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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・1部第5節レポート

2017/05/16
 『JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第5節は、5月13日(土)に4試合、5月14日(日)に2試合が行われた。



◯初勝利を挙げて最下位を脱出したい桐蔭横浜大学(勝点1・12位)と、2勝目を挙げて再び上位進出に弾みをつけたい東洋大学(勝点3・11位)の一戦。

 未だ勝利がなく、そろそろ勝点3を獲得したい桐蔭大と、前節・明治大学戦の逆転負けからの悪い流れを断ち切りたい東洋大。お互いに下位脱出を目指した一戦は、悪天候により苦戦を強いられる。東洋大キックオフで始まった試合は立ち上がりから東洋大が果敢に桐蔭大ゴールを脅かす。開始早々に14番・丹代藍人が相手GKと1対1の決定機を作り出したが、シュートはゴールのわずか右に外れ、得点に繋がらなかった。その後は大雨の中で中盤でのボールの奪い合いばかりが目立ち、前半のシュート数はお互いに2本ずつ。決定機が少なく、スコアレスのまま前半を終えた。
 桐蔭大は後半開始から流れを引き寄せるために10番・石川大地を投入。大雨の影響でボールが止まり始め、互いにシンプルな攻撃をする展開が増える中で徐々に桐蔭大がペースを握りだし、東洋大ゴールを攻撃。しかし東洋大のGK、1番・伊藤俊祐が決定機を阻止し、チャンスを与えない。0-0のまま迎えた75分、東洋大は中央で3番・渡辺星夢からパスを受けた11番・坂元達裕がドリブル突破。放ったシュートは桐蔭大GKの横をすり抜け、そのままゴール。東洋大が先制点を挙げる。その後、果敢に反撃を仕掛けた桐蔭大だったが、0-1で試合は終了。東洋大が2勝目を挙げた。
 悪天候の中、完封勝利を挙げた東洋大。次節は首位・流通経済大学との対戦となるだけに、この勢いをそのまま維持して臨みたいところだ。一方、桐蔭大は開幕後未だ勝利がなく、今節も初勝利はおあずけに。今後も厳しい戦いを強いられるだろうが、次節・明治大学戦での初勝利に期待したい。


○開幕未だ負けなしで首位を走る順天堂大学(勝点10・1位)と、前節に今季2敗目を喫した専修大学(勝点4・8位)との一戦。

 試合は、大雨でピッチに水たまりが多く見られる中、専大のキックオフで開始された。序盤から順大がボールを保持する時間が長く、7番・名古新太郎がファーストシュートを放つもゴールならず。その後はピッチコンディションの悪さもあり、互いに思うような攻撃ができずスコアレスのまま前半を終える。
 後半は開始早々試合が動く。53分、専大が左コーナーキックのチャンスを得ると、7番・三沢直人が中央へとボールを入れる。そのこぼれ球を3番・大西拓真が右足で決め、0-1と専修大が先制。しかしその後は順大が徐々にペースを握り、68分、前線でうまく繋いだボールを20番・室伏航がゴール右隅に決め、順大が同点に追いつく。同点になったあとは互いにゴールに迫るも得点には至らず、結局1-1のまま試合終了。勝点1を分け合う形となった。
 順大は前節の駒澤大学戦に続き、先制されても追いつく粘り強さを見せ、開幕後未だ負けなし。勝利の欲しい試合ではあったが、最低限の勝点1という結果を手にした。しかし流通経済大学に首位の座を奪われただけに、次節の筑波大学戦こそ勝点3を手にしたい。一方の専大は、開幕戦以来勝利がなかっただけに、1点を守り切りたいところだったが悔しい引き分け。順位を9位と落とす結果となった。次節の法政大学に勝利して、上位進出のきっかけとしたいところだ。


