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JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦・2部第15節マッチレポート

2022/10/07
 『JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』2部リーグ第15節は、10月1日(土)に全6試合が行われた。


中央大学 1-1 城西大学


 首位とは1ゲーム差が開き、1部リーグ昇格に向けてこれ以上負けられない中央大学(勝点22・5位)と、最下位・降格圏脱出のために後期リーグ初勝利を目指す城西大学(勝点10・12位)の一戦。

 試合は前半開始早々に動いた。最初のチャンスは城西大。ペナルティーエリア前でフリーになった11番・磯貝飛那大がシュートを放つが、これは中大のGK、36番・岩瀬陽が弾き出して得点には繋がらない。その後は中大が主導権を握り、7番・田邉光平と16番・湯谷杏吏を中心としたショートパスで攻撃を組み立て、城西大の守備陣を崩しにかかる。攻め込まれる時間帯の続く城西大だが、少ないチャンスから10番・浅賀凱斗、11番・磯貝を起点にしたショートカウンターで攻勢に出る。一進一退の攻防戦が繰り広げられたが、両チームゴールを決めることなく、スコアレスで前半が終了する。

 後半、先にチャンスを掴んだのは中大だった。後半から投入された11番・山﨑希一がディフェンスラインの裏に抜け出すと城西大の24番・松﨑瑞樹がこれを追い、背後からユニフォームを引っ張ってしまう。城西大はこのファウルでペナルティーキックを献上。中大はこのチャンスに、11番・山﨑が自ら決めて先制点を挙げる。1点を追う城西大は67分、11番・磯貝が左サイドからロングスローをペナルティーエリア内に放り込むと、22番・山﨑留観が頭で触り混戦に。こぼれ球に反応した7番・森高玲が、ダイレクトシュートをゴール左上に突き刺して試合を降り出しに戻した。中大はゲームキャプテンの5番・荒木遼太を起点に右サイドから攻略を図るが、攻撃が噛み合わず得点にはあと一歩届かない。対する城西大はセットプレーから再三チャンスを演出。中大ゴールを脅かすも、堅固な守備を崩すことができず、1-1で試合終了。

 引き分けで勝点1を分け合った両チーム。中大は首位グループとさらに勝点差が開く結果に。勝てば降格圏脱出の可能性もあった城西大は、勝点1を積み重ねるに留まった。


産業能率大学 0-0 青山学院大学


 創部初となる1部リーグ昇格、2部リーグ優勝のため、リーグ再開初戦に勝って勢いをつけたい産業能率大学(勝点26・1位)と、降格圏から抜け出すためにもう1試合も落とせない青山学院大学(勝点11・11位)の一戦。

 前期での対戦同様、この試合も立ち上がりから拮抗した展開が続いた。互いにシュートのないまま迎えた18分、青学大は鮮やかなパスワークで中央を崩すと、最後は30番・森夲空斗がシュートを放つも、これはオフサイドの判定。対する産能大は24分、スローインから10番・城定幹大が左足でゴールを狙うがシュートは枠を捉えきれない。産能大は、FW9番・菅原龍之助をターゲットに攻め込みたいが、青学大の3番・関根浩平と5番・鈴直樹のセンターバックから厳しいチェックを受け、ボールをキープすることができない。一方の青学大は、得意とするパスワークでゴールまで迫るが、産能大守備陣がシュートを打たせない。両チーム、シュートまで持ち込めない展開が続き、スコアレスで試合を折り返した。

