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JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦・1部第8節レポート

2017/06/08
 『JR東日本カップ2017 第91回関東大学サッカーリーグ戦【前期】』1部リーグ第8節は、6月3日(土)に全6試合が行われた。



〇2連敗中の悪い流れを断ち切りたい慶應義塾大学(勝点7・11位)と、4試合ぶりとなる無失点勝利を収めたい流通経済大学(勝点15・1位)との一戦。

 試合は、開始早々4分に流経大がフリーキックのチャンスを迎える。17番・池田紘大のキックは、しかしシュートまで持ち込めずゴールならず。その後も試合は流経大ペースで進み、ロングパスを使ってボールを前線へと運びこむ。しかし慶大も負けじと攻め始める。15分、2番の手塚朋克がサイドを突破すると、中で待っていた7番・渡辺夏彦に早いクロスを送る。しかしこれは、流経大のGK、21番・オビパウエルオビンナがスーパーセーブ。両チーム一進一退の攻防が続き、前半は0-0で折り返す。
 後半も、立ち上がりから流経大が攻める展開となった。16番・吉田大河が中央からミドルシュートを放つも、ポストに弾かれてゴールならず。一方、慶大は58分に、11番・近藤貫太が左サイドにいた39番・増田皓夫にパスを送り、ゴール前中央にいる7番・渡辺に繋ごうとする。しかしまたもや流経大GK21番・オビの好守によりシュートを放つことができない。その後は両チームともセットプレーを中心に多くのチャンスを作るものの、結局ゴールネットを揺らすことなく、無得点のまま試合終了。スコアレスドローで勝点1を分け合った。
 連敗はストップしたものの4試合勝利が無く、依然厳しい状況の慶大。次節は明治大学との試合に挑む。降格圏の11位から挽回するためには、前期残り3試合で、できる限り多くの勝点を積みたい。一方、流経大は今節の引き分けにより首位から2位へと陥落。次節の相手は現在3位の順天堂大学と2位3位の直接対決となるだけに、落とすことのできない大切な試合になる。


〇前節の劇的同点弾で勢いに乗りたい明治大学(勝点9・6位)と、決定力不足が響いてなかなか波に乗ることができない専修大学(勝点8・9位)の一戦。

 専大のキックオフで始まった試合は開始3分で早くも動く。15番・小林岩魚からのコーナーキックを中央で受けた19番・中山克広がヘディングシュート。専大が先制点を決める。しかし、その後は両チームとも細かいミスが続き、攻撃のペースを作ることができない。そんな中、37分に専大が右サイドでフリーキックを獲得。キッカーはまたも15番・小林。先制点と同じく、中央に浮き球を送ると、3番・大西拓真がヘディングでゴールを決め、追加点。昨季王者の明大に対し、前半だけで0-2とリードを広げる。
 明大も後半開始早々の47分、8番・金原唯斗のドリブル突破からゴール前の混戦に持ち込み、専大のオウンゴールを誘って1点を返す。しかし専大の攻撃も手を緩めず、60分には右サイドで相手のドリブルを専大8番・葛谷将平がカット。そのままゴール前中央まで運び、左足でシュートを突き刺す。専大がまたも相手を突き放し、スコアを1-3とする。明大もその4分後には6番・柴戸海が、中央にいた11番・櫻井敬基にパスを送ると、11番・櫻井がそのままドリブルで突破。右足でシューを放ち、ゴールネットを揺らすと再び1点差にまで詰め寄る。しかし専大はその1点を守りきり、シーソーゲームを逃げ切って試合終了。
 これで2戦続けて勝利の無い明大は次節、慶應義塾大学と対戦。今節の敗戦により、9位へと転落となった。順位を上げるためには、なんとしても勝点3がほしいところだ。一方、専大は次節筑波大学との試合となる。今節、昨季王者に勝利した勢いで、現在首位の筑波大からも勝ち星をあげたい。


