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【結果・まとめ】JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦・3部第13節

2023/08/16


 『JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦』3部リーグ第13節は、8月12日(土)に4試合、8月13日(日)に2試合が行われた。


3部リーグ第13節 全結果・順位表





3部リーグ第13節まとめ


 6位・東京経済大学と5位・中央学院大学、勝点1差で競うチーム同士の直接対決。試合は早い時間帯に動いた。18分、東経大は丁寧にボールをつないで相手陣内に攻め込むと、仲佐友希が右サイドからドリブルで仕掛けて森下怜にパスを供給。森下は絶妙な切り返しで相手をかわすと、左足で技ありのシュートを決め先制する。後半も東経大が試合を優位に進め、何度となくシュートチャンスを演出するものの追加点には繋がらなかった。しかし、中院大に対しては後半1本のシュートも打たせず、前半の1点を守り切って1-0で試合終了。東経大が勝利したことにより両チームの順位は入れ替わり、東経大は5位に浮上、中院大は6位に後退した。

 現在4連勝中で好調な3位・慶應義塾大学と、今季2勝目を狙う11位・東京学芸大学のカードは、低調な滑り出しとなり0-0で試合を折り返した。後半には両チームコーナーキックなどから惜しい場面を作るものの、ゴールを割ることができない。ようやく試合が動いたのは77分。慶大は熊澤維吹が厳しい態勢から繋いだ浮き球のパスを、塩貝健人が空中でトラップ。そのままペナルティーエリアのギリギリまで前に出てきていたキーパーをかわしてゴールを決める。これが決勝点となり、試合は1-0で終了。ついに5連勝を挙げた慶大が、ついに2位にまで順位を上げた。

 2位・城西大学と4位・専修大学の試合は、上位チーム対決らしく激しくスコアが動いた。まずは8分、城西大はフリーキックを獲得すると、西岡健二のキックに石倉潤征が右足で合わせて先制する。しかし専大も30分、ロングスローからの素早い展開でチャンスを作ると、最後は米山導がゴールを決めて追いつく。1-1で迎えた後半は専大が主導権を握り、53分には浦川流輝亜が倒されて専大がペナルティーキックを獲得。これを浦川自身が決めて1-2と専大が逆転に成功する。さらに専大は終盤の86分にも情野依吹が3点目を挙げて勝負あり。1-3で専大が逆転勝利を収めた。これで5連勝の専大は、順位こそ変わらないものの勝点を24に伸ばし城西大に勝点1と迫る。一方の城西大はこの敗戦で3位に後退した。

 得失点差で9位と10位を争う明治学院大学と國學院大學の一戦。試合は立ち上がりから明学大が主導権を握り、9分にコーナーキックを獲得すると、相手のクリアボールを飯村晴季がダイレクトで合わせて先制する。しかし前半終盤の41分、國學大も磯丈成がペナルティーエリアの外から鮮やかなシュートをゴール右端に決めて試合を振り出しに戻した。後半は國學大が激しく攻め込むが、どうしてもゴールを決められない。だが、引き分けで試合終了かと思われた89分、國學大は岡田遼平が福田隼也のアーリークロスを競り合いながら頭で合わせ逆転に成功。1-2で國學大が勝利し、明学大との勝点差を3に広げるとともに、8位まで順位を上げた。

 首位を独走中の神奈川大学と7位・東京農業大学の一戦。神大は36分、藤田仁朗がセンターライン近くから入れた浮き球のパスに前田柊が反応。ゴール前まで走り込むと、GKをかわしてシュートを流し込む。先制した神大だが、さらに攻撃のギアを上げるべく後半の頭から田中隼太、中村大輝のふたりを一気に投入。すると52分には、並木歩己のフリーキックに武笠隼季が合わせて追加点。さらに79分にも細田皐太が3点目を挙げて東農大を突き放す。一方の東農大もアディショナルタイムの90+2分、岩永隆利が村上太一からのボールを落ち着いて決め、1点を返すものの反撃はここまで。試合は3-1で終了し、危なげない試合運びで勝利した神大が、再び2位との差を広げた。

 8位・平成国際大学と12位・共栄大学の一戦は、試合終盤に一気に動き出した。両チーム無得点のまま迎えた後半、平国大は60分に右サイドから攻撃を仕掛けると、五十嵐大翔がゴール前に飛び出してGKを引き付けマイナスのパス。最後は友田佑真がシュートを流し込んで平国大が先制する。しかし平国大はその後、チャンスを作りながらも決めきれず1-0のまま試合は終盤へ。すると90分、共栄大は金川凌空とのワンツーで抜け出したアマエシ ハリソン 翼がゴールを決めて同点に追いつく。だが、平国大も最後まで粘り強く戦い、90+5分、ゴールキックからの競り合いでこぼれたボールを森下巧が押し込んで平国大が再び勝ち越し点を挙げる。ほどなくして試合は終了。勝利した平国大は順位をひとつ上げて7位となった。



 前節は引き分けで足踏み状態となった首位・神奈川大学だが、今節はきっちりと白星を挙げて首位を堅持。再び2位以下との差を広げた。その2位以下には動きがあった。5連勝を収めた慶應義塾大学がついに2位に浮上。一方、城西大学は4位の専修大学に敗れて3位に後退した。その専大は、慶大と同じく5連勝で勝点を24まで伸ばし上位グループに肉薄。混戦模様だった上位~中位グループも少しずつ差が開いてきたが、2位から4位までは1ゲーム差で競り合っている。リーグ戦はこのあと1ケ月半の中断期間に入るが、再開のタイミングで抜け出すのははたして……。次節、第14節は9月27日(水)に開催される。











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