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JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦・1部第18節マッチレポート

2021/02/04


 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』1部リーグ第18節は、12月28日(月)に延期分の1試合が行われた。


駒澤大学 対 法政大学


 直近の試合でリーグ戦復帰後初勝利。今季最後の試合を白星で終わりたい駒澤大学(勝点32・暫定6位)と、少しでも上位でリーグ戦を終えるために負けられない法政大学(勝点33・暫定5位)の一戦。

 一進一退の攻防戦。均衡を破ったのは駒大だった。27分、ゴールキックのボールに競り勝った27番・島崎翔輝が右にいた4番・小幡祐稀へとパス。4番・小幡からのクロスボールを14番・米田大介が右足でゴール左隅に押し込み、駒大が先制する。駒大は続く32分にも中盤でボールを奪うと、7番・荒木駿太のドリブルで一気に前線へ。中央でパスを受けた30番・森本ヒマンが落ち着いてゴール中央に突き刺し、追加点を決める。2-0とリードを広げた駒大がペースを握るかと思われたが、法大も41分、16番・陶山勇磨、14番・田部井涼とパスをつないでゴール前にスルーパス。最後は20番・佐藤大樹がこれをゴールに流し込み、2-1で前半が終了する。

 追いつきたい法大は後半に入り、23番・関口正大や15番・飯島陸を投入して攻撃の活性化を図る。すると76分、10番・長谷川元希が中央を突破。ペナルティーエリア内に侵入したところを倒されてペナルティーキックを獲得する。このチャンスを自ら落ち着いてゴール左に沈め、試合を振り出しに戻した。法大は最後まで粘り強く攻め続け、87分に10番・長谷川からボールを受けた23番・関口の中央へのラストパス。これに15番・飯島が合わせ、ついに逆転に成功。駒大も最後まで果敢にゴールを目指すが、一歩及ばず試合終了。2点ビハインドから試合をひっくり返した法大が勝点3を手にした。





 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦【後期】』1部リーグ第18節は、12月15日(火)に延期分の1試合が行われた。

明治大学 対 中央大学


勝てば1部リーグ優勝に大きく近づく明治大学(勝点44・暫定2位)と、2部リーグ降格は決定したものの、来季に繋がる試合をしたい中央大学(勝点9・暫定12位)の一戦。

 試合は序盤からインテンシティの高い攻防が繰り広げられた。明大は9番・狩土名禅と11番・佐藤凌我の2トップを中心にハイプレスをかけるが、中大も12番・塩崎悠司と27番・牛澤健の両センターバックの落ち着いたビルドアップで対応する。明大のハイプレスに捕まる場面もあった中大だが、素早い攻守の切り替えで明大にチャンスを与えない。守備に課題を抱えている中大だったが、前半は明大を相手にスコアレス、シュート数でも上回る好展開で試合を折り返した。

 しかし、ハーフタイムに交代カードを2枚切った明大が、後半に怒涛のゴールラッシュを見せる。試合が動いたのは54分、明大は左サイドを崩すと18番・杉浦文哉がクロス。これにファーサイドで待っていた2番・常本佳吾が頭で押し込み、明大が待望の先制点を挙げる。直後の55分には先制点を決めた2番・常本が上げたクロスを相手GKがクリアー。そのボールを先制点のアシストをした18番・杉浦がシュート。強烈なシュートをねじ込み、2番・常本と18番・杉浦の2人の連携から、明大はあっという間にリードを広げる。勢いに乗った明大は60分に途中出場の14番・持井響太が右サイドを突破。これが相手のファウルを誘いペナルティーキックを獲得。このチャンスを11番・佐藤がきっちり決めてスコアは3-0に。しかし明大は攻撃の手を緩めない。試合も終盤に差し掛かった88分には、入ったばかりの19番・岩田寛生のラストパスに10番・小柏剛が左足で合わせて4-0。その1分後には持ち前のハイプレスでボールを奪い返すと、8番・力安祥吾とのパス交換から14番・持井がゴールネットを揺らし、5-0で試合終了。