 後半に入ると、産能大が少しずつゴールに迫り始めた。73分、産能大は右サイドでボールを受けた14番・猪狩祐真が左足でシュートを狙うが、これはゴール左に外れる。産能大は攻め手を緩めず、80分には中盤のパスワークから、6番・小野寺亮太のスルーパスに22番・藤吉玲依が抜け出してGKと一対一に。しかし、青学大GK1番・佐藤海斗が止め、こちらもゴールならず。反撃に出たい青学大は85分、フリーキックの混戦から途中出場の9番・山内大空がペナルティーエリア内で倒されてペナルティーキックを獲得。9番・山内自身がキッカーを務めたものの、シュートはゴール左に外れてしまう。最大のピンチを凌いだ産能大は、ここから怒涛の攻撃を仕掛ける。アディショナルタイム、左サイドを9番・菅原が抜け出しクロスを上げると、中で待っていた3番・小山田賢信がシュートを放つが、これは青学大GK、1番・佐藤に防ぐ。その後も産能大はカウンターを仕掛け、11番・川名連介が右足で放ったシュートはクロスバーを直撃。試合終了間際には、青学大のフリーキックのこぼれ球を9番・菅原がハーフウェーライン付近でカット。1人でペナルティーエリアまで持ち込み、青学大1番・佐藤と一対一に。1番・佐藤をかわして放ったシュートは、しかしポストに当たってゴールとはならず。そして次の瞬間にタイムアップの笛が鳴り、0-0で試合は終了した。

 両チーム決定機をものにすることができず、スコアレスドローとなった。産能大はこの試合を引き分けたことにより、同勝点ながら総得点で上回る日本体育大学に首位の座を譲る結果に。青学大は残留に向けて勝点1を積み上げ、9位・明治学院大学と勝点で並ぶことになった。


慶應義塾大学 2-2 関東学院大学


 上位グループとの差がこれ以上開かないためにも、リーグ戦再開のこの試合から巻き返したい慶應義塾大学(勝点18・6位)と、同じく上位グループ入りを目指すためには負けられない関東学院大学(勝点18・7位)。勝点18同士、6位と7位の直接対決。

 開始5分、いきなりゲームが動いた。関東大は7番・岩元ルナが15番・橋本丈からのパスを受け、サイドから中央へとボールを展開。すると、9番・村上悠緋がGKの股を抜くシュートを放って関東大が先制する。その後はGKを含むボール回しでチャンスをうかがう慶大と、ハイプレスから追加点を狙う関東大による一進一退の展開が続いた。しかし41分、慶大は10番・齊藤滉が相手のボールをカットすると、18番・廣田尚へパス。18番・廣田が中央へと放り込んだボールは相手DFにクリアされたものの、そのこぼれ球を15番・角田惠風がダイレクトシュート。これがDF陣の間をすり抜けてゴールネットを揺らし、慶大が追いつく。

 試合を振り出しに戻して勢いを取り戻した慶大は58分、関東大の攻撃を止めると、そのままカウンターを狙う。慶大は33番・田中雄大がセンターライン付近でボールを受けると、そのままドリブルで持ち込んでシュートを放つ。シュートはDFに当たりゴールとはならなかったが、このカウンターで慶大はコーナーキックを獲得。7番・山本献が蹴ったボールは1度跳ね返されるものの、ペナルティーエリア外で待つ33番・田中がヘディングでゴール前へと流し入れる。さらに混戦になったところを最後は10番・齊藤がゴールに押し込み2-1に。慶大が逆転に成功する。だが、慶大のゴールからわずか2分後の62分に、今度は関東大が反撃に出る。関東大はフリーキックを獲得。キッカーの15番・橋本から放たれたシュートが、直接ゴールネットを揺らして関東大が即座に追いつく。その後も両者積極的に攻撃を仕掛けるが、関東大はGKの21番・倉持一輝が、慶大も守備陣が必死の守備を見せ、一歩も譲らずにゴールを死守。互い追加点を奪うことができず、2-2で試合終了。

 勝点が並ぶ両者の一戦は2-2の引き分けで、ともに勝点1を得るに留まった。結果、両チーム順位をひとつずつ下げ、上位グループ入りが遠のく痛み分けとなった。


東海大学 2-4 日本大学


 現在2部リーグ5連勝中と絶好調の東海大学(勝点24・2位)と、6連戦連続負けなしで3連勝中と、こちらも好調で上位に食い込んできた日本大学(勝点23・4位)の一戦。

