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JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦・2部第12節レポート

2016/09/13
 ついにスタートした『JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』。2部リーグ第12節は9月10日(土)に全6試合が開催された。


◯現在、勝点14と上位に食いついていきたい朝鮮大学校(勝点14・6位と、前期リーグで朝鮮大学校に敗れ、後期リーグで挽回をはかりたい東海大学(勝点14・7位)の一戦。

 試合が動いたのは前半8分、コーナーキックを得た東海大は14番・若林涼太のキックに、5番・岩壁裕也が強烈なヘディングシュートで合わせネットを揺らし、先制する。勢いに乗る東海大はその後も立て続けに攻め、前半42分にPKを獲得。これをキャプテンの岩壁が落ち着いて決め、追加点をマーク。反撃に出たい朝鮮大だったが、前半はシュート1本のみと、東海大の守備を崩すことができずに2-0で前半を終える。
  後半に入ると流れが一変した。朝鮮大は16番・梁碩柱を中心に猛攻を仕掛ける。いくつものチャンスを作り出した朝鮮大だが、フィニッシュの精度を欠き、なかなか得点を奪えない。しかし試合も終盤を向かえた82分、朝鮮大がPKを獲得。これを10番・金成純が右足で沈め、朝鮮大が反撃の狼煙を上げる。その後も、朝鮮大は力強い攻撃を展開したが、東海大の集中した守備を崩すことはできず、試合終了。2-1で東海大が勝利した。
 敗北を喫した朝鮮大は8位に転落し、黒星スタートとなった。次節で巻き返しを狙いたい。一方、勝利を挙げた東海大は勝点を17に伸ばし、6位に浮上。上位進出を虎視眈々と狙う。


◯天皇杯での快進撃で勢いに乗る神奈川大学(勝点19・5位)と、頼れるセンターバックの復帰で勝利をつかみたい東京学芸大学(勝点12・9位)の一戦。

 試合は序盤から東学大が主導権を握る展開となった。東学大は9番・増田侑也を中心に攻撃を仕掛け、前半だけで計7本のシュートを放つ。しかし、神大の粘り強い守備を前に得点を奪えない。一方、神大も先制点を狙うが、良いリズムを作りきれず両チームスコアレスのまま前半を終える。
 後半に入ると試合が動いた。東学大3番・冨澤右京のコーナーキックに、4番・石川将人が合わせてヘディングシュートを叩き込み、東学大が先制に成功する。
反撃に出たい神大は6番・武田将平を中心に積極的な攻撃を仕掛けるが、得点にまで結びつかない。勢いに乗る東学大は81分、15番・堀大貴がドリブルからシュートを放つと、このシュートが神大ゴールネットに突き刺さり、追加点を幕マーク。結局、東学大が2点のリードを守り切り試合終了となった。
 持ち味を発揮できずに完敗を喫した神大。上位陣と差が開いてしまったため次節で巻き返しを狙いたい。一方、アグレッシブなサッカーで勝利を掴んだ東学大は、9位から7位に浮上。幸先良いスタートを切った。


○勝って首位を追走したい東洋大学(勝点20・3位)と、後期の巻き返しが期待される関東学院大学(勝点11・10位)との一戦。

 序盤は関学大が主導権を握る展開となった。22番・井上翔太郎のポストプレーを中心に前に推進力のある攻撃を仕掛ける関学大だったが、の東洋大が徐々に落ち着きを取り戻すとスコアが動いた。前半14分、ペナルティーエリア付近での東洋大9番・坂元達裕と13番・高橋宏季のパス交換から、最後は9番・坂元がミドルシュートを放つ。このシュートがゴールネットを突き刺し、東洋大がファーストシュートで先制点を挙げる。さらに前半終了間際の44分、東洋大が追加点を挙げる。ペナルティーエリア右側からのフリーキックを得た東洋大は、来季から京都サンガF.C.への入団が内定した10番・仙頭啓矢が志願。「こちら側からのフリーキックはあまりやったことがない」という仙頭だったが「相手の壁が3枚だったからファーサイドを狙おうというアイデアが浮かんだ」。仙頭の放った巻き気味のシュートは壁を超え、ファーサイドのポストを直撃。そのままはね返ってゴールインとなり、東洋大が2-0とリードを広げて前半を折り返した。
 得点のほしい関学大は後半から20番・加藤慧に代えて14番・三橋秀平を投入。ボールを繋いでゴールに迫るが、あと一歩のところでシュートに持ち込むことができない。その後は両チームとも足が止まり効果的な攻撃を仕掛けることができず、試合はそのまま終了。2-0で東洋大が勝利し、昇格争いに向けて大きな勝点3を手にした。一方の関学大は、11位の拓大と勝点11で並ぶ結果に。辛うじて得失点差で10位につけるものの、残留のためには勝点をひとつでも多く積み重ねたいところだ。


○天皇杯でJリーグクラブとの対戦を経験した東京国際大学(勝点24・2位)と、同じく多くの練習試合をこなし、底上げを図ってきた拓殖大学(勝点11・11位)との一戦。