 この勝利で明大が首位に浮上。2位・早稲田大学との勝点差を3に広げ、関東リーグ連覇を大きく手繰り寄せた。





 『JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦』1部リーグ第18節は、11月21日(土)に4試合が行われた。


慶應義塾大学 対 筑波大学 @流通経済大学龍ケ崎フィールド


 後期リーグ始まって以降、未だ勝利のない慶應義塾大学(勝点16・暫定10位)と、連勝して少しでも順位をあげたい筑波大学(勝点17・暫定9位)の一戦。

 試合開始から、互いに激しいプレッシャーをかける両チーム。12分には慶大DFのミスをついた筑波大の9番・小林幹が33番・庄司夢ノ介へとパス。33番・庄司が放ったシュートは枠を捉えるものの、慶大GKの1番・田原智司が弾いてネットを揺らすことはできない。強い風が吹くなか、風上に立つ筑波大はロングボールを中心に攻撃を仕掛ける。対する慶大は14番・橋本健人や33番・木南諒がボールに絡み、ショートパスやグラウンダーのボールを多用して筑波大に対抗。前半は筑波大が2本のシュートを放つにとどまり、慶大はシュート0。チャンスらしいチャンスのないまま、スコアレスで試合を折り返す。

 後半に入り、慶大は7番・杉本崇太朗が立て続けに2本のシュートを放つ。その後も積極的にゴールに迫りチャンスを窺う慶大だったが、いずれも得点には至らない。試合開始時から続いていた強風の影響で、両チームなかなかロングボールをつなぐことのできない中、60分過ぎからは双方選手交代を行い、試合の流れを掴もうと試みる。すると慶大が2枚目の交代をした直後の86分、ついに試合が動く。慶大8番・勝俣昂亮が右サイドから前線にロングボールを送り、11番・内桶峻がゴール前へグラウンダーのボールを入れる。最後は途中出場の9番・古川紘平が右足を振り抜き、ダイレクトシュートをゴールに突き刺した。その後も風上に立つ慶大が攻め続け、筑波大を圧倒。筑波大もラストプレーのコーナーキックでは、GKも前線にあげてゴールを目指すが、慶大がここを耐えきりタイムアップ。下位に沈む両チームの対戦は、残り時間わずかのところで慶大が試合を決め、待望の後期リーグ初勝利をあげた。

 勝点差1で並ぶ9位と10位の直接対決は、慶大が後期初勝利で10位から8位にジャンプアップ。降格圏から遠のいた。逆に敗れた筑波大は10位に後退。明暗を分ける結果となった。


桐蔭横浜大学 対 立正大学 @流通経済大学龍ケ崎フィールド


 直近の試合はスコアレスドローに終わり、全国大会出場に向け勝利が欲しい桐蔭横浜大学(勝点24・暫定6位)と、こちらも直近2試合で勝ちきれず、今節こそ勝利したい立正大学(勝点20・暫定7位)の一戦。

 強い風が吹く中、試合は開始早々の3分に動いた。桐蔭大はコーナーキックを獲得。キッカーの7番・神垣陸の蹴り入れたボールでゴール正面が混戦となるが、こぼれ玉を拾った11番・篠原友哉が左足を振り抜きゴール。桐蔭大が幸先よく先制する。その後も桐蔭大が試合を優勢に進めるが、やがて立正大も反撃を開始。17分、中央から18番・平松昇が左へ展開。これを受けた11番・田中宏武が中央で待つ13番・坂井剛の頭にドンピシャのクロスを上げ、13番・坂井がヘディングシュートを叩きつける。これが決まり、立正大が追いついて試合を振り出しに戻した。その後は両チームテンポよくショートパスを繋いで攻撃を組み立てるものの、スコアは1-1のまま、桐蔭大がやや優勢に試合を進めて試合を折り返した。