〇前節の敗戦で2連敗と不調気味の法政大学(勝点9・7位)と、現在3連勝中と好調の東洋大学(勝点12・5位)の戦い。

 現在のチーム状況が対照的な両チームの一戦は、法大のキックオフで始まった。東洋大は4戦連続で得点を記録しているFW11番・坂元達裕にボールを集めて得点を狙うが、シュートまで持ち込むことができない。対する法大は35番・道願翼を起点にボールを動かし、サイドから中央へクロスを上げる攻撃パターンで再三チャンスを作るが、こちらも東洋大ディフェンスの集中した守りを崩しきることができない。
 スコアレスのまま迎えた後半開始後も、試合展開は前半同様法大ペースに。耐える時間が続く東洋大は、DFの4番・浦上仁騎、GKの1番・伊藤俊祐らを中心にことごとく法大の決定機を阻止。しかし59分、法大は右サイドバックの17番・武藤友樹から2番・長倉颯へと繋ぎ、最後は18番・松澤彰が右足で突き刺す。これが決まって、法大が先制する。追いつきたい東洋大は流れを変えるべき、63分に26番・小林拓夢を投入。徐々に流れが東洋大に傾き、71分に東洋大は11番・坂元が右サイドからゴール前にクロスを入れる。1度は相手GKに弾かれたボールだったが、こぼれ球に8番・高橋宏季が反応。さらに、ボールを受けた26番・小林が左足でシュートを放ち、同点弾。東洋大が1?1と追いつく。その後は両チームともなかなかチャンスを作れず、1-1で試合終了。痛み分けの結果に終わった。
 勝利とはならなかったが、連敗から脱出する形となった法大は次節、桐蔭横浜大学と戦う。桐蔭大は現在最下位ながら、今節、無敗の順天堂大学に初黒星をつけてリーグ初勝利を挙げているだけに油断のならない相手だ。きっちりと勝って、次節こそ勝点3を得て上位に復帰したい。一方、連勝が3で止まる形となった東洋大は、東京国際大学との一戦が控える。同じ昇格組同士対決となる次節は熱い試合になること間違いないだろう。


〇惜敗を喫した前節からの立て直しを図る日本体育大学(勝点7・10位)と、首位との勝点差を2とし、勢いのある東京国際大学(勝点13・4位)の一戦。

 立ち上がりから日体大がペースをつかんだ。日体大は28番・伊藤純也が落ち着いたボールさばきを見せ、そこから11番・瀧本高志、16番・関戸裕希に好パスを配球。チャンスを演出する。一方東国大は、10番・安東輝、3番・中村彰吾ら左サイドを中心に攻撃の機会をうかがう。FW19番・町田ブライトがポジションを下げてボールを要求すれば、もうひとりのFW11番・進昂平が裏を取る動きを見せるなどして好機を狙うが、日体大も20番・大畑隆也らDF陣が的確な対応を見せ、チャンスを阻止。どちらもゴールまでは遠く、0?0で折り返すかと思われた前半終了間際の42分、日体大はペナルティーエリア内で東国大選手のハンドを誘い、ペナルティーキックを獲得。このチャンスを3番・福田圭佑が冷静に決め、1-0として前半は終了する。
 後半も日体大が主導権を握り、追加点を狙う。我慢の時間が続く東国大だったが、サイドからロングボールを入れてゴール前に迫り、コーナーキックを獲得するなど、徐々に試合の流れが傾き始める86分には長身DF12番・小木曽佑太をFW起用で投入。そこにボールを集めるも、日体大のセンターバック5番・ンドカボニフェイスが、強靭なフィジカル生かしたコンタクトプレーで対応。簡単には自由を与えず、惜しいシーンを作るも得点には至らない。結局、両チームとも追加点を挙げられず、タイムアップ。前半の1点が決勝点となり、日体大が今季3勝目を挙げた。
 次節、日体大は駒澤大学と対戦。今季は連勝がないだけに、次節こそ勝利して今季初の連勝を挙げたい。一方東国大は次節、東洋大学と戦う。今節は無得点で、相手に先制点を守りきられる悔しい敗戦となった。上位に食いついていくためには、同じ昇格組の東洋大に得点を挙げ、きっちりと勝点3を積み上げたい。


