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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・2部第21節マッチレポート

2021/02/05


『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦』2部第21節は、12月26日(土)に延期分の1試合が行われた。

拓殖大学 対 東洋大学



 今季最後の試合を勝利で飾りたい拓殖大学(勝点46・暫定2位)と、3連敗中と不調にあえぐ東洋大学(勝点35・暫定5位)の一戦。

 試合は立ち上がりから激しい攻防が続いた。拓大は8番・奥村晃司やFC町田ゼルビア内定の14番・青木義孝を中心にボールを動かしながらシュートシーンを演出。一方の東洋大は24番・佐々木銀士と、今季リーグ戦で初めてキャプテンマークを巻いた7番・中村陸を先発で起用。この2トップを中心に、ハイプレスをかけてショートカウンターを狙う。だがシュートは枠を捉えられず、両チーム無得点のまま。次第にペースが拓大に傾き始めた40分、拓大14番・青木のクロスに9番・山中麗央が合わせてヘディングシュート。これがゴールネットを揺らし、拓大が先制点を挙げて前半を終える。

 1点を返したい東洋大だったが、後半に入ると拓大はさらに攻勢を強、65分にコーナーキックを獲得。8番・奥村が蹴り入れたボールに合わせたのは、15番・小川開世。ヘディングシュートを叩き込むと、リードを2点に広げる。その後も途中出場の1年生MF、22番・加藤悠馬、28番・浅倉廉の2人がボールに絡みながら東洋大ゴールへ襲い掛かる。拓大は74分にも再びコーナーキックのチャンス。8番・奥村がゴール前に入れたボールがオウンゴールを誘い、試合を決定づける3点目。防戦一方となった東洋大は、ボールを奪っても拓大ディフェンスをかいくぐれず敵陣へ攻め込むこともできない。それでも試合終了間際にはフリーキックのチャンスを得るが、11番・野本幸太のシュートは相手の壁に当たりゴールならず。続けて獲得したコーナーキックを、またもや11番・野本がゴール前へ蹴り入れ、途中出場の17番・中村勇太が合わせるもシュートは僅かに枠をそれ、そのままタイムアップ。

 拓大は、前期リーグで黒星を喫した東洋大を3-0で一蹴し有終の美を飾った。一方の東洋大は全国大会に向け、不安要素の残る結果となった。





 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦』2部第21節は、12月12日(土)に1試合、12月13日(日)に4試合が行われた。



日本大学 対 明治学院大学


 前節に関東リーグ残留を決めた勢いで3連勝を目指す日本大学(勝点22・暫定8位)と、降格を免れるには残り全勝しかない明治学院大学(勝点14・暫定11位)の一戦。

 明学大は残り2戦を2連勝、かつ東京国際大学か立教大学が連敗しなければ降格が決まってしまう。崖っぷちに追い込まれた状況の中、しかし明学大は、序盤から2連勝中の日大を相手に主導権を握る。決定機の演出には至らなかったものの、9番・武田義臣や26番・岡本悠作を中心としたパスワークで日大ゴールを脅かす。また、前節負傷交代した主将の4番・浅貝崇裕を欠く中、DFの21番・谷本玲弥がディフェンスラインを統率し、チーム全体を鼓舞する。一方の日大もキャプテンマークをまいた15番・東憲也を中心にゴールを死守。攻めては4番・山崎舜介のドリブル、そして前節ハットトリックを達成した11番・荻原翼が決定機を演出。明学大GK30番・岡部洋平の好セーブに阻まれて得点にこそつながらなかったものの、明学大には1本もシュートを打たせず前半を終えた。

 後半に入っても試合は拮抗したまま。明学大はハーフタイムに、前節ゴールを決めた10番・天本翔太を投入。さらに75分にも同時に2枚の交代カードを切って勝負に出る。対する日大も32番・西山蓮平、22番・中村健人ら前線の選手をピッチに送り出し流れを変えようと試みる。試合が動いたのは78分、日大は8番・大森渚生が最終ラインまで降りてくると、左サイドの30番・小林佑煕にパスを通す。前がかりになっていた明学大の裏のスペースを突く、日大にとっては絶好のカウンターチャンス。30番・小林はサイドを駆け上がってゴール前にラストパスを送ると、これを11番・荻原がダイレクトで押し込み、日大が待望の先制点を決める。その後も日大は堅い守備で明学大にチャンスを与えず1-0で試合終了。今季6点目をマークした11番・荻原のゴールが決勝点となり、日大が接戦を制した。

 日大は今季初の3連勝を達成し、来年1月に控える全国大会「#atarimaeni CUP」に向けて上々の仕上がり。一方の明学大はこの敗戦の結果、最終節を残して1年での東京都リーグへの降格が確定した。


