JR東日本カップ2015第89回関東大学サッカーリーグ戦・2部第10節レポート
2015/05/27
『JR東日本カップ2015 第89回関東大学サッカーリーグ戦』2部リーグ第10節は、5月23日(土)に2試合、24日(日)に4試合が行われた。
○前節での敗戦でもう負けられない筑波大学(勝点18)と、これ以上、上位陣との勝点を離されるわけにはいかない青山学院大学(勝点14)の一戦。
前半序盤の11分に、青学大の17番・角宮健介が28番・瀬川泰樹のアシストにより先制点を決めたことで、青学大が優勢に試合を進めるかと思われた。しかしその後は筑波大が試合を支配。それでも得点は決まらずに前半が終了する。後半に入ると、筑波大に何度もチャンスが訪れ、64分に9番北川柊斗がゴールを決めて同点に。その直後の67分にも、34番・矢吹龍磨がカットしたボールを11番中野誠也が決め、後半終了間際の84分にもやはり34番・矢吹を起点に途中出場の19番若杉拓哉が追加点をあげてタイムアップ。試合は3-1で筑波大が逆転勝利を収めた。
○1年での1部復帰へ、もう勝点を落としたくない東京国際大学(勝点11)と、首位の日本体育大学になんとか食らいついていきたい関東学院大学(勝点24)の一戦。
前半、試合を優位に進めたのは関学大だった。迎えた39分、3番・村田勝利のクロスに合わせた30番・石塚龍成のゴールで先制に成功する。試合はそのまま後半に入り、そのままこう着状態に。結局前半のゴールが決勝点となり関学大が完封勝利を収めた。
○共に下位に沈む拓殖大学(勝点7)と、産業能率大学(勝点6)の一戦。
試合は前半から動く。28分、拓大はFKのチャンスから4番・穂積諒が先制点となるヘディングシュートを決める。続く33分にも、27番・冨田博斗のパスに対して前線に飛び込んで来た5番・池田直樹が、鋭いゴールを決めて産能大を突き放す。対する産能大も、後半は何度かチャンスは作るが決めきることができない。試合は拓大が前半の2ゴールを守りきり貴重な勝点3を手に入れた。
○上位陣に食らいついていくためにも負けられない東洋大学(勝点17)と開幕から9連勝、絶好調の日本体育大学(勝点27)の一戦。
非常に緊迫した展開の中ゲームは進み、なかなかゴールが生まれずにスコアレスのまま後半へ。後半に入っても一進一退の攻防が続き、遂に試合が動いたのは試合も終盤に差し掛かった78分のことだった。日体大の左サイドバック、19番・高野遼の突破に、10番・藤井貴之が合わせて値千金のゴールを決めると、直後の80分には27番・川戸大樹が、7番・高井和馬のクロスに頭で合わせてて貴重な追加点を決めて2-0。試合はそのまま日体大が逃げ切り、開幕から無傷の10連勝となった。
○共に勝ちきれないゲームが続き、中位から抜け出せない東京学芸大学(勝点11)と朝戦大学校(勝点10)の一戦。
前半、試合を有利に進めたのは東学大だった。しかし5本のシュートを放つものの、ネットを揺らすことができずにスコアレスで前半が終了。一方、後半に入ると朝鮮大が攻勢を強める。後半だけで6本のシュートを放ったがこちらもゴールを割ることはできず、試合はそのままスコアレスドローに終わり、ともに勝点1を積み上げるに留まった。
○ここまで非常に厳しい戦いが続いている日本大学(勝点5)と東海大学(勝点1)の一戦。
未だ勝ち星のない東海大は前半から仕掛ける。25分、FKから38番・羽毛勇斗がヘディングシュートを決め先制に成功する。試合はそのまま後半へ。なんとか同点ゴールが欲しい日大だったが、最後まで東海大ゴールを割ることができず。前半の1ゴールを守り切った東海大が今シーズン初白星を手に入れた。
前期リーグ最終戦の第11節は、アミノバイタルカップによる約2週間の中断期間を挟んで、6月13日（土）に流通経済大学サッカー場にて、筑波大学と東洋大学が、日本体育大学健志台キャンパスサッカー場にて、関東学院大学と日本体育大学が、東京国際大学第一サッカー場にて、東京国際大学と青山学院大学が対戦。14日（日）には早稲田大学東伏見グラウンドにて拓殖大学と東京学芸大学が、東海大学湘南校舎サッカー場にて、産業能率大学と東海大学が、朝鮮大学校グラウンドにて、日本大学と朝鮮大学校が対戦する。
なお、「『アミノバイタル』カップ2015 第4回関東大学サッカートーナメント大会」は5月30日（土）より時之栖スポーツセンターを中心として行われる。昨年はこの大会で出場権を得た法政大学が、2部ながら総理大臣杯で決勝に進出。優勝こそ逃したが、その勢いで2部優勝、1部昇格をはたしている。後期リーグを占う意味でも、この大会の行く末にも注目したい。