 後半は立ち上がりにいきなり立正大がゴールを決めて逆転かと思われたが、これはハンドの判定でノーゴールに。ピンチを免れた桐蔭大は58分、11番・篠原に代えて40番・水野颯太を投入。40番・水野はこの試合が関東リーグデビュー戦となるが、交代直後の61分、この40番・水野が早速チャンスを演出する。10番・鳥海芳樹のロングボールに反応した40番・水野は、裏へと抜け出しそのままシュート。これはGKに弾かれるも、こぼれ球に詰めた26番・山田新が押し込んで桐蔭大が再びリードを奪う。26番・山田はその3分後にも、10番・鳥海が奪取したボールを受け右サイドからカットイン。ゴール前で相手DFに囲まれるも、それを交わして右足を振り抜きこの日2点目となるゴールを挙げる。さらに66分、10番・鳥海のロングボールに再び抜け出したのは40番・水野。ボールはクリアされるもこれを6番・橘田健人がダイレクトでGKの頭上を越えるロングシュートを決め、桐蔭大がダメ押しの4点目を決める。その後も桐蔭大が試合のペースを握り、攻守にわたって立正大を抑え込んで試合終了。桐蔭大はスピードを活かした攻撃で後半3得点で立正大を突き放し、全国大会出場に向けて貴重な勝利を挙げた。


早稲田大学 対 順天堂大学


 直近の立正大学戦で劇的な逆転勝利を収めた首位に返り咲いた早稲田大学(勝点37・暫定1位)と、現在2連勝中、3連勝で熾烈な全国大会出場権争いを一歩リードしたい順天堂大学(勝点29・暫定4位)の一戦。

 終盤のリーグ戦を占ううえで重要な一戦となる上位対決。だが、試合はまさかの展開で前半から大きくスコアが動くこととなった。序盤こそ、守備的に入った順大に対し早大がボールを保持して主導権を握ったが、試合の流れはひとつのセットプレーから大きく変わった。12分、順大がコーナーキックを獲得。キッカーの7番・杉山直宏のクロスをニアで18番・大森真吾が頭でそらすと、最後は16番・小林里駆が頭で合わせて順大が先制する。これで勢いに乗った順大は21分、またもコーナーキックから4番・寺山翼が強烈なヘディングシュートを叩き込んで追加点。さらに39分、ゴール前での細かいパス回しから18番・大森がふわりと浮かせるループパスを出すと、裏に抜け出した23番・白井海斗が相手DFをかわして冷静にシュートを流し込んで3点目を挙げる。一方の早大は、38番・西堂久俊が自陣から得意のドリブルで相手の守備網を強引に突破。GKとの一対一を迎えるが、放ったシュートは枠の上。さらに、フリーキックに頭で合わせた5番・杉山耕二のヘディングシュートは、順大GK1番・佐藤久弥のスーパーセーブに阻まれるなど、チャンスはあるもののゴールネットを揺らすことはできない。結局、前半だけで3得点を挙げた順大がゲームを大きく優位に進めて試合を折り返した。

 後半に入っても試合は順大ペースのまま。順大は71分、ゴール前でフリーキックのチャンスを得ると、7番・杉山が鋭く曲がるシュートをゴール右隅に直接突き刺して4点目。さらに80分、左サイドをえぐった7番・杉山のクロスを16番・小林が落とすと、ゴールからおよそ30メートル離れた位置から23番・白井が思い切り右足を振り抜く。このミドルシュートがゴール左上に突き刺さり、順大が5点目を決めて試合を決定づける。75分にセンターバックの22番・監物拓歩が退場処分を受けて数的不利に陥った早大に反撃する余力はなく、試合はそのまま0-5で終了。