神奈川大学 対 青山学院大学


 来季へ繋ぐサッカーを体現し、ひとつでも上の順位でシーズンを終えたい神奈川大学(勝点26・暫定7位)と、前節で東京都リーグへの降格が決定するも、後期リーグ初勝利を挙げ爪痕を残したい青山学院大学(勝点10・暫定12位)の一戦。

 前節は上位の関東学院大学相手に、苦しい展開ながらもセットプレーの好機を生かして2連勝した神大と、後期リーグは未だ勝利のないまま東京都リーグへの降格が決定してしまった青学大という、対称的な2チームの対戦。前期リーグ対戦では拮抗した展開の末、青学大が1-0で勝利。この対戦も堅い展開になるかと思われたが、スコアは早い時間に動いた。序盤の14分、神大は左サイドを6番・増村有哉が突破しクロスを供給。やや長めとなったこのボールは、しかしファーサイドで26番・角田薫平がヘディングで折り返してゴール前へ。これが絶好のラストパスとなり、最後は17番・安松元気が、DFとは思えない見事な反転トラップから、振り向きざまに左足を振り抜いて先制点を挙げる。幸先の良いスタートを切った神大だが、この失点で青学大にもスイッチが入った。前線からプレッシャーをかけてボールを奪取。チャンスにつなげようと試みる。43分には右サイドを抜け出した青学大の2番・吉田歩未に好機かと思われたが、これをエリアの外まで飛び出して防ごうとした神大GK12番・山野宗一郎が勢いあまって2番・吉田を倒してしまい、まさかの一発退場。神大は残り45分以上を、10人で戦うこととなった。しかしペナルティーエリア手前からのフリーキックという危機的状況、そしてその後の波状攻撃を交代で入ったGKの21番・立川健太が連続セーブ。逆に流れを再び引き寄せる形になり激動の前半は神大1点リードのまま折り返した。

 後半は10人の神大に対し青学大が圧倒的に攻勢を仕掛ける形になった。ボールを保持する時間を増やしチャンスを窺う青学大だが、10人になり守備意識が高まった神大の前に決定的なチャンスを作れない。神大は21番・立川を中心に球際で粘り強い守備を保ち、時間の経過を待ち、最後までゴールを割らせないままタイムアップ。

 試合を通じて高い集中力を保った神大が、倍となる14本ものシュートを浴びながらもクリーンシートを達成し、今季初の三連勝を掴み取った。一方の青学大は後期リーグ初勝利を目指し最後まで攻撃の手を緩めることはなかったが、10人で守る神大ゴールをこじ開けることができず痛恨の敗戦。勝点3は今節もお預けになった。




流通経済大学 対 関東学院大学


 前節は大量得点の完勝で1部リーグ昇格を決め、その勢いで優勝を狙う流通経済大学(勝点47・暫定1位)と、前期リーグは引き分けに終わった相手に白星を挙げたい関東学院大学(勝点33・暫定4位)の一戦。

 1部リーグ昇格を決めて勢いに乗る流経大は、試合開始直後から猛攻に出た。まずは9分にコーナーキックを獲得。キッカーの8番・仙波大志が蹴ったボールを、14番・安居海渡が頭でそらし最後は16番・永井颯太が押し込んで先制する。この先制点で流れを掴んだ流経大は、18分にもゴール前で20番・関野元弥がボールを奪い11番・満田誠にラストパス。落ち着いて流し込み、11番・満田が追加点を挙げる。さらに24分、6番・佐藤響のクロスに、またもや11番・満田が頭で押し込み3-0とリードを広げる。試合はワンサイドゲームになるかと思われたが、ここから関学大の怒涛の追い上げが始まる。28分に14番・北村椋太がサイドを駆け上がり、低い弾道のクロスを中に蹴り込むとこれが流経大DFのオウンゴールを誘い3-1に。前半は関学大が1点を返して終了した。

 リードは未だ流経大。しかし前半の得点で勢いにのった関学大は64分、4番・鈴木友也からのロングボールに9番・村上悠緋が反応。これを右足で流し込み3-2と1点差に迫る。86分にはGK、1番・園田悠太からのロングボールを、またしても9番・村上がゴール前に抜け出しネットに突き刺す。ついにスコアは3-3と同点となり、試合は振り出しに戻った。しかし関学大の猛攻はまだまだ終わらない。アディショナルタイムに突入し、ドロー決着かと思われた90+5分にまさかの展開。ペナルティーエリア内で流経大の11番・満田が足をかけてしまい、関学大にペナルティーキックを献上。9番・村上のキックは、一度はGK31番・薄井覇人に弾かれるものの、自身でこぼれ球を押し込み4点目。これでスコアは3-4となり、3点差をひっくり返す大逆転勝利で、関学大が首位・流経大から大金星を挙げた。




