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JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦・2部第13節レポート

2016/09/16
 首位・中央大が最下位の明治学院大に敗れるなど、波乱の後期幕開けとなった『JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦』。中3日あけの開催となった第13節は、9月14日(水)に全6試合が開催された。



○後期リーグ初戦を落とし2連敗は避けたい神奈川大学(5位・勝点19)と、残留のためには一戦も落とせない関東学院大学(10位・勝点11)の一戦。

 ともに前節で敗れ、2連敗は避けたい両チームの対戦となった。試合は序盤から神大がボールをキープし、攻め込む形に。前半の26分、神大の6番・武田将平の左コーナーキックを中央で待っていた26番・吉田蓮が上手く頭で合わせて先制する。前半の内に追いつきたい関学大だったが、なかなかボールを奪えず、シュートも1本で抑えられるなど攻め手がなく、1-0で神大がリードしたまま前半を終える。
 後半も変わらず神大のペースで、62分には神大11番・野路貴之からのパスを受け、またもや26番・吉田が左足でシュートを放ち追加点を奪う。しかし、どうしても負けられない関学大も、そのわずか3分後の65分に、30番・見木友哉がドリブルから豪快にゴールを決めて、反撃ののろしを上げる。だが67分には19番・野沢祐弥が、70分にも2番・南祥巧がゴールを決めて、神大が関学大を突き放す。関学大も86分に2番・吉田蒼一朗がコーナーキックからのボールを頭で合わせて意地で1点を返すものの、時すでに遅し。結局は4-2と大差をつける形で、神大が勝利を収めた。
 6番・吉田が2ゴール1アシストと、好調ぶりを見せつけた神大は、この勝利で中位を抜け出すための大きな勝点3を得た。一方、後期開幕から2連敗となってしまった関学大は、ついに11位と降格圏に順位を落としてしまった。残留に向けて、次節こそ勝点が欲しいところだ。


○1年での1部復帰を目指す中央大学(2位・勝点26)と、前節では首位の東京国際大学に負け、残留争いに絡む拓殖大学(11位・勝点11)の一戦。

 中大は昇格のために、拓大は残留のために、目的は違うものの負けられない一戦。前半、拓大がサイドでボールを持ちながら数的優位を作り出し、次々とチャンスを作る。13分には、拓大7番・西山大輝が相手のクリアしたボールを拾い、そのままミドルシュートを決めて先制点を挙げる。一方、先制された中大はなかなか攻め手が見つからないなか、前半終了間際に9番・矢島輝一がゴール前で倒され、ペナルティキックを得る。それを9番・矢島が自ら決め、前半は1-1で折り返した。
 後半立ち上がりには中大7番・寺村介がサイドにいた2番・縣翔平からのボールを受け、左足を振り抜いて追加点を挙げ、逆転に成功する。しかし残留のかかった拓大も猛攻撃を仕掛け始める。終了間際の85分に、15番・柴田隼人からのクロスに9番・小野瀬恵亮が頭で合わせて同点に追いつくと、アディショナルタイムに入った90+3分、8番・冨田博斗が左足を振り抜いてシュート。拓大が劇的な逆転ゴールを決め、試合は2-3で拓大の勝利となった。
 前期から上位を走り続けた中大相手に、貴重な勝点3を獲得した拓大。順位をふたつあげて9位となり、降格圏からの脱出に成功した。このまま勝点を重ね、降格圏から大きく離れたいところだ。
 一方、リーグ戦再開からまさかの2連敗となってしまった中大。前期の"貯金"で2位にはいるものの、3位・東洋大との勝点差は2。そろそろ勝たなければ、昇格できる2位をキープすることは難しいだろう。


○前節で勝利し、上位争いに食い込みたい東京農業大学(勝点20・4位)と、同じく前節の勝利で上位進出へのチャンス狙う東海大学(勝点17・6位)との一戦。

 立ち上がりは両者とも大きくボールを動かして展開しようとするが、東農大がボールを持ち始めると、東海大はすかさずマンツーマンで対応。ボールを動かしながらゴールを狙う東農大だが、なかなかゴールまで持ち込むことができない。逆に30分には、東海大がカウンター攻撃からチャンスを作る。14番・若林涼太のシュートはGKが弾くものの、こぼれ球を9番・成瀬佑太が押し込んで先制点を挙げる。しかしその直後32分には、東農大が絶好の位置でフリーキックを獲得。10番・岡庭裕貴のボールを、16番・加藤聖哉が頭でドンピシャで合わせて1-1とし、試合を振り出しに戻した。
 後半に入っても東海大の守備をなかなか崩すことのできない東農大だったが、69分に14番・田代蓮太と10番・岡庭とのパスワークから、最後は14番・田代が右足シュートを放ち、2-1と逆転に成功する。しかし東海大も堅守からの速いカウンターを仕掛けると、東農大はこれを止められずペナルティエリア内でファウルをおかしてしまう。ペナルティキックを得た東海大は73分、5番・岩壁裕也がこれを冷静に決め、再び2-2に追いつく。
 この後は追加点を挙げることなく2-2でタイムアップ。両チームのスタイルがよく出た試合となったが、ともに勝点1を分け合う結果に。東海大は6位をキープするものの、東農大は順位をひとつ落とすなど、上位進出にはつながらなかった。


○後期リーグ初戦に勝利し、このまま首位をキープしたい東京国際大学(勝点27・1位)と、同じく後期初戦を勝利し、波に乗りたい明治学院大学(勝点7・12位)との一戦。