◯勝って首位に立ちたい順天堂大学(勝点15・2位)と、今季初勝利を目指す桐蔭横浜大学(勝点1・12位)の一戦。

 首位を狙う順大と最下位・桐蔭大の一戦は、早い時間帯からゲームが動いた。前半19分に順大の左サイドバック、5番・毛利駿也が10番・米田隼也にボールをつなぐ。ゴール前中央でラストパスを受けた25番・大谷京平がしっかりと決め、順大が先制。同点に追いつきたい桐蔭大も果敢に攻めるが、前半のシュート数はわずかに1本。順大の堅固なディフェンスに阻まれ、無得点のまま前半を終了した。
 しかし桐蔭大は後半開始直後から攻め続け、ついに63分、同点に追いつく。相手陣内でボールをカットした10番・石川大地が自分でゴール前まで持ち込むと、そのまま右足でシュート。スコアを1-1とする。さらにその3分後の66分、センターバックの3番・八戸雄太が左サイドを駆け上がると、24番・鳥海芳樹にパス。ゴール前中央に走り込んできた11番・鈴木国友が24番・鳥海からのクロスボールを頭で合わせ、逆転に成功する。1-2となり、追いかける側となった順大は終盤に猛攻を仕掛けるも得点には繋げられず、1-2で試合終了。桐蔭大が首位に肉薄する順大相手に、今季初勝利を掴んだ。
 最下位の桐蔭大相手にまさかの今季初黒星を喫した順大は、これで3位に順位を落とす結果に。首位との勝点差は2と混戦模様ではあるが、勝っていれば首位奪還となっていただけに、あまりにも痛い敗戦となった。 次節は、こちらも首位から2位へと順位を落とした流通経済大学と、上位直接対決を控えている。混戦の首位争いから飛び出すためにも、連敗は許されない。一方、今季初勝利を掴んだ桐蔭大は法政大学と対戦。集中応援の下、今季初勝利の勢いのまま連勝を狙い、前期のうちに最下位からの脱出を目指したい。


◯勝点14で現在3位。連勝で首位を狙う筑波大学(勝点14・3位)と、ここ4試合未勝利の駒澤大学(勝点8・8位)の一戦。

 開始9分に試合が動いた。駒大の11番・安藤翼が中央で相手のパスをカットし、29番・高橋潤哉にパス。これを29番・高橋が左足で冷静に決め、駒大が早い時間に先制する。すぐにでも同点に追いつきたい筑波大も、20分にチャンスを迎える。6番・鈴木徳真からパスを受けた25番・西澤健太がドリブルで突破し、同点弾。筑波大がすぐさま追いつくが、その後はお互いにチャンスを作るもののゴールを決められず、1-1のまま前半を終了した。
 後半は筑波大が主導権を握り、幾度となくチャンスを作るが、駒大のGK、1番・輪島稜のファインセーブに阻まれてゴールならず。しかし攻め続けて迎えた71分、25番・西澤がドリブル突破し、ゴール前中央で11番・中野誠也にパス。このパスに11番・中野がきっちりとゴールで応え、2-1と筑波大が逆転し成功する。筑波大が再びチャンスを作ったのは、終盤の86分。右サイドを駆け上がった、センターバックの3番・小笠原佳祐からのパスを、11番・中野が頭で合わせ、試合を決定づける3点目。さらに、そのわずか4分後の90分には、左サイドを9番・三笘薫がドリブルで駆け上がり6番・鈴木にパス。鈴木がこれを左足でゴールに突き刺し、筑波大がダメ押しの4点目を決めて4-1で勝利した。
 ここ数試合は勝ちきれない試合が続いていた筑波大が、前節からの連勝でついに流通経済大学から首位を奪取。とはいえ2位との勝点差はわずか1と僅差なだけに、次節の専修大学戦にきっちり勝って首位を堅守したい。一方、今節の結果、5戦連続で白星から遠ざかることとなった駒大は、10位へと順位を落とした。下位との差が詰まってきているだけに、次節の日本体育大学戦では勝利が必要だ。


 次節、第9節は6月10日(土)に、千葉県総合スポーツセンター東総運動場にて東京国際大学と東洋大学、筑波大学と専修大学が、味の素スタジアム西競技場にて、法政大学と桐蔭横浜大学、明治大学と慶應義塾大学が対戦する。また6月11日(日)には、東金アリーナ陸上競技場にて、順天堂大学と流通経済大学、日本体育大学と駒澤大学の試合が行われる。
 順大と流経大、明大と専大、そして日体大と駒大という順位が近いチーム同士の対戦が繰り広げられる第9節。どのゲームも、次節の結果が順位の変動に直結するだけに目が離せない。特に順大と流経大の2位・3位の直接対決は激戦必至だ。また東国大対東洋大という、昇格組同士の戦いも力の入る一戦となるだろう。混戦模様は変わらないながら、徐々に勝点差が開きはじめた1部リーグ。前期残すところあと3節となった残りの戦いも見逃せない。

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