立教大学 対 東京国際大学 @流通経済大学龍ケ崎フィールド


 直近の4節で勝利がなく、そろそろ勝利したい立教大学(勝点20・暫定10位)と、連勝中の勢いで前期リーグのリベンジを果たしたい東京国際大学(勝点20・暫定9位)の一戦。

 序盤から球際で激しい攻防戦が繰り広げられる中、立教大は19番・宮倉樹里杏を起点にして攻撃を組み立てる。対する東国大も5番・塩野清雅を中心とする堅い守りで立教大の攻撃に対応。ともに激しいプレーで激突した結果、多数の直接フリーキックを相手チームに献上する結果となったが、ゴールにはつながらず、両チーム無得点で前半を終えた。

 立教大はハーフタイムに2人の選手を交代し、流れを変えようと試みる。対する東国大も59分、同時に2人の選手をピッチに送り出す。するとこれが功を奏し、試合の流れは次第に東国大へ。東国大は11番・師岡柊生を中心に果敢にゴールに迫るが、立教大も途中出場の5番・田中拓実が声を出してディフェンスラインを統率。東国大に得点を許さない。試合は0-0のまま終盤へ。スコアレスドローに終わるかと思われたが、試合終了間際の90分に試合が動いた。東国大は直接フリーキックからのこぼれ球を11番・師岡が折り返し、最後は4番・湯澤拓士が詰めてゴール。土壇場に決めた先制点がそのまま決勝点となり、ほどなくタイムアップ。東国大が最後の最後にゴールネットを揺らし、連勝を3に伸ばした。


産業能率大学 対 日本体育大学 @流通経済大学龍ケ崎フィールド


 今季初の有観客試合で勝利を目指す明日産業能率大学(勝点30・暫定5位)と前節に続いて立教大学に勝利し、連勝につなげたい日本体育大学(勝点29・暫定6位)との一戦。

 すでに関東リーグ残留を決めている5位と6位の直接対決は、予想外の結末となった。素早いパスサッカーを得意とする産能大は、前半からその長所を活かして日体大の守備陣を翻弄。17分に左サイドでコーナーキックを得た産能大は、10番・城定幹大が長身DF、32番・橋本峻弥めがけてキックを蹴り込んで制空権を得ると、最後は2番・石島春輔が押し込んで先制点を挙げる。産能大はその後も攻撃の手を緩めず、26分には、日体大の守備を完全に崩し切った28番・菅原龍之助が、そのまま右足を振りぬき追加点を決める。前半は終始産能大がペースを握ったまま終わった。

 2点のビハインドを負った日体大は、攻撃のペースを速めようと後半頭から30番・西城響也を投入。右サイドからの崩しを試みる。しかしサイドを突破して上げたクロスは、甲府内定の産能大DF、18番・野澤陸にことごとく防がれてしまう。すると75分、再びゴール前で産能大28番・菅原が決定機を決め追加点。3-0とリードを広げると、82分にも攻撃陣全員が連動したパス回しで相手を左右に動かし、最後は19番・小野寺亮太がゴール左隅に蹴り込んで勝負あり。4-0と大差で日体大を下した産能大が完勝を収めた。



 第22節は、12月19日(土)にAFGフィールドにて11:00から流通経済大学と拓殖大学が対戦する。また、同日に東洋大学と産業能率大学、東京国際大学と日本大学、関東学院大学と立教大学、神奈川大学と明治学院大学、日本体育大学と青山学院大学がそれぞれ対戦する。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、3ケ月遅れとなる7月に開幕した『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦』もついに次節が最終節となる。今節、暫定1位の流経大は関学大に痛い逆転負けを喫し、残り試合数が2試合多い暫定2位の拓大との勝点差を広げることができなかった。その流経大と拓大は次節で直接対決。拓大の残り試合に関わらず、この試合で流経大が勝利すれば自力での2部リーグ優勝が決まる。流経大の、『「アミノバイタル?」カップ』に続く今季2つ目のタイトル獲得となるか。一方、日大に惜敗した明学大はこの結果をもって東京都リーグへの降格が決定した。最終節を前にして1部リーグ昇格の2チーム、東京都リーグ降格の2チームともに決定しているとはいえ、最終節を勝利で飾りたいという気持ちはどのチームも同じだろう。泣いても笑っても、今季最後のリーグ戦。いつにも増して白熱した戦いが期待される。
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