 まず動いたのは明学大だった。34分、6番・新井博人が右足で豪快に放ったペナルティキックは、ポストに当たりながらそのままゴールに入り、明学大が先制点を挙げる。しかし東国大も38分、26番・石田勇大を起点に、4番・古川雅人のクロスに10番・安東輝が右足で合わせて1-1の同点に。このまま前半は終わりかと思われたが、前半終了間際の45分、明学大20番・黒石川瑛が右足のシュートを放って再びリードを奪い、前半を終了する。
 しかし後半、試合の流れは東国大へと傾く。58分、10番・安東が今度は左足でゴールをを決めると、61分には22番・中村彰吾がコーナーキックからヘディングシュートを決めて逆転に成功。さらに62分には13番・浅利航大がこぼれ球を拾い、それを得点ランキングトップの9番・町田ブライトが決めて、4-2と明学大を大きくリード。しかしこのまま終われない明学大も、80分に相手のこぼれ球から11番・鳥谷部嵩也が点を決めたが、反撃はここまで。東国大が4-3で逃げ切って勝利を収めた。
 東国大は後期スタートから2連勝で、2部首位をキープ。2位の中央大が敗れたため、勝点差も4に伸ばした。一方の明学大は、あと1点差に追い詰めながらも惜敗を喫した。前節同様、得点を決めることができているだけに失点数を減らして勝点をもぎ取りたいところだ。次戦の神大戦は、前期勝利しているだけに、相手の神大も警戒してくるだろう。持ち前の攻撃力を武器に後期の巻き返しを図りたい。


◯前期を6位で折り返したものの、後期は黒星スタートとなった朝鮮大学校(勝点14・8位)と、同じく前節で敗北を喫し、後期初勝利が欲しい青山学院大学(勝点13・9位)の一戦。

 試合は序盤から青学大が主導権を握る展開となった。得点が動いたのは17分、青学大14番・小泉佳穂からのクロスに10番・伊藤光輝がヘディングシュートでうまく合わせ、先制点を挙げる。さらに31分、7番・山田武典からのフリーキックを右サイドで受けた14番・小泉がドリブルで相手をかわし、鮮やかな攻撃で追加点を挙げる。その後は巻き返しを図りたい朝鮮大が4本ものシュートを放つも、青学大GK21番・北原慶太の牙城を崩せない。波に乗った青学大はアディショナルタイムに入った45+1分、17番・上村圭祐のパスに反応した10番・伊藤が追加点を決め前半を0ー3で折り返す。
 反撃に出たい朝鮮大だったが後半に入っても攻め手を見出せず、65分には11番・韓勇太が退場。数的不利な状況に追い込まれる。その後はお互いに攻防を繰り返すも点は動かなかったが、試合も終盤に差しかかった85分、 途中出場の青学大23番・福井康太のクロスに10番の伊藤がヘディングで合わせ4点目をマーク。10番・伊藤はこの得点でハットトリックを達成。さらに終了間際、アディショナルタイムの90分+3分、こちらも途中出場の青学大9番・窪園大地がドリブルから強烈なシュートを放ち、ダメ押しの5点目。そのまま試合は終了し、 5得点と大量得点を奪った青学大が快勝した。
 青学大はこの勝利で9位から7位へとジャンプアップ。一方、敗れた朝鮮大は後期2連敗となり、順位も10位と降格圏へと近づいている。次節こそ勝ち星を挙げて挽回したいところだ。


◯ともに前節で勝利した両チーム。連勝で昇格圏内を狙いたい東洋大学(勝点23・3位)と、今節も勝点3を積み上げ上位を追走したい東京学芸大学(勝点15・7位)の一戦。

 試合は序盤から東洋大ペースで試合が進んだ。東洋大は10番・仙頭啓矢を中心とした縦に速い攻撃で攻め立てる。対する東学大はDF陣を中心とした粘り強い守備で得点を与えない。東学大は前半だけで7本ものシュートを放ったが先制点を奪えず、拮抗した展開のまま0-0で前半は終了。
 後半に入っても流れを掴むのは東洋大となった。東洋大がボールを回してチャンスを作るのに対し、東学大は自陣で守ってカウンターを狙うという構図に。両者激しい攻防を繰り広げるが、なかなか得点を奪えない。その流れを変えるべく、東洋大は9番・坂元達裕に代わって16番・宮野直也を投入する。その後も立て続けに攻めた東洋大だが、結局東学大の堅い守備から得点を奪うことができず、スコアレスドローで試合終了。
 首位を追走するためにも勝利が欲しかった東洋大だが、手痛い引き分けとなってしまった。一方、東学大は3位の東洋大を相手に大きな勝点1を手に入れた。次戦の対戦相手は2位の中央大。こちらも格上相手となるが、勝点を得て上位進出を狙いたいところだ。



 次節第14節は、9月18日(日)に東京国際大学坂戸キャンパス第一サッカー場で東海大学と関東学院大学、東京国際大学と青山学院大学が対戦。東洋大学朝霞グラウンドでは、神奈川大学対明治学院大学、東洋大学対朝鮮大学校の試合が行われる。また、中央大学多摩キャンパスサッカー場では東京農業大学対拓殖大学、そして中央大学対東京学芸大学が対戦する。
 中大がまさかの連敗を喫するなど、再開早々思わぬ展開となった2部リーグ。残留を目指し、下位チームが奮闘を見せる中、このまま東国大が首位独走体制に入るのか。厳しい日程の3連戦の最後の試合は、今後の展開を占う意味でも見逃せない一戦になるだろう。


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