 前半は、立ち上がりから互いにロングボールを使った攻撃が続き、攻守の切り替えの激しい時間帯が続いた。しかし14分、東海大は、11番・高田悠が左サイドからゴール前へクロスを上げる。このボールは日大DFがクリアするものの、ゴール前に上がったボールを見逃さなかったのが東海大5番・鈴木颯太。そのままヘディングでゴールに押し込み、東海大が先制する。このゴールをきっかけに、前半の半ば過ぎは東海大のペースに。対する日大は、5番・近藤友喜、10番・梶谷涼人を起点に攻め込もうとするが、東海大の堅い守備を前になかなかチャンスを作ることができない。リードを広げたい東海大は、セットプレーやロングボールで日大ゴールに攻め込むが、こちらも追加点を決められないまま前半を終えた。

 後半に入ると形勢が一転、主導権を握った日大が反撃を開始する。まずは46分、日大は右サイドでボールを持った6番・中村健人が、中央付近にグラウンダーのクロスを入れる。これを待っていた5番・近藤は右足を振り抜き、ダイレクトシュートをゴールに流し込む。同点に追いついた日大は、50分にも14番・西山蓮平がペナルティーエリア付近でボールを保持し、ゴール前にクロスを上げる。これを5番・近藤が胸でトラップし、キーパーをかわして無人のゴールへと突き刺す。5番・近藤の2ゴールで、あっという間に日大が逆転に成功した。一方の東海大はロングボールで相手陣内に入り攻撃を活性化させようとするが、なかなか日大ゴールに近づけない。すると64分、日大の2番・藤村祐世は右サイドでボールを受けると、ダイレクトで中にクロスを入れる。これを7番・橋田尚希が頭で合わせて3点目。1-3で日大がリードを2点に広げる。その後も日大の攻撃は止まらず、78分には14番・西山がダメ押しの4点目をマーク。一矢報いたい東海大はアディショナルタイムに25番・松﨑虎太郎が、混戦の中でボールを押し込んで1点を返すが反撃はここまで。その後、東海大は追加点を決めることができず、2-4で試合は終了した。

 後半の同点ゴールをきっかけに流れを引き寄せ、大量得点で勝利した日大。連勝を4に伸ばすと同時に、上位対決を制したことで3位に浮上。1部昇格に向け大きな勝点3を手にした。一方東海大は上位対決に敗れたことによって、2位から4位へと後退した。


立正大学 1-0 明治学院大学


 1部リーグ昇格のためにはもう勝点をひとつも落とせない立正大学(勝点17・8位)と、前節に後期リーグ初勝利を収め、上位進出のためにも連勝して勢いに乗りたい明治学院大学(勝点12・9位)の一戦。

 前半開始早々、明学大が相手ペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得。明学大はこのチャンスに、2番・山内稔之が精度の良いキックでゴールを狙うが得点には至らない。対する立正大も3分、7番・青島太一のクロスボールに33番・西田結平が走り込んで合わせるが、こちらもゴールにはつながらない。立正大は明学大の激しいプレッシャーに対し、しっかりとパスを繋ぎながら試合の主導権を握っていく。明学大も35分、11番・保土原大貴がサイドを崩してクロスボールを入れ、これに10番・飯村晴季が頭で合わせるがゴールを捉えることができない。立正大もボールを保持しながらも得点できず、試合は0-0で折り返した。

 後半での巻き返しを狙う明学大は、後半の頭から24番・三原快斗を投入。攻撃に厚みをもたせようとするが、先に試合を動かしたのは立正大だった。50分、コーナーキックを獲得した立正大は、3番・吉田新のボールに10番・竹村俊二が頭で合わせる。ボールは僅かにコースを逸らし、最後は33番・西田が頭で合わせ先制する。ここから立正大は勢いを増し、試合のペースを掴む。64分、コーナーキックのこぼれ球を10番・竹村が左足で合わせるが、これは明学大GK、33番・永田優斗がファインセーブ。立正大はその後も、何度となくチャンスを作るが決定力に欠け追加点とはならず。結局、試合は1ー0のままタイムアップ。立正大が先制点を守りきって勝利した。

