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JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦・1部第10節レポート

2016/06/07
 「JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦【前期】」1部リーグ第10節は6月4日(土)、5日(日)と、それぞれ3試合ずつ行われた。前期リーグも早くも残り2試合となった今節も、わずかな勝点差で順位を争う、熱い戦いが繰り広げられた。



○ここ数試合勝利が遠ざかっている桐蔭横浜大学(勝点12・8位)と連勝の少ない駒澤大学(勝点11・9位)との一戦。

 前半開始早々から両者激しく競り合う展開となった。前半8分、駒大18番・中原輝のコーナーキックを桐蔭大GKの1番・田中雄大がパンチングでクリア。これを駒大17番・大村英哉が粘り強く頭で繋ぐと、最後は25番・伊勢渉が頭で押し込んで先制する。早い時間帯に先制点を奪われた桐蔭大だったが、22分、右サイドに開いた14番・山下優人のクロスに、11番・鈴木国友が頭で合わせて同点ゴール。試合を振り出しに戻した。その後は膠着状態が続き、お互い追加点を挙げられないまま前半は終了。
 後半に入っても変わらず激しい展開が続いたが、。桐蔭大は53分、20番・浅川隼人と10番・石川大地のパスワークで駒大の守備を切り崩すと、最後は20番・浅川が左足のシュートをゴールに突き刺し逆転に成功。ビハインドを負った駒大は得意のロングボールを多用して得点を狙うも、桐蔭大の必死の守りを崩すことができず試合終了。桐蔭大は5試合ぶりの勝利で6位に浮上。一方、連敗を喫した駒大は10位に後退することとなった。
 この試合で今季初スタメン・初ゴールを挙げた桐蔭大の20番・浅川は「1点を取ってようやくスタート地点に立てた」とコメント。今季は怪我で出遅れたが「いつかチャンスは巡ってくると意識していたことが、ようやく実を結んだ」と笑顔を見せた。「これまでなかった逆転勝利で勝てた」ことで勢いにのり「2連勝してアミノバイタルカップを迎えたい」と意気込んだ。


○現在3連勝中と勢いにのる慶應義塾大学(勝点15・4位)と、降格圏内の11位から脱出するためにも勝点3が欲しい流通経済大学(勝点10・11位)との一戦。

 試合は前半立ち上がりから流経大が流れを掴む。2分、流経大は32番・相澤祥太のスルーパスに10番・ジャーメイン良が反応。左足のシュートをゴールに突き刺し、先制点を挙げる。開始早々に先制点を奪った流経大は続く19分にも2番・小池裕太のコーナーキックにキャプテンの4番・塚川孝輝が頭で合わせてリードを広げる。その後も流経大が試合を支配し、慶大に1本もシュートを打たせないまま前半を終える。
 対する慶大は早い時間に選手交代をして後半から流れを掴む。58分、途中交代の14番・小谷春日のクロスが流経大DFのハンドを誘いPKを獲得。これを10番・山本哲平が決めて1点差に。慶大の猛攻に必死に耐える竜系だったが、終了間際の89分、途中交代で入った30番・桜井将司が負傷によりピッチの外へ。交代枠がない流経大は残り時間を10人で戦うことになる。慶大は同点に追いつくため、前線に人数をかけて攻めにかかる。すると後半のアディショナルタイム、32番・落合祥也のクロスを10番・山本が頭で反らすと、3番・溝渕雄志が頭で押し込み劇的な同点ゴール。試合はそのまま終了となり、流経大にとっては悪夢のような結果となった。
 目の前で勝点2を取り逃がした流経大。降格圏脱出のためにも、次節前期最終節でなんとして勝点3を奪って前期を折り返したいところだ。一方、連勝がストップし順位を5位に落とした慶大。しかし終了間際に勝点1を奪い取ったことで、上位までは射程圏内。次節の勝利で巻き返したいところだ。


○6連敗で最下位。何としても勝利が欲しい国士舘大学(勝点4・12位)と今季初の連勝を狙う順天堂大学(勝点13・5位)との一戦。

 6連敗で後がないうえ、教育実習で複数の選手を欠く国士大は、GKに1年生で初出場となる41番・脇野敦至を起用。勝利を狙いにいく。一方、上位に食い込みたい順大は、前節から好調の28番・旗手怜央が前半からアグレッシブに国士大ゴールに攻め込む。14分、順大は6番・原田鉄平がゴール前でパスを受けると、そのまま28番・旗手に流す。これを28番・旗手が冷静にゴールに流し込み、先制点をマーク。先制点を奪われた国士大は10番・松本孝平を中心に攻撃のチャンスをうかがうも、決定的な場面を作れずに前半を終える。
 後半に入るとさらに順大の勢いが増す試合展開となった。まずは49分、7番・名古新太郎のパスに反応した27番・浮田健誠がゴールネットを揺らして追加点を奪うと、その2分後の51分には、7番・名古のコーナーキックにこの日キャプテンマークを巻いた2番・坂圭祐が右足で合わせて3点目。58分、中央ゴール前で11番・米田隼也、14番・杉田真彦がパスで崩し、最後は15番・石上輝が右足で決めて4点目。順大が立て続けにゴールを奪い、国士大を突き放す。しかし順大の攻撃はまだ終わらない。73分、14番・杉田のパスを受けた28番・旗手がドリブルで前線まで一気に突破。最後はGKも交わしてダメ押しの5点目をゴールに流し込む。国士大もなんとか一矢報いようと10番・松本、17番・山口和樹、後半から出場の27番・田場ディエゴらが攻めこむが、ポストやバー、そして順大GKの21番・中村研吾に阻まれてゴールを奪うことができなかった。
 0-5と大量得点で完封勝利を飾った順大は4位に浮上。次節は勝点差1の3位の法大戦との直接対決となるだけに気合充分だ。一方、7連敗となってしまった国士大は次節、専修大と対戦。後期へ繋げるためにも勝点3が欲しいところだ。