 今季はこれまで17試合でわずか11失点と堅守を誇る早大に対し、順大が怒涛のゴールラッシュで5ゴールを浴びせかけ3連勝を達成した。順位も3位に浮上し、全国大会出場に向けて視界は良好だ。一方、今季初の複数失点での敗戦となった早大。今節は2位・明治大学の試合がなかったため順位は首位のままだが、優勝の二文字が遠のくまさかの大敗となってしまった。




国士舘大学 対 専修大学


 第17節の桐蔭横浜大学戦が延期となり、2週間ぶりの公式戦となる国士舘大学(勝点26・暫定5位)と、直近の中央大学戦で9失点の大敗で最下位に転落した専修大学(勝点7・暫定12位)の一戦。

 前期のこのカードは専大が終了間際のゴールで引き分けに持ち込んだ。首位・明治大学に土をつけるなど、後期リーグに入って好調の国士大は是が非でも勝点3を積み上げたい。前半の立ち上がりは国士大が前線からの素早いプレッシャーでペースを握る。9分、国士大15番・綱島悠斗のフィードから11番・梶谷政仁が起点となり、最後は裏に抜け出した33番・棚橋尭士がGKとの一対一を冷静に流し込み、国士大が先制する。またも立ち上がりに先制を許した専大はその後も国士大に決定機を作られるが体を張った守りでこれを防ぐ。すると23分、専大は中盤で得たフリーキックの素早いリスタートから10番・鈴木龍之介、9番・遠藤翔太と繋ぎ、最後は16番・村上千歩が右足一閃。早い時間帯に同点に追いつく。しかし国士大も前半終了間際の42分、GK21番・飯田雅浩のフィードに抜け出した7番・澁谷雅也がドリブルで相手DFをはがし、最後まで自分で運びゴールゲット。前半だけでシュート12本と攻め立てた国士大が1点をリードして前半を終える。

 後半に入り、同点に追いつきたい専大が徐々にリズムを作って国士大ゴールに迫る。64分、専大はコーナーキックを獲得すると、10番・鈴木の正確なキックに9番・遠藤が合わせて再び同点に追いつく。勢いに乗った専大は77分、GK28番・大野来生のパントキックから抜け出した16番・村上がこの日2点目となるゴールを決める。専大はこれで、この試合初めてのリードを奪うことに成功。逆転後も攻める姿勢を緩めなかった専大は試合終了間際の90+3分、またも10番・鈴木のコーナーキックから途中出場の21番・井上詩音の打点の高いヘディングシュートが決まって勝負あり。2度追い付き、最後まで諦めない姿勢を見せた専大が4-2で勝利し、勝点3を積み上げて最下位から脱出した。他方、上位陣を追いかける国士大にとっては痛恨の敗戦。次節の対戦相手は後期リーグに入って調子の上がらないながらも、後期初勝利をあげて勢いにのる慶應義塾大学。これ以上の取りこぼしは許されない。



 次節の第19節は、11月29日(日)に味の素フィールド西が丘で11:00から早稲田大学と中央大学が、13:30から明治大学と順天堂大学の試合が行われる。また流通経済大学龍ケ崎フィールドでは13:30から筑波大学と専修大学が対戦。また国士舘大学と慶應義塾大学の試合も行われる。

 首位の早大は今節延期で試合のない明大を突き放したいところだったが、順大相手にまさかの5失点で敗戦。首位争いを一歩リードすることはできなかった。次節の相手は最下位の中大。勝点の取りこぼしは避けたいところだ。上位進出をもくろむ桐蔭大は立正大を一蹴。慶大は後期リーグに入って初勝利。専大は後期リーグ好調の国士大を破り最下位から脱出した。この勝利で勢いを取り戻し残り少ない試合で勝点を積み上げ、1部残留を果たすことはできるのか。
 新型コロナウイルス感染症の影響で全6試合を消化できない節が続いているが、全国大会出場を懸け、はたまた1部残留を懸けた熱戦が繰り広げられている。残り少なくなったリーグ戦の行方はまだまだ分からない。最後にどのようなドラマが待っているのか、一戦一戦から目が離せない。
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