 3試合ぶり、そして後期リーグ初勝利を挙げた立正大は勝点を20に伸ばして6位に浮上。5位・中央大学とは1ゲーム差と、上位との勝点を縮めることに成功した。一方の明学大は最後まで立正大の堅い守備に打開策を見出せず、無得点のまま敗戦。上位進出の鍵となる連勝の機会を逃してしまった。


日本体育大学 4-1 東京学芸大学


 今節に勝利し、3連勝で上位争いから抜け出したい日本体育大学(勝点24・3位)と、前節勝利を収め、関東2部リーグ残留に向けて勢いをつけたい東京学芸大学(勝点12・10位)の一戦。

 試合は序盤から大きく動いた。日体大は4分にコーナーキックを獲得。キッカーの9番・土佐陸翼から放たれたボールを、194cmの長身FW38番・赤井ウェズリー景太が頭で合わせて日体大が先制する。続く7分、またもや日体大にコーナーキックのチャンスが訪れる。変化をつけた9番・土佐のグラウンダーのボールに合わせ、今度は18番・松原海斗がシュート。これは相手DFがブロックしたものの、こぼれ球を22番・工藤駿が左足で押し込み追加点。日体大は早い時間帯に2点を先取して優位な状況に持ち込んだ。まずは1点を返したい東学大だったが、仕掛けた攻撃はいずれも決定機に結びつかず前半のシュートは0本。日体大の守備を崩せないまま2-0で前半が終了する。

 2点のビハインドを負った東学大は、後半開始早々の48分に10番・後藤健太が得意のドリブルで攻撃を仕掛ける。そのままカットインから右足を振りぬくと、シュートはゴールに吸い込まれて東学大が1点を返す。勢いに乗りたい東学大だったが、試合はそのまま拮抗した展開に。そんな中、日体大は65分に東学大のコーナーキックから日体大が鋭いカウンターを仕掛ける。こぼれ球を拾った24番・佐藤恵介が前線にボールを送ると、相手のトラップミスを拾った13番・山根優汰がボールを運んで38番・赤井にスルーパス。38番・赤井からボールを受けた37番・篠田大輝はワントラップしてからゴールに押し込み、日体大が東学大を突き放す。さらに84分には、20番・狩野奏人からのロングフィードに29番・桝田凌我が抜け出して、豪快な右足シュートを突き刺して勝負あり。ダメ押しの4点目で試合を決定づける。その後も試合は日体大のペースで進み、4-1で試合終了。大量得点で日体大が3連勝を果たした。

 序盤から試合を優位に進め、4発快勝した日体大。産業能率大学とは勝点、得失点差で同数ながら総得点で上回ったため、ついに首位を奪還。このまま1部リーグ昇格に弾みをつけることができるか。東学大は反撃を続けられず、失点を重ねて敗戦。勝点12の下位グループを抜け出すことができなかった。




 産業能率大学は青山学院大学にスコアレスドローと足踏みし、日本体育大学が東京学芸大学に4-1と快勝したことで、ついに首位が入れ替えに。勝点・得失点差ともに同数ながら、総得点で上回る日体大が首位に躍り出た。さらには日本大学が東海大学に逆転勝利をしたことで、3位に浮上した。とはいえ、1位の日体大と2位の産能大に勝点差はなく、3位の日大は勝点1差。4位の東海大も首位とは1ゲーム差と十分に射程圏内にある。首位グループは激しいデッドヒートを繰り広げている。一方、中央大学と城西大学は1-1、慶應義塾大学と関東学院大学は2-2と勝点1を分け合い、順位を上げることはできなかった。立正大学は明治学院大学に危なげなく勝利し、8位から6位に浮上。勝点を20とし、上位グループへの足がかりを作った。

 次節、首位・日本体育大学は明治学院大学と対戦。連勝を4に伸ばし、首位をキープすることができるのか。同勝点で並ぶ2位・産業能率大学と関東学院大学の試合も注目される。現在、1位から5位までが勝点差4と混戦模様。最終的にはどのチームがこの混戦を抜け出すのか一方、今節では下位グループがすべて敗れ、中位グループと引き話される結果に。次節、残留のため巻き返しはなるのか。どのチームからも目が離せない。
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