○4連勝中と好調の日本体育大学(勝点13・6位)。対するは、勝てば単独首位の可能性も見えてくる筑波大学(勝点17・2位)だ。

 今季、2部リーグから昇格したチーム同士の一戦。まずは日体大が、立ち上がりにビッグチャンスを迎える。11分、相手陣地でセカンドボールを拾うと、左サイドで細かくパスをつなぎ、最後は24番・原田亘がファーサイドへ技ありシュートを決め、早くもリードを奪う。しかしその後は筑波大が立て直し、25番・西澤健太、8番・吉田直矢を中心にボールをキープ。しかし得点には至らず、前半を終える。
 後半も依然として筑波大のペースで始まった。しかし66分、ゴール前でのパスを日体大18番・関戸裕希がカット。その18番・関戸からのパスを受けた10番・高井和馬が追加点を決め、筑波大はさらにリードを広げられてしまう。筑波大の猛攻を受けながらも耐えきり、相手のミスからリードを広げた日体大が、このまま5連勝を挙げるかと思われたが、筑波大は諦めなかった。失点から3分後の69分、11番・中野誠也が鋭いドリブルから豪快なシュートを叩き込んで反撃の狼煙を上げると、75分には8番・吉田が、25番・西澤のフリーキックのこぼれ球を冷静に決めて2-2の同点とする。その後は両チームとも3点目を狙いにいくが、ゲームは動かず、勝点を分け合うこととなった。
 5連勝とはいかなかった日体大だが、5戦連続負けなしと勢いは落ちない。しかし、上位との勝点差の少ない1部では、勝利こそが上位進出の条件だ。2位をキープした筑波大も同様に、次節早大との対戦で勝利しなければ、前期を首位で折り返す可能性はない。


○前節からの連勝で首位奪還を虎視眈々と狙う法政大学(勝点16・3位)と、まずは決定力を上げ、勝点を積み重ねたい専修大学(勝点11・10位)の対戦。

 専大は前半から、17番・私市一樹や、18番・大戸岬を中心に攻撃を仕掛け、二人だけで合計10本ものシュートを放つなど、アグレッシブに攻撃を展開。また5番・小口大貴や、2番・飯田貴敬のサイド攻撃は、法大ディフェンスに脅威を与えた。なかでも2番・飯田は持ち前のスピードでサイドを崩し、試合を通して質の高いクロスを上げ続けた。
 一方の法大は、17番・武藤友樹と、22番・永戸勝也の両サイドがスピードのある攻撃で専大ゴールを脅かす。また、21番・関口亮助からのロングフィードで、26番・ディサロ燦シルヴァーノを経由し、チャンスになる場面も垣間見れた。
 しかし、いずれの攻撃もゴールには結びつかない。法大は17本、専大は15本と多くのシュートを放ち、お互いにセットプレーで決定的なチャンスも作り出したが、最終的にはスコアレスドローで試合を終えた。
 勝点1を掴んだ専大は順位を上げて8位となったが、さらに順位を上げるためには前期最終節での勝利が絶対条件だ。法大は勝点1を積み上げ3位をキープ。首位・明大との勝点差は4と、これ以上広げたくないところだ。


○開幕当初は好調だったものの、現在2連敗中の早稲田大学(勝点12・7位)と、対照的に前節4得点を奪い快勝、首位に立つ明治大学(勝点18・1位)の対戦。

 前半序盤からスピーディーに球際で激しくぶつかり合う両チーム。お互いにチャンスも少なく、均衡した試合展開となった。早大はサイド突破からチャンスを作り、攻撃を仕掛けるものの、両チーム無得点のまま前半を終える。
 後半も前半と同様に、ゴール前でお互いに激しい攻防が繰り広げられたが、ついに均衡が破れた。73分に明大は右サイドの8番・道渕諒平がドリブルで突破。ペナルティエリア前の10番・木戸皓貴へとパスを出すと、パスを受けた10番・木戸はそのままドリブルで自らシュートコースを作って右足を振りぬきゴール。値千金の1点を挙げた。なんとか同点に追いつきたい早大だったが、明大が先制点を守り抜き、そのまま0-1で試合終了。
 明大は前節に引き続き、単独首位で首位を堅守。2位の筑波大が引き分けたことで勝点3差をつけ、前期リーグ首位折り返しに勢いをつける。一方の早大はこれで3連敗となり、9位とさらに苦しい状況へと陥った。



 次節11節は、6月11日(土)に味の素フィールド西が丘にて、明治大学と日本体育大学、流通経済大学と桐蔭横浜大学が対戦。6月12日(日)には味の素スタジアム西競技場にて、国士舘大学と専修大学、慶應義塾大学と駒澤大学が、佐倉市岩名運動公園陸上競技場にて、順天堂大学と法政大学、早稲田大学と筑波大学が対戦する。
いよいよ前期の最終戦。後期リーグに向けて、また夏の全国大会である総理大臣杯の切符をかけたアミノバイタルカップに向けての勢いをつけるためにも大事な一戦となる。選手たちの熱い戦いに期待したい。

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