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○前節での敗戦でもう負けられない筑波大学(勝点18)と、これ以上、上位陣との勝点を離されるわけにはいかない青山学院大学(勝点14)の一戦。
前半序盤の11分に、青学大の17番・角宮健介が28番・瀬川泰樹のアシストにより先制点を決めたことで、青学大が優勢に試合を進めるかと思われた。しかしその後は筑波大が試合を支配。それでも得点は決まらずに前半が終了する。後半に入ると、筑波大に何度もチャンスが訪れ、64分に9番北川柊斗がゴールを決めて同点に。その直後の67分にも、34番・矢吹龍磨がカットしたボールを11番中野誠也が決め、後半終了間際の84分にもやはり34番・矢吹を起点に途中出場の19番若杉拓哉が追加点をあげてタイムアップ。試合は3-1で筑波大が逆転勝利を収めた。
○1年での1部復帰へ、もう勝点を落としたくない東京国際大学(勝点11)と、首位の日本体育大学になんとか食らいついていきたい関東学院大学(勝点24)の一戦。
前半、試合を優位に進めたのは関学大だった。迎えた39分、3番・村田勝利のクロスに合わせた30番・石塚龍成のゴールで先制に成功する。試合はそのまま後半に入り、そのままこう着状態に。結局前半のゴールが決勝点となり関学大が完封勝利を収めた。
○共に下位に沈む拓殖大学(勝点7)と、産業能率大学(勝点6)の一戦。
試合は前半から動く。28分、拓大はFKのチャンスから4番・穂積諒が先制点となるヘディングシュートを決める。続く33分にも、27番・冨田博斗のパスに対して前線に飛び込んで来た5番・池田直樹が、鋭いゴールを決めて産能大を突き放す。対する産能大も、後半は何度かチャンスは作るが決めきることができない。試合は拓大が前半の2ゴールを守りきり貴重な勝点3を手に入れた。
○上位陣に食らいついていくためにも負けられない東洋大学(勝点17)と開幕から9連勝、絶好調の日本体育大学(勝点27)の一戦。
非常に緊迫した展開の中ゲームは進み、なかなかゴールが生まれずにスコアレスのまま後半へ。後半に入っても一進一退の攻防が続き、遂に試合が動いたのは試合も終盤に差し掛かった78分のことだった。日体大の左サイドバック、19番・高野遼の突破に、10番・藤井貴之が合わせて値千金のゴールを決めると、直後の80分には27番・川戸大樹が、7番・高井和馬のクロスに頭で合わせてて貴重な追加点を決めて2-0。試合はそのまま日体大が逃げ切り、開幕から無傷の10連勝となった。
○共に勝ちきれないゲームが続き、中位から抜け出せない東京学芸大学(勝点11)と朝戦大学校(勝点10)の一戦。
前半、試合を有利に進めたのは東学大だった。しかし5本のシュートを放つものの、ネットを揺らすことができずにスコアレスで前半が終了。一方、後半に入ると朝鮮大が攻勢を強める。後半だけで6本のシュートを放ったがこちらもゴールを割ることはできず、試合はそのままスコアレスドローに終わり、ともに勝点1を積み上げるに留まった。
○ここまで非常に厳しい戦いが続いている日本大学(勝点5)と東海大学(勝点1)の一戦。
未だ勝ち星のない東海大は前半から仕掛ける。25分、FKから38番・羽毛勇斗がヘディングシュートを決め先制に成功する。試合はそのまま後半へ。なんとか同点ゴールが欲しい日大だったが、最後まで東海大ゴールを割ることができず。前半の1ゴールを守り切った東海大が今シーズン初白星を手に入れた。
前期リーグ最終戦の第11節は、アミノバイタルカップによる約2週間の中断期間を挟んで、6月13日（土）に流通経済大学サッカー場にて、筑波大学と東洋大学が、日本体育大学健志台キャンパスサッカー場にて、関東学院大学と日本体育大学が、東京国際大学第一サッカー場にて、東京国際大学と青山学院大学が対戦。14日（日）には早稲田大学東伏見グラウンドにて拓殖大学と東京学芸大学が、東海大学湘南校舎サッカー場にて、産業能率大学と東海大学が、朝鮮大学校グラウンドにて、日本大学と朝鮮大学校が対戦する。
なお、「『アミノバイタル』カップ2015 第4回関東大学サッカートーナメント大会」は5月30日（土）より時之栖スポーツセンターを中心として行われる。昨年はこの大会で出場権を得た法政大学が、2部ながら総理大臣杯で決勝に進出。優勝こそ逃したが、その勢いで2部優勝、1部昇格をはたしている。後期リーグを占う意味でも、この大会の行く末にも注目したい。
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