○前節東京国際大学戦で3得点と攻撃陣が躍動した法政大学(勝点6・5位)と、ここ2試合勝星のない駒澤大学(勝点7・4位)との一戦。

 終始試合のペースを握っていたのは法大。早いパス回しで駒大の守備陣を崩し、ゴールに向かい続ける。先制点はその流れの中で生まれた。28分、中央で32番・森岡陸のパスを受けた29番・長谷川元希が右足を豪快に振り抜いてゴール。29番・長谷川の関東リーグ初得点で法大が先制する。
 後半、追いつきたい駒大は66分に7番・大村英哉に代えて25番・伊藤大祐、70分に17番・上田哲也に代えて9番・小田駿介を投入する。交代で流れを引き寄せたい駒大だったが、なかなかリズムを掴むことができない。何度かサイドからチャンスを作ったが得点には結びつかず、そのまま試合終了。1点を守りきった法大が勝利を収めた。
 法大は、この試合で得点を決めた29番・長谷川、32番・森岡など1年生ルーキーの活躍もあり、これで3連勝。次節は専修大学と対戦、この勢いのまま4連勝としたい敗れた駒大は、勝って上位争いに食い込みたいところだったが、逆に敗れて6位に転落。次節は、勝点7で並ぶ東京国際大学と対戦する。


◯前節、今季初勝利を挙げた明治大学(勝点4・10位)と、2連敗と調子を落とし、負の波を断ち切りたい東京国際大学(勝点6・6位)の一戦。

 試合は開始早々に東国大が攻撃を仕掛ける。9分、右サイドのハーフウェーライン付近で東国大の23番・條洋介が起点となり、14番・川上翔平から6番・石田勇大へとパス。6番・石田がシュートをゴールへと流し込み、東国大が早い時間帯に先制する。しかし22分、今度は明大がチャンスを作る。東国大GKからのボールを13番・袴田裕太郎がカット。パスを受けた9番・土居柊太が個人技で相手をかわしてゴールを決め、明大がすぐに同点に追いつく。 1-1で折り返した後半は互いにチャンスを作れず、一進一退の攻防になる。シュート数も明大が3本、東国大が2本と中盤でのせめぎあいが目立ち始めた。その後は互いにチャンスをつくるも決めきれず、結局1-1のまま試合終了。勝点を分け合う結果となった。
 互いに勝ち切りたい試合だったが、結果は引き分けとなった。未だ勝点が伸びず苦しむ明大は、次節で今季未勝利の桐蔭横浜大学と対戦。ともに下位から抜け出すためには勝点3が必要となるだけに、タフな試合となることが予想される。一方、東国大は次戦の駒澤大学でリーグ序盤の勢いを取り戻せるか。


〇前節に今季初勝利をおさめ、勢いに乗りたい日本体育大学(勝点4・9位)と、筑波大学との茨城ダービーを制し、3連勝を飾った流通経済大学(勝点9・2位)の一戦。

 ゲームはいきなり動いた。7分、フィールドの中央でボールを奪った日体大は、24番・原田亘からのパスを受けた7番・室﨑雄斗が決定的なスルーパスを出す。それに、うまく抜け出した10番・太田修介が右足一閃。早い時間帯に日体大が先制に成功する。しかし、喜びもつかの間だった。21分、流経大はフリーキックを獲得すると、2番・小池裕太からあがったボールに11番・渡邉新太がヘディングで合わせる。一旦は相手DFに阻まれたシュートだったが、こぼれたボールに8番・森永卓が反応。ゴールに押し込み、流経大が同点に追いつく。さらに25分、勢い付いた流経大はエースの10番・ジャーメイン良がヘディングシュートを叩き込み、逆転に成功。その後は日体大も奮闘し、いくつかのシュートチャンスを作るが得点に結びつけることができなかった。
 日体大はハーフタイムに9番・平川元樹を投入。9番・平川の長身を生かしたポストプレーを攻撃の糸口としたいところだったが、流経大DF陣の気迫のこもったディフェンスに、幾度もチャンスをつぶされてしまう。すると56分、流経大は23番・渋谷峻二郎が、やや左のセンターサークル付近からドリブルを開始。ゴール前まで運ぶと、カットインをして放ったシュートがゴールに吸い込まれ、追加点を挙げる。勢いに乗った流経大は87分に6番・石田和希がGKの頭上を越える、ファーサイドを狙った鮮やかなミドルシュートで4点目。さらに終了間際の89分には、2番・小池が左サイドを突破。そのクロスから10番・ジャーメインがこの日2得点目となるゴールを挙げてダメ押しの5点目を決める。終わってみれば5-1大差をつけて流経大が勝利した。
 連勝とはいかず、逆に大敗を喫してしまった日体大。次節、慶應義塾大学との試合では集中応援が開催されるだけに、是が非でも大応援団に勝利を届けたいところだ。一方、この試合で4連勝を飾りついに首位に立った流経大。中野雄二監督は「前日に順天堂大学が引き分けていたので勝てば首位に立てる可能性があることはわかっていた。(次の試合を戦う3位の)筑波大学にプレッシャーをかけたいと思っていた」と、大勝に終わった試合に笑顔がこぼれた。日体大に先制点を許したものの、すぐに取り返しあれよあれよという間に5得点。「開幕戦までなら、そのまま連続失点していたと思う」というが、「今は誰を使ってもいい距離感でパスを回せている」。トレーニングではパス&ゴーにおける3人目の動きを重視。結果、中盤の構成力がアップするとともに「ゴールをこじあける力ができた」という。とはいえ、「これまでの失点はすべてセットプレーからだったが、今日は初めて流れの中からゴールを奪われた」との守備面での反省も。次節の東洋大学戦で5連勝し、常勝軍団として首位をキープできるかは「1点の重みをどれだけ自覚できるか」その反省と修正にかかっている。