 お互いがアグレッシブに攻め合い、球際でも激しくぶつかり合う試合となった。東国大は9番・町田ブライトへ、シンプルに裏へとパスを出して拓大DFを混乱させる。試合が動いたのは前半25分、13番・浅利航大がバイタルエリアにうまく潜り込んでパスを受けると、右サイドを駆け上がった4番・古川雅人にスルーパス。古川がダイレクトで中に折り返すと、中央で待っていた9番・町田が右足で流し込み、流れるようなパスワークから東国大が先制点を挙げる。「最後の入り方がよかった」と、指揮官の前田秀樹監督も目を細めるゴール。町田にとっては今季10点目となり、2部リーグの得点ランキング首位を堅守するゴールとなった。一方の拓大も、リーグ戦初出場の18番・細田真也が右サイドからのクロスでチャンスを演出するが、得点には結びつかない。前半は1-0で東国大がリードして折り返す。
 後半に入ると拓大がボールを持つ時間が増え、東国大がカウンターから9番・町田が攻めるという構図がより明確になった。追いつきたい拓大は10番・池田直樹、18番・細田に代えて6番・緋田優人、15番・柴田隼人を同時に投入、足が止まり始めた東国大に対して猛攻を仕掛ける。しかしゴール前での精度が低く、なかなかチャンスを活かすことができない。試合終了間際の決定機も、東国大のGK、1番・伊原清也のファインセーブに阻まれ同点とはならなかった。試合はそのまま終了し1点のリードを守り切った東国大が勝点3を得て首位に浮上。「後期の初戦はお互いに探りあいになるから簡単にはいかないが、選手たちがよくがんばってくれた」と前田監督もほっとした様子だった。
 一方の拓大は、ゴール前までの崩しはいいものの、あと一歩のところの決定力不足が露呈した。「前期は得点を挙げているのに失点が多かった。失点を減らすという課題に取り組んだ成果は出たと思うが、全体的にラインが下がってしまった」と主将の4番・穂積諒。「ドリブルできる選手が効いて、攻撃が成り立っているのが拓大。でも今日はフィニッシュのところで人数が足りなかった」と攻撃面での課題が明確に。次戦の中大戦は八王子ダービー、負けられない戦いが控えている。


○昇格1年目にして1部リーグ昇格を狙う東京農業大学(勝点17・5位)と、前期終盤の悪い流れを断ち切りたい青山学院大学(勝点13・8位)との一戦。

 東農大、青学大両チームともに前期とは違う顔ぶれのメンバーが名を連ねて臨んだ後期初戦。立ち上がりは拮抗した展開になった。ボール奪取から素早くパスを回す東農大と、セットプレーからチャンスを狙う青学大。前半は両者とも譲らず、0-0のスコアレスドローで試合を折り返した。
 後半に入ると、東農大のサイドからの組み立てが機能し始める。その流れのまま60分に自陣でボールを奪うと、8番・牧寛史からのパスを受けた10番・岡庭裕貴がセンターサークルからドリブルを開始。そのまま一人でゴールまで持ち込み先制点を奪う。勢いに乗った東農大は、先制点からわずか3分後の63分にも左コーナーキックを獲得。ショートコーナーから得たチャンスを5番・割田大遥が流し込んで追加点を挙げる。2点を先制された青学大は83分、32番・坂本裕樹に代え9番・窪園大地を投入。流れを変えようとするが、守りに入った東農大をなかなか崩すことができない。試合終盤ゴール前で得た直接フリーキックを獲得するも、7番・山田武典のシュートはポストに嫌われゴールならず。結局、最後まで守り切った東農大が後期開幕戦を勝利で飾り、順位をひとつあげて4位に。逆に青学大は順位をひとつ下げて9位と、厳しいスタートになった。


○前期を首位で折り返し、後期も首位を堅守したい中央大学(勝点26・1位)と、前期は最下位で折り返したものの、天皇杯予選で自信をつけて巻き返しを狙う明治学院大学(勝ち点4・12位)との一戦。

 先に動きを見せたのは明学大だった。23分、中大からボールをカットした24番・澤田大登からのパスを受けた20番・黒石川瑛が右足で先制点を決める。勢いづいた明学大は、その6分後の29分にも追加点を挙げる。6番・新井博人からのパスを20番・黒石川がつなげ、最後は9番・渡邉彰太が右足で冷静に決める。一方の中大は前半2点を先取される厳しい展開に。
 2点のビハインドを負って迎えた後半、このままでは終われない中大はエースの9番・矢島輝一を投入。66分にも10番・古橋匡梧をピッチに送り込むなど反撃に出るが、なかなかゴールが決まらない。このまま試合終了かと思った87分、9番・矢島が頭でつないだパスを、11番・翁長聖が左足で合わせてシュートを放ち、中大が待望の1点を挙げる。しかし、追加点を挙げて明学大に追いつくことなく、試合終了のホイッスルた。中大は最下位の明学大相手に勝点を取りこぼし、首位を転落する結果となった。一方の明学大は、夏の流れのまま好調を維持し、中大に勝利。10位の関学大、11位の拓大との勝点差を4にまで詰め、降格圏脱出を狙う。


 次節第13節は、9月14日(水)に流通経済大学サッカー場で神奈川大学対関東学院大学、中央大学対拓殖大学が対戦。また流通経済大学フットボールフィールドでは、東京農業大学対東海大学、東京国際大学対明治学院大学、朝鮮大学校対青山学院大学、東洋大学対東京学芸大学の4試合が行われる。ついに再開されたリーグ戦。残り10試合、優勝、昇格、あるいは残留に向けて、各大学とも1試合も落とせない戦いが始まる。

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