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【結果・レポート】JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦・3部 6月14日開催分

2025/07/08


 5月31日(土)、落雷のため試合が中断となった『JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦』3部リーグ第11節の2試合は、6月14日(土)に再試合が行われた。


 首位・明治学院大学はアウェーで7位の青山学院大学と対戦。先制点を挙げたのはホームの青山学院大だった。序盤の7分、青山学院大は和田晃生がロングパスを前線に入れ、これを梅澤大輝がキープ。警戒した相手GKがペナルティーエリアより大きく前に出たことを見た梅澤は、GKの頭上を大きく越えるループシュートを放つ。ボールはそのまま無人のゴールに吸い込まれ、青山学院大が幸先のよいゴールで先手を取った。しかしその後天気が急変。雷と伴う天候のため、31分39秒で試合の中断が決定した。6月14日(土)に行われた試合は中断時点から再開試合となったが、両チーム前半はスコアを動かせず、青山学院大が1-0でリードのまま後半を迎えた。すると57分、青山学院大は右サイドでの競り合いに勝った田口裕真がそのままペナルティーエリアに侵入。マイナスのパスを出すと、これを寺岡潤一郎がゴール左隅に突き刺して追加点。青山学院大が2-0とリードを広げた。なかなかシュートまで持ち込むことができない明治学院大に対し、青山学院大は終了間際の89分、スルーパスに反応した和田がゴール前まで一気に駆け上がり鮮やかな切り返しからシュート。これを梅澤が押し込んでダメ押しの3点目。2週間にわたり行われた試合は、青山学院大が再開後に2点を加え3-0で完勝。上位~中位の勝点差が詰まっていたこともあり7位から3位へと大きく浮上し、勝点を首位グループと同じ20に伸ばした。一方、敗れた明治学院大は得失点差で城西大学を下回ることになり2位に後退。首位の座を城西大に明け渡すこととなった。



 6位・専修大学と11位・亜細亜大学の試合も落雷のため32分35秒で中断となった。しかし中断時点でのスコアが0-0だったため、こちらは再試合として6月14日(土)に改めて90分の試合が行われた。前半はホームの亜細亜大が、後半はアウェーの専修大が主導権を握る展開となったが、先手を取ったのは常に亜細亜大。11分、本橋雅人のスルーパスに小池莉玖が反応。そのまま右足を振り抜いて先制点を挙げる。対する専修大もその7分後、荒田拳輝のパスを受けた松本皐誠が右サイドを疾走。グラウンダーのクロスを入れると、これを仲本隼翔が蹴り込んで同点に追いつく。だが亜細亜大は36分、宮川夢木がミドルシュートを決めて再びリードを奪い2-1で試合を折り返した。後半に入ると、1点を追う専修大が早めの選手交代で試合の流れを引き寄せる。すると74分、専修大は戸田大翔がフリーキックを直接決めてまたもや同点に。試合を振り出しに戻した。その後も積極的に攻撃を仕掛け追加点を狙う専修大だったが、亜細亜大もゴールを死守し、2-2のまま試合終了。両チーム勝点1を積み上げたことで、専修大は5位に、亜細亜大は10位とひとつずつ順位を上げた。


 この2試合をもって、3部リーグは第11節までの全試合が終了。明治学院大学が敗れたことで、城西大学が首位でリーグ戦を折り返すこととなった。また青山学院大学が勝点を20に伸ばし3位に浮上。首位・城西大、2位・明治学院大、3位・青山学院大の3チームが勝点20で並ぶこととなった。上位3チームと4位・共栄大学は勝点1差の19、5位・専修大から7位の立教大までは勝点18と首位グループとは勝点2差の大混戦模様だ。一方、下位グループでは亜細亜大が勝点1を加えたことで10位に順位を上げ、東京学芸大学が11位に後退。とはいえ、亜細亜大と東京学芸大は同じ勝点10、9位・東京経済大学とも勝点1差とこちらも僅差だ。
 リーグ戦の再開は約3ケ月後の9月中旬。上位グループも下位グループも大混戦模様の3部リーグ、再開時にスタートダッシュで抜け出すのは果たして――。


※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。


3部リーグ6月14日開催分 全結果・順位表


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