〇茨城ダービーでの敗戦を払拭したい筑波大学(勝点9・3位)と、2連勝と勢いに乗りたい慶應義塾大学(勝点6・7位)の戦い。

 上位に留まるためには、ともに負けられない両チーム。試合は立ち上がりから筑波大がペースを握る展開となった。筑波大は高い位置から相手にプレスをかけ、ボールを奪うとそのままショートカウンターを仕掛ける。さらにエースの11番・中野誠也を中心に数多くチャンスを作るが、得点には至らない。対する慶大は、ルーキーの28番・杉本崇太朗のシュートがクロスバーに弾かれるなど、惜しいシーンもみられるがゴールならず。両チーム無得点のまま前半を終える。
 後半も前半同様、筑波大がゲームをコントロールしていく。しかし、慶大GK21番・上田朝都が好セーブを連発し、ゴールを死守。味方の頑張りに答えたい慶大は、11番・近藤貫太、14番・小谷春日らが筑波大ゴールに迫るも、筑波大DF陣もが簡単にはゴールを割らせない。終盤には筑波大が前線に長いボールを入れて猛攻を仕掛け、慶大も14番・小谷が決定的なシーンを迎えるなど白熱したゲームは、しかしスコアレスのまま引き分けという結果に終わった。
 開幕3連勝ののち、ここ数試合は少し勝利のペースが落ち気味の筑波大。しかし小井土正亮監督は、「決して内容が悪かったわけではない」と試合を振り返るも「ただ、チームとしてというより個々のクオリティーが低かった」という。シュート19本、コーナーキック、フリーキックともに17本と「ワンチャンスはあったが、相手のGKを褒めるしかない」という言葉が、すべてを物語る。次は順位の隣接する2位、順天堂大学との一戦が控える。ここで調子を取り戻し、勝ち星を積み上げて順位をひっくり返したいところだ。
 対する慶應義塾大学の須田芳正監督は、スコアレスという結果ながら「今日はいい試合ができた」と試合内容に満足顔。「去年まではこういう展開のときに、引いてカウンターしかなかった。今年は勇気をもってラインを押し上げた結果、途中から相手がロングボールを使い始めた」と試合を振り返った。「お互い、決定的なシーンを決められなかったが、よくやったと思うしいいゲームだったと思う」とコメント。次節は、今季なかなか調子を上げられずにいる日本体育大学と戦う。「こういう試合をしていくことで、勝点を積み重ねていくことができる」という今節の成果を、次の試合につなげたい。



 次節、第6節は5月20日(土)に龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて、流通経済大学と東洋大学、筑波大学と順天堂大学が対戦する。また21日(日)には味の素スタジアム 西競技場にて法政大学と専修大学、明治大学と桐蔭横浜大学が、Shonan BMW スタジアム平塚にて駒澤大学と東京国際大学、日本体育大学と慶應義塾大学が対戦する。
 4連勝を果たした流経大が勝点12で首位に立った今節。開幕から未だ負けなしの順大が勝点11で2位となり、ついに首位の座を明け渡した。その後ろには3位筑波大、4位法大が勝点差1で続くなど、上位の接戦は続く。4月15日に開幕した本リーグ戦も折り返し地点を迎えた。前期リーグを首位で折り返すのはどのチームか。

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