となった。前半は両チーム無得点に終わったが、青山学院大は後半開始早々の51分、コーナーキックの流れから瀧口智貴が決めて先制。70分には玉井駿作がペナルティーエリア内で粘り強くキープしたボールを田口裕真が流し込んで追加点。0−2とリードを広げた。亜細亜大もその10分後に、大山比呂が強烈なミドルシュートを決めて1点を返すが追いきれず。リードを守りきった青山学院大が待望の今季初勝利を収めた。



 唯一の連勝チーム、城西大が逆転勝利で3連勝し今節も首位の座を守った。その後に"無敗"の明治学院大、立教大、専修大、中央学院大が続く。一報、亜細亜大、東京学芸大、東京経済大、国際武道大の4チームは未だ勝利ならず。今節の引き分けで勝点のないチームはなくなったものの、"今季初勝利"が待たれるところだ。


※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。


3部リーグ第3節 全結果・順位表


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